連載三周年突破記念のワールドトリガーが表紙を飾る 26 号。
重度のワートリファンである私なんかにゃたまらない表紙&巻頭カラーだったりするんですが、しかし玉狛第二の紺ジャージは表紙になるとやっぱりちょっと地味かな〜(笑)。
でもそのぶんブレードの光のコントラストがよく効いて引き立ちます。
これはこれでやっぱりカッコイイですわい。
まぁ、派手めなコスチュームはいずれ玉狛第二が A 級に昇格したときにとってあるのかな?
さて感想ですが、あいもかわらずワートリ感想多めとなってしまっております。ご容赦くださいませー。
前半の感想は、
・ワートリ
・ワンピ
・ブラクロ
・銀魂
・僕デミア
・ハイキュー
の 6 本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 ワールドトリガー
三周年おめでとうございますなワールドトリガー。
アニメのほうは終わってしまいましたが、いやー、すっかり長期連載の順調なレールに乗っているようで万々歳。
リリエンタールが打ち切られたときの悔しさ、無念さを思い返すと信じられないくらいです(笑)。
巻頭カラーは最早お馴染み、主役四人の横並び構図。
第一話で星空(ネイバーフッドの宇宙?)に並び、一周年でビル街で鳩が飛ぶ中に並び、そして二周年では地下に降りて魚が泳ぐなかで並んだ四人でしたが、今回はさらに地下鉄の改札口に鹿の群れにまじって並ぶというなかなか奇妙なセンスあふれる絵に。
この鹿たちの光る角がアフトクラトルの角を想起させて、なにやら未来の展開を暗示しているようにも思えます。
また、修の手のなかのキューブがちゃんとスパイダーになってたり、千佳ちゃんの武器が黒いライトニングになってたりするところも注目ポイント。
節目節目で彼らの成長の歩みがこうやって刻み込まれてるってことに嬉しくなりますわー。
さて本編。
まずは千佳ちゃん対照屋隊員に決着。
そう来るんじゃないかとは思ってましたが、千佳ちゃんの黒いハウンドキューブに大笑い。
もー、でかすぎじゃ!(笑)
雨あられと降り注ぐ黒いハウンドを浴びてベシャッと潰れる照屋さんですが、こりゃー食らっちゃってもしょうがない。
むしろどうやって避けるのよっていう反則レベルでしょう(笑)。
あと、これを撃つ直前の千佳ちゃんの表情がなんかちょっと怖いくらいの威圧感があって素晴らしい。
下らないものを見下ろすラスボスの視線のようではないですか(笑)。
以前、千佳ちゃん砲で工場地区をドッカンドッカンやってた時もそうでしたが、千佳ちゃんには“砲撃の王”たる威厳が時々そなわりますね。
将来がめっちゃ楽しみですわ(笑)。
しかし照屋隊員もさすが元新人王候補。
鉛弾狙撃をガレキのカケラで受け流した発想も鮮やかでしたし、黒ハウンドで拘束されながらも逆にハウンドの包囲攻撃で千佳ちゃんを落としきったのは実にお見事でした。
柿崎隊最後の意地を見せてくれましたねー。
今回、1 ポイントで終わった柿崎隊でしたが、今後の成長の片鱗が垣間見えた試合だったんじゃないでしょうか。
柿崎さんは土壇場に追い込まれたところでの強さを見せてくれましたし、照屋さんも巴くんも、すぐれた個人技をけっこうたくさん見せてくれました。
これまでは集まって一緒に戦うスタイルでしたが、互いの個人戦闘力を信頼しあい、さまざまな分かれてでも様々な局面に対応できるようになると、これは急成長してもおかしくないチームだと思いますわー。
そしてまた、千佳ちゃんも最後は落とされこそしましたが、よくやりました。
これまでは二宮さんいわく土木工事しかできない千佳ちゃんでしたが、この第五戦では目覚ましい戦場の支配っぷりでしたものね。
砲撃で戦場を玉狛色に塗り替えて、さらに二正面化した戦場両方を狙撃できっちり刺しまくり。
さらに加えてスナイパーの最大のピンチである「寄られた瞬間」にも、ひとつの強みとなりうる可能性を示してくれました。
これは千佳ちゃん、今後がめっちゃ楽しみですわ。
あと、今回相打ちみたいな形で落とされたことで、人が撃てないことがいまだにバレずに済んでいることも実はけっこう多きな収穫かもしれませんしね(笑)。
ほんとこれはラッキーです。
そして最後の決着をつけたのは修サイド。
ここで葉子ちゃんが、ついに底力を見せてくれましたねー!
まさかの赤ワイヤー逆利用!
グラスホッパーで遊真に突撃と見せかけて、切断された腕の残った肘部分をワイヤーにひっかけて急旋回。修に急襲、首チョンパ!
出水先輩が驚くほどのぶっつけ本番の神業でありました。
あの遊真でさえ、ワイヤー機動攻撃はまだ十分に会得できてなくて、ちょっと攻撃が浅くなってしまっているっていうのに、本当に葉子ちゃんは天才だったんですね〜!
もちろんこれは、遊真は攻撃:守備の力配分を 5:5 とか 3:7 くらいでやっているからってところもあると思いますけどね。
反面、葉子ちゃんは今回は一か八かの捨て身でしょうから、ほとんど攻撃:守備は 9:1 みたいなところがあるでしょう。
とはいえ、これはマジでお見事でした。
もともと高機動戦が得意なところに加えて、手足が欠けて体重がさらに軽くなっていたってところも功を奏しましたかね〜。
いやー、葉子ちゃんの天才性の本領がようやく披露されて、なんか嬉しくなっちゃいましたわ。
追い込まれたらちゃーんとやるではないですか。
この力がこれからしっかり発揮されていけるようなら、香取隊はどんどん強くなっていけるんじゃないかな!
おしむらくもここで落とされた修でしたが、しかしここで出水先輩の
「メガネくんはタダじゃ落ちねーよ」
からのワイヤートラップ発動!は心底熱い展開でありました。
出水先輩、よ〜く見てたなー(笑)。
もしくはちゃーんと修の今の力を見抜いてた。
ここ、修は葉子ちゃんに首を切り落とされながら、手にしたスパイダーを葉子ちゃんの背後から差し込んでいるんですねー。
なんと大胆にして曲者。
そしてまた、スパイダー習得の初心である、「自分が落とされても遊真を援護できる」の見事な実践でもあるわけです。
これまでは、自分が落とされても良いつもりで張ったスパイダーで、まさか自分で点を取れちゃったっていう修のビックリ開花劇だったわけですが。
やっぱり初心のスパイダーの正しい使い方を、最後の最後で決めてくれましたねー。
いやー、なんともお見事な美しい構成ですわ。
そしてラストを決めたのはやっぱり遊真。
ここで例のムチスコーピオンを使ってきますかー!
葉子ちゃんもしっかり反応してガードしているんですが、そのガードを最低限の軌道変化でかわしてグッサリと。
奥の手はここぞという時まで取っておいたってことですかね。
さすが戦闘のプロ、遊真です!
さー、ということで終わってみれば玉狛第二は撃破数 5 に加えて生存点 2 で合計 7 点。
香取隊と柿崎隊はともに 1 点という、大差の開いた戦いになりました。
とはいえ、完全に一方的な試合となった印象ではなく、その中でも各チームに光る可能性が見えたのもいかにもワートリらしさってところでしょうか。
今後の各チームの成長がとっても楽しみになります。
そして、それでいて玉狛第二の爆発的な成長が楽しめたのも今回の試合の見どころの大半を占めていましたねー。
遊真はワイヤーを得て水を得た魚のようにワイヤー地帯の支配者に。
修と千佳は、まるでこれまでの姿が嘘であるかのような爆発的成長でそれぞれが戦場を支配して。
まさに三者三様の戦場支配を見た心地です。
一方的にならないようでいて、ちゃーんと修たちのパワーアップを描き切って、さらに最後に今回テーマのスパイダーで脱落後の援護を実現する。
このあたり、すごいバランス感覚で描かれていたと思います。
相変わらず計算しつくされた試合内容ですわー。
そして次週は、毎度おたのしみの講評回。
ここまでの解説で時枝先輩のクセモノっぷりもだいぶ覗けてきましたし(千佳ちゃんの黒ハウンドを見抜いていたとはw)、出水先輩が解説でどんなアドバイスをしてくれるのかも興味津々。
次週がとても楽しみです。
そしてここで、ワートリ三周年を記念して、キャラクター人気投票企画が今年も発動。
今回は応募券制+1票あたり1キャラのみの投票ということで(昨年は 3 キャラでしたからねー)、これはキャラの多いワートリではめちゃくちゃ悩みますねー(笑)。
私としては修と遊真は間違いないところなんですが、そのほかにもレプリカ先生とかエネドラッドとか夏目出穂ちゃんと猫さんとか、各隊隊員だって各隊ひとつごとにひとりふたりずつ好きだったりしますし、ぜんぜん枚挙にいとまがなさすぎます。
とりあえず本誌と単行本で応募券は 2 枚確定なんですが、誰に入れたもんだかしばらく頭をめっちゃ悩ませるしかないですね(笑)。
うーん、新三バカとかもすっごい好きなんだよなー(笑)。
ONE PIECE
別エントリーにて。
明日アップ予定。
ブラック・クローバー
せっかくのゲームに乱入者があらわれて水を差された感じかーって思っていたら、なんのなんの、とても熱い展開になってきました。
ヤミ団長が参戦できない状況で、ヤミ団長以上の魔力を持つ敵と戦わなきゃいけないって。
しかもこの神殿の守備兵たちと共闘作戦を張るっていう展開も熱いです。
ブラクロはほんと、王道をなんのてらいもなく真正面からやってくれるから気持ちがいいなー。
【センターカラー】 銀魂
キャラクター人気投票結果発表の銀魂。
またも 8 位に輝くという新八の奇跡っぷりがハンパない(笑)。
しかも、もしあと 10 票少なければ 888 票ってことになってたんですよね!
うーん、じつにオシイ!(笑)
昔はこの投票結果発表で数話またにかけてギャグをやるなんていう前代未聞かつ最高のネタ回をやってくれた銀魂ですが、最近のノリではさすがにそれは挟めないですよねー。
そんなシリアスバトル回も、ついに宇宙一の兄妹喧嘩に決着。
なんだかんだ言って神威もおにーちゃんだったんですね〜。
戦いは、逃げ道だったんだというつらい答えにたどり着き、妹の腕の中についに倒れる神威に切ないものがありましたわ。
僕のヒーローアカデミア
いやー熱いな! 最高に熱いなオールマイト!
ついにトゥルーフォームを世間に暴かれ、さらには死柄木弔の秘密を突き付けられて心を折られかかったところからの、正義の炎再爆発!
それまでは無関心で他人事みたいな感じで見ていた全国の視聴者、街中のひとびとの声が、一気に変化する様子も素敵でした。
声援や、助けてくれという願いの声が寄り集まって、まるでそれがオールマイトに注がれて力となったようにすら見えましたもんねー!
限界を超えて今立ち上がるオールマイト。
その右腕のみに集中した OFA の使い方は、まるでデクみたいじゃないですか。
この最大の窮地で、デクの使い方がヒントになったのだとしたら、めっちゃうれしいことですわ。
さー、この勝負、いったいどういう結末を迎えることになるんでしょうか!
ハイキュー!!
やっちゃんのポスター、めっちゃくちゃカッコイイなー!
ほとんどプロはだし!
才能ありまくりでしょう(笑)。
絶対将来カメラマンでも大成しますよね!
そして日向のバケモノジャンプ炸裂!
指高 210 cm で最高到達点が 333 cm。
差し引きなんと 123 cm ほどジャンプしている計算に!
ちなみにいま Wiki で見てきたところによると、垂直飛びの記録は NBA の平均記録でも 71 cm 、陸上の跳躍競技トップ選手達は 70 cm 台ということですから日向のバケモノっぷりがよくわかります(笑)。
そんな日向のジャンプを、実は影山が成長させていたってのも面白いですねー。
そういう意図が影山にあったわけではないんでしょうが、いろんな意味で影響しあい、引き上げあって強くなってきた二人なんでしょうね。
今週のふたりも、なんとも騒々しくも仲が良くって、微笑ましいったらない(笑)。
ところが、そんなところに降って沸いた、影山の全日本ユース入りの報せ。
おお、ここでさらなる影山成長展開かという嬉しさもあるんですが、しかし、なんかちょっと日向が取り残されちゃった感もあって寂しいなぁ〜。
これがまた、ふたりの間をギクシャクさせるようなことにならなければよいのですが。
今週のふたりがやたらと仲良しさん描写されているだけに、余計にそのへんが心配になってしまいます。
といったところで前半はここまで。
続きは後編にて。
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ちょっと上から目線な感想W
修のワイヤー、すごく効果的で良かったのに
最後の最後で逆に利用されるという失態
タダでは落なかったけど、あれは頂けないな〜
「策士策に溺れる」って感じかな?
修って自分たちの奇襲や秘策は得意なのに
相手の奇襲には弱いイメージがあるな〜
リーダーとしてもっとしっかりしてほしいなW
チカちゃんの鉛弾、人を撃てないという弱点を克服し尚且つ新たな武器としては最高なんだけど、最後ちょっと油断したかな?
スナイパーの基本である撃ったら移動ということを忘れてたわけじゃないと思うけど
自信と過信は違うぞ〜
レイジさんに怒られるぞ(笑)
まあ勝ったことは良しとして、反省すべき点はしっかりと反省してもらいたいもんですねW
思わず幼い頃、親に連れられて行ったヒーローショーを思い出しました
純粋に単純に
「負けるなー!勝てー!!」
と、心の中で叫んじゃいましたW
大人になってジャンプを読んでると来週の展開をついつい想像したりしちゃうけど
久しぶりに何も考えず、のめり込んじゃいました
これだから少年漫画はやめられない!
箇条書きで
・パス練習付き合ってた人同じ高校だったんだ
・募金のおばちゃん500円って太っ腹W
・山口君いつの間にか180センチ
・日向が跳ぶ前の旭さんの目が怖いW
・バスケ部日向のジャンプに驚く(春高決まったのにまだ校内で有名じゃないのかな?)
・菅さんもっと身長低いと思ってたW
・影山日本ユース(日向は追加招集かな?)
は面白いです。オールマイトがかっこよかった
ですね。デクとかっちゃん「勝てや!オールマイト!」のシーン、二人の表情が真逆なのが印象的
でした。
アニメのオープニングを思い出しました。
アニメにハマってますが、管理人さんは
御覧になりましたか?お勧めです。
[ワートリ]
ワイヤーを逆手に取られたのは驚きましたね!
天才の出水さんすら驚いてた葉子ちゃんの離れ業(かつ大博打)なので、これを失態とまで責めちゃうのは若干かわいそうかなと私は思いますが、まあでもランク戦は失敗から学べる場なわけで。
修もいい勉強になったんじゃないかな〜。捨て身の敵ならやってくるかもしれない戦法だって、新たな認識ができたわけですからね。
行動を読めない動物型を苦手とする修としては、敵がやってくることをひとつ想定に入れられたことはちょっとした財産だと思います。
動物型筆頭の緑川とか、むしろ捨て身じゃなくても嬉々としてやってきそうだなぁw
千佳ちゃんは中・近距離のシューター・ガンナートリガー撃ち合いは今回が初体験でしたからねー。
運動や反射が苦手な子ですし、いきなり照屋さんの大技を受けたら落とされちゃってもしょうがないところかなってわたしは思っちゃいました。
高速移動で誘導半径の内側に回り込むことがハウンドの回避方法だということですが、あの全包囲ですし、さらに千佳ちゃんの運動能力では余計に回避・逃走は無理かな〜って。
今回ああいう局面にあったら、シールド一枚じゃなくって出水さんみたいな球状フルガードとか、いっそ木虎みたいなドーム状固定シールドにして立てこもるとか、そういう技の習得が求められてくるのかも?って思いました。
ドームシールドからアイビスを突き出してドッカンドッカン打ち出す悪夢の情景を妄想しています(笑)。
なんにせよ、いろいろ得るものも得て、得点もバッチリ稼いで、反省点もいっぱい出てきて今後にかなりつながるいい試合だったと思います!
[僕デミア]
>「負けるなー!勝てー!!」
まさに!
ヒーローショーの鉄板、最も熱い瞬間の演出だということを思い出させてくれました!
僕デミア、おもしろい!
少年漫画は幾つになってもやめられない!
[ハイキュー]
>・パス練習付き合ってた人同じ高校だったんだ
わたしもてっきり違う高校だとばかり思い込んでおりましたw
第一話で中学卒業式後に別れて手を振ってたシーンのせいかなw
>かな2さん
ほんと、今週の僕デミアは誌面から迸ってくるようなものがありますわ。
オールマイト、文句なしで最高のヒーローです!
アニメ、わたしも観てますよ〜〜。
大好きなシーンの数々が素晴らしいクオリティで動いて音がついて声がついて、毎週大満足しております。
今では漫画を読んでても、アニメの声でセリフが聞こえてきちゃってます(笑)。