2017年05月17日

週刊少年ジャンプ2017年号 感想<後編>

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 そんなわけで後半戦〜〜。

■前編の感想はこちら




 後編の感想は、

・火ノ丸相撲
・ブラクロ
・ゆらぎ荘
・食戟のソーマ
・斉木楠雄のΨ難
・ぼくたちは勉強ができない
・左門くんはサモナー
・磯部磯兵衛

 の 8 本でお送りいたします。



火ノ丸相撲

 うおーー!勝ったーー!!
 体格に差はあれどその実力は伯仲って感じでしたが、最後に勝負を分けたのは気持ちのちょっとした差でしたか。
 久世草介になりたいと憧れ、相撲を取れること自体を喜んでいたダニエルと、潮火ノ丸に勝ちたいと願い、ライバルに勝利する喜びを知っていた小関部長。
 もちろん小関部長だって鬼丸に憧れる気持ちはあるでしょうし、ダニエルだって勝利する喜びにこだわりを持ってなかったとは思いません。
 そういうゼロか一かの問題ではなくて、きっとちょっとした、微々たる差だけの話だったのかもしれませんしねー。

 いやー、それにしてもかっこいいわー部長。
 登場当時、誰がこんなかっこいい部長を想像したでしょう。
 今週の、張り手を頬に受けつつも鬼気迫るような表情を見せる部長とか、鬼丸沙田戦の「何を笑っていやがる」を彷彿させるものがありました。

 ああ、そう言えばあの勝負も、相撲できることを喜ぶ沙田と、どこまでも勝ちを切望する鬼丸の気持ちの差が勝負を分けたようなそんな感じがありましたもんねー。
 もしかしたら、そのあたりの描写ともつながっている今回の試合だったのかもしれません。

 さあしかし!さあさあさあさあ!
 ついに来ちゃいましたよ大将戦!!
 泣いても笑っても最後の勝負!!
 いやー、いったいどんな戦いが描かれるんでしょうか。
 何が勝負を分ける決め手となっちゃうのか。
 もしかするとこの作品最後となっちゃうかもしれない大勝負ですからねー。
 じっくりしっかり見守っていきたいと思います!



ブラック・クローバー

 火山特訓編スタート。
 なるほど、マナスキンとかいうので体を防護してれば熱くもないし、身体能力も向上するわけですかー。
 今後のバトルインフレに備え、たしかにこれは全員がマスターしておきたい術です。

 で、さっそくそれをマスターしてしまうユノ、さっすが天才です(笑)。
 一瞬で団長レベルと遜色しない、無駄のない、張り詰めたマナスキンを習得しちゃいましたよ。
 そこへゆくと、レオたちレベルのマナスキンはまだまだ出力調節?ができてない感じ。
 いかにもダダ漏れ、マナの無駄遣いって感じで、やー、これはなかなかわかりやすい絵です。

 そして当然魔力のないアスタは大苦戦。
 つーか無理じゃね?って感じなんですが、しかしアネゴレオンの煽りっぷりを見ると逆にヒントをくれているようにも見えますねー。
 とくに「己のことをわかっていない莫迦には絶対無理だがな」っていうセリフがひっかかる。
 己のことをわかるとは、いったいどういう事なのか。
 そのへんに登頂のヒントがありそうです。
 そしてまた、その発見がきっとアスタの新たな成長を促してくれることになるんでしょうしね〜。
 なかなか楽しみではないですか。



ゆらぎ荘の幽奈さん

 おー! うまい駆け引きだ!
 読心術というチートスキル持ちの強敵・巳虎神マトラ相手に、あえて雲雀ちゃんを囮にして裏をかく。
 万策尽きた!と思われたところからの逆転で、しかもその逆転の一手には、ちょっと前に狭霧に対してコガラシが言ったセリフが後押しになっていたり。
 いやー、なかなか丁寧なつくりの完成度の高いバトルでありましたわ〜。

 しかしマトラをこの二人で倒すとはなー。
 てっきりのん子さんが復活してきて倒すものだとばかり思ってました。
 それだけに勝利の意外性が高かったという面もあるのかも。

 あと、霊装結界を解かれてボン!と生身が出てきちゃうところとか、遠隔地からオペレーターがしっかりサポートしてたりするところとか、ちょっとだけワートリ感を感じてしまって私的に嬉しかったです(笑)。



食戟のソーマ

 創真、十傑相手に堂々勝利ー!
 最後は寧々先輩を思いっきりおはだけさせちゃいましたが、これ、どう見ても創真がむしり取ってるようにしか見えません(笑)。
 先生、絶対これ確信犯でしょー。
 アオリ文まで「捥ぎ取った一勝」が「剝ぎ取った一勝」に見えちゃいました(笑)。

 ともあれなるほど、寧々先輩の弱点は、自分の受け継ぐそばの流儀を絶対と信じ切って、ただ馬鹿正直にそれのみを追求してきたことでしたか。
 食べる人がどんな人かとか、今どんな環境かとか、そんなことには目もくれず、ただひたすら「絶対の流儀」を盲目的に、もくもくと作る職人だったと。
 たしかにその職人技は最高のものだったのでしょうが、時と場所、相手を見て考える頭がなければそれは宝の持ち腐れになるってことですねー。

 しかしこれ、この教訓はもしかすると薊理論そのものに当てはまることではないでしょうかね。
 最高の料理を構築したら、あとはただそれをすべての料理人にコピー&ペーストすればいいっていう薊理論では、まさにこの寧々さんのような失敗を繰り返すだけのように思えます。
 それに対抗する創真たちの反論は、まさに今週一つの形で見事に示されたことになるんじゃないでしょうか。

 なるほど、これから描かれる十傑との勝負は、ひとつひとつが薊理論を論破するエピソードになってゆくのかもしれないですねー。
 勝負の局面それ自体だけじゃなく、そんなところに注目してゆくのも面白いかもしれません。



斉木楠雄のΨ難

 斉木楠雄、VR を堪能するの回。
 こち亀の後釜を狙ってんのか?とセルフツッコミをしつつ実際狙ってたりなんかして(笑)。

 とはいえ、私的に VR にはこれまであんまり興味が湧いてなかったんですが、楠雄がどっぷりハマッてるのを見てちょっと惹かれてしまいました。
 こういうのは感覚的な楽しさでしょうから、実際やってみないと面白さはわからないでしょうからね〜。
 うーん、どこかで体験してみたいものです。

 しかし、こういうネタを見るたび思うんですが、漫画家さんってこういうネタの時には参考資料と称して経費でゲーム機買ってもらえたりするんですよね?
 やー、めっちゃ羨ましいなーって単純に憧れちゃいますわ(笑)。



ぼくたちは勉強ができない

 お、メインヒロインのかたほう緒方理珠ちゃんが、ようやっと恋愛に目覚めてきましたかー!
 14 話めにしてようやっと!(笑)
 ラブコメなのにこの腰の重さはこれはこれで面白いんじゃないかと思っていましたが、まぁでもやっぱり恋愛を抱いてこそのラブコメです。
 ここからが本番って感じですねー。
 嫉妬にぷくぷく膨らんだり、意識しまくりテンパリまくる理珠ちゃんのカワイイこと。
 うむ、実にラブコメらしい展開。
 思わず読んでてニヤニヤしちゃいます(笑)。

 さらにはラストでラッキースケベなキスまで達成って。
 最近恋愛戦線でぐいぐい来ている武元うるかちゃんを、すんごい勢いでブチ抜いていっちゃった勢いですねー。
 やー、さすがにメインヒロインの風格か。



左門くんはサモナー

 アンリさん、イヤーパンチ炸裂!!
 もしかして今回一番キョウレツな攻撃だったんじゃないの?(笑)

 ともあれ、どうなったってこうなりますよねー。
 ベルゼビュートも求婚するならもっと手を考えなくっちゃだ。

 しかし、そのあとであらためてベルゼビュートに言ったアンリさんのセリフはちょっと意外でした。

「幾億の年月を経て

 地に立つ者が貴様と余だけになった時は

 お互いヒマだ

 茶でも飲もう」


 これ、時間スケールのまったく違う超越存在の悲しみが垣間見えて、ちょっと好きだなーこのセリフ。
 彼らのような存在にとっては、今のこの時間なんて一瞬のまたたきのような瞬間にすぎないんでしょうからね〜。
 きっと、そのほぼ無限と言ってもいい生涯のほとんどを孤独な時間として過ごしながら、この輝くような思い出を何度も何度もかみしめたりするんでしょう。
 やー、異種族間の物語って、こういうところが切ないんですよね〜。

 そしてまた、強者たちにどんどん認められていく左門くんをみつめるてっしーの視線もこの作品独特のものだなーと。
 ふつうのバトル漫画なら主人公が認められてゆくのはカタルシスのある喜ばしいことなんですが、不思議な不穏さを感じさせてくれるというのが興味深い。
 さーて、どうやらお次は左門くんの過去に迫る話になるようですが、いったいどんな展開が待っているんでしょう。



磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜

 北斎先生復活きたーーーー!!
 いやー、すっかり成仏してしまってかな〜り残念に思っていたんですが、ついに復活してくれちゃいましたねー(笑)。
 これからの春画ライフ、めっちゃ期待しております!

 しかしそれはそれとして、お北ちゃんにしてみたら貴重な幼少時代をふたたびじーさんに乗っ取られてしまうという、これはこれでかなりヤバイ運命ではあるんですよねー(笑)。
 うーん、ひとつ意識の交代制とかできないものかしらん。



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posted by BOSS at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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