2016年09月27日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE(ワンピース) 第840話 鉄仮面"

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 週刊少年ジャンプ 2016 年 43 号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意!】





【感想小タイトル】
■クローン
■4兄弟の秘密
■母と姉


■クローン

 ジェルマ 66 の地下施設、やっぱりクローン兵士の培養施設でしたかー。
 捨て駒にするような兵士の使い方からして、そんなことではないかと思ってました。

 しかしここで Dr.ベガパンクと話が繋がってきたのは普通に驚き。
 そういえば以前、どこかでこの「血統因子」っていう言葉は出てきたことがありましたねー。
 なるほど、遺伝子、DNA のことでしたかー。
 たった 5 年で 20 歳の兵士を作れてしまうというのですから、現代の科学力をはるかに凌駕したレベルまでいっちゃっているようです。
 あらためて Dr.ベガパンクの科学力、そしてそれと同等かもしれないという意外なジャッジの科学力の凄さがわかります。

 しかしだとすると、くまのそっくりさんの兵隊だったパシフィスタの素体は、このクローン人間である可能性が出てきましたねー。
 世界政府によって研究チームは一度解散に追い込まれて、ジャッジはジェルマ 66 の兵士を作り、それと枝分かれするようにベガパンクはパシフィスタの研究をしていったと、そういうことなんでしょうか。

 それにしても、当のクローン兵たちも自分たちの素性を知らされずに育てられているとは。
 彼らをもしルフィたちが解放してあげるような流れになったとしたら、これはどうしたらいいんでしょうねー。
 真相を教えてあげたらいいものか、それとも知らないままのほうがよかったりするのか。
 なかなかに難しい問題がありそうです。



■4兄弟の秘密

 ここでサンジの衝撃の過去回想。
 先週のヒキで、ジェルマがクローン人間を作っている可能性が出てきたときに、すでにこの可能性は考えておくべきだったか。
 まさかのサンジ、遺伝子改造人間でありましたか〜。
 兄弟たちのそっくりな顔かたちや、まるで番号をつけられたような名前からも、そういうことは察知できたかもしれなかったんですねー。
 いやー、なんとも恐ろしい事実に、これは衝撃が走ってしまいました。

 でもサンジは残念ながらというか嬉しいことにというか、「外骨格」とやらも発生せず、その他の身体能力も含めて完全に「人間」だったわけですねー。
 おかげでイジメられる子供時代。

 つーか、さらっと出てきましたけど「外骨格」って何ですか!(笑)
 外骨格と言えば、昆虫だとかカニだとか、節足動物の鎧のような骨格を言うわけですよねー。
 レイジュやイチジたちは、人間たちと変わらない外見をしていますが、皮膚一枚下には強靭な外骨格が体を守っているっていうことなんでしょうか。
 そういえばヨンジが顔面をサンジに曲げられたとき、プレス機を使って顔の形を修理していましたが、あれはギャグではなかったのかもしれませんね。
 実際にそういう金属フレームみたいな特殊な強靭さを持った骨格だったりするのかも。
 なんとも恐るべし、ジェルマの科学力ですわ。

 ああでも、こうなってくると逆にこれはサンジのパワーアップフラグなのかもしれないなー。
 落ちこぼれとして生まれ、今は完全に人間の体になってしまっているサンジですが、何かをきっかけにして外骨格が突発的に発現しちゃったり。
 で、実はイチジたち以上の完成度をほこる最高傑作だったのだー!なんてなったら、それはそれで凄いカッコイイかもしれないですね。
 まぁ、サンジはあくまで人間のままであってほしいのですが、ルフィたちを守るためであったなら、どんな力でもサンジなら受け入れて利用するかも?なんて風にも思うんですよねー。



■母と姉

 そしてここでサンジのお母さんの情報も出てきました。
 サンジはこの頃から料理をするようになっていて、なんとネズミのペットに料理をしてあげていたようですが、それはどうやらお母さんの影響が強かったみたいですねー。
 お母さんの料理が、サンジにとってはすごく大切な思い出になっていることがうかがえます。
 きっと、サンジには数少ない味方になってくれる、とっても優しい愛情深いお母さんだったんでしょう。
 サンジの、女性を守る騎士道精神や女の嘘を許す男らしさなどは、そのお母さんが教えてくれたものだったりするのかもしれません。
 もしかするとそのお母さんは、現在のサンジがかばった料理人の女性のように、その当時ジェルマで雇われていた料理人だったのかもしれないですねー。

 また意外なことに、いじめられるサンジを見て笑っていたレイジュですが、自分もイジメの巻き添えを食わないようにするための演技であったことが判明しました。
 影ながらサンジのケガの手当てをしてくれてたりと、実はレイジュも数少ない味方だったんですねー。
 いやー、これは嬉しい情報でした。
 ルフィの毒を吸い出してくれて、お?これは味方になってくれるのかな?と思いきや、イジメられてるチビサンジをレイジュさんが笑っていたときはかなりガッカリしたものです。
 でもこれはもしかすると、今後ジェルマ関係で最大の味方になってくれる可能性が出てきたように思いますねー。
 希望の光が見えてきたのかもしれません。

 ちなみに回想のほうではこのあとサンジは鉄仮面をかぶせられ、国民には死んだことにされ、幽閉されてしまいました。
 この流れですと、ここから救い出して出奔そのものも手助けしてくれたのは、このレイジュさんだったのかもしれませんね〜。

 それにしても、親の勝手で遺伝子をデザインされて、親の勝手で見捨てられ、親の勝手で存在そのものが否定されるって。
 なんって酷い子供時代だったんでしょうか。
 これだけのことをされて、サンジがまだジャッジのことを「お父さん!」と呼んでいたり、「お父さん助けて!!!」と叫び続けているのがあまりにもつらすぎです。
 こりゃー、縁を切るしかないですわ。

 そしてまた、こんな悲惨な子供時代を見るにつけ、このサンジの心を救ってくれたゼフやバラティエの連中との暖かい年月が、さらにあったかく見えてくるんですよねー。
 サンジにとってバラティエがどれだけ大切なかけがえのないものであるかが分かってきます。
 


■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編



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posted by BOSS at 21:24| Comment(3) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
クローン兵士、遺伝子操作、洗脳プログラム………。
これまでの「ONE PIECE」の世界観にそぐわないレベルの
SF的話題が出てきましたね。そりゃペガパンクやジェルマ66が
世界情勢に影響を与えるわけです。
ジェルマのクローン兵士達はパシフィスタ達程ではないようですが、
同じ顔をした自分たちの境遇や命令に疑問を感じないところを見ると、
人間的な感情や自我はほとんどないように思われます。
真実を知ったとしても混乱するだけで反逆したりはしない。
いや、出来ないんじゃないかなあ?……と推測します。
それにしてもサングラス姿のクローン兵を見ると、
小説「ニンジャスレイヤー」の戦闘員「クローンヤクザ」達を想起します。
彼らも洗脳プログラムを受けた量産型クローンという設定でした。

レイジュがサンジの味方になるかと聞かれれば、私の推測は
迷いなく「いいえ」ですね。たしかに回想でレイジュはサンジの
手当をしてはいますが、同時に「自分もいじめられるのは嫌だから、
サンジをかばうのは嫌だ」とはっきり笑って言っています。
手当をしたのは「一応、面倒を見た方がいいのかな?」という程度の
軽い義務感で愛情ではないと私は見ています。
サンジの母親がどういう人だったかは私も気になっています。
いつ、どうして死んでしまったのかが次の回想で描かれるのかな?

しかし、ジャッジは自分の子でも弱ければ愛さない冷徹な軍人なのかと
思いきや、そもそも最初から自分の子供さえ実験動物兼野望の道具として
考えている、冷徹以下のマッドサイエンティストだったのか。
そりゃー実の親といえど、二度と会いたくないわけですね。
Posted by 語り部 at 2016年09月27日 23:05
サンジが読んでいた本
「うそつきノーランド」ですね
あと手前に「悪魔の実」の本
細かな設定を忘れていない尾田先生
さすが
Posted by しげっち at 2016年09月30日 02:32
>語り部さん

 ジェルマのクローン兵たち、かなり精神面も改造を受けている可能性はあるでしょうねー。
 反逆する可能性が少しでも出たら自害しちゃうプログラムがされていたりしても驚きませんわ。

>小説「ニンジャスレイヤー」の戦闘員「クローンヤクザ」達

 それ、私も思いましたw
 「ザッケンナコラー!」っていうアニメ版の声が大量に脳内再生されました(笑)。


>しげっちさん

 そうそう、うそつきノーランドが出てきてるんですよね!
 あと、スケスケの実の存在を知って憧れたという悪魔の実大辞典まで(笑)。
 なん十巻も前に張った伏線をさらっとしっかり回収しちゃうのがお見事でしたわー。
 しかし、サンジはこの歳でこの悲劇的な状況の中ですら、あのスケベ心が育成されてたというのが実にたくましいことこのうえない(笑)。
Posted by BOSS at 2016年10月02日 17:54
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