ワールドトリガーが長期休載となってガックリきている管理人です。
でも一番心身ともに深刻なダメージを受けられているのはきっと葦原先生ご自身だと思いますからねー。
わたしも一ファンとして、できることをして先生を応援していかなくっちゃって思う本日であります。
とりあえず池袋パルコ別館で今やってるワートリグッズショップに行ってグッズをちょこっとだけ買ってきました。
来ていたほかのお客さんがみーんな若い女性で、ちょっとドキドキキョドキョドしちゃいました、そんな挙動不審者の管理人です(笑)。
てなわけで今週のジャンプ感想、しょっぴかれないうちにとっとと参りましょう!
前半の感想は、
・【新連載】デモンズプラン
・ワンピ
・ブラクロ
・【最終回】トリコ
・ハイキュー
・【トリビュート企画】みんなのこち亀
・約束のネバーランド
の 7 本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 デモンズプラン
以前、読切『逃がし屋』と近未来杯エントリー作品『BRAIN BREAKER』がジャンプに掲載された岡本喜道先生が、ついに新連載デビュー。
表紙の絵から、進撃の巨人+ぬーべーかな?と思ったら、ななんとベルセルクでしたか!
いやー、これは一風変わった第一話を読ませていただきました。
世界に絶望していたふたりの少年が、出会った瞬間に互いの中に光を見た。
だが残酷な運命がふたりを引き裂き、一方は「破壊欲の悪魔」と化し、もう一方は「守護欲の悪魔」と化す。
最近のジャンプ作品のテンプレからはかなり違った始まり方だと感じました。
不思議な力を主人公がゲットして悪と戦うタイプの変形スタイルと言えるのかもしれませんが、それが同時に二人でゲット。
さらに互いに戦い合う形になるかもしれないっていうのはなかなかに興味深い掴みであります。
ここからいったいどういう展開が始まっていくのか、想像力を非常にかきたてられます。
おもわずベルセルクのガッツとグリフィスを連想しましたが、今回描かれたボロとカルロスの関係性はベルセルクとはこれまたちょっと違うんですよね〜。
ボロもカルロスも全力で相方を愛し、守ろうとした結果起こってしまったすれ違いっていうのが、なかなかに切ないものがあります。
これ、あの仮面の男・パトロンがわざとそうしむけてカルロスを破滅させたんだとしたら、ホンット許せませんわ。
まぁ、お屋敷に忍び込んだのはこのパトロンっぽいので、どっちにしても事件の発端はパトロンっぽいんですけどねー(諸悪の根源は偽のデモンズプランを作ってた金持ちと官憲ですが)。
いやー、なかなかにダークな物語ではありますが、第一話では先輩の中年労働者とか、いい人たちもいるのがちょっとした救いでありました。
ボロたちに奢らされつつも、昔話を聞いて「いい親分もったな…カルロス」なんて言ってくれるこういう先輩みたいな人がいる世界なんですから、世界に絶望しちゃうのはまだまだ早いって思いますわ〜。
さあ、そんなわけで始まった新連載。
まだまだどんなジャンルの漫画になるのかすらよくわかりませんが、ちょっと一癖も二癖もありそうな作品がやってきたぞーっていうワクワク感があります。
世代交代激しい今のジャンプに、ぜひぜひ新風を巻き起こす作品となっていって欲しいものです。
ONE PIECE
別エントリーにて。
ブラック・クローバー
一発しか撃てない!って言ってハズしてからのブーメランアタック!
いやー、毎度ながら派手に一喜一憂させてくれますねー。
そしてまた、あのノーコンだったノエルが、こんなに見事にコントロールできるようになってくれたことが嬉しい事嬉しい事(笑)。
仲間の信頼……っていうか、主にアスタですが(笑)、アスタの激励と信頼がこんなにもノエルを力づけているんですねー。
やー、エエ話だわー。
それにしても、いまだにノエルの心のなかでノエルをイジメ続けるとか、兄様たちはほんとヒド過ぎですわなー。
いつかこのヒドイ兄様たちとノエルが和解できたりする未来は来たりするんでしょうか。
ちょっと今のところはさすがに想像もつきません。
同じクローバー王国の同じ兄妹だっつーのに。まったくもう。
あとそうそう、一瞬ノエルが幻聴のように聞いた声はいったいなんだったんですかね?
ひょっとして、ノエルも水の精霊と契約できたりするような、そういう展開が待ってるんでしょうかね?
【最終回センターカラー】 トリコ
すべての食材に感謝をこめて、ごちそうさまな大団円。
これまでの話のスケールもすごかったですが、最終話ではさらにインフレーションを起こして銀河を食うスーパー神話級までいきましたか(笑)。
いやー、とてつもない壮大さですね!
まさに宇宙創造神話級!
トリコのグルメ追求の物語は、ついに宇宙創世の果てのさらに向こうにまで届いてしまったと言う事ですか。
そしてまた、アカシアたちの物語が実は宇宙創世以前から続く物語だったというのも素晴らしいサプライズ。
見方によっては、アカシアたちの戦いは単なる家族ゲンカの果てしないスケール版とも言えたかもしれないんですが、これですんごい箔がついてしまいました(笑)。
なるほど、これは神々の戦いの「写し絵」みたいなものだったのかもしれないな〜と。
グルメエネルギーが導いた神秘のドラマだったのかもしれませんねー。
いやー、まさかグルメを追い求める冒険漫画が、ここまでとてつもないスケールにまで到達してしまうとは。
第一話のトリコと小松の出会いを彷彿させるようなシーン再現を見て(こういう演出はズルイw)、いやー、とんでもない道のりだったなーとしみじみ思ってしまいました。
終了直後のしまぶー先生のコメントでも「最後らへんは話が急ピッチで」というのはありましたが、それでもこれだけの着地をバッチリ決めてしまえたしまぶー先生の力はやっぱりすんごいなーと。
いったいどういう事情があって急ピッチ化したのかはわかりませんが、いろんな事情をはらみつつ、あと何回で終わらなきゃいけないっていう方向転換がどこかであったのだろうなと推察いたします。
そういう急変更を食らっても捨て鉢になったりせず、作品に全力で真っ向から決着をつけてみせる。
これぞ漫画家の鑑だと私は思いますわ。
ともあれしまぶー先生、8 年半にわたる長期連載、おつかれさまでした!
しかしさっそく来年 4 月には読切ギャグが掲載されるらしいということで(しまぶー先生のあずかり知らぬところで掲載決定って、どういうこっちゃw)、ひさびさのギャグ、楽しみにしていますよーっ!
ハイキュー!!
ひー! めっちゃ緊張するー!
試合そのものとか会場そのものとかから得る緊張もさることながら、この会場間の移動で感じるヤバさって、これはちょっと新しいですねー。
たしかに路線を間違えたらどうしようとか、乗り損ねたらどうしようとか、特に路線が複雑怪奇な東京だと東京出身者でも迷いかねませんからね!
なんかもーこっちまでおなかが痛くなってきそうな緊張感を味わわされちゃいましたわ(笑)。
これってやっぱり、古舘先生ご自身が学生時代にバレーをやられていたからこそ描けるリアルな緊張感なのかもしれませんね〜。
そしてやってくれました、我らが日向!(笑)
シューズがないって、これは初戦は日向封印ってことになっちゃうんでしょうかね。
それはそれで二戦目以降に向けて日向を秘密兵器にできそうではあるんですが、ただでさえ緊張する第一戦、旭さんあたりの緊張が限界値を超えないか、そのへんがめっちゃ心配でありますわ(笑)。
【トリビュート企画】 みんなのこち亀×ぬら孫
こち亀トリビュート企画第 6 弾は、ぬら孫の椎橋先生が登場。
のっけから椎橋先生描く纏がめっちゃ可愛くてドキドキしちゃいましたが、いやー、超神田寿司に奴良組一家がずらりと揃ってっていうのは素晴らしいアイデアですねー!
しかも総大将の食い逃げVS.両さんの追跡って!
一見しょーもない争いのようでいて、実は最強対最強の超ハイレベル頂上決戦っていうのが素晴らしい(笑)。
その結果、両さんに華を持たせる決着も大満足でしたし、両さんが当たり前のように妖怪たちを受け入れているバイタリティも実に両さんらしくて最高でした。
先週のソックリすぎるほどにソックリな篠原先生版両さんも凄かったですが、今週の椎橋先生版も、なるほど椎橋先生が毛筆で描くとこんな凛々しく歌舞伎みたいな両さんになるのか!っていう、こちらもめっちゃ楽しかったです。
ひさびさに会えた妖怪たちも、あいも変わらずふてぶてしく生きているようでファンとしてとっても嬉しいものがありました。
いやー、これはまた素敵なトリビュート企画のプレゼントでありました。
【センターカラー】 約束のネバーランド
なんか最近やたらめったら見ている気のするネバランのセンターカラー。
原作と作画が分かれているおかげでスケジュール的に比較的余裕があったりして、編集もカラーを依頼しやすかったりするんでしょうか。
いや、もちろん最大の理由は人気があればこそだと思いますけどね〜。
しかしこの、水面に映った顔だと目がギラッとしてるっていうの、なかなかいい絵じゃないですか。
ノーマンとレイは水面の反射でしか顔が見えなくて、反対にエマは水面の顔がないっていうのも実に象徴的。
こういうの、ぽすか先生は上手いなー。
背景の割れたグラスたちはいったい何を意味しているんでしょう。
食糧であることからの反逆を意味しているのか、それとも覆水盆に返らず的な意味もあったりするのか。
ちょっと深読みしたくもなる絵であります。
さて本編ですが、いや〜、ついに外部の支援者みたいな存在がほのめかされてきましたか!
ウィリアム・ミネルヴァさん。
まだ生きてるのか死んでるのかさえわからない謎すぎる人ですが、エマがこう言うからにはなにかいろんな情報を残してくれているようではないですか。
いままで園の外はまったく情報がない状態で、脱出が成功したとしてもその先はまったくの闇。希望なんてあるのかどうかも疑わしい状態だったわけですが、なんかほのかな光が見えてきたような感じです。
いやー、これは脱出が楽しみになってきましたよ。
しかしそういうちょっとした光が見えてきたタイミングで、やってくれましたねー、ドン(笑)。
ママから鍵を盗んで独断専行って、あまりにも死亡フラグすぎる。
第一話以来のひさびさの犠牲者誕生となってしまうのか、そうでなくてもめっちゃくちゃエマたちの足をひっぱってくれそうなニオイがぷんぷんであります。
いっやー、怖いわーー。
希望を見せては絶望の淵を覗かせる。
いつもながらほんと展開が上手いですわ(笑)。
といったところで前編の感想はここまで。
続きは後編にて。
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この話、ぜひともアニメにして欲しかったなあ
EDテーマはトリコ初期のOP『ガツガツ!!』で
まさに映画みたいな終わりかたになるんだけどなあ。なにはともあれ、8年間、お疲れさまでした。
ブラッククローバー
『ブルース』は小説で出てきたキャラクターですね。個人的にお気に入りのキャラなんで
出てきて嬉しかったですが。本編しか読んでない人はなんのこっちゃですよね(汗)
田畠先生は小説をコミカライズするべきだと思います(笑)
・トリコ
ガツガツ、今聴いてきましたけど、串田アキラさんのパワフルボイスでザ・アニソン!って感じのいい曲ですねー。
こういう初期OPが最終回にふたたび流れたりするとたしかにすごいグッと来ますね〜。
・ブラクロ
小説版のオリキャラを本編でもその続きとして出して、さらにここまで絡ませた漫画ってちょっと見たことがないかもです。
パトレイバーのアニメオリジナルキャラ・香貫花を漫画版で出したときは、アニメとは別物の完全新キャラとして出してましたっけ。
たしかに、ここまでやってくれるなら小説のコミカライズもやって欲しいかもですね(笑)。
しかし、これまでに何度か指摘した理由故に私は
喜ぶ事はできません。そう、ペアの捕獲以降の展開が
あまりにも拙速になり過ぎた事です。
星のフルコース及び、八王たちの詳細、
トリコ以外の四天王のフルコースメニューの完成、
トリコの内に潜む二人目、三人目の詳細、
第0ビオトープやNEOのメンバーの詳しい動向、
料理人たちそれぞれへの掘り下げ、
アカシアやブルーニトロ達の歴史と真意、
本来コミックスで言えばまだまだ10巻以上をかけてじっくりと
語り明かすべき事があまりにもやっつけ仕事で片づけられて
しまいました。あまりにもの足りない。
明らかなまでに不完全燃焼。まるでフルコースが途中から
半人前になってしまったかのような釈然としない気持ちです。
好きだったからこそ、大きな期待をしていたからこそ、
どうにも納得できない。どうしてこのような結果に
なってしまったのでしょうか?
トリコ、整理してみればいっぱい処理されてない伏線があるんでしょうねー。
ファンにとっても島袋先生にとってもそこは激しく無念なところだと思います。
ほんと、原因はどのあたりにあるんでしょう。
アニメがふるわなかったからという話も聞いたことがありますが、あくまでアニメはアニメだと思いますし。