2016年09月12日

週刊少年ジャンプ2016年41号 【2周年突破記念 ヒロアカ表紙&巻頭カラー<月イチ連載『BORUTO』&金未来杯『BOY THE GOLD』>掲載号】 感想<前編>

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 以前堀越先生のコメントでは『僕のヒーローアカデミア』の略称が『僕デミア』となってたんですが、今週の巻頭カラーだと『ヒロアカ』ってなってるんですよねー。
 いったいどっちが公式なんでしょうか。
 とりあえず最新のほうを優先することにして、うちのブログでもこれからは『ヒロアカ』呼びで統一しておくことにいたします。
 また違うのが出てきたらその時はその時、臨機応変ってことで(笑)。





 前半の感想は、

・ヒロアカ
・ブラクロ
・食戟のソーマ
・斉木楠雄のΨ難
・ゆらぎ荘
・BORUTO
・ハイキュー
・【金未来杯】BOY THE GOLD

 の 7 本でお送りいたします。



【巻頭カラー】 僕のヒーローアカデミア

 二周年記念ということで、ジャンプ恒例のキャラクター人気投票企画が開催。
 今回は展開的にオールマイトがかなり強いんじゃないかなぁ〜。
 ほかにも最近お色気方面でグイグイ来たひとたちの躍進も期待されるところでしょうか(笑)。
 個人的にはやっぱり最近恋する乙女街道まっしぐらな麗日さんをプッシュいたしますけどね!

 さて本編。
 なんとまぁエロエロな粘液女性であることか!
 セロくんの「何この羨ましい状況!!」に全力で同意です(笑)。

 しかしこの士傑のひと、最後は麗日さんにまで目をつけたと言う事なのか。
 それとも、あくまで興味のあるのはデクだけで、デクに接近するためには邪魔になりそうな麗日さんに嫉妬していたりなんかするのか。
 いきなり出てきたこの人ですが、なかなかに気になる去り方をしていきました。
 今後本編に大きく絡んできそうなひとですねー。

 それはそうとしかし、ターゲットを脱ぎ捨てて(?)も反則にはならないんですね。
 個性がらみであればいいってことでしょうか。
 たとえば八百万さんが個性でターゲットのダミーを無限増殖させても反則にはならないんでしょうかね〜。
 これをやったらかなり強いと思うんですけども。
 同じように、ボールのダミーをいっぱい作るというひどい嫌がらせもできそうです。
 こういう道具を使った試験なわけですから、八百万さんがかなりのキーなんじゃないでしょうか。

 あと、デクに全幅の信頼をおく麗日さん。
 着々と嫁化が進んでいるようで余は満足じゃ(笑)。

 そして、相澤先生による A 組ダブルセンター論。
 デクはそんな感じを受けていましたが、かっちゃんのほうはちょっと意外でした。
 でも言われてみれば最近のかっちゃんって、まわりに人が集まり始めている気はしてましたねー。
 このふたりの貪欲に上を目指す姿勢が、まわりにも良い影響を及ぼすようになってきているってことなんでしょう。

 やー、最後のデクの楽しそうな表情と言い、かっちゃんの不敵な笑みと言い、なんとも頼もしい二人に成長してくれました。




ブラック・クローバー

 ユノ、とんでもなく強くなりましたねー!
 風魔法の大鷲に乗って空中戦も自由自在。
 さらに敵将軍すら一撃で粉砕してしまう驚異の実力。
 見てないところで相当の修行を重ねて来たようです。
 やー、さすがはアスタのライバル枠といったところか。
 アスタの目覚ましい成長ぶりにしっかりついてきている……というか、ヘタするとこれ、普通に抜かれてない?っていうインパクトでありました(笑)。

 そしてまた、ユノのアスタラブっぷりも相変わらず(笑)。
 アスタの一番の崇拝者はやっぱりこのユノなんでしょうなー。
 将来、本当にアスタが魔法帝になったとしたら、そのときユノはどういうポジションにいるんでしょうか。
 あまりにも気が早すぎかもしれませんがね(笑)、でもちょっとそういうところも気になります。



食戟のソーマ

 冒頭の薊総帥、十傑メンバーにガン無視されててカワイソすぎる(笑)。
 誰がこんな会議机で放送しようなんて企画を決めたんでしょうか。
 でも薊総帥の言う「僕たちとともに仲良く楽しく」って部分はかなり説得力を持った気はします(笑)。
 なんか十傑楽しそうじゃんって、とりあえずそこだけはよく伝わってきました。



斉木楠雄のΨ難

 転校生明智くんの捜査活動開始の巻。
 灰呂くんのスポ根精神をド正論でやり込めるとは、なかなかやるではないですか(笑)。
 あと、照橋さんにはさすがの天才もダメだったか。
 見事な思考のふっとびっぷりと、そのあとのダメダメっぷりがおおいに笑えました。
 完全に弱点発見ですねー。
 そしてなにより鳥束へのグイグイっぷりが凄い迫力(笑)。
 これだけピンチに陥る鳥束もちょっと珍しいかも?

 新しい登場人物の視点からレギュラー陣を再度描きなおすっていう手法は漫画でよくありますが、レギュラー陣のリアクションも新登場人物のリアクションも新鮮みがあってなかなか楽しかったです。



ゆらぎ荘の幽奈さん

 おー! これは意外!
 幽奈さんも生前は相当に強い霊能力者だったということですか!
 地縛霊にしては自由すぎるというのは、物語の自由度をキープするための都合のよい設定ではなくて、しっかり伏線であったわけですねー。
 これまで普通の女の子の幽霊としてしか見えてなかった幽奈さんが、まったく違った目で見えてきました。
 意外とこの子のかかえた過去はでっかいのかもしれませんねー。

 幽奈さんが悪霊になる可能性が示唆されるという、ちょっと意外なシリアスモードも面白かった。
 この作品、幽霊と言う存在をカジュアルに扱っているようでいて、時々こうやって正面から取り組んでいるのが好感持てます。
 それはひとえに、コガラシがどんな人にも真正面から向かっていく姿勢とも繋がってるんだと思うんですけどね。

「どんな未練があるっていうんでしょうね…?」

 という、とても幸せそうでいて、困ったような、不安なような、絶妙な表情の幽奈さんも絶品でした。
 この幽奈さんを、絶対悪霊にしてなるものかと再度覚悟を決めたコガラシも素敵です。
 ふたりとも、心から応援したくなりますわ。
 ほんと、幸せになってほしいな〜、この二人には。
 でも、幽霊と人間では、絶対に結ばれることのない宿命なんですよね〜。
 は〜、切ないわ〜。



【センターカラー】 ボルト

 ボルトの不正発覚がどうなることかと思っていたら、なんとそこに敵乱入!
 タイミングがいいというか悪いというか(笑)。
 しかしこのいきなりの超絶バトル。
 スケールアップっぷりが実に気持ちいいものがありますわ。
 まるでラスボス戦がいきなり始まったかのような勢いですもんねー。

 さあナルト、里のみんなを守るために自らが犠牲になっちゃうかのような気迫ですが、いったいどうなっちゃうのか。
 ボルトに、火影とはどういうものなのか、その眼にしっかりと焼き付けさせてほしいものですねー。

 あとそうそう、科学忍具のひと、敵に通じているのかと思ってましたがぜんぜんそういうことはなかったんですね(笑)。
 普通にやられててちょっと笑ってしまいました。

 観客席の一般人かと思いきや(読者はひとりとしてそうは思わないにしても、普通は一般人枠ですよねw)、崩壊する建物をサクサクと処理していっちゃう大人たちもかっこいい。
 このあたり、忍びの里の面白さがよく出ていると思います。



ハイキュー!!

 おー、ここで伊達工との練習試合が来ますか!
 練習試合とはいえ、因縁の伊達工ともなると緊張感が違いますねー。
 こいつは負けられねぇ(笑)。

 しかし、日向の新しいジャンプはともかくとして、難しい顔をしているという影山がちょっと気になります。
 新しい成長の予兆ならばいいのですが、ちょっとしたスランプの予兆だったりすると面倒そう。
 ただでさえ伊達工みたいな相手だとセッターに相当のプレッシャーがかかるそうですし。
 今回の伊達工戦は、旭さんの成長イベントというよりは、影山中心のイベントになるのかもしれませんねー。

 にしても、すっかり黄金川くんと仲良くなってる日向。
 あいかわらずのコミュ力モンスターっぷりよ(笑)。

 あと、さすがは谷地さん、日向のちょっとした変化によく気が付きます(笑)。



金未来杯エントリーNo.2 BOY THE GOLD

 金未来杯 2 本目は、杠(ゆずりは)憲太先生描く男子学生体操もの。
 子供時代のビッグマウスはどこへやら、6 年ぶりに再会してみたらめっちゃネガティブな小心者となり果てていた主人公がとにかく魅力的。
 ちょっとスケットダンスのボッスン的な親近感がありますかねー。
 逆にクールな感じになってるエリートエース的幼馴染とか、病気がちだったはずなのにめっちゃ元気に頼もしい軍師タイプになってる女の子とか、それぞれのギャップがとてもよい魅力を作り出しています。
 とりあえずキャラクターの魅力は及第点って感じではないでしょうか。

 また体操ものとして大事なアクション面もなかなか素晴らしい。
 空中を舞う優雅さ、スピード感、ダイナミックさ、非常によく体操のかっこよさが伝わってきたかと思います。
 ちょっとこのへん新人らしからぬ上手さだったと思いますねー。

 物語構成もスピーディで手際よく、本当だったらちょっと難しそうな「男子の部活に女子が強引に割り込む」あたりもスムーズに違和感なくやってしまいましたし。
 さらりとやっていますが、「本当の約束」が明かされていく構成もちょっとテクニカル。
 なかなか練ってある脚本だったと思います。

 ただ金未来杯という順位を決める企画で褒めてばかりでもいけないと思うので、気になった点もふたつばかり指摘させていただきます。

 まずは、具体的に何が「演出(ハッタリ)」で、それが「なぜ観客に作用したのか」がちょっとわかりにくかったかなーと。
 どうやら「演出」のおかげで観客の受けは主人公が勝ったような雰囲気でしたが、具体的にいったい何が演出だったのでしょう。
 可能性としてはいくつか考えられると思います。

 ひとつはアイマスクをして演技したこと。
 でもこれだけでは正直なところただの賑やかしに見える可能性もあり、インパクトに欠け、最後の勝利にはつながらなかったと思います。

 もうひとつは、演技中に目隠しをあえて外れるように仕掛けておくことで、主人公が事故りかけるドラマをわざと生み出そうとしたこと。
 確かに今回それは大成功して、偶然にもギンガーという大技を完成させることになりましたが、あまりにもそれでは偶然に頼りすぎています。
 最初の一回転で外れる可能性もあれば、最後まで外れないで終わる可能性だってあるでしょう。
 確信をもって「演出(ハッタリ)」とニヤリとするには、ちょっと説得力に欠けるのではないでしょうか。

 もうひとつは、観客にドッキリをしかけた可能性ですね。
 主人公がアガリ症だから目隠しが外れたら大事故が起こる!とドッキリさせておいて、実はもう克服していました〜というところで観客にサプライズをしかける。
 そういう演出だったということなのでしょうか。
 わたしにはこの線であるかのように読めてしまったのですが、それは本来、観客は知らない情報なのではないでしょうか。
 たしかに読者に対してはとてもよい「演出」になったと思います。
 ですが観客は普通に「あ、なんか外れたね」だけで終わる話ではないですかねー。
 むしろ目隠しが取れて演技がしやすくなったと解釈するのが普通の観客ではないでしょうか。
 そのへん、「読者の知ってる情報」と、「登場人物それぞれが知っている情報」が、作中でしっかり整理されてないのではないかと感じてしまいました。

 実際の設定は上記三つとも違うのかもしれませんが、どうも疑問点の残るところでした。
 勢い優先で、なにが「演出」だったのかの説明をあえて省いたのではないかと思いますが、その弊害で、ちょっとしたわかりにくさが生まれていたかもしれません。

 最後にもう一点。
 金未来杯という性質上、この読切が連載になった場合を想像するのですが、体操という競技がジャンプのスポーツものとしてちゃんと成立するのだろうかという点に疑問がわいてしまいます。
 ジャンプのスポーツものと言えば、「勝負もの」が定番です。
 一人でやる競技にしても、チームでやる競技にしても同じで、ひとつのステージで主人公と対戦相手が向かい合って、互いの技を競い合う形です。
 その勝負のなかで友情が芽生えたり、勝利によって守るべきものが守られるカタルシスが描かれたり。
 そういう熱い勝負がジャンプにおけるスポーツものの定番であると思うんですよね。
 もちろんそうでないスポーツものも世には多くあるとは思いますが、ジャンプにおいて近年成功したスポーツものはだいたいがこのスタイルであると思います。

 しかし、体操競技はあくまで個人競技。
 どこまでも自分との闘いというか、舞台にたったひとりで立って自分と向かい合うスポーツです。
 順位を決める勝負はあるとしても、それは同時に同じフィールドに立ってライバルと向かい合い、勝負するという性質のものではありません。
 当然これまであまたあるスポーツ漫画の文脈は、まったく通用しなくなると思うんですよね。
 ライバルが登場して「勝負だ―!」と言い合ったとしても、同じ舞台に立って戦うわけではないのでなかなか熱い勝負は描きにくいわけです。
 このあたり、どういうふうな連載を考えてらっしゃるんでしょうねー。
 少なくとも私にはちょっと想像もつきませんでした。
 もちろん杠先生はそんなポイントは十分考え済みで、あえて男子体操をジャンプ漫画のテーマにした絶対の理由があったりするのかもしれませんが。
 とりあえず私には、今回の読切からはそのへんがちょっと伝わってこなかったという点で、疑問点が残るかもしれないなーというのが正直なところでした。



 といったところで前編の感想はここまで。
 続きは後編にて。



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