2017年07月10日

週刊少年ジャンプ2017年32号 【実写劇場版公開直前 銀魂 表紙&巻頭カラー<出張読切『僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!!』>掲載号】 感想<前編>

jump201732a.jpg

 ジャンプの表紙を実写の人が飾るのってけっこう珍しいんじゃないでしょうかねー。
 なんと銀さんポジションを奪って小栗銀さんが新八神楽に挟まれて立つという画期的な表紙。
 小栗旬さんもこの号は記念として額縁に入れてとっとくくらい嬉しいんじゃないでしょうか(笑)。





 前半の感想は、

・銀魂
・ワンピ
・ヒロアカ
・【読切】ヒロアカすまっしゅ!
・ハイキュー
・ブラクロ
・火ノ丸相撲
・約束のネバーランド

 の 8 本でお送りいたします。



【巻頭カラー】 銀魂

 鬼兵隊の突入劇もいよいよ大詰めか。
 衛星砲・火之迦具土神(ヒノカグツチ)停止作戦のために突入する男たちですが、そのメインメンバーたちからとうとう犠牲者が。
 万斉さんの、まさに命がけの戦いっぷり。
 倒れた敵兵を弦で操つり、さらには己の体すら操っての自爆攻撃。
 どこまでも孤独に激しく戦う心の中には、しかし先に死んだ鬼兵隊のみんながいたっていうこの演出!
 いやー、めっちゃベタベタに熱いドラマでありました。

 さらには外からも武市変平太さんの特攻劇。
 怒涛の死のたたみかけ展開にいやおうなしにクライマックス感が押し寄せてまいります。

 さーて、これにて火之迦具土神は停止してくれるのかどうか。
 そして彼らは本当に死んでしまったのかどうか。
 今までのパターンですとあわやというところに誰か助っ人があらわれてくれるんですが、さすがにもう残弾はなかったですよねー。



ONE PIECE

 別エントリーにて。
 明日アップ予定。



僕のヒーローアカデミア

 切島くん回想回かと思ったらなんと意外なことに芦戸さん爆上げ回でした!
 今まで芦戸さんってやや落ちこぼれグループな印象があったんですけども、めっちゃカッコイイ子なんじゃないですか〜。
 能力や才能の磨き上げ具合はさておくとしても、そのハートがすっごくカッコイイ。
 まさになるべくしてって感じで雄英に来てたんだなって思えます。
 雄英だとちょっと目立てないのは周りが凄すぎるからってところですかねー。
 いやー、芦戸さんに切島くんが劣等感抱いちゃうのはなんかわかるわー。
 切島くん、いわゆるタイプが違うだけだと思うんですけどね〜。

 さあ、このちょっとネガティブな切島くんが、どうやって今の熱い熱い熱苦しい切島くんに生まれ変わっていったのか(笑)。
 そこらへんからもしかすると『烈怒頼雄斗:オリジン』(切島くんのヒーローとしての爆誕ドラマ)に繋がってくかもしれませんしねー。
 苦労している姿が見える分、切島くんはどうにも応援してしまいますわ。



【出張読切】 僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!!

 根田先生描く、ジャンプ+で連載中のヒロアカスピンオフギャグ漫画『すまっしゅ!!』がジャンプ本誌に何度目かの登場。
 やー、ギャグでもトガヒミコちゃんは相変わらずかわいいですなー(笑)。
 愛する人を刺してしまう病姫設定のトガちゃんが、終始楽しそうでよきかなよきかな。
 あと、トガちゃんだけじゃなく、やわらかギャグモードになったヴィラン連合たちもなんだかちょっとカワイイ。
 とくに荼毘とか、ちょっと苦労人のオーラをまとってたりして、さらにツッコミ役なんだという意外な驚きも(笑)

 本編だとなかなか彼らの日常生活は描かれる機会がありませんが、こうやって膨らまされるとそれがギャグでもさらに彼らを好きになれてきちゃいます。
 まぁ、本編とギャグスピンオフはあくまで別作品の別人たちではあるんですけどね(笑)。



ハイキュー!!

 おおー、徐々に不穏な展開きちゃったなー。
 状況は 25 対 24 の烏野のセットポイントなんだけど、少しずつ田中さんの首が真綿のように絞められている感じがとっても不気味。
 田中さんは持ち前の精神的なタフさで気丈にふるまってはいるんですが、さーて、敵の稲荷崎がここからどう出てくるのか。
 青葉成城戦で散々及川さんにサーブで苦しめられた経験のある田中さんですが、今回もまたあの時のように不死鳥のように耐え抜き活躍してくれるのか。
 今回はなんといっても叶歌ちゃんが見ているんですし、踏ん張って欲しいものです(笑)。
 めっちゃ大活躍する前フリだって、前向きにとらえておきますよー。

 しっかし木兎さんと赤葦さん、細かいところで笑わせてくるなー。
 木兎さん、自分がしょぼくれモードになるパターンってのに一応自覚はあったんですね(笑)。



ブラック・クローバー

 新登場のキルシュ・ヴァーミリオン。 
 性格はかなりめんどくさいヤツですが(笑)、その実力はさすが副団長クラスといったところでしょうか。
 フィールドのほぼ全体を包み込む幻影系(?)魔法で煙幕効果を出しつつ、かつ細部にわたるコントロールで味方を誘導するって。
 かなり場の支配力の強い魔法ではないですかー。
 もしこれがユノの風とかでも吹き飛ばされたりしないほど強いのであれば、かなりタチの悪い使い方ができそうです。
 クリスタル破壊や作戦自体の攻撃担当をマグナ先輩たちにまかせているあたりからすると、この桜には攻撃機能はなさそうなんですが、それにしたって強力ですよー。

 あと、この桜吹雪の範囲内で起きるていることをキルシュ自身が探知できるのかどうかでも大きく違いが出てきそうですねー。
 まぁ、それができないと自分で自分の目を奪うことにもなりますからたぶんできるんじゃないかなーとは思うんですが。
 内部の詳細なレーダー機能や監視カメラ的な機能があったりすると、取り込まれた人間は一方的にやられちゃうかもっしれません。
 や〜、こういうのを吹き飛ばす手段のなさげなアスタたちとしては、かなり厄介な敵ではないでしょうか。

 しかもこのキルシュ、副団長だけあってその指示もかなり的確っぽいのがミソだなー。
 マグナ先輩たちもうまいことノせられちゃってますし、指揮能力の高いメンバーのいないアスタ組にとっては意外な強敵現るって感じかもしれません。
 うーん、でもこんなヤツに苦戦させられること自体がなんか悔しいなあ(爆)。
 なんかもう、すっごいド汚い方法で負かしてやって欲しいって思います(爆)。



火ノ丸相撲

 勝ったーーーーーーーーーーー!!!!!!!
 いやー、最後の最後までもしかしたら審判の手が返るんじゃないかとか、もの言いがつくんじゃないかとか、実は火ノ丸の手が久世草介の髪の毛を掴んでたりして反則になっちゃうんじゃないかとか、すっごいドキドキさせられてしまいましたが。
 ほんっとに! ついに勝ってくれましたーーーー!!
 うーん、文句ナシの大勝利!!!
 ついにこの瞬間が訪れたって感じです!
 ほんとうにほんとうに、ここまでよっく頑張りました!
 喜びを大爆発させる大太刀高校の仲間たちの姿に感動!
 女性記者さんの「…おかえり鬼丸…」のセリフにも、じーんと感じさせられてしまいます。
 長い長い暗黒時代を潜り抜け、今再び鬼丸の時代が始まったのだ!観客みながこの試合を目に焼き付け、きっと忘れることはないだろう!って思いますわ〜。
 将来火ノ丸が横綱になったら、ここにいる観客たちはきっと、俺はその試合を見たんだぜ、あの時から俺は鬼丸を応援してるんだぜって、きっとめっちゃ自慢することでしょう(笑)。
 そういうある種“歴史のはじまり”を感じさせてくれるものがありました。

 そしてなにより最後に見せた火ノ丸の涙ですねー。
 ここまで炎のようにたけっていたタフガイ火ノ丸も、ついに歓喜に泣く時が来たのだと。
 まさに鬼の目にも涙ってヤツじゃないですか。
 いやー、この最後の最後で振り向かせる見せ方、ほんっと上手い!
 思わずこっちまでブワッと来そうになってしまったではないですか。



約束のネバーランド

 あああ、普通に足が見えていた―!(笑)
 ランタンの持ち手に六本指のあとがついてるんじゃないかとか推理してましたが、めっちゃあからさまに見えてたんじゃないですか〜。
 まさに馬脚を現す。
 頭隠して足隠さずですわ(笑)。

 しかしその彼らの正体はなかなか意外というか面白い落としどころでした。
 人間を食わないのは宗教的理由によるもので、あくまで鬼は人間を本能の赴くまま食べる存在なのだと。
 彼らのような“信者”はどうもごく少数で、しかも農園の連中に積極的に敵対しているわけではない世捨て人のような感じのようです。
 彼ら自身が極めてマイノリティである上に、エマたちに積極的に協力して一緒に戦ってくれるとかではない、あくまで一時的な協力者にすぎないっていうのはパワーバランスがとてもいい塩梅ではないでしょうか。
 
 あとは本当に彼らがどこまで知っているかですねー。
 ついにエマたちは世界の本当の姿を知ることになるのか。
 来週がめっちゃ楽しみになってきました!



 といったところで前編の感想はここまで。
 続きは後編にて。



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