夏とともにジャンプにやってきた新連載 3 連弾。
さー、どんな漫画が始まってくれるんでしょう。
NARUTO や暗殺教室が完結し、ハンターが抜け、さらにはニセコイやトリコ、ブリーチ、銀魂が終わろうとしている今のジャンプに、次なる嵐を巻き起こすことができるのか。
期待をふくらませつつ、さっそく感想にまいりましょー。
前半の感想は、
・【新連載】約束のネバーランド
・僕デミア
・ワンピ
・ブラクロ
・ハイキュー
・銀魂
の 6 本でお送りいたします。
【新連載】 約束のネバーランド
白井カイウ先生、出水ぽすか先生の原作・作画コンビが描く新連載。
いやー、しょっぱなからカマしてくれましたねー!
衝撃的な面白さでありました!
最初はいかにものどかで牧歌的な、ハウス名作劇場(例えが古い?w)みたいな雰囲気で始まったこの物語。
ところが途中から首筋の番号とか、異様な勉強風景とかで不穏な雰囲気が流れ始め、すわ、これは第二次大戦当時のドイツとかを舞台にしたスパイ養成所のお話か?とか思わせておきながら、それ以上にとてつもない衝撃をお見舞いしてくれました。
自分たちはただの家畜! 世界は人を食う鬼たちに支配されている!?
いやー、まさかファンタジー、もしくは近未来 SF だったとはね!
愛くるしい子供たちで油断させておきながら、それを惨殺して文字通り食い物にしてしまうという恐ろしさ。
いやー、ゾックゾクものでありました。
安全な逃げ場所や頼れるアテはどこにもなし。
絶対の保護者だったはずのシスターこそが「畜産農家」であり敵だった。
そしてこの「農園」の外はどうなっているのかもわからない。もしかしたら捕食者である鬼たちに完全に支配された世界なのかもしれないと。
協力者もなく、頼れるのはただ己たちのみ。
もし小さな子供たちも全員連れて逃げていくとしたら、いったいどんな大変なことになってしまうのか。
いやー、考えるだに無理ゲーすぎる、恐ろしすぎる「鬼ごっこ」ですわ。
なんと強烈な世界観と試練を主人公たちに課してしまったのか。
とてつもない物語が始まってしまったぞ〜っていう感触に、ズーンと重いものを感じてしまいました。
いやー、ゾックゾクしますわー。
第一話から、すばらしいパンチ力ですよ。
早く次を読ませてくれー!って叫びたいくらいです(笑)。
願わくば、この勢いを第一話だけでなく、ずっと維持していって欲しいものです。
第一話に強烈な衝撃を持ってきた作品って、なかなかその緊張感を維持し続けるのって難しいと思うんですけどね。
でも、これだけの見せ方のできる作家さんコンビであるならばと、やっぱり期待したくなるってものです。
それにしても不思議なのは、彼ら子供たちがとても高度な教育を受けていたってことですよねー。
鬼たちの会話によると、どうやらコニーのような成績の悪い子は幼い段階で出荷されて、成績優秀な子は 12 歳まで育てられて「上物」として出荷される、そういうルールがあるみたいなんですよね。
では上物はどう利用されるんでしょうか。
普通に考えたらただの「肉」にそんな教育なんていらないでしょうからね。
教育がいったいなにに役立てられるのか。
やっぱり、そこは、スパイ養成所のような秘密が隠されているような気がしてきますわー。
新連載第一弾、しょっぱなからかなりパンチの効いた作品が始まってくれました。
見開きカラーの雰囲気もそうですが、全体の雰囲気からしても、「本格派」が始まったぞ感が凄いです。
それにしてもこの見開きカラー、ちゃんとママのシスターはいないし、そのかわりにコニーがいるんですね〜。
また、この子たちのなかから、いったい何人が生き残れるのやら。
そもそも主要三人組の男の子のうち、金髪のほうの子も死にそう感がヤバイです。
頭の良さでは黒髪の子と能力がかぶっている上に、いい子すぎるんですものね〜。
やー、おっそろしい物語が始まったものだ。
僕のヒーローアカデミア
おお!シュートスタイル!
デクの新スタイルは足ですかー!
最後の決めゴマのカッコいいデクにめっちゃ惚れ惚れしてしまったんですが、蹴りスタイルはカッコよさだけじゃなくてなかなか理にもかなっていると思うんですよね〜。
単に腕がダメなら足が残ってるじゃないっていう後ろ向きな発想だけじゃなくて。
足って腕の三倍の筋肉があるって言いますからね(たしかトリコ知識w)。
腕のフルカウルが 5 %まで引き出せるなら、足なら 15 %まで可能かもしれないし、腕より長時間の使用や回数使用に耐えるかもしれないっていう、そういう計算もあると思うんですよ。
つまり、腕と同じような使い方をしていっても、そうそう簡単には損傷までいかないんじゃないかって計算ができてくると思うんですわ。
ただまぁ、全力で行った場合はやっぱり脚も普通に折れますよっていうのは、これまで何度も証明されてきてますからね。
そこは今後もしっかりフルカウル調整が必要なことは、腕とまったく変わらないってことですね。
でも、なんかほんと光が見えてきた感があるなー。
また、お母さんからもらったコスチュームの基本をおさえつつ、新バージョンはちょっとマッシブさが加わってさらにヒーローっぽさが増しましたし。
やー、これからのデクの活躍がすごい楽しみになりましたわ!
しかし発目さんにデクがベタベタされてるときのお茶子ちゃんの表情、笑えてしまうなー。
前回もそうでしたが、一瞬表情が追いついていないんですよね(笑)。
がんばれお茶子ちゃん!
あと、黒影纏いスタイルの常闇くんは、厨二っぽさがさらに激上げしてて最高ですね!
でも「深淵闇躯(しんえんあんく)」はやっぱり言いにくい(笑)。
技名は言いやすさも大事ってのは目からウロコでしたが、大納得でありましたわ。
そしてかっちゃんはあいかわらず天才っぷりを発揮中。
立ち止まることのないかっちゃんのトップランナーっぷりはホント見てて安心感がありますわー。
ONE PIECE
別エントリーにて。
【センターカラー】 ブラック・クローバー
次元ごと斬っちゃう新魔法に開眼し、みごとにトドメをかっさらったヤミ団長。
てっきり今回の章は出番ナシかと思いましたが、最後の最後で美味しいところをもっていきましたねー(笑)。
それにしても次元ごと斬っちゃうって、完全にガード不可ってことですよね!
まぁ回避すればいいだけかもしれないんですが、それにしても反則みたいな技だわー。
さすが団長クラスの魔法は格が違います。
だいぶん強くなったアスタですが、団長クラスと肩を並べられるのはいつの日なのか。
しかし気になるのは敵さんたちの正体ですねー。
回想では、こちら側のことを完全に「人間」って言ってますよ。
前からそういうふうに言ってましたっけ?
ずいぶん人間離れした彼らですが、そもそもコイツら初めから人間ですらないのかな。
ハイキュー!!
日向、リベロと勘違いされて喜んじゃうって、どんだけポジティブですか(笑)。
でもそれだけ最近スパイカーのボールが“見えてきた”ことが嬉しいんでしょうね〜。
そして月島は日向を仮想敵にして、己のステップアップに邁進中。
いやー、あの夏合宿で、日向と比較されてイラだってたツッキーはいったいドコに!
日向の実力を認めたうえで、それを利用させてもらって自分の糧にするっていうんですからね!
本当に月島もひとりの「戦士」になったなーって、ちょっと目頭が熱くなりそうでしたわ(笑)。
またなにげにこれまでまったく出番のなかった、二年の最後の控え、木下さんに活躍フラグが!
同じ二年控え組では、あの縁下さんの大活躍はもちろん、成田さんも出番がちゃんとあったわけですから、ここは満を持したぶんしっかり活躍せんとですよね〜。
しかし、まさか山口くんとかぶっちゃうジャンプフローターとは。
これは熾烈なポジション争いが勃発しそうです!(笑)
そしてそして、まさかの鉄壁!伊達工ふたたび!!
あの地区予選では会えなかった伊達工が、なんと練習試合であいまみえることになろうとは!
勝負を決する試合ではありませんが、これはめっちゃテンション上がります!
銀魂
ついに突入した最終章。
宇宙中を敵に回すようなこの戦いに、はたして銀さんたちはいつもどおり勝てるのかと思っていたら、なんと銀さん、口喧嘩で勝つつもりだったんですね〜。
いやー、これは意外でした。
最終章の戦いは、武力ではなく論争によって決着がつけられるんでしょうか。
いやもちろん真のラスボスは虚であるわけですから、クライマックスがバトルであることは間違いないと思うのですが。
それにしても口喧嘩っていう表現がじつに銀さんらしくて、ポンと膝を叩きたくなるような軽妙な痛快さがありましたわ。
そしておおいに納得。
いくら銀さんたちが強いといっても、敵の数があまりに膨大すぎますからねー。
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凄かったですね。天国から地獄へ叩きおとすような展開に絶句しました。
いろいろ気になりますが。ただ食量にするために
テストするのはなぜなのか?
鬼のいう『金持ち』って実は人間なんじゃないか
とゾッとしました。
そんな展開はないと思いたいです(ガクブル)
二重投稿となっていたコメントを削除させていただきました〜。
そうですね、頭をガツンとされるような衝撃展開にビックリでした。
こういう衝撃がこれから次々襲ってくるとしたら、なかなかの名作になってくれるかも?っていう予感がしてきます。
ちょびっとお子様向けとしては怖すぎてページがめくれないタイプになっちゃうかもですが(笑)、でも、がんばってジャンプを盛り上げていって欲しいですわ〜。
しかしなるほど、金持ちの人間が人間の家畜を買っているとしたらかなり恐ろしいですね〜。