ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第885話〝ブリュレだよっ!!!": 少年、グリグリメガネを拾う

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2017年11月14日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第885話〝ブリュレだよっ!!!"

　週刊少年ジャンプ2017年49号掲載分の感想に参ります。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意！】

【感想小タイトル】
■インターバル
■地獄のナッツ島

■インターバル

　カタクリの力餅、あらためてこれはカッコイイ技だなーと。
　本人の拳と動きがリンクしているところとか、G ガンダムのモビルトレースシステムみたいなカッコよさがありますし、ドーナツを死角に発生させてそこから力餅で急襲する使い方とかはガンダムシリーズのファンネルを思わせます。
　実に男の子心を刺激してくれる技ですわ。

　そんなカタクリに翻弄されるうち、あららー、ルフィ、いよいよギア4も時間切れ。
　なんとか時間内に決着がつくものと思っていたのですが、いよいよ苦しい展開です。
　こんな状況でもあきらめないルフィ、ほんっとタフ。
　また、しぼみ始めたことを教えたカタクリに礼を言ったりと、こういう素朴なところがとってもルフィらしくて笑ってしまいます。
　しかし、そのお礼なのかなんなのか、「10分“覇気”が使えなくなる！！」だなんて、ご丁寧に教えなくたっていいのにと（笑）。

　その逃走経路上にちょうどいたブリュレ。
　いやー、カタクリじゃないですがほんっと「なぜそこに！！！」ですね（笑）。
　ルフィを完全に舐め切って……というか、カタクリを完全に信じ切って観戦を楽しんでたんでしょうか。
　（あ、だとしたらカタクリの「穴までうまい」も見ちゃったかな？ｗ）

　ともあれまたもルフィに強引に利用されるブリュレ。
　このさんざんな利用されっぷりはさすがにちょっと可哀相にも思えて来たんですが、まぁでも最初の頃、ナミの綺麗な顔に嫉妬して傷つけようとしたりしてましたしね～。
　そこはそれ、自業自得ってことで（笑）。

　しかしこの展開、カタクリの気持ちになって考えると愛する妹がかなりひどい目にあってるわけで。
　いまちょうど鬼滅の刃で炭治郎と禰豆子、妓夫太郎と堕姫とかの兄妹劇を見ているのもあって、カタクリの心中ちょっとだけお察しいたます。
　このカタクリ、家族思いっていうところについては悪いやつじゃないというか、普通に家族思いのいいお兄ちゃんみたいですからね（部下は秘密厳守の為処理しようとしましたが）。

■地獄のナッツ島

　ブリュレの力でまんまとカタクリから逃げられたはずのルフィでしたが、その鏡から飛び出した先が、ななんとビッグ・マムが現在絶賛大暴れ中のナッツ島だったとは！（笑）
　いやー、これは意外すぎでした！
　そしてルフィ、あまりについてなさすぎる（笑）。
　覇気が使えない状態で、この地獄のような状況で 10 分生き残らなきゃならないって。
　あまりにひどい状況すぎてかえって笑いがこみあげてきちゃうくらいです。

　あとサラッと描かれてますが、アマンド姉さんがやたらと強そうでちょっとワクワクしちゃいました。
　ペロスペローの武装色入りの飴の壁を、まるで紙でも切るように軽々斬っちゃいましたもんね！
　これはゾロがいたら絶対ワクワクしだしちゃうヤツだーって、ちょっと想像してニヤニヤしてしまいました。
　いずれ麦わら一味フルメンバーとの戦いが描かれる時が来たら、そこで対ゾロ戦が描かれる要員だったりするんでしょうか。

　一方、カカオ島のケーキ作りは計画通り順調に進み、あとは船上でケーキを完成させるのを待つばかり。
　しかしこのケーキの美味しそうな演出が実に漫画的で面白かったです。
　サンジの生クリームを味見しただけでコックが倒れてしまったり、ふわっふわのシフォンケーキがふわっふわすぎて空を飛びそうだったり、滑らかな生チョコが滑らかすぎて器から飛び出しそうだったり（笑）。
　いったいそんな材料で作ったケーキはどんなことになっちゃうんだってな感じで、今から期待がいっぱい膨らんでしまいます。

「さァ行こう！！

　仲間達を苦しめる

　ビッグ・マムを倒しに！！！」

　おー！　「倒す」宣言が入りましたよ！！
　いやー、でも、これだけの凄そうなケーキですからねー。
　実際このケーキである意味倒してしまうのかもしれません。
　これはビッグ・マムが口にする瞬間が、さらに楽しみになってきちゃいました。
　つーか、これだけ見せつけられるとほんとにケーキたべたくなってきちゃったぞと（笑）

　あ、もしかして、このウェディングケーキ、われわれがリアルでクリスマスケーキをほおばるタイミングあたりでビッグ・マムが食べるんじゃないですかねー？
　尾田先生なら、そういう“遊び”もやりかねません（笑）。

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