ずいぶん賑やかな表紙で、一瞬合併号のときみたいなジャンプヒーロー大集合系かと思ったくらい(笑)。
ブラクロの黒の暴牛団、いつのまにやらこんなに大所帯になってたんですね〜。
しかしアスタ、ノエルのつまみかた、なんかちょっとエッチだ(笑)。
前半の感想は、
・ブラクロ
・Dr.STONE
・鬼滅の刃
・ぼくたちは勉強ができない
・ヒロアカ
・ハイキュー
・HUNTER×HUNTER
の 7 本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 ブラック・クローバー
あー、ヤミさん、一手遅かったーー。
もうちょっとでリヒトを斬れそうだったんですけどねー。いやー、これは惜しい。
しかしやっぱりヤミさんとしても、相手が敵の首魁とは言えその体は親友ヴァンジャンスのものであるってところがひっかかってしまったのかなーと。
一方アスタ、自爆寸前のライアをぶっ飛ばし、いいことを言ってくれました!
「まずオマエらの話
ちゃんと聞かせろ!!!
そしてオレの話も聞け!!!
その前に勝手に死ぬのは
許さァァーーーーーーーーーん!!!!」
いやー、これは気持ちがよかった!
漫画的に悪の組織の行動の理由が徐々に明かされてゆくっていうのは様式美みたいなものですから、そういう展開にはなんの疑問も持ってなかったんですが。
しかし言われてみればそうですよね。
まずはオマエらの話を聞かせろや!って、そりゃー切れそうになりますわ(笑)。
これはなんだか目からウロコと言いますか、すごい頭をスコーンと叩かれて憑き物が落ちたかのような、大きな爽快感がありました。
いやー、アスタ、主人公してますわー。
誰もがとらわれてしまう戦いの連鎖、復讐の連鎖から人々を解き放てるのは、アスタみたいな突き抜けたオバカだけなのかもしれませんね!(笑)
そしてユリウス魔法帝が消えゆく意識の中思う心と、アスタの夢が重なりあってゆくこのロマン。
アネゴレオンさんもそうですが、一瞬敵のはずのライアですら心動かされかけちゃってるのが凄くイイ。
今すぐはさすがに無理でも、いずれたしかにこのアスタこそが魔法帝を継ぐのだろうなと、そう確信させてくれる一場面でありました。
いやー、時代が動き始めたなー。
たしかにこれはクローバー王国転覆の危機ですが、この激動こそが次なる光の時代を拓く産みの苦しみにほかならなかったのだと、あとになってそう思えるようになるんじゃないでしょうか。
Dr.STONE
なんと日本刀が来ましたかー!!
もちろん品質としては戦国時代、江戸時代の本物の日本刀には及ばないんでしょうけども、それにしたって石器を両断できちゃうだけのものを数日で量産しちゃうカセキじーちゃんの技術力、ほんとヤバすぎですねー!(笑)
そしてまた、日本刀の作り方まで覚えていた千空もまた科学技術の化物かと(笑)。
さー、これで一応科学王国側が、一般兵の武装のレベルでは大きく司王国を突き放した形ですかねー。
もちろん氷月とか司を相手にしたら話は別でしょうけども、多対多の戦争としては大きなアドバンテージを得たと考えてもよさそうです。
まぁ、日本刀はあくまで接近戦用の武器なので、飛び道具が大量に出てきたりするとまた話は違うでしょうけどねー。
それにしても戦争編に入っていきなり日本刀の登場ですからねー。
いやー、さすが男子のハートをガッチリ掴んで来ましたね(笑)。
鬼滅の刃
剛腕の正論でブン殴ってくる黒死牟に、表面こそフレンドリーながら、ナチュラルにめっちゃ煽ってくる童磨。
さらに格下のくせに死ねばよかったのになんていうヤツまでいるんですからねー。
いやー、なんだか猗窩座さんがどんどん可哀相になってきちゃうブラック企業トップ会議編でありました(笑)。
煉獄さんをスカウトしてた動機って、実はこの職場環境が原因だったんじゃないですかねー(笑)。
しかしなかでも童磨さん、このひといいはキャラしているなー。
自分ではこれ、べつに煽ってるわけでもなんでもなくて、あくまで善意で、でも無頓着に言っちゃってるだけなんじゃないかなー。
んで、自分では陰気なみんなのムードメーカーみたいに思ってるんだけど、実はめっちゃみんなから嫌われ煙たがられてますよっていうような(笑)。
琵琶の君からつれなくされてるところとか、チャラ男の営業と人嫌いの OL の一場面みたいですごく可笑しかったです。
表の顔として、なんかの宗教の教祖さまをやってるみたいですが、雰囲気的にそうそうにこの人との対決はありそうですね〜。
うーん、楽しみです。
一方、炭治郎は夢の中でとっても不思議な光景を見てしまう。
これはいったい誰が誰なんでしょうねー。
この赤ん坊が炭治郎だと考えていいんでしょうか。
で、炭治郎にそっくりな人が出てきてますが、これが炭治郎のお父さん?
“炭吉”というのは、この人の名前なんでしょうかねー。
炭治郎のお父さんの名前のほうは、既出でしたでしょうか。
でも、痣もないですし、前に出てきたお父さんの顔とはちょっと似てません(あれはやつれただけかな?)。
さらにこの剣士風の長髪の男、この男が直前に出てきた黒死牟によく似ているのが気にかかります。
顔の模様とかそっくりですもんね。
それでいて炭治郎がしている花札の耳飾りをしていたり。
いやー、謎が謎を呼びまくりです。
そして目覚めた炭治郎ですが、おおおー! カナヲちゃん!
炭治郎の目覚めに驚いて、涙まで浮かべて喜ぶカナヲちゃんのなんとなんとかわいい事か!
こんな表情できるようになってたんですね〜。やー、可愛い!
めっちゃラブコメの波動がしてきましたよ(笑)。
よーしいいぞー、いいですぞーー。
しばらくは蝶屋敷でラブコメ編と洒落こんでもいいんじゃないでしょうかね!(笑)
ぼくたちは勉強ができない
うーん、成幸と文乃ん、めっちゃイチャイチャ回でしたねー!
とくに音楽室での推理シーン、文乃んを羽交い絞めにした成幸の左腕が、ずーっと文乃んにかかったまんまなんですよねー。
本人たちは推理に興奮しているだけなんでしょうけども、これがもうすこぶるイチャイチャしているようにしか見えないと言う(笑)。
こうやって見るとすっごいお似合いだなーと思ってしまいます。
やー、音楽室のモブさんたちと一緒になって、じつに眼福の気分でありました。
僕のヒーローアカデミア
切島くん、それ長渕ィ!!(絶対『Captain of the Ship』でしょw)
で、峰田はいったい何を歌ってるんだーと(笑)。
そして耳郎ちゃんの歌、これはいい漫画表現でしたねー。
音符を飛ばしたり、ラララ〜とか描いて歌をあらわす漫画表現は多いですが、ヒロアカでは逆に何も描かず、背景は真っ白。
ただ耳郎ちゃんの表情と、聞いた人間のリアクションのみで歌の凄さを表現しきっちゃってるんですよねー。
まるでこっちまで耳郎ちゃんの美声が聴こえてくるみたいです。
こういう表現ができる堀越先生、やっぱり天才ですわ〜。
かくして全員の役割分担も決定し、あとは本番に突き進むのみとなった A 組ですが、飯田君、なんっちゅー目をしてるんですか(笑)。
いったい何日寝てないんだと(笑)。
一方、デクは新たな修行パートに。
なるほど、上限 20 %を部分的に瞬間的に使用すれば、今まで以上にうまく戦えそうですねー。
しかもその応用によって飛び道具まで使えちゃうぞと。
波動拳をゲットしてくれそうな展開で、これはなかなかにワクワクしてきちゃいます。
なんかいっそうかっちゃんと攻撃方法が似てきそうなのがちょっとニヤニヤしちゃうんですけどねー(笑)。
あと、おめかししたエリちゃん、めっちゃ可愛いなー!
ハイキュー!!
負けた相手チームの退場シーンにも定評のあるハイキュー、やっぱり稲荷崎の退場シーンも素晴らしかったですねー。
特に北さんとの階段のシーン。
「どや俺の仲間すごいやろって
もっと言いたかったわ」
のやわらかい表情と言葉は、これまでの北さんとのギャップもあってグワッと涙腺に来てしまいました。
それに対する宮兄弟もいいですね〜。
自由自在すぎる宮兄弟と、その上でどっしり御しつつ深いところで信頼しあっているこの関係。
性格は正反対って感じなのに、すっごい繋がってる感がありますよ。
終わってみれば稲荷崎、ハイキュー界一二を争う魅力的なチームだったと思います。
また、日向がこの試合でもう一段深くバレーにハマッたというのもけっこう驚きでした。
それを見届けたのが月島というのもいいですねー。
自分自身があの白鳥沢戦で“バレーにハマる瞬間”を体験したからこそわかるのでしょう。
ハマッた月島がそこからどんどん成長したように、日向の成長もまた、これまで以上のものが期待できるのかもしれませんね。
いやー、めっちゃ楽しみです!
ハンター×ハンター
いよいよ各王子の守護霊獣の能力が明かされましたが、なかでもハルケンブルグ王子の能力がケタ違いですね〜。
発動のための条件が私設兵を集合させて一緒に行動するって言う、ある程度ゆるい反面、その威力はあらゆる念能力の中でも最大級って、ナレーションで断言されちゃいましたからね!
これはとんでもないのが産まれちゃったな〜と。
不戦派のハルケンブルグだからいいですが、こういう能力がベンジャミンやツェリードニヒあたりに行ってたとしたらほぼ瞬殺で勝負は決まってたでしょうね。
まぁでも、クラピカが言ってた通り、この能力にはおそらく厳しいリスクもあるはずで、それはハルケンブルグの性格からして王子自身も等しくリスクを背負っていることが十分考えられますし。
これほど強い能力を背負ったからには、そのリスクで自滅しちゃう展開も十分ありそうです。
やー、いろんな意味で怖い怖い。
一方ハンゾーたちのほうですが、いやー、ウェルゲーさん、意外性大爆発でしたねー!(笑)
ここでまさかの恋ですか!!
それもビスケの筋肉に!!(笑)
先週の爆発的なイラッと感だったウェルゲーさんですが、あれは壮大過ぎる前フリだったんですねーと(笑)。
いやー、完全に冨樫先生にしてやられました。
ギャップこそがキャラの魅力。
それこそがキャラづくりの神髄なんだってこと、またまた思い知らされました。
ウェルゲーさん、もうこの人わたくし大好きになっちゃいましたよ(笑)。
誰が死ぬか分からない……というかみんな死にそうな継承戦ですが、ウェルゲーさんには生き残って欲しいなー。
いっそビスケとカップリング成立までして欲しいくらいです。
まぁ、面食いのビスケにはちょっと難しいかもしれませんが(笑)。
といったところで前半はここまで。
続きは後編にて。
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上弦の奴ら、なかなか人間味溢れる(?)鬼たちですよねえ。
童磨さん、「何だか俺は会話に入れて貰えなかったような気がするのだが」は
心から言っているように思えますしね。なかなかにかわいい・・・。
義勇氏とは別のベクトルの嫌われ方ですよねw
なので多分、もっと遠いご先祖様ではないでしょうか。
ヒノカミ神楽や耳飾りの継承など、
謎が深まってますよね〜。
黒死牟及び夢の侍ですが、堕姫が見た無惨のトラウマらしき記憶の「日の呼吸の使い手」っぽいですね。黒死牟と日の呼吸の使い手が同一人物とは限りませんが、黒死牟が言葉が若干不自由っぽいしゃべり方なのが気になるところ。
炭治郎の父親は炭十郎で、日の呼吸も絶えて久しいようなのでこの夢は結構昔と思われます。
炭十郎のセリフ「耳飾りとヒノカミ神楽は必ず伝えて行ってくれ。約束なんだ。」と無惨が手ずから竈門家を襲った理由、禰豆子のイレギュラーな鬼化等も関係ありそうですね。
>なかなかにかわいい・・・。
わかります(笑)。
柱たちもそうですが上弦たちもなかなかに魅力的な人間関係をしていてちょっと可愛くなりますねー。
>山月さん
>Primeさん
なるほどなるほど。
炭治郎父は炭十郎さんでしたか。
ありがとうございます。
だとすると、今回の夢に出てきた炭治郎そっくりさんは、さらに前の先祖である可能性が大きそう。
黒死牟=今回の夢の剣士だとすると、何百年も前のシーンなのかも?
剣士がなぜ耳飾りをつけていたのか。
それがなぜ炭治郎に受け継がれてきたのか。
ヒノカミ神楽や日の呼吸とは。
無惨さまのトラウマとも関係が?
などなど、興味は尽きせぬって感じです。
この上弦たちを倒してゆくことで、徐々に歴史が紐解かれてゆくのかもしれませんねー。
楽しみです。
石>日本刀は確かに威力はあるんですが、人数で惨敗してる状態で近接武器なんてあまり意味ないような…
最初に司に使用したボーガンとかのが有用に見えます。
ヒロアカ>冷静になれば、そりゃMAXパワーとはいえ指一本ですら風圧攻撃出来るんだから20%もあれば片腕使えば余裕ですよね。
ハンター>ぶっちゃけルール知らない相手なら、いくら能力が協力でも脅威にすらならないと思います。
1人ずつバラバラな時に狩っていけばドンドン削ぎ落とせますし。あんなに密集しなければ使えないならわりと楽勝でしょう。集まれば勝てる事すら知らないですから、逃げる為にバラバラになるでしょうし。
むしろ念に対する知識をちゃんと持ったら終わりです。
>石>日本刀は確かに威力はあるんですが、人数で惨敗してる状態で近接武器なんてあまり意味ないような…
おっしゃる通り、戦争では近接武器よりもまず弓・鉄砲などの遠隔武器、次いで槍などの長柄武器が効果を発揮するはずですからね〜。
今回の「刀見せつけ」は、鉄砲が量産できてないことをカムフラージュするための、「インパクトを重視したハッタリ狙い」ではないかと思います。
逆にボーガンや弓を量産して見せてしまうと、たしかに戦力としては一時的に有効ですが数の圧倒的不利があるのでそれが決定打にはなりません。
むしろ「あ、こいつら鉄砲作れてないな」ってことがバレて相手に一斉攻撃の号令を下させてしまいますからねー(笑)。
今回はハッタリ重視で、相手を引かせる、もしくは慎重にならせることを優先しての作戦なのかなーと感じました。
>ハンター>ぶっちゃけルール知らない相手なら、いくら能力が協力でも脅威にすらならないと思います。
守護霊獣の能力が自動発動の迎撃タイプだった場合、なにを迎撃開始のトリガーとするのか、どういう風に発動するのかがまだ未知数なのですよねー。ものによってはハルケンブルグたち本人が能力のルールを把握していなかったとしても、とっても脅威になってしまう可能性が捨てきれません。
端の私設兵からひとりずつ分離したところを狙って暗殺していったとして、最初のひとりふたりは簡単にいくかもしれませんが、残った戦力は攻撃を察知して守りを固めてしまう公算が高いですし、もしかすると最初の一人を暗殺した時点で守護霊獣のトリガーを発動させてしまうかも?という危惧はたぶん第一王子サイドもするのではないのかなーと。
>逃げる為にバラバラになるでしょうし。
うーん、結束高そうなハルケンブルグの私設兵が統率を失ってバラバラになるというのはちょっと個人的には想像できないかなーと。
ああでもハルケンブルグを逃がすために戦術上バラバラになるってことはあるかも?
そうなったら楽勝ですね〜。
おそらく今回の描写からいくと、第一王子サイドはしばらくは慎重に第九王子サイドの能力の見極めに時間を割いてゆくのではないでしょうかねー。
時間レース的には、第一王子の調査が完了するよりも、第九王子サイドが自分の能力を把握するのが早そうです。
クラピカもできる限り補佐するでしょうからね。
第一王子サイドとしては、石橋を叩きすぎて後手に回ってしまう失策……という結果になるんじゃないかなーというのが私の読みですねー(笑)。