2016年05月16日

週刊少年ジャンプ2016年24号 【新連載『たくあんとバツの日常閻魔帳』開幕号】 感想<前編>

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 ワンピ休載の 24 号。
 ワールドトリガーの感想がちょっと長めです。





 前半の感想は、

・【新連載】たくあんとバツの日常閻魔帳
・食戟のソーマ
・僕デミア
・ハイキュー
・ワートリ

 の 5 本でお送りいたします。



【新連載】 たくあんとバツの日常閻魔帳

 昨年 10 月に読切が掲載された同タイトルが新連載として正式スタート。
 読切時も個人的になかなか好印象な作品だったのですが、連載第一話としてもやっぱり面白い。
 閻魔大王の娘バツの、ロリ成分多めのエロさがまずひとつの武器(笑)。
 そしてなによりその娘が、やれ均等だのやれ秩序だの言いながら若干変態チックな行為を強要してくるところが魅力でしょう。
 読切版そのままのバツの面白可笑しさでしたが、股間に頭突きを強要してくるネタもまったく同じ。
 井谷賢太郎先生のこだわり中のこだわりなのでしょう。
 またさりげないシーンですが、肌もあらわなフトモモで男子の顔をバッチリ挟んだり、こいうところも高ポイント(笑)。
 読切にはなかった新しいプレイとしては、小さくされた男子がズボンひん剥かれてパンツガン見されるっていうのが加わってましたね。
 どういった需要に答えたものかはよくわかりませんが(笑)、いろんな趣味があるもんだなぁと感心してしまいました。
 この、小中学生男子にあらたな性癖を覚醒させようとする積極的姿勢、とてもよいと思います(笑)。

 また、こちらも読切版そのままだったかと思いますが、主人公の男子・たくあん君がただの視点役・驚き役ではなくて、ちゃんと異能力者だったっていうオチがいい。
 ここも昨今のジャンプの第一話王道テンプレ形式をひねった展開になってて、読んでてオッ!てなるんですよね。
 ワートリの第一話でも三雲修が無力な視点役かと思わせておいて、実はボーダー隊員だったっていう捻りがあって驚かせてくれましたが、こちらのたくあん君もここが効果的だったと思います。
 そして、その驚きが効果的にたくあん君のキャラ紹介に繋がっているんですよね。
 ただの日常を愛するヤレヤレ系ではないぞっていう、ダークな過去を背負っているところ、なかなかカッコイイではないですか。

 また、読切版同様、グロめの描写もけっこうグッド。
 溶解した人間についてはだいぶソフトに描かれてましたが、カエル人間のファーストインパクトはかなりのグロさでした。
 ニマーッとした眼といい人間のような歯といい、そして一番キョーレツなのが舌のイボイボ。
 これはかなりキツイ(笑)。
 こんな顔に至近距離でベロチューされちゃった女刑事さん、ご愁傷さますぎますわ。

 ともあれ、このたくあん君とバツの凸凹バディストーリーは、ジャンルとしては“怪奇コメディ”ということですから、ギャグメインで、でもちゃんとストーリーもバトルもやるよっていう感じになるみたいですねー。
 とりあえず、これからどんなチョイ変態プレイが見られるのか、そのへんから期待して読んでいきたいと思います(笑)。



食戟のソーマ

 おー、結局創真の負けだったかー。
 しかしこれは悔しいなー。
 実際そんなに味に差があったとは、すくなくとも私には思えなかったんですよね〜。
 正直な話、解説を聞いてもその実力差はちょっとよくわからなかったですし、どちらがイメージでいっぱい脱いでいたかっていう基準では、料理前段階では秘書子が司先輩の側の香りをかいだだけで全裸になってましたが、食べた上でのイメージでは圧倒的に創真のほうが露出度が高かったわけで。
 そうなってくるとちょっと負けの実感が沸いてこないんですわ。
 それだけにこれは悔しいったらない。

 さらに、その勝負をナシにしようっていう提案も、なんだか上から目線の情けをかけられたみたいで余計に腹がつというもの(笑)。
 これは創真、いつか圧倒的に問答無用でギャフンといわせてやらないと、腹の虫がおさまりませんな!
 いつか絶対リベンジ果たしてもらいたい。
 今後戦う上でのいいモチベーションができたってものです。

 一方、田所さんも肉魅もなんとも頼もしくなっちゃって!
 ふたりともセントラル側に圧勝だったようですが、こうなってくるとセントラル側の刺客のヘッポコっぷりが目立ってきますねー(笑)。
 そろそろ、十傑との直接正式対決が見たくなってきましたよー。



僕のヒーローアカデミア

 そこで切島くんを使うか―!
 うまいこと考えたなー!
 それぞれの能力をパズルのように組み合わせ、不可能の壁を突破した感じ。
 ゾクゾクきちゃいました。

 切島くんとガッチリ手を握り合わせたかっちゃんの、これまたいい表情よ(笑)。
 このふたりのなんだかんだいってお似合い感、なんかいいですねー。
 これまでちゃんと培われてきた関係性の描写が、ここへきてグッと友情っぽく育ってきています。

 そしてまた、デクはそういうふたりをよく見ていたなーと。
 優れたヒーローを観察するデクの鋭い観察眼は、デク自身のほんとうに優れた個性だと言っていいんじゃないかなー。



ハイキュー!!

 ついに決着!音駒VS.戸美!
 いやー、最後はこう来ましたか!
 あうんの呼吸のように、ブロッカーとリベロの意志がピタッと合う瞬間。
 言葉も何もなしに、互いの気持ちがひとつになるこの一瞬。
 これは文句ナシに痛快ですわー。
 しかもそれが、音駒では未成長担当のリエーフと芝山くんっていうのがねー。
 今回黒尾さんや研磨といった音駒の最強メンバーの活躍はさほど描かれなかった感じでしたが、そのぶんこうやって音駒の成長要素が描かれるパートだったんですねー。
 いやー、こうやってガンガン強くなっているライバルたち。
 全国大会で烏野が実際ぶつかるそのときには、いったいどんだけ強くなっちゃっているんでしょうね!
 ちょっと怖い反面、めっちゃその時が楽しみになりますわー。



ワールドトリガー

 トリオン器官はガードしたものの、やっぱりかなりダメージを負ってた遊真。
 柿崎さん、あの意地の捨て身攻撃は無駄ではなかったわけですねー。
 これは敵ながら、先週のあの感情移入をさせてくれる展開のあとだとちょっとうれしくなっちゃいますわ。

 でもさすが遊真。スコーピオンを変形させてシャッターを閉じるように傷口開口部を完全に閉じちゃうとは(笑)。
 発想というかセンスというか、直観というか、こういうのは遊真みたいな天才じゃないとできないでしょうねー。
 まぁでも実際、これを真似しようとしてもトリガーのメインかサブかのどちらかがこのスコーピオンシャッターでふさがってしまいますから、そこまで万能ってほどではないんですが、それにしてもこれは今後流行るかもしれませんね〜。
 で、真似ようとしてみて、案外遊真ほどぴったりとは閉じなかったりして、あれ、やっぱ噂の白チビってすげーなってことになりそう(笑)。

 香取隊は、先週の予想通りここで一気に修を攻めることに。
 さー、ここが修は正念場だぞー、ここで一点でももぎ取って、もしくはちょっとでも相手を崩して遊真につなげて落ちるんだろうなーと思ていたら……。
 なんてことか!とんでもない!
 ここへきて若村くんがまたもワイヤーでコケさせられたことも驚きでしたが、そこを修、レイガストスラスターで追撃して、さらにアステロイドの置き弾で左右から挟み撃ち!
 独力で一点取ってしまいましたかー!
 いやー、これは気持ちいい!
 修にとっては革命的な事件ですね!
 若村くんの反撃のサブマシンガンもしっかり回避しているところが最高です!

 さらにそこからも凄かった。
 修の動きは実は釣りで、三浦くんが釣られて葉子ちゃんが孤立したところに、上空から襲い掛かる影はなんと遊真!
 このタイミングバッチリの綺麗な連携もすばらしかったですが、柿崎さん会心の傷口が葉子ちゃんの隙を生む結果につながったってのも面白い。
 すかさず葉子ちゃんの腕を切り飛ばした遊真はもちろん、遠間から見ているはずの時枝・出水両先輩もバッチリ葉子ちゃんの隙を見逃してないのがいいですねー。先輩ズの強さがうかがいしれます。

 そしてさらに、背後から襲い掛かる三浦くんを逆に背後から急襲する変態機動・遊真(笑)。
 もう、完全にワイヤー地帯は遊真の巣ですね。
 そしてこれすらも玉狛隊にとっては釣りに過ぎない。
 本命はなんと、修のアステロイド!!
 修、ここで立て続けに 2 ポイント連取ーっ!!!

 いやー、まさかまさかですね!!
 ここへきて、まさか修がこんなにエースのようにポイントがんがん取っちゃうって!
 わたくし夢でも見ているようです!(笑)

 思えば、第四戦では自分で点を取ろうと悩みまくって、それであっという間に落とされた修でした。
 その修が右往左往の末、木虎の助言を得て「そうだ、自分で点を取らなくてもいいんだ」と悟らされて身につけたのがスパイダー。
 それによってついに花開いた玉狛第二の大爆発が今回の第五戦だったわけですが、なんとその結果、めぐりめぐって修がポイントを 2 つも取ってしまうんですからねー。
 世の中、ほんっと面白いものですよ。
 この試合中だって、修はワイヤーがあれば自分が落ちても遊真たちを援護できるって、「これで心置きなく戦える」って、自分は落ちる気まんまんだったような描写だったではないですか。
 自分で取ろう取ろうと欲を出したら取れないものが、仲間に取らせようとしたらとたんに取れてしまう。
 これは別に修がブレているのではなくて、仲間が活きるよう工夫をすれば、それによって自然と自分も活きてくるんだっていうことなのでしょう。
 これこそが、掛け算の力。
 チームワークと戦術を主眼とするワートリの真髄ってやつかもしれませんね!

「(このコンビは……)強い……!」

 という若村くんのこの言葉!
 あまりにも嬉しくなっちゃいましたわ〜。
 遊真が強い、ではなくて、修も含めて! このコンビが強いと来ましたよー!
 やー、今週、わたくしなぜだかこのへんで目から涙があふれておりましたよ(笑)。

 若村くんを落とした攻撃は、若村くんの師匠・犬飼先輩にしかけて失敗した攻撃の発展形なんですよねー。
 そして三浦くんを落とした攻撃は、嵐山さんと時枝先輩に教わったアタッカーと連携して当てる形であるわけです。
 これまでのたくさんの苦労が、工夫が、めぐりめぐって実を結んでいるんだ!っていう感動が、ちょっと強烈に胸に来てしまいましたわ〜。
 やー、今週は感動です!

 努力は実を結ぶ。
 でも、間違った努力は実を結ばない。
 何をするのが最適か。
 自分の持っているもの。仲間のもっているもの。
 残された時間や、周囲の現状や、目の前の目標、遠くの目標。
 それらを正しく見据え、最適な解を見つけて努力する。
 それらの条件がピタッと合ったとき、人間は自分でも信じられない成果を得られるのかもしれません。
 闇雲な努力や精神論ではカラ回るだけ。
 友情、努力、勝利という、ジャンプ王道の三本柱を見事に描きつつ、ワートリは独自性の強い、そしてすごく心打つメロディーを奏でてくれていますよ。
 弱者への、力強い応援歌を歌ってくれているように思います。
 教えられることが本当に多い作品ですよ。

 ところでいきなり話は変わりますが、香取葉子ちゃんはどんどん美味しいキャラになってきましたねー(笑)。
 最初はケンケンしてて可愛げがあんまりなかったんですが、最近ではすっかりスッテンコッテン修に転ばされるキャラが定着。
 そしてまた今週は、修を煽ろうとしてまったく通じず、逆に自分がイラつかされてしまうというポンコツっぷり(褒めてますw)。
 いやー、なんともカワイイ。
 最後、完全にしてやられた葉子ちゃんはオカンムリ状態ですが、今後、こうやって玉狛第二に敵意を燃やすことでランク戦への熱意を再燃させて、香取隊が再起動していく流れになっていったりするのかもしれませんね。
 ま、それもまた香取隊としてはいいんじゃないかなー。
 要は、上に行くためのモチベーション、本気度が足りなかったってことですからね。

 しかしほんとこの修の葉子ちゃんへの返答。

「ただ単に自分が

 そうするべきだと思ってるからです」


 これはおなじみのセリフですが、改めてかっこいいなー。
 まさに修イズム。
 実力の壁を感じて言い訳ばかりしてフラフラしていた葉子ちゃんには、マジでイラつかされる「確信っぷり」だったことでしょうね(笑)。
 実力のないポット出のヒョロガリが、なにを偉そうに!って感じで本気で潰そうとしたら、逆に全滅されかけてるこの状況。
 そりゃームカつきもするでしょう!
 葉子ちゃんのここからがか、なり楽しみになってきました。
 勝負はおおむねついた感じですが、次週、葉子ちゃんの回想がちょこっと入るかもしれませんね。



 といったところで前半はここまで。
 つづきは後半にて。



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posted by BOSS at 23:05| Comment(3) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たくあん
内容よりもあのエロはどうなんでしょうw
読み切りの時もかなりきわどかっただけに
よく編集部は連載に踏み切ったなとw
ゆらぎ荘の幼女たち同様
ちょっと心配ですw

ハイキュー
音駒VS戸美
黒尾くん研磨くんリエーフくん
それ以外のメンバーが活躍してたのは
よかったんですが
確か犬塚くん?だったかな?
当初、日向のライバルになりそうな感じだっただけにちょっと残念
春高までまだ時間があるだけに
スタメンは無理でも何とかパワーアップして
ブロック要員とかでもいいから活躍してほしいな〜

ところでBOSSさん
ワートリ好きすぎ(笑)
まあ、好きなものを熱く語りたくなる気持ちは分かりますけどね〜(笑)
Posted by しげっち at 2016年05月16日 23:51
犬塚じゃなくて犬岡でした
なんか、うろ覚えでコメントしちゃった
スンマセン
Posted by しげっち at 2016年05月16日 23:57
 ゆらぎ荘しかり、たくあんしかり、低年齢女子(に見える)のエロが最近攻めてきてますねー(笑)。
 編集部もしっかり表現の自由を守るため断固戦う姿勢なんだなと心強い限りです(あれ?そんな話でしたっけ?w)。

 ハイキュー、そういえば犬岡君がいましたっけね!
 猫の音駒なのになんで犬なんだろうと疑問がありましたから、もしかすると犬系の名前を持つ高校に転校して再登場なんてこともあるのかも?なんて妄想してみました(笑)。
 なんにせよ日向ともう一回対戦させてあげたいなー。

 ワートリですが、今完全に没頭状態ですねー!
 気づくとワートリのことばっかり考えちゃってます(笑)。
 その昔 PSYREN にずっぽりハマっていた時期と同じような状態でして、何年かに一度、私はどうやらこういう感じになるようです。
 ワートリ読んでないよって方にはたぶんこの長さは引かれるな〜、申し訳ないな〜と思いつつ止まらず書いてしまってます。
 今回もそれでも書ききれなくって、そのぶん Twitter でつぶやいててまだ足りない状態だったりするんですけども(笑)。
 お目汚しかとは思いますが、飛ばしちゃっていただいてぜんぜんいいんで、生暖かく見守っていただけると幸いです^^;
Posted by BOSS at 2016年05月19日 20:37
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