2018年04月29日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE(ワンピース) 第902話 “END ROLL(エンドロール)”

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 週刊少年ジャンプ2018年21・22合併号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意!】

【感想小タイトル】
■お願い
■カタクリとブリュレ
■大団円



■お願い

 ついに完結に至ったビッグ・マム編、ホールケーキアイランド編ですが、最後はこれまた涙腺を揺さぶるシーンのオンパレードでした。

 まずは船上のサンジとキャロットですが、自分のせいでペドロが死んだのではないかと自問するサンジに、そうではないんだよと頭をナデナデしてくれるキャロットがなんともたまりませんでした。
 自分の方がペドロとの付き合いが長く辛さも何倍でしょうに、サンジのためを思ってほほ笑むこの笑顔、尊すぎ!
 うーん、健気!
 最後、こらえきれずに涙をあふれさせてしまうキャロットに、こちらも頭を撫で返してあげるサンジもとってもナイスでした。

 そしてプリンちゃんがサンジとのお別れでした「お願い」もここで判明。
 もしかしてプリンに関する記憶すべてを切り取ったのか?とちょっとハラハラいたしましたが、そこまではしてない模様。
 結婚式会場で果たせなかった「誓いの口づけ」をここで行い、そこだけを切り取ったと見てよいのでしょうかねー。
 この乙女心、たまりません。

 思い返せば、プリンちゃんの真の顔が判明した時のどんでん返しっぷり、その衝撃は本当にドでかいものがありました。
 そこで一気に極悪人として物語に君臨していたプリンが、サンジの「なんて美しい瞳だ」の一言で完全に覆ってしまったわけですよねー。
 終盤はサンジのひとことのたんびに卒倒したり、すっかりギャグ要員と化していたわけですが、最後の最後でこのキュンキュンっぷり。
 本当に読者を終始翻弄してくれる、すばらしいスターの誕生でした。



■カタクリとブリュレ

 さらにここで、カタクリとブリュレがこれまたいい掛け合いをやってくれました。
 やー、やってくれましたねーブリュレ。

「ええ 知ってる」

 の笑顔にはズキューンとやられてしまいました(笑)。
 こんな顔なのに(ヒドイw)、ほんっと最高のいい妹っぷりではないですか。
 ブリュレの顔の傷にそんな大事なエピソードがあったなんて。
 兄は妹のため完璧な兄であろうとして、妹はそんな兄のために完璧な兄像を維持するのを陰ながら助けていたってことなんですね〜。
 やー、なんっていじらしい兄妹なんだー。

 この、顔に傷を受けながら「あたし痛くないよ」と、むしろ兄を気遣うチビブリュレの、な〜んといじらしいこと!
 こんなの見せられたら、自分でもカタクリみたいになるなって、すっごい共感しかありませんよ。

 そしてまた、ルフィたちの脱出情報を知らされてニンマリしちゃうカタクリと、それをたしなめつつも、そんなカタクリの兄らしさもちゃーんと心得ているブリュレっていうね!
 このふたりのやりとりもまた惚れ惚れしてしまいました。
 やー、このふたりが登場した当初、こんなに良キャラになるとは想像もしませんでしたわー。
 またいつか、彼らには登場してきて欲しいものですねー。
 絶対出てくると思いますけどね!
 


■大団円

 ということで、とうとうビッグ・マム勢力圏脱出を果たした麦わら一味。
 ペドロの死という取り返しのつかない喪失があったとはいえ、サンジを取り戻すという大目標を果たし、リオ・ポーネグリフの写しもゲットして、大勝利と言って差し支えない結果になってくれました。
 この勝利、麦わら一味単独の力では絶対なしえなかったことですよねー。
 ジンベエさんをはじめとするタイヨウの海賊団はもちろんのこと、プリンちゃん、レイジュさんたちヴィンスモーク家の人々、ベッジたちファイアタンク海賊団のひとたちや、シーザー、さらには以前ナミにマムのビブルカードを預けてくれたローラや、ローラのお父さんパウンド氏などなど。
 本当にたっくさんの人のつながりの力が集まって、この奇跡の勝利が成し遂げられたのだと感じます。
 つながりの力って、ほんっとうに偉大なものですねー。
 ルフィの海賊王の才というものは、まさにこの人々を引き寄せ、繋げてゆく力なのかもしれません。
 そんなことを考えさせられてしまう、そんな章だったようにも思います。

 ラストシーンがまたいいですね〜。
 はるかかなた、遠く離れていてもこの親子、まったく変わらず同じように今日も料理に腕を振るう。
 どんなに離れていても魂は繋がっている。
 素晴らしい余韻を残すラストシーンでありました。


 さあしかし、終わる章あれば始まる章もある。
 お次はどんな新章が始まるんでしょうねー。
 ついにワノ国編が始まるのか。
 それともどこかへ寄り道したりするのか。
 あるいは最前より予告されている世界会議レヴェリーがとうとう始まったりするのか。
 しばらくはいつもの「そのころこちらでは」なシーンが描かれるのかな?と思いますが、いずれにせよ未知の世界への出航に、またまた冒険心が高まってきちゃいます!



■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編



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posted by BOSS at 21:35| Comment(4) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お願い>キャロットは純粋に辛いでしが、サンジは自分を迎えに来た為に死んだという思いがあるでしょうから、別の辛さがあるでしょうね。
ジェルマを見捨てて結婚式出なかったらペドロは死ななかったでしょうし。まあ、そうしたらバラティエも狙われるし、ビッグマムはジェルマの科学力を手にして更にパワーアップして再戦時には無理ゲーになってしまうでしょうけど。

カタクリとブリュレ>巻末コメントで妹萌を研究してると以前見かけた事から、完全に狙った養殖の妹萌なのに萌えてしまいました…
兄妹との過去もやって、改めて良い兄だなと。ただビッグマムと決着つける時にまた立ちはだかるかもと考えると「強いからやめてくれ」とは思ってしまいます。

大団円>元々サンジを連れ戻すのが目的で潜入する為に少人数で来たとはいえ、本来の人数で来ても無理ゲーだったのではと思わせる圧倒的な勢力、それを人を惹き付ける力で痛手を負わせて脱出に成功。いつの日か、ビッグマムを倒して魚人島を縄張りにしてくれるでしょう。
流石に子分盃をかわした皆も必要でしょうけど。
Posted by 太郎丸 at 2018年05月02日 00:06
ペーやん「…誰か忘れてね?(泣)」
Posted by 坂田晋太郎 at 2018年05月02日 08:17
※あ、ペコマムシ(ペコムズ)の事です
Posted by 坂田晋太郎 at 2018年05月02日 16:51
>太郎丸さん
>また立ちはだかるかもと考えると

 魅力的なカタクリには再登場してほしいけど、出てきたら出てきたらでまた凄く長い戦いになりそうでやっかいというジレンマはありますね(笑)。
 同じことの繰り返しはやらないでしょうし、どういう再登場のさせかたをしてくれるのか、そのへんも楽しみです。


>坂田晋太郎さん

 すっかり忘れておりました(笑)。
 ごめんなさいペコムズ!
Posted by BOSS at 2018年05月05日 21:58
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