2017年05月29日

週刊少年ジャンプ2017年26号 【連載3周年記念『火ノ丸相撲』表紙&巻頭カラー<読切『アリスと太陽』>掲載号】 感想<前編>

jump201726a.jpg

 ちょっと肌色率高めな表紙の今週のジャンプ。
 なかなか汗臭くていいですねー。
 昭和のジャンプのノリを彷彿させるものがちょっとあるかもしれません(笑)。

 ではではそんなわけで、今週も感想いきましょーー。





 前半の感想は、

・火ノ丸相撲
・ヒロアカ
・ワンピ
・鬼滅の刃
・ゆらぎ荘
・【読切】アリスと太陽
・ブラクロ

 の 7 本でお送りいたします。



【巻頭カラー】 火ノ丸相撲

 3 周年突破記念&ついに激突開始!鬼丸VS.草薙!という、劇的タイミングの巻頭カラー。
 いやー、なんかこうドラマチックすぎてゾクゾクくるものがありますわー。

 そんなわけでついに始まった決勝大将戦。
 さっそく鬼丸のぶちかましから景気よく開戦しましたが、いやー、鬼丸の技の一つ一つが、これまでの強敵との戦いで得て来たものっていうのが実にアツい。
 天王寺の見せた下からの突き上げで久世の姿勢を崩し、すかさず大典太との戦いで打ち合った高回転の突き押しで攻め立てる。
 これまでの戦いがすべて糧となっているっていう、ベタでありますがまさに王道な熱さです。
 このまま鬼丸が大太刀のみんなの技を使いだしたりしたらさらに熱いかもしれませんねー(笑)。

 しかし、さすがは久世草介、そうは問屋が卸さない。
 あともうちょっとで押し出せる!ってところへきてのこの見開き!
 ドゴ!のこの見開きの破壊力!
 いやー、まるで無慈悲な神の鉄槌かってなインパクトでありました。
 鬼丸があの手この手あがいてもがいて積み重ねてきた努力を、まるで無意味だったと言わんばかりの一撃です。
 すっげー理不尽なほどのレベル差を感じさせてくれちゃいますわー。
 いやー、これは衝撃でした。
 しかし、このくらいやってくれなきゃあ草薙ではありませんからね!
 いよいよ始まった運命の大勝負。
 とこっとんやりあって欲しいものです!



僕のヒーローアカデミア

 いよいよ八斎會への突入を開始したヒーローたち。
 次々襲ってくるヤクザたちを無力化していくプロヒーローたちのさすがの手際が鮮やかでした。
 特にバブルガールとか、ただシャボン玉で目を攻撃してるだけなんですけど、これは実際かなり効くでしょうからねー(笑)。
 大のおとなも一瞬で無力化されちゃいそうですわ。

 しかし予想よりも八斎會の抵抗が弱めだったのはちょっと意外でした。
 少なくとも個性消滅弾の攻撃は来るだろうと思ってたんですが、ないところを見るとあれはそれほど量産できてないとか、あるいはちょうど売却した直後とか、そんな感じのタイミングだったんでしょうか。
 少なくとも構成員全員がそれを装備しているみたいな最悪の事態じゃなくってちょっとホッとしましたが。
 あるいは、奥へ引き込んでおいて、そのあとで本格的な反抗をっていう段取りだったりするのかもですねー。

 あっという間に地下通路に突入を成功したヒーローたちですが、ここで敵がマップ操作の個性を発動。
 頼りのナイトアイが見た通路情報もこれでオシャカってわけですかー。うーん、ツライ。
 簡単にエリちゃんを見失ってしまいかねない展開です。

 この突入組、情報系や感知系の能力者がいないっぽいところがこういうところで弱みになっちゃいますねー。
 本来ならナイトアイが無敵レベルの情報系のはずなんですが、そうおいそれとは味方に使えないのもナイトアイですからね。
 現在の所あまり能力を見せてないメンバーにうまいこと情報系感知系の個性がいるといいんですが。



ONE PIECE

 別エントリーにて。



【センターカラー】 鬼滅の刃

 轟音とともに来たのは柱かな?それとも十二鬼月かな?と思ったら十二鬼月だったー!
 しかも上弦の参って!!
 このために前回あたりから上弦の強さをほのめかしてたんですねー。
 いやー、煉獄さんと上弦の参・猗窩座の極限バトル。
 ホワーッ!と見入ってしまいましたわー。
 あの伊之助が「すげえ!!!」と素直に感嘆しているのがなんかよかったです(笑)。
 ふつうなら「あのくら俺でもできらあ!」ってなりそうなところですが、伊之助にとっても一目でわかる、あまりにも別世界な領域だったんでしょうねー。
 炭治郎や伊之助がこの域まで到達できるのはいつのことなのか。
 果てしなく長い道のりなんでしょうけども、しかし、こうやって今ここで間近に観ることが出来たってことは、最高の勉強だったんじゃないでしょうかね。

 ところで、煉獄さんは鬼になろうという誘いを一瞬で断りましたが、炭治郎だったらどうなんでしょうねー。
 無論これと同じような勧誘なら炭治郎も断ることは明白ですが、もし鬼にならなければ禰豆子も仲間たちも救えないっていうような、究極の選択みたいなことになった場合、鬼の禰豆子を妹に持つ炭治郎なら躊躇なく鬼になることを選びそうな気もするんですよね。
 もちろん鬼舞辻無惨の力で鬼化するのだったら炭治郎もやらないでしょうけど、もし禰豆子ちゃんの力で鬼になれるんだったら、ひょっとするとやる可能性もなきにしもあらずかな?と。
 ちょっとそんなことも考えさせられた問答でした。



ゆらぎ荘の幽奈さん

 おおー!解放されたコガラシ登場の安心感よ!
 あのマトラの攻撃すら片腕一本で軽々防ぎますか(笑)。
 幽奈さんの破格のポルターガイストが大逆転の決め手となったわけですが、やっぱりそこからの圧倒的コガラシの存在感が素晴らしかったです。
 さすがたったひとりで西軍東軍を黙らせる男でありますわー。

 そして、戦い終わってまたあらたな乙女がひとり、恋愛戦線に加わるっていう流れでありますが、いやー、自身の水着姿がプリントされたマフラーをプレゼントって(笑)。
 これは斬新なヤンデレだなー。
 ヤンデレと言うよりは、オバカデレと言った方がいいんでしょうかね(笑)。
 またまたコガラシ周辺が賑やかになっていきそうです。



【読切】 アリスと太陽

 凸ノ高秀先生描く音楽系青春ボーイミーツガール。
 いやー、パワフルな読切でした。
 臆病な少年がエキセントリックな少女と出会い、その歌声に触れて自分の作品を世に出す勇気と喜びを知る。
 王道中の王道の展開なんですが、ラストの校舎に爆音が響いて文字通り世界が変わる痛快さとか、素晴らしい心地よさでありました。
 漫画を構成する要素にとりたてて新しいものはないとは思うんですが、やっぱり漫画のキモはキャラと見せ方なんだなーと。

 あと、この読み切りでおそらく一番表現するのが難しかったんじゃないかと思うのは、音楽の表現だと思うんですが、なんとこの読切、音符マークも使ってなければ歌詞もひとつも出してないんですよね。
 そういう記号や文字による表現をあえてせずに、歌ってる人間の表情とか、聞いた人間の反応とかで十分に表現しているっていうのが、これはけっこう凄いことをやってる読切だぞと。
 ちょっとそんなところでも感心させられてしまいました。



ブラック・クローバー

 覗かないのかーーい!!
 アスタの魂の叫びで男たちの覗きノリ強制終了。
 最後の「温泉合宿編・終!!」のパワフリャな書き文字にめっちゃ笑ってしまいました(笑)。
 まぁこちとら前半でめいっぱい女体祭りを堪能させられてるのでぜんぜんいいんですけどね!

 しかしレオゴレオン、

「テメーはアイツを越えるんだろーがよ」

 のひとことでここまで簡単にノせられるって。
 どんだけ単細胞なんだと(笑)。



 といったところで前編の感想はここまで。
 続きは後編にて。



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