合併号恒例、ジャンプヒーロー大集合の表紙ですが、約束のネバーランドのエマがすごい違和感!
もちろんそれは悪い意味ではなくって、現在の本編の展開を思うと、エマがこんなところで笑顔で遊んでいるのがメッチャ違和感あるなーっていう意味なんですけどね(笑)。
彼女たちがこんなふうに心から楽しそうにしている姿を、本編でも見てみたいものですわ。
前半の感想は、
・ワンピ
・僕デミア
・ハイキュー
・【大団円】ニセコイ
・約束のネバーランド
・ゆらぎ荘
・火ノ丸相撲
の 7 本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 ONE PIECE
別エントリーにて。
僕のヒーローアカデミア
デク 2.0、コスチュームγ、いいですねー。
こういう手足が太くなる、末端肥大なデザインは好きですわ。
最近はモビルスーツも手足が細くってシュッとしてるのが多いですが、やっぱ私が好きなのはこういう手足がゴツッとしてたり、ボヨンッとした末端肥大派ですね。
っていきなりガンダムの話になっちゃいましたが、こうやってデクだけじゃなく、みんなのコスチュームが徐々にパワーアップしていくんですね。
なかでもデクは初期状態が地味の上にも地味を重ねまくった感じだったので、これからどう変化していくのか楽しみになります。
デクとしては、お母さんの愛がこもったコスチュームだから手を入れたくないんでしょうけども、そこはやっぱりヒーローですからね(笑)。
元のモチーフも生かしつつ、これからどんどんヒロイックになってってほしいですわ。
物真くんは順調にオモシロ街道まっしぐらだなぁ〜。
あれだけシリアスやって感動させてくれた物真くんの影も形もない現状なんですが、まぁこれはこれで好きですね(笑)。
いい感じに愛されキャラ、イジラレキャラとして育っていって欲しい。
そしていずれは〆るところは〆る美味しい系としてね。
そして今週はなんといってもお茶子さんと葦戸さんが素晴らしかった。
恋だと一発で見抜かれて、テンパリまくりのお茶子さんの可愛いこと可愛いこと。
そしてまた、
「何でもない話でも強引に連内に結び付けたいー!!!」
と明言を残してくれた葦戸さん(笑)。
うんうんわかる。めっちゃその気持ちわかる(笑)。
葦戸さん、いい性格してるわー。
でもこれは、何でもない話どころじゃない、何でもありまくる話なわけでしてねー(笑)。
庭で練習しているデクを、窓越しに見つめる麗日さんの表情はすっかり恋する乙女。
そろそろ完全に自分の気持ちに自覚ができてきた頃合いでありましょうか。
やー、これからこの麗日さんの恋がどうなっていくのか、めっちゃ楽しみでありますわ。
恋ゆえに悲劇が勃発するとか、そういうダーク展開もありそうなのがこの僕デミアの油断できないところではありますが、できたらこの恋は平和にかなってほしいなぁ。
ハイキュー!!
若者たちが互いに影響しあい、学び合い、高め合う。
いいですねー。
思わず熱くなるものがありましたわ。
あの百沢が失言してしまうほどにへこんでしまうってのも意外なら、その百沢を日向が励ます形になったというのも面白い組み合わせ。
そしてまた、あの国見が意外なほどの強敵として、また、お手本にもなっちゃうって言うのも意外すぎ。
いまこの合宿編で、とても面白い化学反応が起こり始めたぞーっていう感じがしてきましたわ。
そしてその化学反応の発火点は、まちがいなく日向なわけで。
日向を中心に、いまあらたな世代が生まれようとしているんだなーって思えて、ワクワクしっぱなしでありました。
次の大会の宮城地区も、めちゃくちゃに手ごわそう&実に面白そうですな!
【大団円センターカラー】 ニセコイ
ということでついに大団円を迎えたニセコイ。
いやー、なかなか綺麗にまとまりましたねー。
あれだけたくさんいたハーレムヒロインたちにもそれぞれの決着を見せ、最後は「運命」とか「過去」よりも、「今の自分の気持ち」に正直に生きることを選択しようっていうエンディング。
なるほど、そのために用意された鍵や絵本だったのね〜と、遠大な計画を最初に仕掛け、今見事に決着せしめた古味先生はさぞやでッかい達成感に襲われていることだろうな〜と、わがことのように嬉しく思いますわー。
やっぱり打ち切りになるよりも、こうやってやりたいことをやりきって、大団円を迎える作品を見届けることができるってのは、読み手側としてもうれしいものです。
ここのところ大作の大団円を立て続けに見てきたこともありますし、ここからも何本か続きそうな感じではありますが、あらためてそういうことを感じました。
あと、ついに万里花と千葉県在住の Y さんがお見合いっていう、この決着も凄かったですね!(笑)
この Y さんは、万里花にとてつもない愛情を注ぐことでキャラ人気投票では恒例の人物となり、最後は自分自身も人気投票でランクインを果たしてしまうという名物ファンであったわけですが、ついにここに意中のヒロインを射止める(ことになったかどうかは万里花次第かな?w)栄誉を得てしまったわけで。
こういうことは、ホントめったにできることではないですよねー。
これまで長い時間をかけて、作品と読者とがすっごくいい関係を醸成してこれてなければ、絶対にできなかったことだと思うんですよ。
それはもちろん作者サイドと Y さんだけで作ってきた関係ではなくって、たくさんのファンがみんなで醸成してきたいい空気があってこそってものだと思いますし。
みんながこの素敵な作品のワールドを守ってきたんだって思うんですよね。
そういう、作品とファンとの素敵なキャッチボールが、こんな素敵な結末を作り上げることに成功したって言う、なんだかとても幸せなものを見せてもらったな〜って感動してしまいましたわ。
こういうことを生で、ハタから体験できたことをわたしは嬉しく思いますねー。
それにしても、ヤクザの親分が役所で治安担当のお役人やってるのか〜。
なんって恐ろしい街だ(笑)。
【センターカラー】 約束のネバーランド
第一話、しょっぱなから強烈な衝撃を与えてくれた約束のネバーランドでしたが、第二話もなかなかの衝撃っぷりでした。
逃亡のネックとなるのは小さな子供たちで、ママ自体はなんとかして騙くらかすことができるんじゃないかと思っていたら甘かった。
子供たちの体にはどうやら発信機が埋められていること。
そしてママは発信機の反応を見れるレーダーを持っていること。
そしてなにより、ママは子供たちの誰かが「気づいている」ことに気づいていて、あえて宣戦布告をするように今回の一幕を演じてみせたと言う事!
いっやー、このママ、滅茶苦茶にオッソロシイではないですかー(笑)。
ただものではないですね。
これは、小さな子供たちを連れた上で、このママを出し抜くのは本当に無理ゲーくさいなー。
気になるのはあのレーダーは、個体識別までできているのかってことなんですが、そこまではできないんじゃないかなぁ。
個体識別ができるとしたら、今回みたいなまどろっこしいことはしないような気がしますから。
単にそれぞれの子供を光点として見れるだけのレーダーなんじゃないでしょうか。
しかしそれはそれとしてもかなりハードすぎるミッションですわ。
壁の外が未知すぎるっていう恐ろしさを今のところは考えないとしても、脱出だけでもかなり困難です。
ここは小さな子は諦めて、いったん自分たちは逃げた上で子供たちをあとで救いに来ればいいんじゃないかな?って思ってしまうんですが、まぁ戻ってこれる保証なんてどこにもないですし、そもそもエマたちはそういうことを考えないでしょうしねー。
いやー、第二話にして希望が見えてくるなんてことはなく、ますます暗闇が増すばかりというネバーランド。
ほんと恐ろしい物語が始まったものです。
うーん、可能性があるとしたら、なんとかしてママを拘束してしまえばいいのかなぁ。
落とし穴とか、どこかの部屋に閉じ込めるとか、そういう策略でなんとかなればいいんですが。
ママだけならそれでなんとかなるとしても、そういうハッキリとした行動に出たらオニに感づかれる危険性もあるのかなぁ。
うーん、さー、どうなることやら。
ほんと、先が気になりまくりです。
ゆらぎ荘の幽奈さん
幽奈さん、合宿で温泉回!
とはいえ、実家が温泉宿なのでちょっと見慣れた風景感はいなめないかも?(笑)
でもしっかり男子が覗きトライからの天罰テキメンとか、女子部屋に潜入後、見回りの先生がやってきて一緒のお布団でエンヤコラ(なにそれw)とか、まさに鉄板のオンパレード。
愚直なほどに求められている事に力いっぱい応えてくれるミウラ先生のこの姿勢。
ほんとーに素晴らしいですわ。
しかもコガラシの場合、ひとりの女の子とお布団でキャキャするんじゃなくって、両手に花をさらに超えた三人同時ですからね!
さすが俺らのコガラシさんだぜー。
普通の男子が絶対できないことをサラッとやってのけてくれますよ(笑)。
とまぁ、そんなエロスで脳がいっぱいになってたもんだから、最後の〆はガツンと目頭にきちゃいました。
やー、コガラシのあたたかい男っぷりにシビレます。
そして、幽奈さんの存在自体の切なさを久々に思い出させてくれましたわ。
恋を成就させたら、おそらく成仏してしまうという悲しい宿命の幽奈さん。
幽奈さんが生き返るとかのよっぽどの奇跡でもない限り、永遠に彼女がコガラシと結ばれることはないんですよね〜。
うーん、せつない!
幽奈さんはすでに死んでいる、その絶対的事実ってやつが本当に重くて悲しくてツライんですわ。
さんざんオバカをやっているようでいて、物語の根底にこういう切なさが秘められている。
この漫画のこういうところが私は好きですね〜。
火ノ丸相撲
ついにベールを脱いだ絶対王者・鳥取白楼高校。
その実態は、その表現が適切かどうかはまだよくわかりませんが、絶対王者版のダチ高相撲部っていう印象を受けました。
相撲の型にハマらず合気道を取り入れた榎木くんは鳥取のチヒロって感じがしますし、恵まれた体格とパワーの首藤くんは鳥取の小関部長ってところでしょうか。
あとは例のモンゴル選手は闘志ムンムンってところからして佑真さんですかね(笑)。
もちろんこれからダチ高メンバーだってどういう方向性で進化するかわかりませんし、鳥取白楼とぶつかるころには見違えるようになっているのかもしれませんが。
しかし、なんとなくこれは同類対決な決勝が見られるんじゃないかっていう予感がしてまいりましたわー。
どんな勝負になるか、今から楽しみです。
いやー、しかし、王者感ハンパないなー!鳥取白楼。
ほんとにこんなヤツラに勝てるんだろうかっていう、見事な王者の風格でありましたわ。
といったところで前編の感想はここまで。
続きは後編にて。
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Bossさんの温かい感想に救われました。
他のサイトだとボロクソに叩かれてたので(苦笑)
ほかのサイトよりになってしまいますが
自分としては小野寺さんにウエディングケーキ
を作らせたのはやりすぎだと思いました。
古見先生、小野寺さんが嫌いなんだろうなと
うすうす感じては居ましたが、最終回を読んで
疑惑が確信に変わりました。
彼女が幸せであるコトを願ってやみません。
わたしも小野寺さん派なのでニセコイの結末には思うところもないではないのですが、そこはまぁ「ニセコイ」という大筋上しょうがないんだよな〜なと思い諦めました。
小野寺さんとしては今後は大事な瞬間に野球のボールが飛び込んできたり、相手の男性が唐突に居眠りを始めたりするような大宇宙の呪いからも解放されることでしょうし、自由に自分の恋路を追い求めていって欲しいと思います(笑)。
小野寺さんほどの女の子なんですから、絶対素敵な男性と出会えるって確信してますわ、わたしは。
作者が自分で作ったキャラに対して嫌いになるってことはまずないと思うんですが、小野寺さんの結末のつけかたについてはだいぶんバッサリとつけられた感があったので、おかげで古味先生の小野寺さんへの扱いがぞんざいに見えちゃった面もあるのかな〜。
後日談とか、どこかでフォローがあるといいな〜と思います。
ほんと、小野寺さんの幸せを祈ってやみません。