2017年05月08日

週刊少年ジャンプ2017年23号 【約束のネバーランド 脱獄編完結記念表紙&巻頭カラー号】 感想<前編>

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 始まってまだ一年未満の作品が、物語の大きな区切りを迎えたことを記念しての表紙&巻頭カラーの厚遇って、けっこう珍しいことなんじゃないですかねー。
 しかしそれも納得の激動の展開連続の最近のネバラン。
 今週の展開にも期待膨らみまくりであります。





 前半の感想は、

・約束のネバーランド
・ヒロアカ
・ワンピ
・BORUTO
・鬼滅の刃
・ブラクロ
・青春兵器ナンバーワン

 の 7 本でお送りいたします。



【巻頭カラー】 約束のネバーランド

 子供時代のママ!
 なんてかわいい!
 しかし泣けてしまいましたわー、今週のママ側視点の物語。
 大好きだった幼馴染のレスリーの死をきっかけに、絶対に鬼に殺されない生き方を選択し、心を鬼にしてママをやってきてたんですねー。
 レスリーに教わった歌を、レイが胎教で覚えていたことを知った時の衝撃はいかばかりのものか。
 レイがママの実の子だったことも衝撃でしたが、それをずっとおくびにも出さずにこれまでやってきたのかと思うと、ママの心中の複雑さが想像されてしまいます。

 敗北を悟り、

「行ってらっしゃい

 気をつけてね

 ――願わくば

 その先に光がありますように」


 と心の中で祈るように子供たちを見送るママ。
 いやー、これはグッと来てしまいましたわー。
 冷徹な鬼になりきりながら、心の奥底ではちゃんと子供たちを普通に愛したいと思っていたと。
 人の心がちゃーんと残っていたんですね。
 やー、最後の最後で、コレはやられてしまいますわー。

 フィルたちを抱き寄せ、歌を歌って聞かせつつ、エマたちの旅の成功を祈るママ。
 このあたりとか、まるで本当のママのような温かいぬくもりを感じますよ。
 もちろんこれまでこのママが何人の子供たちを犠牲にしてきたのか、それはもう大変な数だったでしょうけども。
 急に悪行をチャラにするなんて到底できないんですけどねー。
 しかし、事ここに至ってようやくママの奥深い人間的なところが覗けたのは、なんだか不思議な感動を覚えるものがありました。
 できたら、この顔をエマたちにも見せてあげたかったなぁ〜。

 一方、脱出大成功のエマたち。
 歓喜に震えんばかりの笑顔で全力疾走するエマを見るにつけ、ページをめくったら鬼にバクリと食われてるんじゃないかとか、とにかく悪いことばっかり想像しちゃって怖くて怖くてしかたなかったです。
 いやー、外ってこえ〜〜(笑)。

 しかし、ついに本当に外の世界に出ちゃったんですねー!
 朝日に照らされる広大な世界。
 一瞬、Dr.STONE の世界と繋がった!?とか、おかしな錯覚もしてしまいましたが(笑)。
 本当に脱出をなしとげてしまったんだぞ!ってことに、とにかく感無量でありますわー。
 いやー、凄い瞬間に立ち会った―。

 さあ、ここからいったいどんな物語が始まるんでしょうか。
 外部世界の情報はこれまでほっとんど漏れてきてないだけに、期待と不安が半々に、とにかく妄想を刺激してくれます。
 次号の新章開幕センターカラーに、期待大でありますわ!



僕のヒーローアカデミア

 サー・ナイトアイの未来予知、だんだんとその細かいところが分かってきましたが、強力な個性だけにさすがにいろいろがんじがらめですねー。
 動画ではなく一コマ一コマの静止画でしか見えず、周りもほとんど見えないとか、このあたりは明確に大きな弱点です。
 かなりの確率で「見落とし」が発生しそうですからね。
 例えば隠れ潜んでる敵の人数が何人とかは、まずわからないものと考えたほうがよさそうです。

 なのでサー・ナイトアイの言う、不確定要素の多い間は闇雲に見るべきじゃないっていうのはわかる気もするかなー。
 使用時間と回数制限もありますし。
 しかし、それにしてもこれほどかたくなに見ようとしないのは、もっと他にも理由がありそうって感じてしまいます。
 むしろ私なんかは複数人を積極的に見て情報の死角をどんどん減らすべきなんじゃないかとすら思ってしまうタチなので。
 とすると、やっぱりナイトアイ自身の心の問題が一番大きいんじゃないかなーと。
 オールマイトとのことがトラウマになってるとか、そのへんがとてもありそうです。
 デクを試したときには迷うことなくサクッと使ってたわけで、個性を使う事それ自体には抵抗はないようですからね。
 キーワードは、人の生き死にといったところでしょうか。
 このあたり、デクに感化される形でナイトアイの心に何か変化が訪れたりするのか、それともオールマイトとの関係性が修復されることで大きくナイトアイも一歩進めるようになったりするのか。
 大人もやっぱり悩んだり立ち止まったり、成長したりをしてるんだよってところを見せてくれるのかもしれません。

 しかしこの、デクの手のぬくもりがエリちゃんの心の支えになっていたっていうの、これ、いい話だわー。
 こういうところから、デクの「平和の象徴」としての歩みは始まってゆくのかも!



ONE PIECE

 別エントリーにて。



【センターカラー】 ボルト

 歳とったせいかここのところ特に涙腺が弱くなってるもんで、こういう話はめっちゃ弱いんですよー(笑)。
 いやー、まさかあのムカつくガキんちょ、テントウとボルトの交流に泣かされるとは!
 反発しあうかと思ったら、めっちゃ似た者同士だったんですねーこのふたり。
 テントウの意外なかわいい一面にも驚きましたし、なによりボルトの一皮むけた感、ちょっと大人になった感はカッコイイとすら思ってしまいましたわ。
 やー、なかなかいい二人ではないですか。
 これは将来の偉大な大名と、偉大な忍者の友情の始まりの伝説ってことになるのかもしれませんねー。
 ちょっと未来に夢を馳せてしまいます。



鬼滅の刃

 善逸スリープモードきたーーーーーーー!!
 禰豆子ちゃんの大ピンチに颯爽と現れ、霹靂一閃六連をブチかます善逸!
 あまりのイケメンっぷりに禰豆子ちゃんも一瞬ホワッとしかけちゃいましたが、しかし安定の善逸でしたねー(笑)。
 一瞬で元の寝ボケ善逸に戻っちゃうという、どこまでも安定の善逸感(笑)。
 すぐまた点目になってる禰豆子ちゃんも最高でした。



ブラック・クローバー

 わたし、キャラの名前を覚えるのがとにかく苦手なタチなんですが、ヤミさんありがとう!
 アネゴレオン!
 一瞬で覚えたぜー!!(違うw



青春兵器ナンバーワン

 痛い! 痛々しい!!
 盛り上がったのは東くんの話術のおかげなのに、すっかり調子に乗っちゃってる零一の痛々しさ! 素晴らしいものがあります(笑)。
 そして意外にもネジを緩めた本気モードの零一のよどみない話術!
 コイツはいける!と思わせておいてからの大暴落って。
 この落差にはゲラゲラ笑い通しでありました(笑)。
 いやー、今週も青春兵器、安定して破壊力大であります!



 といったところで前編の感想はここまで。
 続きは後編にて。



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