花粉症がひどくなってきたなーと思っていたらどうやら風邪をひいってたっぽい管理人 BOSS です(笑)。
そんなわけでちょっと調子が悪いので、今日はサクッとめでいかせていただきますねー。
前半の感想は、
・【新連載】Dr.STONE
・ワンピ
・腹ペコのマリー
・鬼滅の刃
・左門くんはサモナー
・ハイキュー
・ポロの留学記
の 7 本でお送りいたします。
【新連載】 Dr.STONE
『アイシールド21』原作の稲垣理一郎先生と『サンケンロック』などの Boichi 先生がタッグを組んだ新連載!
いやー、圧倒的でありました!
まずは冒頭から展開する人類文明大崩壊劇が凄まじい。
全人類が一瞬にして石化してしまうという謎も凄く興味をそそられますし、そこから巻き起こされる車の大事故や飛行機の墜落などなどの大破壊も恐ろしい。
もうみんなわけもわからず、自分がどうなっているのか、まわりがどうなっているのかもまったく知覚できないままに死んでいくしかないっていうのがとっても怖いですわー。
そんななか、数千年にもわたって意識を保ち続けている主人公たちのとてつもない精神力。
このあたり、まるで手塚治虫の火の鳥とかの超スケールの SF でも読んでいるようなワクワク感に襲われます。
実際自分がこんな状況になったら絶対途中で投げ出して消滅しているでしょうからねー。
何億年ボタンとかいう話がありますが、私なら絶対押さないですね(笑)。
あっというまに発狂する自信がありますってあんなの。
そして未来の文明崩壊後の世界を舞台に始まる、未知の領域のサバイバル劇。
いやー、これは面白そう!
普通のサバイバル劇なら文明の版図まで逃げ帰ることができたらハッピーエンドですが、この場合いったいどうなってしまうのか。
どこかには人類文明が残っていればいいですが、そうでなければ自分たちですべてを作り出していかなければならないわけですからねー。
これは想像力をおおいに刺激してくれます。
彼らが何から始めてどんな問題にぶつかり、どう解決してゆくのか。
これは楽しみな新連載が始まってくれました。
ONE PIECE
別エントリーにて。
【センターカラー】 腹ペコのマリー
おー!おもしろい!
らんま1/2みたいな肉体入れ代わり系かと思ったら、転校生とか君の名はみたいな男女入れ代わり系だったとは!(笑)
しかもその入れ代わりする男女とはまた別に、男の子の意中の女の子がいるという摩訶不思議な三角関係。
これは複雑なラブコメ展開が巻き起こされそうです(笑)。
あとまぁこれはどうでもいいことかもですが、胸にいきなりおっぱいが生えてたらやっぱり揉みますよね〜。
これはもうしょうがない(笑)。
エロ的思考とか、そういうの関係なしに混乱して絶対揉むと思いますわ(笑)。
鬼滅の刃
すっげーー!
鬼舞辻無惨の狂気、めちゃくちゃさ、とんでもない衝撃ですわー。
5 人残っていた下弦の鬼たちがあっという間にたった一人に。
これ、どう受け答えしたら正解なのか、さっぱりわからない。もう恐怖しかないですわ。
完全に十二鬼月になったこと自体が間違いだったっていう感じです(笑)。
いやー、とんでもないですね、鬼舞辻無惨。
昨今ここまで強烈な敵ボスもちょっと記憶にないくらいの衝撃です。
1000年君臨している敵の首魁だけはあるなという、とんでもないバケモノっぷりエピソードでありました。
バトルの強さとはまったく話の違うベクトルで、異質な精神性でもって敵ボスのヤバさを描き出すっていう、なかなか吾峠先生も凄いことをやってくれるじゃなですかー。
あと、そんな鬼舞辻無惨の読心と探知の呪いを自力で解いているという禰豆子もかなりすごいんじゃないでしょうか。
実は禰豆子、ものすごい才能を持っていたり?
【センターカラー】 左門くんはサモナー
ベルゼビュートの言う通り、たしかに!
死人が出たらどうするなんて、悪神様の言葉とは思えませんものねー。
アンリさん、もう完全に左門くんによって人間の価値観のなかで生きていたんだなーと。
それはそうとこの髪がほどけたアンリさん、めっちゃお綺麗なんですが!
ちょっと惚れ直しちゃったぜー。
ハイキュー!!
木兎さんのしょぼくれた理由にむせてしまった(笑)。
そんな、会場がちっさかったからって。
なんかもーこの人のしょぼくれる理由は常人には予測不可能ですね!(笑)
そしてまた、そんな木兎さんでもしっかり操縦しきってしまう赤葦さんはマジ良妻(笑)。
「絶好調の木兎さんは
見ていてとても気持ちが良いですから」
のセリフは思わずグッと来てしまいました。
なるほどねー、やっぱり赤葦さんも、木兎さんの才能にめっちゃ惚れてるからこそ、ここまで気ごころを通じ合わせるコンビになれてるんですねー。
やー、やっぱり梟谷はカッコイイ!
この梟谷といずれぶつかることになるかもと思うと、そんじょそこらのことでは勝てる気がしなくなってきますわー。
ポロの留学記
おー! ラブコメモード発動か!
一話二話で男の子たちの友情専門でいく作品かと思わせておいて、三話目でいきなり露骨なまでのエロネタを投下できる女の子を出してきましたかー。
出てきていきなり孕ませろォ!!って、すごいことを言いますねー(笑)。
とはいえそこは恋に疎い悪魔たち。
どうやらこの女の子の悪魔が恋に目覚め、今後純情モードに目覚めていく担当のようで、なかなか面白い二面性のキャラになりそうではないですか。
最後の赤面しながら逃げてくところ、今回一番かわいかったです(笑)。
そしてポロもまた、恋愛がわからないと言いつつ天性のたらしの才能を発揮しつつあるようで(笑)。
これは楽しみになってきたなー。
といったところで前編の感想はここまで。
続きは後編にて。
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新連載に注目しなくなりましたが「Dr.STONE」は
過去に実績のある作家同士のタッグという事である程度は期待
できるかもしれませんね。……新人が育たないから結局過去に
実績のある作家に頼るという手段は編集部にとって褒められた事
ではありませんが………。
……今後この作品が長期連載となりうるかどうかに対しては懸念が
二つほどあります。一つはこういうサバイバル系は設定が深刻な為、
くだけたシーンは入れづらく、どちらかというと主に青年誌向けと
されるタイプの作品であり、あまり少年誌向けではない。
その不利、不向きを撥ね退けられるか?という事。
もう一つはこういうサバイバル系は落としどころが難しい事です。
更に言えば、閉鎖空間への「漂流」や「監禁」を描いたタイプなら、
閉鎖空間からの「脱出と帰還」が所謂物語のゴールになります。
しかしこの作品の様な「文明崩壊」型の作品はそういう明確な
ゴールは設定しづらい。主人公達が今生の内に社会全体を
復興させてしまっては、展開として拙速さやご都合主義的な
印象が否めません。それなら方法はまだまだ先が長そうな所で
幕を閉じる、所謂「俺達の戦いはまだこれからだ(おれたた)」
エンドしかありませんが、これもよほど切の良いところで
終わらないとやはり収まりが良くない。それらの問題点を
踏まえた上で頑張っていただきたいです。
上記で「サバイバル」系は少年誌向けではないと書きましたが、
だからこの企画は駄目という事はなく、むしろ近年の週ジャン
らしくない作品の新連載は歓迎します。
何故ならば、私は雑誌ごとの掲載作品の方向性が完全に、
あるいはそこまでとは言えないまでも今以上に
住み分けが進んでしまうことを望んでいないからです。
これは雑誌に限った事ではないのですが、ある種の集団・
共同体がより性質・方向性の近い者同士で住み分けを
行うことは短期的に見れば性質が近いがゆえに摩擦も
起きにく、目的・方向性が近いが故に協同しやすく
合理的です。方向性が明確になるがゆえに独自性・独自文化が
生まれやすくなるのも確かです。例えば鎖国時代の日本とか。
………しかし、そういう強い住み分け状態が長く続くと、
その集団は異質な物に対する寛容さ・対応能力が衰え、
内向きで排他的な性質が帯びてくる。
そして異文化との文化交流・技術交流が薄れるが故に
集団内ではステレオタイプ化、極端化の風潮が表われ
停滞的、惰性的な空気に流れてしまう。
少女誌で恋愛がメインではない作品が未だに生まれづらいのも、
近年のラノベ業界がハーレム系だらけになってしまったのも、
私は過度の住み分けによる周囲への過剰同調だと考えています。
そういう文化の枯死を防ぐためには、敢えて異分子を受け入れ、
部分的な混沌・無秩序をも容認して集団全体の再調整に
取り組むしかないのです。
それ故に週ジャンのこれ以上の衰退を食い止めるためにも
極端に浮いて読者に受け入れられない作品や、後進の作家に
とって良くない例になるような作品・作家でない限り、
今の週ジャンらしくない作品は歓迎します。
もちろん単純に面白くなくては話になりませんが。
ちなみに私がしつこい程、多カップル系の作品を求めるのも
単にCP(カップル)成分に飢えているからだけではなく、
ライトノベル業界や少年誌におけるステレオタイプ化の
流れを変える為の一方策としてそれが有効であると確信
しているからです。
かといって完全に異質すぎるわけでもなく、主人公のコンビは智と勇の王道のコンビっていう安心感もあったりする。
まずはサバイバルや開拓をいかに攻略していってくれるのかってところがとっても楽しみになる作品ですが、でもこの作品の主題がサバイバルかどうかってところは、まだ正直よくわかんないんですよねー。
もしかしたら宇宙人とのバトルになるかもしれませんし、あるいはすでに新しい文明がどこかにできていて、その王国の邪悪な王を倒す話になったりするかもしれませんしw
ともあれ、こういう異質な作品は雑誌にもいい刺激を与えてくれるんじゃないかって所、私もおおいに期待したいですねー。
いろんな意味でわたしも今後がとっても楽しみな作品です。