てなわけで今年最後のジャンプ感想後編!
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・【読切】トマトイプーのリコピン
・BORUTO
・背すじをピンと
・【読切】はるよ、こい!
・ゆらぎ荘
・左門くんはサモナー
・青春兵器ナンバーワン
・磯部磯兵衛
の 8 本でお送りいたします。
【読切】 トマトイプーのリコピン
『いぬまるだしっ』の大石浩二先生が読切ギャグで本誌カムバック。
序盤、普通に童話みたいな始まり方をして、お、今回はかなり低年齢向けにシフトしてきたのかな?と思ったらとんでもなかったですね!
ほんわかした童話のような絵柄で織りなす過激なブラックユーモアやオヤジギャグの嵐(笑)。
いやー、各話のオチとか火力がハンパない!
肺に肋骨が刺さってウンヌンの重いレベルのリアルさとか、セックス断言とか、リコピンママに捜査が入って不正発覚とか(笑)。
ゲラゲラ笑わせていただきました。
こんな可愛い絵柄でネタのエグさはまるで容赦なしですわ(笑)。
特に読んでて痛々しかったのはリコピンのデリケートすぎる彼女ネタ。
笑いを通り越して若干ヒいてしまうレベルのデリケートさだったんですが、いったい大石先生どこでこんなネタを拾って来たんだか。
実生活でないことを祈るばかりです(笑)。
ボルト
おおおお!すごいアクション!
ガンッと蹴っ飛ばした相手をビュンと追いかけて始まる目まぐるしい攻防戦。
ナルトというかむしろドラゴンボールの魂をビシバシ感じてしまいます(笑)。
さらには九尾にスサノオを纏わせてのナルサス究極合体技!
いやー、これは燃えざるを得ませんて!(笑)
ドラゴンボールバトルからの大怪獣究極バトル。
今週は燃えポイントてんこ盛りでありましたわー。
しかしここへきてまだ足を引っ張ってくれますか、この科学忍者隊(笑)。
あまりにも戦犯すぎもいいとこだ。
戦後処理まで生きてたらの話ですが、なんらかのキツイお仕置きがこのメガネには必要ですね〜。
まぁ悪気があってやってるんじゃないでしょうけども、やりかたがエゴイスティックすぎますて。
背すじをピンと
おおー! 八巻センパイたちノリノリじゃーないですか!
連続フリックの疾風怒濤感からの、豪快なキック炸裂はまさに圧巻な見ごたえでした。
しかしそれに対して咲本チャンピオンがまだ大きなことは何もしてきてないというのが逆に静かで不気味だなー。
スタンダードのようにお株を奪うキックとか、決勝でやってきたりするんじゃないかとか、悪い方悪い方に想像してしまいます。
さーて、次号決着?
おー、ラテンは展開めっちゃ早いですね!
さー、どう転びますか!
【読切】 はるよ、こい!〈冬編〉
『TOKYO WONDER BOYS』作画担当の伊達恒大先生が、今度はガラリと作風を変えて挑む青春ラブコメ特別二話連載の一話目。
いやー、これは言われなければワンダーボーイズの人とはまったくわかりませんね!
路線としては『あねどきっ』のような年上の女の子に恋してしまった不器用な少年の物語。
今も昔も、こういう“憧れのお姉さん”って、なんか甘酸っぱい響きがいいですよね〜。
恋心もそうなんですが、憧れと切なさと、少年のちいさな成長物語が絡んできたりなんかして。
実に好きなテーマであります。
今回のお姉さんも魅力十分。
フトモモの露出とかが実にあざとい!って感じではありますが(笑)、めっちゃ可愛いお姉さんで恋する少年にビシバシ共感していきました。
あと、こんな風にベランダが繋がってるお隣さんのお姉さんとか、めっちゃドリームですよねー!
お転婆なお姉さんが玄関から来ればいいものを、面倒だからってベランダを乗り越えてやってこようとして、「危ないからやめろよ!」「へーきへーき♪」「おい、あぶな!…」「キャッ!」なんてお姉さんがバランス崩してドターンとToLOVEる状態とか、ね〜。
あーいかんいかん、ちょっとビール飲んで感想書き始めたせいか妄想が……(笑)。
ともあれ、あこがれのお姉さん系ラブコメ、いいものであります!
ゆらぎ荘の幽奈さん
自分が一歩踏み出す勇気をもらえたのか、幽奈さん。
そして幽奈さんのために衝動的に動いてしまった千紗希ちゃん。
いやー、ええ話や〜〜。どちらもええ子たちや〜〜。
ほんっとゆらぎ荘は油断してるところで涙腺刺激してきます(笑)。
それはさておきしかしですよ、この劇ってつまり、後半フルアドリブだったってことじゃないですか!
めちゃくちゃ凄いことをやりましたね!
千紗希ちゃんのアドリブに合わせ、全員がアイコンタクトのみでセリフを考え、自分のあたえられた役にあわせてしゃべり、筋を変え、申し合わせたように綺麗なオチまでつけてしまったということですからね!
ガラスの仮面かと!(笑)
この子たち、ぜったい演劇部を立ち上げるべきですって!
左門くんはサモナー
「鬼ゃん子」ってフリップ出してるブーやん天使か!
それにしても「おニャン子」って、ふっるいところから持ってきましたねー。
絶対いまの若いひとたちわかるわけないじゃないですか(笑)。
あと暴威(ボウイ)とか、カロリーズとか、カスの極み鬼めとか、いちいち小ネタがなんか上手い(笑)。
あと、歌詞もよくできていますしね!
やたらめったら出てくる「!?」とか「二度寝」とか、内容は滅茶苦茶なんだけど、全体的になんかうまいこと歌になってるような気がするのがムカついてくるという(笑)。
やー、まさか左門くんでバンド編が拝めるとは。
なんでもアリですなー。
青春兵器ナンバーワン
掲載順がやっばーい!
完全に打切り準備に入った感ありますね、これは。
うーん、ネタはかなり面白いんですが、やっぱり絵なのかなー問題は。
そもそも絵で読まないって人はけっこういるみたいですしねー。
読んでみれば面白いものはいっぱいあるのに、なんとももったいない。
とまあそれはさておき、アンヌがここまでポンコツだったとは(笑)。
学力てんでダメって、それじゃあ普通にエージェントとしてもダメなんじゃないかと思うんですが、そこはそれアホだらけの MAPPO のエージェントってことなんでしょうね。
いやー、見事なまでのポンコツっぷり。
「もうやめちまえ高校生活なんか!!」のあたりでゲラゲラ笑ってしまいましたわ。
磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
年賀状で現れる友達と親友の境界線。
いつもはダメダメな磯兵衛の言動を笑ったりするものですが、こういうのは身に覚えがありすぎて苦い笑いが出ちゃいますね〜(笑)。
うーん、あるある。
そしてまさかの花岡君爆上げ!
なんぞこれー!
これまで高杉くんとあんまり区別できてなかったけどマジでゴメン! めっちゃイイヤツじゃないですか!(笑)
感想後記
金未来杯の結果が発表されましたねー。
今回も予想が大ハズレ!
『特別国家公務員 田中誠司』の受賞は完全に予想外でありましたわ〜。
こち亀の最終回と同じ号だったことで読者の目に触れる機会が増えたということも幾分あるかもしれませんが、しかし、アンケハガキを送った人が「金未来杯に推薦する」という欄にしっかり丸をつけて、そういう人が一番多かったという結果に他ならないわけですからね〜。
いや〜、この結果は尊重しなくては。
感想でバシバシ偉そうに批判をしていたわたくし、大恥であります(笑)。
しっかしホント、毎度毎度わたしの予想はまったく当たりませんねー!
これまで何度金未来杯の感想を書いたかわかりませんが、一度として受賞作を当てられたためしがないですよ。
ジャンプの読者の大半の皆さまとは、ぜんっぜん違うセンスをしているのだということが、今回もまたまた証明されてしまいました(笑)。
てなわけで、そんなヘッポコ管理人による感想サイトでありますが、今年一年、みなさまありがとうございました。
来年もまたまた、お付き合いいただけましたら嬉しく思います!
ではでは、よいお年を〜〜〜!
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