2016年12月26日

週刊少年ジャンプ2017年04・05合併号 【仲間りょう先生読切『Canvas』&大石浩二先生読切『トマトイプーのリコピン』&2話連載『はるよ、こい!』第1話 掲載号】 感想<前編>

jump201704a.jpg

 てなわけで、これが今年最後のジャンプ感想ですね〜〜!
 さっそく参りましょう!

 前半の感想は、

・ヒロアカ
・ワンピ
・約束のネバーランド
・火ノ丸相撲
・ハイキュー
・【読切】Canvas
・鬼滅の刃

 の 7 本でお送りいたします。



【巻頭カラー】 僕のヒーローアカデミア

 第二回キャラクター人気投票結果発表の巻頭カラー。
 いやー、あいかわらず素晴らしいカラーです!
 モンハン世界みたいなファンタジー風の衣装に身を包んだ A 組生徒たち+オールマイトっていうモチーフですが、ひとつひとつの衣装や小道具の情報量がとにかく多くて世界に引き込まれるんですよね〜。
 こういうところ、さっすが堀越先生だわーとなります。

 しかしまさかのかっちゃん一位!
 これはかなり驚きました。
 組織票もあったのかもしれませんが、今週のこの内容でタイミングバッチリ一位に輝くっていうのはやっぱりかっちゃん自身が“持ってる”な!と(笑)。

 あと、峰田ちゃんの 31 位はさすがに最近やりすぎたんでしょうかね〜(笑)。
 男子的には本能の赴くまま好き放題やってくれる峰田ちゃんは面白くてしょうがないんですが、低年齢層ファンは実際に投票するのには抵抗があるでしょうし、まず女性票は入らないでしょうしねー。

 またこういう人気投票で 10 位以内に女性キャラが 3 人もランクインしているというのもヒロアカならではかも。
 にしても、耳郎ちゃんの 7 位は驚きだ!

 さて本編。
 いやーいい勝負でした!
 そして勝負内容や結果もさることながら、デクが勝負に熱くなると実は口が悪くなるという話。
 それは勝つイメージがかっちゃんになっているからっていう心情吐露、なかなかいいものがありましたねー。
 ほんっとこの二人は意識しあいまくり、影響受けまくり与えまくりな関係なんですよね。

 そして、勝負の結果はかっちゃんに軍配が!
 これは衝撃でしたが、でもこの勝利によって、かっちゃんは今一度自信を取り戻すことができるんではないでしょうか。
 オールマイトを引退させてしまった責任やら、オールマイトに自分が選ばれなかったこと、自分が一番だったはずなのにいつのまにかデクに及ばない存在になってるんじゃないかという焦り。
 いろんなものがないまぜになって、かっちゃん自身の自己認識がグラグラになってたんだと思いますからねー。
 いま腹の中をぶちまけ合って、デクに勝利したこで、そしてオールマイトに秘密を明かしてもらえたことで、かっちゃんとしては改めてここから踏み出す大きなきっかけを得たのではないでしょうか。
 ウジウジグダグダしているのは、かっちゃんには似合いませんからね。
 早く元気になって欲しいものです。

 しかし今回のかっちゃんの勝ち方、いつものザ・才能マン!な勝ちっぷりではなくて、胸の内に燃えたぎっていた炎!な感じがしてすっごくいいですねー。
 やっぱりかっちゃんもデクと同じ、心の炎を持っている!って再認識させられましたわ。

 この作品の大きなテーマには、ヒーローの最も大切な資格とは“才能ではない”っていうのがあると思うんですよね。
 才能を言い訳にするなって言うか。
 では、何がヒーローの最も大切な資格なのか。
 そここそがこれから描かれていくのだと思いますわー。

 話が逸れましたが、それにしてもデクとかっちゃん、これにて雄英に入ってからは一勝一敗なんですよねー。
 こうなってくると次の対戦がおおいに楽しみになります。
 次は公式試合でっていうのが美しい構成ですかね〜(笑)。
 いずれ来るであろう再戦、そして真の決着(?)が楽しみです。

 そして当然、今回の対決を経てこの二人の関係性がどう変化をしてゆくのか。
 はたまた表面上は変わらなかったりするのか。
 そのあたりも興味津々であります。

 しかしかっちゃん、デクとオールマイトの秘密をバラしたりはしないって、おそらくこの情報のヤバさをサラッと理解したってことなんでしょうねー。
 筋肉バカのようでいてこのキレっぷり、さすがかっちゃんだわ。



ONE PIECE

 別エントリーにて。



約束のネバーランド

 やー、まさかのシスターとの共闘関係成立!
 このヒリつくような探り合い、互いの腹の内をわかったうえでの利用しあう関係、ゾクゾクしてきますねー(笑)。
 しかもそういうシスターとノーマンの頭脳戦の最中でも、ズバリと言いたいことを言ってしまえるエマのような存在がいるから、おかげで話が明確になる。
 エマという存在もかなり重要なんですよねー。

 しかし、思わぬことでシスターという超強力な情報源が手に入りましたねー。
 外の世界について、次回一気に判明していきそうです!



火ノ丸相撲

 勝ったーーーーーーー!!
 いやもう、それこそ勝敗数のカウントから言ったら勝たなきゃ始まらない試合ではあったんですが、いやー、勝っちゃいましたね佑真さん!
 めっちゃうれしいですわーー!
 物語冒頭、主人公たちの部室を占拠していたベタな不良の悪役として登場した佑真さんが、まさかここまで上り詰めちゃうとは!
 むしろその罪を背負い続け、罪と向き合い続けてきたからこその大成長。
 きっとこれからも佑真さんは自分で自分を許すことはない、そういう真面目な男だからこそここまでこれたのかもしれません。
 いやーー、ほんッと胸に来るものがありました!

 最後の見せ方も実にズルいですねー(笑)。
 撃ち続けた突きが、いかにもスタミナ切れで力尽き、負けてしまったのかと思わせておいてのこの決着。
 最後までハラハラドキドキさせてくれますわーー(笑)。



ハイキュー!!

 決まりだしちゃいましたねー!
 日向影山の超速攻!
 今週は特に影山の無双っぷりが気持ちいい。
 敵をあざ笑うかのようなツーに加え、サーブからの流れるようなセットアップ。
 まさに影山無双(笑)。
 こういうところ、アニメでやったらメチャクチャ映えるんでしょうね〜。
 いやー、何年後になるかわかりませんが、ぜひぜひアニメ 4 期をお願いします!(笑)

 そしてまた、このプロの実況と解説が入るっていうの、これはなんか面白いものがありますね〜。
 今までなかった、選手たちのことをよく知っているプロの視点からの解説が入るっていうの、すっごく新鮮で驚きました。
 なんですか“リーサル・ウェポン”て(笑)。
 でも、さすがプロだけあって日向や影山の事もしっかり調べてきているんですよねー。
 今後この実況席がどんな実況をしていってくれるかってところも楽しみが増えました。

 ああでも、これまでそういう実況や驚き役を頑張ってきてくれていた島田マートさんややっちゃんたちは、活躍の場が減っちゃうことになるんですかねー。
 そこはかなりもったいないので、彼らの活躍の場も、また別のところに作ってってもらいたいなーと思う次第です。



【読切】 Canvas

 仲間りょう先生特別読切。
 まさに、あたまおかしい!(褒めてますw いろんな意味でw)
 いやもうツッコミどろこしかないじゃないですか(笑)。
 すべての絵が面白すぎて可笑しすぎて、ぜんっぜんセリフとか、話とかがまったく頭に入ってこなかったですよ!
 もうね、絵のインパクトがズルすぎる(笑)。
 1 ページ目とか、めくってヒロインがでてきたところとか、もうこれだけで、絵だけで絶対笑わされちゃう(笑)。
 首の骨を悪くして……とか、アップにすると見える胸の谷間……ってそれドコよ!?とか。
 ただ自転車に乗ってるだけでもシュールだし、スタイルがいいってどういうこと!?とか(笑)。
 シャワー浴びてるサービスカットがぜんぜんサービスじゃねえ!とか、ブラジャーどこしてたんだよ!!とか(爆)。
 ああ、今見て気づいたけど、地味にチワワまでこの体型じゃないですか!(笑)
 そして極め付けは車乗ってる三人ね!
 このシートベルト!! これはさすがにズルすぎる!!(爆)
 笑うしかないじゃあないですか!
 電車のつり革も、なんで足でカバン持ってるんだよとかありますし(笑)。
 いやもう、ほっと最初から最後まで、全編笑いとおし、ツッコミどころ満載すぎです!
 たぶん話はシリアスで切ない青春モノをやってるんだと思うんですが、そういう内容なんかまるで頭に入ってこない。
 まじめなドラマをやってるふうなのが、よけいに絵のシュールさを際立てまくってます。

 いやー、まさにキレッキレ。
 これだけのギャグを磯兵衛以外にも作り出せちゃうなんて、やっぱり仲間先生ってとてつもない天才ですね!
 まさに“あたまおかしい”!(笑)
 この漫画の記憶は、しばらく消せそうにないですね!



鬼滅の刃

 泣くわこんな話!!!!!
 ミスドでハニーディップほおばりながら読んでたら、いい年したおっさんが不意打ちでボロボロ涙こぼれてきちゃって、いやもー、どうしたらいいかわからんようになってしまいましたわ!(笑)

 累くん、悲しすぎる!!
 そしてお父さんお母さんの愛、あたたかすぎる!! 最強です!!
 炭治郎の手のぬくもりを背中に感じて、浴びたら死ぬはずの日の光のあたたかさを思い出すところとか、たまらんものがありましたわ。
 あの世に消えゆく累くんを、やさしく抱きしめ、ともに地獄に行ってくれると言うご両親の魂。
 最高の名場面ですよ!
 いやー、ほんっと鬼って切ない存在です。
 この作品が他の作品と大きく一線を画するところは、まさにこういうモンスターサイドの哀切さ、悲哀っぷりだと思います。

 そして、そういう悲しさを描くからこそ引き立つ、炭治郎と冨岡義勇さんの違い!
 物語最初期に、いきなり炭治郎に説教してくれた義勇さんですが、またまた炭治郎に厳しく教えを説いてくれたりするんでしょうか。
 さらにはいきなり禰豆子ちゃんを殺そうとしてきたものと思われるしのぶさん。こちらもどういうことになっちゃうのか。
 いやー、戦い終わって一息つく間もありませんね(笑)。



 といったところで前編の感想はここまで。
 続きは後編にて。



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