ワンピースが休載ということで火曜アップの後編です。
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・【読切】いにしえの滅び紋
・ジガ-ZIGA-
・呪術廻戦
・ヒロアカ
・ノアズノーツ
・食戟のソーマ
・火ノ丸相撲
・トマトイプーのリコピン
の 8 本でお送りいたします。
【読切】 いにしえの滅び紋
ぬらりひょんの孫、ILLEGAL RARE の椎橋寛先生が和風バトル読切でお帰りに!
和風モチーフはしばらく禁止されたとかいう噂も聞きましたが、どうやら解禁されたようですねー(笑)。
やっぱり椎橋先生にはこういうテーマが良く似合う!
バケモノ達は恐ろしくあやしくも、どこか滑稽と言うか愛嬌哀愁を感じますし、主人公たちのカッコよさ、美形っぷりも相変わらず。
特に今回のヒロインちるはちゃんは、ぬら孫の人気急上昇に大きく貢献したと思われる羽衣狐様の系譜も感じる、黒髪ロング&黒セーラーの魅力的ないでたち。
プラスして過去編の総大将の奥さんであるところの珱姫の系譜も感じられてすっごく素敵です。
なんというか、椎橋先生の良いところが結晶化したようなキャラだな〜と感じました。
また、ちるはちゃんが使う式神人形?玉女がこれまたなかなかのインパクト。
小さくてかわいい女の子の人形なのに、なんなんだこの凄みのある形相はと(笑)。
こういう独特の味を出せるのがやっぱり椎橋先生の武器だよな〜と思います。
設定、モチーフ、ストーリーとしては定番な感じの和風バケモノ退治系ではあるんですが、キャラクターの魅力がやっぱり大きく貢献するんだよなと感じる一本でありました。
現在ジャンプでは和風バトルは蠱毒状態ではあるんですが、それでもやっぱり椎橋先生の最大の武器はこういうのじゃないですかね〜。
ジガ-ZIGA-
おー、閃煌波対応兵器 LEECH 、なかなかカッコイイじゃないですか!
この最後にぶわっと進化した武器とか、すっごいカッコイイですよ。
こういう洗練されたデザインのできる作家さんだったんですね〜。
これは今後のさらなる超兵器の登場が楽しみになります。
しかしなるほど、閃煌波対応兵器 LEECH というのは、未知の生命体ジガの急所を発見し、そこに確実に命中させることを目的とした武器だったんですね〜。
でもただそれだけだとすると通常兵器の一斉攻撃とかじゃなんでだめなの?という疑問には答え切れてないと思うので、まだまだ LEECH には秘密が隠されているのかもしれないなと。
万野長官は実はすでにジガについてなんらかの核心的な情報を持っていて、LEECH だけが有効打になりうると知っているとか、そういう系なのかも。
呪術廻戦
うおー!なんという絶望感か!
先週の悪魔のようなヒキで気構えてはいたのですが、とてもそれっぽい一般人対応とか、建物進入時のちょっとユルめのやりとりとか、主人公たちの口論とかで完全に油断させられました。
いやー上手いです。
強烈な絶望展開がきちゃいましたねー。
女子隊員が不意に消滅し、さっきまでかわいがってたワンコがいつの間にか無残な姿になり。
複数の超格上に完全に接敵包囲され、主人公の手がスッパリ落ちちゃうこの恐怖。
これでもかっていう絶望の畳みかけに、めっちゃシビレてしまいました。
いやー、これはいい衝撃をかましてくれましたねー。
ここからの展開、どう転がしてくれるのか。
イタドリのなかの両面宿儺が覚醒!とか、王道の展開だったりするのか。
すっごく期待してしまいます。
ここまでやや地味目の作品という印象があったのですが、なかなか派手な急上昇曲線を描いてくれたのではないでしょうかねー。
僕のヒーローアカデミア
おおー!
ラブラバ、すっごい素敵な個性じゃないですかー。
愛を囁くことで発動する、愛する人を超絶パワーアップしてしまう特殊な個性。
まさに“愛は勝つ”を地で行くパワーですねー。
自分はまったく強くならないけど、愛の深さに比例して相手を強くできるっていうのも独特です。
ほんとヒロアカの個性は幅が広いなー。
そんなわけで突然超絶パワーアップしてしまったジェントルに一瞬でやられたデク……かと思いきや!やられてなかったか!
「もっと… 強くて…
速い人…と
たくさん…
戦ってきた…」
というデクのセリフが最高です。
こういうこれまでのライバルたちが自分を強くしてくれたみたいなセリフ、大好きなんですよねー私。
さあ、互いにカードを晒したこの勝負、どう決着がつくんでしょうか。
ノアズノーツ
おー、読者への挑戦状と来ましたか〜。
ちょっと面白い謎々ですねー。
レーザービームのようだけど、光ほどの速さじゃない。
手の中にすっぽり収まる小ささで、出力の調整も可能。
本来はそこまで出力を出して使うものではないから手袋が焦げている。
女子供では使えない。
元々は日用品だったのではないか……ということですか。
うーん、手のひらサイズで炎や熱を発する機械となると、ライターとかジッポとか、最近だと加熱式タバコとかを思い浮かべますが、大人の男性しか使えないというのがひっかかります。
ちょっとこれはわかりませんねー。
来週の答え合わせが楽しみです。
また今週はノア先生の演説がアツかった。
何もしない歴史などあるものか、足掻き続ける事が人類の美しさだ、自分はそんな人類の歴史の歩みを愛するからこその考古学者だと。
この演説はなかなかにクるものがありました。
これこそがこの作品の中心のメッセージでもあるんでしょうね〜。
やー、ノア先生いかします。
この作品で一人でも多くの少年少女が歴史に興味を持ち、歴史を好きになってくれたらいいなと、そんなことを思ってしまいましたわ〜。
もしかしたら池沢先生も、それを願ってノアズノーツという作品に取り組まれているのかもしれませんね。
食戟のソーマ
ここでまさかの原始肉!!!!(爆)
いやー、必殺料理スペシャリテというお題目で、まさかの原始肉とは思いもしなかった。
このズッコケ感、ひょうひょうとかわすところこそがまさに幸平創真って感じです(笑)。
それでいて、中身はしっかりズッシリこれまでの全てが高度な洗練っぷりで詰まっているんですからねー。
やー、これはかぶりついてみたいですわ〜。
そしてさらに、前菜と言いつつこれは薙切えりなとの食戟でもあるのだという、パンチのある意外性も炸裂。
このタイミングでえりなとの因縁の対決も盛り込んできちゃうとは。
すべての人々がこの対決を固唾を飲んで見守っているなかで、創真ひとりが薙切えりなとの対決も考えていたってことですもんねー。
この、誰とも違うものが見えているっていうポイント、まさに主人公っていう感じです。
さー、この原始肉に対し、えりな、どういう料理でメインとして答えるんでしょうかねー。
この長かった連隊食戟の最後を飾る料理にもなることでしょうし、否が応でも期待が高まってしまいます。
【センターカラー】 火ノ丸相撲
なんじゃこのアシュラ男爵はー(笑)。
刃皇、まさかの二重人格化!
というか、粗暴な取り口と泰然自若とした取り口とを同時並行処理で行えるマルチタスク横綱っていったところでしょうか(言ってる自分がよくわかんないw)。
頭をカッとさせることで隙を作ろうとした童子切でしたが、マルチタスクをやられちゃったら効きません。
やー、どこまでも隙のない横綱ですわ。
どうやったらこの人を倒せるんでしょう。
しかし、私も勘違いしてましたが、刃皇は何も負けたいわけじゃないんですね〜。
強いヤツと戦って、その上で勝ちたかったわけですか。
なるほど、強いヤツをねじ伏せ勝利する達成感、充実感こそが欲しかったんでしょうねー。
トマトイプーのリコピン
タイムリーにも程がある!!(笑)
いつもながら時事ネタの多いリコピンですが、それにしたってまさかこの号の発売日に現実に脱獄事件が発生するとはですよ!!
イヤー、驚きました。
大石先生もさすがにこれには腰を抜かしてるんじゃないですかね〜〜。
私はニュースで先に事件を知ってからリコピンを読んだので、大石先生ってば漫画に取り入れるの早すぎ〜とか一瞬思っちゃったんですが、いやいや冷静に考えてそれはありえねぇ!ってセルフツッコミしちゃいましたもん(笑)。
大石先生、漫画の神が降りちゃいましたかね〜。
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今週の話のみで言えば悪くないけど、先週のラストでこの手の訓練終ってる風の雰囲気からの今週だったからちょっと引っかかったかな…
>>ヒロアカ
ラブラバの個性は他人にパワーを与えるってのはワンフォーオール、オールフォーワンに通じるものがありますね。ジェントルは力加減や反動の心配はないのか気になる所
>>ノアズノーツ
多分ライターでしょうね
@初登場時にすでにライターを使ってる
A女子供が使えないのは普通のライターにもあるチャイルドロックのすごい版(この場合女性ができないのはただのパワー不足?妊婦だったとかの方がしっくりきそう)
>>ソーマ
先週ソーマがやったことがえりなを利用するセントラルの方針そのものだったから、てっきり今週はそのことのアンサーが出るかと思ったけど、そこの処理をどうするのか気になる所
>>ジガ-ZIGA-
テンポよく進んでいたところで修行編ぽくなると読み手としてはじれったさを感じる面もあるかもですね〜。
とはいえ今回は修行編というよりは主人公たちの武器や能力の紹介回でもあった模様。
本格的なバトルの前に踏んでおきたいプロセスだったのかなーと感じましたが、でもやり方としてはもっとテンポのよい方法はあったかもしれませんね〜。
>>ノアズノーツ
なるほどチャイルドロックかー。
それはあるかもしれませんね。
また女性が妊婦で未来のロック機能が働いていたという読みはなかなかクールだと感じました。
ライター、あるかもですね。
ソーマ>漫画肉をキチンと料理として説得力ある形にしてるのに感動しました。
相撲>『黒子のバスケ』の青峰を思い出しました。
とはいえ、今回は負けた訳じゃなく負けそうになる程に強い相手に勝ったんですからむしろ喜ぶべきでは?