2017年05月31日

週刊少年ジャンプ2017年26号 感想<後編>

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 それでは後半でーす。

■前編の感想はこちら




 後編の感想は、

・食戟のソーマ
・約束のネバーランド
・ハイキュー
・Dr.STONE
・左門くんはサモナー
・青春兵器ナンバーワン
・磯部磯兵衛

 の 7 本でお送りいたします。



食戟のソーマ

 チーズリゾットひつまぶし!
 おー、これはうまそーだなー!
 ただでさえ美味しそうなひつまぶしにさらにチーズリゾットって、脂っこい系の濃い味にさらにこってり系の濃い味を重ねてかなりしつこくもなりそうなんですが、山椒と砕いた燻製ニンニクチップがピリッと引き締めてくれてるんでしょうねー。
 あー、こりゃー食べたいわー。
 めっちゃ普通に食べたいです(笑)。

 そしてさすがは一色先輩と言うべきか。
 これまでは決しておはだけをしなかった審査員がぬるぬるのウナギ責めに(笑)。
 以前ぱふぱふしてたのはあくまで同僚の男性審査員の妄想でしかなかったですからねー。
 純粋に自分自身でおはだけイメージを作らせたのはさっすが一色先輩でありました。

 つーか、そこで終わっていればいいものを、対戦相手にまでやらせちゃうって(笑)。
 極星寮メンバーを侮辱したことへの制裁を、ギャグテイストで仕上げて読み手の口当たりを軽くしているわけですが、いやー、こちらこそ「Mi Scusi(マジでごめん)」ですってね(笑)。



約束のネバーランド

 うわー、さっそく追手がかかっちゃいましたよー。
 それもおっそろしい、ドーベルマンみたいな鬼がいっぱい。
 これは追いつかれでもしようものなら、一瞬で目も当てられないことになっちゃいますわ。

 しかも聞き捨てならないことに、どうやらこの森には「野良の下等種」とやらがうろついている様子。
 彼ら鬼たちと同様、子供を食うヤツラみたいじゃないですか。
 森の危険だけでも手一杯なのに、これは大変なことになってきちゃいました。

 しかし、鬼ってだいぶんバリエーションが豊富なんですねー。
 施設にいた鬼も大小さまざまでしたし、こういう四つ足の獣タイプもいたり、さらには野良の下等種ってのまでいたり。
 いったいどこからこいつらは発生したんでしょうか。
 生物学的に普通の生物とどういう関係があるんでしょう。
 まったく別の星からやってきた宇宙の生命体だったりするのか。
 それともどこかの科学者が生み出しちゃった遺伝子操作の突然変異だったりするのか。
 いずれそういったところにも話は踏み込んでいくんでしょうねー。

 あ、もしかしてミネルヴァさんってのが野良の下等種のことだったりするのかなー。
 だとしたらむしろ僥倖?ってことになりそうなんですが。

 ともあれ、なんとかそのミネルヴァさんの残してくれた「攻略本」のおかげで危機を一旦脱したエマたち。
 この本があればこの先かなり心強いなーとなったわけですが、最後のエマの表情がこれまた思わせぶりですねー。
 いったいなにに気づいたのか。
 めっちゃ気になります。



ハイキュー!!

 月島キターーー!!
 そうでした、烏野にはこの月島がいたのでした!
 最も近くで変人速攻を見続けてきたこの月島が!

「コレ 止めてみたかったんですよね」

 と述べる月島の、なんたるふてぶてしさ&頼もしさか!(笑)

 宮侑という強敵の存在は、もしかしたら日向にとって将来強力な味方なのかもしれないし、自分の可能性を拡げてくれる吉報なのかもしれなくて。
 そして同時に、現在めちゃくちゃ頼もしい味方であるところの月島は、将来のとんでもない壁なのかもしれなくて……。
 いやー、面白い対比構造であります。
 現役高校生の近視眼的な視野ではなかなか気づきえない、そういう将来の可能性を見せてくれたのは、さっすが全日本の監督ってところですかね。
 大人の視野の広さというものを見せてくれました。
 こういう、大人を作品中の記号としての大人にしちゃうんじゃなくって、ちゃんと年相応の経験を重ねた、大人の視点を持った大人として描ける作品って凄くいいなーと思いますわー。

 さーさー、敵の変人速攻には月島がしっかり対応を見せてくれて、さらには日向の速攻もブロックをかわすコントロールが効いてきて。
 景気よく上がり始めた反撃ののろしでありますが、しかし、そう簡単には稲荷崎も負けてはくれないでしょうからねー。
 ここからどんな展開が待っているのか、これからが楽しみです。



Dr.STONE

 うおーーーすげーーーー!!
 大どーんでーんがえーーーし!!
 千空の首をゴキゴキする描写も、杠のつま先の石化を戻したことも、すべてがこの時のための伏線だったのですねー!
 いやー、うまく作られてますわー。
 石化を戻したとき、その周辺の組織も含めて細かなキズは修復される効果がある。
 この効果を使って、あえて全員が助かる道に千空は賭けていたんですねー。

 また、大樹が杠から話を聞いた瞬間に、千空ならきっと全員が生きる道に賭けたはずだと、大樹が千空の事を信じぬいてくれたのもアツい!
 そしてまた、千空も同様に、きっと大樹なら自分を信じて再生してくれるはずだと、そう信じたからこそ起こった奇跡なのでしょう。
 もちろん杠がそこで全力でサポートしてくれることも信じたからこその。
 いやー、互いへの絶大な信頼と絆をベースとした、見事なミラクルプレー。
 思わず圧倒されてしまいました。

 そしてここでドーンと示される、「序章最終話」、次号、新章開幕!っていうのもアツい見せ方です。
 いやー、盛り上げてくれますよ〜ドクターストーン。
 次号からはちょっと前に時間がさかのぼり、千空が目覚めて直後から始まる千空独演会となるようですが、はたしてあえてその時代を今描くことに、どういう意味があったりするのか。
 いやー、またまた楽しみですわー。
 きっとまたいろんな仕掛けが施されているんでしょうからね〜。



左門くんはサモナー

 やー、帰ってきましたねーギャグ左門くん!
 シリアスもいいですが、やっぱりこのカス虫&クズ虫コンビは安心しますわー(笑)。
 高校デビューをはかる輪ちゃんの弱みに付け込み、やりたい放題な左門くんたちにゲラゲラ笑わされっぱなし。
 なんなんですかコイツらは。
 後先考えなさすぎでしょー(笑)。

 それに対する輪ちゃんが見せる表情ひとつひとつの可愛い事!
 カス虫にパンを渡すところの屈辱顔で、ちょっと何かが目覚めるところでしたわい(笑)。

 そして、ついにふっきれた輪ちゃんのカッコよさ!

「けどもう我慢の限界だ

 お前らにも

 良い子ちゃんの私にもな」


 の輪ちゃんには惚れ惚れしてしまいました。
 こんなの引くどころじゃないですね!
 一気にクラスのアイドル待ったなし(笑)。
 天使ヶ原ファンクラブまでが節操なしに鞍替えしかねない勢いなのも頷けます。

 いやー、日常が帰ってきましたねー。
 それでもてっしーたちが三年生になって、時間が流れたんだな〜っていうちょっとした切なさも混ぜ込みつつ。
 さらにおなじみとなった「私が地獄に堕ちるまでの物語だ」をここでもう一度確認しつつ。
 けどまー、しばらくはこのギャグパートが続きそうな感じです。
 今週だけでは左門くんも九頭竜くんもとうてい暴れ足りないでしょうからね(笑)。



青春兵器ナンバーワン

 そりゃそーでしょー!
 好きな女の子にくすぐってもらえるなんて、最高にご褒美以外のなにものでもない!
 それに対してハチにくすぐられるエージの絶望よ(笑)。
 


磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜

 さすが北斎先生!かっこええ!!
 ありえないほどのスランプに陥り、まともに絵も描けなくなったと言うのに、一から絵の勉強をすることを考え出したらめっちゃ楽しそうにテンションあがっちゃうって。
 こういう人こそ天才って言うんでしょうねー!
 なんか今週はここで思わず鳥肌が立ってしまいましたわ。
 この北斎先生なら、下手すると来週には凄い絵を描けるようになっちゃってるかもしれませんよ(笑)。



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