2017年06月21日

週刊少年ジャンプ2017年29号 感想<後編>

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 ではでは後半にまいりましょー!

■前編の感想はこちら





 後編の感想は、

・鬼滅の刃
・Dr.STONE
・火ノ丸相撲
・食戟のソーマ
・ぼくたちは勉強ができない
・青春兵器ナンバーワン
・【打切】ポロの留学記

 の 7 本でお送りいたします。



【センターカラー】 鬼滅の刃

 あー、煉獄さん! いい人すぎる!!
 死にゆく煉獄さんが遺す言葉のひとつひとつが暖かく、ズシーンズシーンと胸に来ます。
 今週はもう、泣きじゃくる炭治郎たちとおんなじに、こっちまでブワッて来ずにはいられませんでした。
 いやー、煉獄さん、連載的には出てきたばっかりなのに、こんなにもその死が強い衝撃を与える存在感になっていたとは。
 すがすがしくも暖かい、ほんとうにいい人を亡くしてしまいました。
 これはでっかい喪失感だなー。

 そしてまた、嘆き悲しみ、おのれの無力さを悔しがる炭治郎たち三兄弟。
 彼らの姿もまた胸に迫りまくりです。
 特に今週は伊之助が素晴らしかったですねー。
 かぶりものでバレてないと思って、ボロボロと大粒の涙をほとばしらせながら炭治郎たちを叱咤激励するこの姿。
 我慢してブルブル震えてた姿もよかったですし、修行だ!!って言ってポコポコ炭治郎を殴ってる姿もたまらない。
 なんかもう、見ていてたまらない悲しさが溢れてきてしまいましたわ。

 三人とも、この悔しさと悲しみとをバネに、信じてくれた煉獄さんの為にも、ほんと、とことん強くなるしかないですね!
 頑張れ炭治郎! 頑張れ伊之助! 頑張れ善逸!
 あと禰豆子ちゃんも頑張れ!



Dr.STONE

 ついに復活を遂げた千空。
 勝利のファンファーレが聞こえてきそうな爽快展開ですが、まさかここで「Dr.STONE」のメインタイトル回収とは!
 私もてっきり石化は敵対的存在の攻撃だとばかり思ってたんですが、そうではない可能性があったのかーと。
 これはけっこう衝撃を受けました。
 やー、まさかタイトルに伏線を貼ってるとはおもいもしませんでした。
 実に大胆な犯行です(笑)。

 そして意外や意外、ここからは別行動の三人組。
 大樹と杠は司帝国へ。
 千空は例の気になる第三勢力に接触へ。
 やー、なんとも心細くなる新たな旅路ですが、千空にはきっとすんごい作戦があるんでしょうからね。
 いったいどんな策を考え付いたのか、第二章、楽しみになってまいりました。

 しかし、前から思ってたことなんですが、杠ちゃんの衣装ってほんとエロいですよねー。
 今週はなんだか特にエロチックだなーと思ってしまったんですが、雨がやんだって言ってるところのお尻のラインとか、めっちゃやらしいなと(笑)。
 安産間違いなしですな!(この時代、それはとっても大事なことです!)



火ノ丸相撲

 誰もが偉大な横綱に憧れて、久世もやっぱり横綱たらんとして相撲を取っているという話だったのに、まさかの火ノ丸、横綱を投げたいという思いこそが最初の衝動だったとは!
 いやー、しょっぱなから火ノ丸、どこまでも発想のスケールがどでかいヤツだったんですねー。

 そして火ノ丸が相撲をする理由はそれだけじゃない。
 期待も恩義も、みんなとのつながりも、母親とのこともぜんぶひっくるめて、それこそ負の感情までをもひっくるめて。
 すべてが相撲が好きだからてことにつながっていっているっていうのが素晴らしい。
 普通だったら負の感情とかは否定しちゃうところだと思うんですよねー。
 でも火ノ丸にとってはそういう感情を抱いた時代すらもかけがえのない糧となっているんでしょう。
 文字通り、すべてが己の血となり肉となっているんだってことなんでしょうねー。
 火ノ丸の「心」、ついにここに開眼!っていう感じがいたします。

 それにしても、なんって顔をしているんでしょう火ノ丸!
 こんなに清々しい笑顔を土俵上で見せる火ノ丸、もしかして初めてではないでしょうか!



食戟のソーマ

 ついに竜胆先輩がキバをむいた!
 っつーか、本当にキバをむいてるし!(笑)
 前から八重歯というか犬歯の目立ってるひとでしたけど、ほんとどこれじゃ吸血鬼でありますね〜。

 そして取り出したる食材は、ななんとそれは生きたワニ!!!
 竜胆先輩、そういうゲテモノ系だったんですか!
 今からこのちょっとかわいい赤ちゃんワニが竜胆先輩の白い手によって捌かれてゆくのかと思うとなかなかにクレイジーな絵面を想像してしまいますが。
 きっと本性は凄い人なんだろうな〜と色々想像はしてましたが、見事に斜め上行く素顔でした(笑)。

 でもこれ、調理場面を画面に映せるかなー。
 「しばらくお待ちください」ってテロップ出すしかないんじゃないかなぁ〜(笑)。

 あるいは竜胆先輩、「これは調理中にいつも逃げだして対戦相手に噛み付くので困っている食材なのだ。だから食材として利用できたことはない。困ったものだ」とか言って女木島先輩にけしかけたりなんかしないですかね(笑)。
 なんかちょっとワニが可哀相に思えちゃったんでそんな展開だったらいいかもなと。



ぼくたちは勉強ができない

 武元うるかちゃん頑張る回!
 うーん、かわいすぎか!
 わるい友達にそそのかされて唯我を誘惑しようと背伸びしちゃううるかちゃん。
 スタスタと張り合って歩く姿とかめっちゃ笑っちゃったんですが、むーっ、むーっと必死にお参りする姿とか、大胆にも寝たふりしてみる姿とか、とにかくカワイイうるかちゃん満載でした。
 あと、寝たふりする前にさらりと「好きな人にドキドキしてもらえますようにって」っとか、けっこう頑張って言ってるんですよねー。
 ほんっと頑張る女の子は素晴らしい!
 心から応援したくなっちゃいますわ。

 あと個人的にけっこうヒットだったのが、雨宿りしている時のなにげない会話。

「6月だからな」

「6月めー」


 なんていう、とくに何も考えてない感じの会話のキャッチボール感。
 このふたりのつきあいの長さを物語ってるような自然さですっごくいいんですよねー。
 静かな雨のなか、なんとなく会話がなくなっていく夏の空気感も感じられるようで、「青春」って感じがいたします。
 いやー、ここ、すごくいいシーンだわー。

 しかしもー、最近すっかり正ヒロインの位置を勝ち取っちゃってませんか? うるかちゃん(笑)。
 最初は負けヒロイン確定の位置からスタートだったのに。
 このまま勝っちゃってもいいのですよ? ほんと、応援してますよー?



青春兵器ナンバーワン

 もはや鉄板となりつつある委員長とゴローのコンビネタ。
 いやー、今週も素晴らしかった。
 真剣そのものの二人が織りなす不思議空間に、冷静に的確にツッコんでゆくエージのツッコミがこれまたキレッキレ。

「…バカ… 本当に… バカなんだから……!!」

(本当にな)


 とか、ふきださずにはいられませんでしたわ(笑)。

 最後のオチのホットカーペットも完璧。

「麗らかな春の目覚め」

 じゃないですわ(笑)。

 いやー、なんとも好きだわーこのふたり。
 バカバカしくもいつの間にか主従の関係になんだかほっこりさせられているという、謎空間の回でありました。



【最終回】 ポロの留学記

 ということで打ち切りとなってしまったポロ。
 最後はまさかの妻子持ちっていう、ちょっとしたサプライズもありましたが、それにしてもちゃーんと魔界を変革しちゃえているポロが凄いですね!
 あとは魔界の王が仕事多すぎて大変だったら君主制もやめて、民主主義も輸入しましょうよ(笑)。

 しかし、打ち切りとなってしまった原因は、よく言われるように青春兵器とネタがかぶってしまったと言うのもあることはあるとは思うんですが、あちらは純度の高いギャグ、こちらはハートフル寄りと、そこそこ住み分けはできていたようには思うんですよねー。
 ただ、私が気になったのは、そのハートフル寄りのなかでも、どんな展開を得意とする作品なのか、軸足が定まってなかったように思うのです。
 読者がなにを期待してこの作品のページをめくればよいのか、そんへんがずっとボンヤリしてたような、そんな印象なんですね〜。

 学園友情ものがメインなのか、ラブコメがメインなのか、事件解決人情型なのか。
 もちろんスケットダンスのようになんでもござれのちゃんぽんの作品も多いので、完全に絞り切る必要はないのですが、ポロの場合は「こういうのが定番ですよ」「得意分野ですよ」っていうのを序盤で提示していたら、もっと違った結果だったのではないでしょうか。

 まぁしかし実際のところ、そこは権平先生ご自身がさぐりさぐりだったのかもしれません。
 キャラの登場順を見ても思うのですが、かなり初期に登場した神様とか、そのあとほとんど登場しなかったですし(最後は出てきましたね)、第二話で登場した風紀委員みたいな男子に至ってはその後一切登場しませんでした(いや、どこかいたかな?)。
 アンケの反応を見つつ、感触をたしかめつつだったのかもしれませんが、そうやって探り探りやっていたことで読者からは「何をやりたいのかよくわからん」っていう反応になってしまったという面があるのかなーと。
 そうなると、どうしても「次も読みたい」とはなかなかなるものではないですしねー。

 ああでも、さぐりさぐり行った結果、後半はけっこう私的にも好きな話が多いんですよね。
 お母さんが幽霊だった話とか、先週のお祭り回とか、かなりいい印象が残ってます。
 そういった意味で、後半は軌道修正が成功してきていたってことなのかもですね。
 ただ、それはいかんせん連載継続の力を生むまでは至らなかったと……。

 絵についてはポテンシャルはかなり高いと思います。
 最初の頃、特に二話あたりで絵がさっそく荒れて、あ、これは作業スケジュールがやばかったのかなー?と思うこともありましたが、その後持ち直して最後の方はポロとかかなりイケメンになってましたものね(笑)。
 おそらく今回の連載で作業手順とか体力的なペース配分とか、いろんなことを掴まれたんだろうなーと。

 お話もそうですが、一度連載を経験したことで多くの事を吸収したことと思いますし。
 次こそはきっと、もっともっといい作品ができると思いますので、権平先生の次回作、楽しみにしておりますよっ。



感想後記

 次号はヒロアカが巻頭カラーってことですが、これの作業で先週倒れちゃったってことなんですかねー?
 ってことは、本来巻頭カラーになるはずだった話数はその次の回だったってことなんでしょうか。
 今回は新連載巻頭カラーがありますから、本当は 29 号に載るはずのカラーだったってことはありえませんしね。
 そういう内側の事情って、なんか気になっちゃうんですよね(笑)。

 そしてついに復活のハンター×ハンター!
 うーーん、楽しみだわー!
 今回もまた 10 週間限定なのか、それともガンガンいく予定なのか。
 そのへんもまた気になるところです。
 とりあえず、単行本買っていろいろ思い出さなくっちゃですな(笑)。



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posted by BOSS at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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