週刊少年ジャンプ 2016 年 31 号掲載分の感想です。
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
【コミック派ネタバレ注意!】
【感想小タイトル】
■怪異の連続
■ムギワラ・イン・ワンダーランド
■怪異の連続
ペドロの潜入捜査にはブルックさんが同行することになったようで、ゴーストパワーの助けがあればペドロさんもかなり仕事が楽になりそうですねー。
ただし、麦わら一味のメンバーがさらに分断行動することになったわけで、そこはやっぱりちょっと不安もつきまといます(笑)。
すんなり再合流できればいいんですが、そう簡単にはいかないんでしょうね。
ハラハラさせてくれます。
そしてついにビッグ・マムの本拠地、ホールケーキアイランドに上陸を果たしたルフィたち。
先週のヒキでルフィが目撃した人影は、もしかして変わり果てたジンベエさんなんじゃないか?なんて恐ろしい想像をしていたのですが、そこはサンジとプリンの姿だったんですね。
しかし、それでよかったとはならないのが今週の面白さ……というか恐ろしさ。
いやー、今週は、徐々に徐々に、ゆっくりと、悪夢の世界に引き込まれていくような恐ろしさがありましたわ。
返事をしない挙動不審なサンジの怪しさとか、突然あらわれた鏡像(?)のルフィとか。
埋まっている大男に、ウサギの騎士に、動き出す生きた森。
時計や磁石が狂いだすのも恐ろしい。
まさに後戻りできない悪夢の世界って感じではないですか。
さーて、いったい何が起こっているんでしょう。
サンジとプリンちゃんに見えたのは、こうなってくると本人とは思えませんから、何者かが変身しているのか、あるいは、何か野生動物でも変身させてそう見せているだけなのか。
ルフィのそっくりさんは、まさに鏡像って感じですね。
鏡像に独自の意志があるわけではなくて、ルフィの動きと声をソックリそのまま反射しているだけに見えます。
これは誰かが化けているとかではなくて、ルフィに催眠術のようなものをかけて、そこに何もないのにいるように思わせているだけって感じでしょうか。
サンジやプリンちゃんの偽物?とは、こちらはちょっと性質が違いそうです。
埋まってた男は、そもそもこいつが怪しいですね〜(笑)。
こいつがズバリ犯人の能力者なんじゃないでしょうか。
そして襲ってきたウサギの騎士ですが、意外とこういうのが味方だったりするかもしれませんね。
空島の神様とかを連想します。
あと、ちょっと脱線した話なんですが、ルフィの鏡像ってこれ、反転コピーを使ってないんですよね、尾田先生。
最初はてっきりコピーだと思ったんですが、よく見たら、ちゃ〜んと鏡像の方も一から描いているっぽいじゃないですか。
やー、気づいたときは驚きましたよ。
完全に鏡像に見えましたもの。
想像に過ぎませんが、こういうのってかなり難しいんじゃないですかね?
こういうところでさりげな〜くやってしまえるんですから、やっぱ尾田先生は凄いな〜と思わされてしまいます。
たしか先生、一ページいくらで仕事をさせてもらっている以上、コピーは使わない方針だってどこかでおっしゃってましたっけ。
■ムギワラ・イン・ワンダーランド
今回のモデルとなっているのは、どうやら不思議の国のアリスのようですね。
あの奇妙奇天烈、混沌と理不尽さと、子供の絵のような滑稽さと残酷さが同居したような悪夢の世界が、いい感じにワンピナイズされておりますわ。
とすると、ビッグ・マムはハートの女王ってところでしょうかね。
ちょうど今回ウサギが出て来たので、まさに不思議の国って感じです。
しかし、こうなってくると、この岬に案内してくれたプリンちゃんはやっぱり敵だったってことになりますかねー。
もちろんこの森に足を踏み入れてしまったのはルフィたちの意志でやったことなので、プリンちゃんは悪くないのかもしれません。
ビッグ・マムがそもそもルフィたちの到着をなんらかの方法で知っていたわけですから、プリンちゃんの作戦はサックリ阻止されていて、今ルフィたちはビッグ・マムの術策にハマっちゃっただけなのかもしれませんしね。
でも、こういう展開になってくると、どうしてもプリンちゃんに疑いの目を向けたくなってきてしまうもの(笑)。
プリンちゃんを信じていいのかどうなのか、徐々に揺れてきてしまいます。
まぁ、これまでのワンピの黄金パターンですと、そう思わせておいてやっぱり味方だった!な流れが多いと思うんですが、さーて、今度はどうなりますことか。
プリンちゃんをかなり気に入ってただけになー、やっぱり味方であって欲しいところだなー。
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
****************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。

にほんブログ村 週刊少年ジャンプ

blogramランキング参加中!
****************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。

にほんブログ村 週刊少年ジャンプ

blogramランキング参加中!
****************************************************
■関連記事
・【ネタバレ】ワンピース未回収「謎・伏線」一覧と考察スレ
・【成人指定!?】ナミの公式フィギュアも凄すぎ!たまらんっす!
・【成人指定!?】蛇姫さまの公式フィギュアが凄すぎ!あんなトコにまで描き込みが!
・映画感想 ONE PIECE FILM STRONG WORLD/ワンピース劇場版ストロングワールド
・やりすぎ!w ONE PIECEが朝日新聞を乗っ取った!
・尾田栄一郎は狙わない ONE PIECE劇場版第10作「STRONG WORLD」公開もうすぐ!
・【動画】海外のファンが描いたワンピースの絶品イラスト
・コミック感想 ONE PIECE(ワンピース) 巻五十四 “もう誰も止められない”
・ONE PIECE 新キャラ『蛇姫様』は9年前すでに登場していた!?
・YouTube 麦わら海賊団を小畑健先生風に書いてみた
・まんがのチカラ 尾田栄一郎先生インタビュー
・YouTube 色んな漫画家が描いたワンピース
・ワンピ 美麗イラスト
ちなみにアリスインワンダーランドで
サンジ役の平田弘明さんがでてましたね。
吹き替えで。今回漫画といい奇妙なシンクロぐあいに笑ってしまいました。
ちなみに私が子供ころ、ピンク色のレコード
たぶんソノシートってやつでラジオドラマみたいな感じでアリスを聞いてたんですよ、
レコードプレーヤーがないからもう聞けないけど、
以前コメントの方で書かせてもらいましたが
プリンちゃんが会ったのはこっちのサンジでは?
サンジ双子説もありえますね
あとルフィの反転の画像
原稿用紙の裏に絵を書いて下から光を当てて描くって手法があるみたいですね
だとしても大変な作業には違いはありませんが
コピーに頼らない尾田先生のこだわりに脱帽です
おー、平田さんアリスインワンダーランドに出てましたかー。
なかなかの偶然の一致ですね〜。
尾田先生のことだから、意外と狙ってそういうネタを絡める場面もあったりなんかして。
しかしソノシートとは懐かしい!
>しげっちさん
>あの偽サンジタバコじゃなくアメを持ってますね
なるほど、あのアメはタバコのかわりってことで、サンジが偽物ですよというシンボルマークだったのかもしれませんねー。
それが今後のいい目印になりそう。
サンジ双子説もあるかもですね〜。
うさぎの騎士ですが、828話でビックマム達が歌っている際に「確保」と言いながら国を壊滅させている描写がありました!
おそらくガッツリ敵ですね...(O_O)
お、ほんとうだ!
ちょっと顔が暗くなっててわかりにくいですが、たしかにこいつでしょう。
よくみつけましたね〜。