毎日更新をやめたタイミングで合併号や水曜発売が重なって、ずいぶん音沙汰ない感じになってる BOSS であります(笑)。
ちゃんと生きておりますよ〜。
しかしおかげさまでゴールデンウィークを挟んで 30 本以上の映画を観ることができまして、だいぶんネタ帳にネタをためることができました。
いやー、映画って、ほんっとーにいいものですね〜!(水野晴郎さんを知る人がどれだけいることかw)
ではでは、そんなこんなでひさびさな感じのする今週の感想、まいりましょー♪
前半の感想は、
・【新連載】 紅葉の棋節
・約束のネバーランド
・ワンピ
・Dr.STONE
・ハイキュー
の 5 本でお送りいたします。
【新連載巻頭カラー】 紅葉の棋節
里庄真芳先生描く将棋もの新連載。
藤井聡太六段ブームにあやかってかどうかは知りませんが、いいタイミングでのスタートといっていいんじゃないでしょうか。
特に師匠の銀杏さんの設定が、女性棋士という違いはありますが、藤井六段とおなじく若くして六段で、人気実力を兼ね備えたズバ抜けた存在というのが藤井六段と重なっていいなーと。
藤井六段のおかげで、どのくらいのランクかっていうのが想像しやすくなっている気がします。
現実の将棋界ですと、さらに女性初っていうのがとてつもなく凄いみたいなんですけどね〜。
初回の感触としては、耐えられないことがあると物に当たったり人に暴力をふるっちゃったりする主人公・蔵道紅葉(くらみち もみじ)くんの印象はあんまりよくはなかったんですが、逆転劇の描き方はなかなか面白いものがありました。
誰よりも攻撃的な将棋を差す兄とずっと対局していたからこそ、誰よりも攻撃をいなし、防ぐことに特化していたのだという発見、開花のドラマは実に爽快。
憧れていたからこそそのスタイルに固執してしまい、それが成長の歯止めになっていたのだという回答はとても納得の行くものでした。
ごわーっ!と紅葉が舞い上がるイメージから、ページをめくると一転して静かにパチッと駒を置いてるギャップも凄い面白かったですしねー。
なるほど、どんなに棋士たちが気持ちの中で高揚し、激しく戦っていても外から見たらこんな風なんだよなと(笑)。
自分の方向性が判明した紅葉が、これからどんな成長を遂げていってくれるのか、まずはそこに期待でしょうか。
今まで素行に問題があったのも、もがけどもがけど八方ふさがりで、エネルギーを向ける矛先がわからなかっただけでしょうからね。
約束のネバーランド
おじさんスゲー!
何者だよ!(笑)
完全に気配もなにもかもを消し去ってのスナイプ成功。
ノウスの超絶凄い察知能力をかいくぐって成功させたスナイプですが、CT スキャンみたいな光が他の二人は顔の表面で曲がっているのに、おじさんだけは光が素通りしているみたいになっているっていうのが面白い表現だなーと。
これ、べつにノウスがそういう電子機械的スキャン能力を持っているってわけではなくて、あくまで演出なんでしょうけどね。
言葉でズラズラならべるよりも、感覚的に伝わってくる絵の表現ってことで、実に「漫画」だーって思わされました。
しかし、ほんとおじさん何者だよと(笑)。
ONE PIECE
別エントリーにて。
Dr.STONE
うーん、あいかわらずギュッと詰まってる!
この一話の中に、千空とクロムの相棒感や、カセキじいちゃんだって友達だぜっていう感動、マグマがすっかり仲間っぽくなってたり、なによりガラスより融点の高いタングステンをどうやって加熱するのかという取り組みが、非常にわかりやすくシンプルに描かれてたり。
ほんと色んな要素がギュッと詰め込まれてて濃い漫画だなーと感心しきりです。
また今回はタングステンフィラメントを完成させたわけですが、これまで作ってきた水車や発電機、刀や溶鉱炉などに比べればかなり小さなもので、それだけでは完成品ですらない一パーツに過ぎないものなはずなんですが。
しかし、それが携帯を作るためには欠かせない……どころか、それなしでは絶対成立もしない心臓のような重要パーツなんだってことはしっかりわかるドラマ構成になってますしね。
その完成には、ここまで作ってきたすべての技術を結集させなきゃいけないんだっていう展開もすごく熱いですし。
小さな小さなパーツにすぎないもので、これだけ熱く盛り上げて、なおかつとってもわかりやすい。
さりげなくやっているように見えて、かなり凄い事をやっている漫画だよなーと思いますわ〜。
さあ、いよいよお次は携帯の完成でしょうか。
いったいどんな携帯が出来上がるのか。
つーか真空管とか使う以上、かなり大きなものになるんじゃないかと思うのですが、はたして実用的なものが本当に出来上がってくれるのか。
かなり楽しみになってまいりましたよー。
ハイキュー!!
研磨がうごいたーーー!!
あの研磨が!!
いやー、とはいえ「動いた」ってことにこんなにみんながどよめくみたいにリアクションしちゃってるってことにまず笑っちゃうところもあるんですが(笑)。
しかし、烏野の大成長が研磨を突き動かした……3カ月は研磨をもこれだけ変えたんだっていうのはすっごく熱いものがありました。
「すごく凄いものを見ると
自分の中の「できそう」のラインが
少し更新されるよね」
っていうのも、研磨らしいゲーム的感覚ですが、すっごいわかるしすっごいいい言葉です。
そうなんですよねー。
ゲームのトッププレイヤーのプレイ動画とか見ると、あ、そういうのもアリなんだとか、それまでは自分の中で「無理」っていうカテゴリに入ってたものが、あ、意外と楽にいけるのかな?となるんですよね。
もちろんやろうったってそんなにすぐにホイッてできるはずもない超レベルなプレイだったりするんですが、でも「やればいつかできるかも?」って、自分の中のハードルがスッて下がるわけです。
頭から無理ってしてたのとは、その段階で段違いであるわけですよねー。
いやー、静かに燃え始めている研磨、かっこいいですわー。
いったいこの研磨がここからなにをしでかしてくれるのか。
そしてそうなった研磨は、どんな研磨になっているのか。
すっごい楽しみです。
あと天童さんの予言する「守備完成の最終段階」ってのもめっちゃ気になりますしね。
いったいどんな守備なのやら。
といったところで前編の感想はここまで。
続きは後編にて。
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ハイキュー>まあ他のチームは地区予選1、2回戦敗退レベルですらセッターは動くというのを考えると笑ってしまいますよね。2回戦の相手が言ってた「Aパスに甘やかされてる」も的外れではないんですよね。
ただチームメイトが驚くくらいに珍しいプレーでもきっちりやるのは実力あるなと感心しました。
【訃報】クロム、安定のフルボッコ
音駒は周りが全力でフォローして頭脳(研磨)に血を巡らせろ!が合言葉ですからね(笑)。
そんななかで研磨がついに動いた!というのはちょっと笑っちゃいつつも感動すら覚えてしまいました。
>坂田晋太郎さん
「クロムのゴリラ発言→次のコマで大量のたんこぶ」の、ともすると見逃しそうになりそうな描写に笑ってしまいます(笑)。