ではでは後半せーん。
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・【完結】暗殺教室 番外編
・ものの歩
・ゆらぎ荘
・ワートリ
・火ノ丸相撲
・鬼滅の刃
・背すじをピンと
・ブリーチ
の 7 本でお送りいたします。
【センターカラー】 【完結】暗殺教室 番外編
ということで今回で本当に最終回。
最後の最後まで殺せんせーはすごかった。
自爆攻撃を受けてもなんともないっていうのはそりゃまぁ殺せんせーだからねってなるんですが、まさか爆発四散した破片と一緒に「爆発音」まで回収してしまうとは(笑)。
どんだけとんでもねーのよと(笑)。
そしてまた、医者が見放した脳腫瘍を楽々切除。
まぁ、こちらについてはもう驚かないか(笑)。
子を守るために自分を殺せば、子は親の真似をするようになってしまうから教育的によろしくないというのは新鮮な視点でありました。
もちろんそれしか手段がなかったならばしょうがないとは思えるんですが、でもそれ以外の方法があるならやってはいけないよってことなんですね。
ここ、イメージがピッコロさんなのが笑ってしまいます。
そして、あの合コン回のハグもしっかり伏線として回収しちゃうとか、実に見事な構成。
また、この番外編全体が「殺せんせーは自分を殺して教師をやっていたのではないよ」っていうところを表現していてくれたみたいで、最後になるほどなーってなりましたわ。
殺せんせーとしては、自分の命を犠牲にして生徒たちを育てたのではなくて、精一杯好き勝手に生きて、一番やりたいことをやりきって、満足したうえで死んでいったってことなのかもしれませんねー。
そして、そんな先生の思いはしっかりと渚くんたちに受け継がれて、次世代へとつながってゆく。
そういう命の連鎖を思わせてくれる、ちょっとしんみりとしたものもある素敵な番外編でありました。
番外編っていうか、エピローグって言ったほうがしっくりくるかなー。
松井先生、とにもかくにもお疲れ様でした。
そして、次回作、期待しておりますよ!
邪道を極めたようなネウロに、今度は邪道のようでいてきわめて王道な暗殺教室ときて、お次はいったいどんな作品をひっさげジャンプに帰ってきてくれるのか。
楽しみです!
ものの歩
おお、負けましたか!
でも勝負は負けても得るものはしっかりあった様子。
自分の中での将棋というものを再確認して、プロを目指すことに確信を得たようですねー。
ここまではあくまでプロローグ。
ここからが本番だーッ!て感じなのかも。
かやね荘のひとたちとの勝負もいずれありそうですし、これは楽しみ。
ゆらぎ荘の幽奈さん
もみくちゃ祭りじゃあああい!!には耐えられなかった(笑)。
さすがに生真面目コガラシでもこれはさすがに無理だったか。
しかし、ボディソープに変化させられて女子の体に塗りたくられるって、めちゃくちゃ変態的シチュではありますが、でもかなりの恐怖ですよー。
散り散りになった泡が水と一緒に下水に流れてったらどうなっちゃうんだろうとか、ちゃんと体のパーツ全部が戻るんだろうかとか、もしこのまま全部使い切られたらどうなっちゃうんだろうとか。
戻れる確証のない状態が長く続くと SAN チェックものの恐怖ではないですかねー。
いやー、ToLOVEるとかではおなじみのコミカル事件なはずなんですが、今回は妙に怖さが先立ってきました(笑)。
ワールドトリガー
修かっけーーーー!!
いったいこれは誰なんだー!?ってなくらい、修のかっこよさがとどまるところを知らない今週(笑)。
香取隊が一気に攻め寄せてくる瞬間、迎え撃つためのスパイダーを張り巡らせるところとか、顔のアップのイケメンっぷりに「どこの強キャラですか!」って思ってしまいましたわ。
いやー、人間、迷いがなくなるとこうも変わるものですかね。
やるべきことが決まって、自分が落ちても仲間を助けられることがわかって、余計なことを考えなくなったぶん思考に余裕が生まれ、戦闘が最適化されてきたって感じでしょうか。
第三戦や第四戦で素人っぽかった動きが、ここへきてなんだか洗練されてきた雰囲気すら感じさせてくれますわ。
それもこれも、スパイダーっていうひとつのきっかけが元になっているだけっていうのが素晴らしいなー。
ガムシャラな修行とか、マジカルパワーな覚醒とか、そういうのがなくってもいいんだと。
そういうのがなくても、広い視野でよくよく考えて、その時の最適なポイントに力を注げば、人間は大きく強くなれるんだよっていう。
そういう弱者への新しい応援歌を歌ってくれているように思いますよ、このワートリは。
いやー、先週は「ああ、ここで修、葉子ちゃんあたりを巻き込んでワイヤーがんじがらめで道連れ作戦かな?修の今回の仕事は来週でおしまいかなー」ってなくらいに考えていたんですが、なんのなんの!
まだまだ頑張ってくれそうです!
またそんな修の様子を見て何を思うか香取隊の若村くん。
作戦会議もろくに参加せず、敗北をいつまでも引きずって態度もよろしくない葉子ちゃんと比較して、ちょっとうらやましくなってきちゃってるんですかねー。
いや、若村くんも若村くんで、試合中にガミガミ噛みついちゃったりちょっと態度がよろしくないんですけどね(笑)。
青春まっしぐらなギクシャク香取隊、この試合を経てどんな成長が見られるんでしょうか。
一方の遊真戦線では、遊真が大暴れ。
ワイヤーの支援を受けての無双状態はもちろんのこと、その動きはしっかり事前に相手の戦闘パターンを予習して、こう来たらこう、こう来たらこうっていう対策準備の万端さをうかがわせるものでした。
やー、こういうのはワクワクしちゃうなー。
きっと修や千佳ちゃんたちとログを見ながら、ああでもないこうでもないってやりまくったんでしょうね〜。
それがこうやって上手くいってるってのは楽しくなっちゃいますわ。
そして決まったのは、グラスホッパーのかち上げからの、千佳ちゃん鉛弾狙撃からのスコーピオン断頭という、とっても新しいエリアルレイブ!(笑)
もちろん遊真のグラスホッパーの使い方が凄いんですが、でもここ、千佳ちゃんの攻撃がしっかりトドメに繋がってるってのが革命的ですねー!
ほとんど千佳ちゃんのポイントですよー。
かち上げられた人間を空中でしっかり射貫けているわけですし、試行錯誤の結果がいま結実している!っていう快感がありますわ。
さー、そんなわけでいよいよもって玉狛第二無双。
完全に玉狛ペースと化したこの試合。
でもこのままではあまりに一方的になってしまって柿崎隊も香取隊も立つ瀬がありません。
ここはもうちょっと試合を盛り上げてくれるためにも(笑)、最後まで工夫とあがきを見せてもらいたいものです。
と、ここまで堅実な動きを見せていた柿崎隊が、ついに冒険か!?
照屋さんが千佳ちゃんを取りに行く様子。
ザキさんは遊真を身を挺して抑える役割で、落とされるのも計算のうちとして、それでもなんとか千佳ちゃんを落として一点でももぎ取ろうっていう作戦でしょうかねー。
これまであまり冒険をしなかった柿崎隊の、おおきなターニングポイントになりそうな雰囲気です。
腹をくくったザキさんの、隊長としての意地が見てみたい!
火ノ丸相撲
優れた体に卓越した技術に、おまけに勉強熱心って、いったいこの天王寺のどこに付け入るスキがあるんでしょうか!
「刈谷君」って話しかけてたのは、べつに知り合いでもなんでもなくって予習済みだったと。
その予習範囲の広さを表すものだったんですねー。
やー、恐ろしい!
でも、そんな天王寺も、いや、むしろそんな天王寺だからこそ、相撲の地獄の底は知らないっていう答えはちょっとゾクゾク来るものがありました。
そうでした。
この鬼丸は、だれよりもその地獄の底で相撲への愛を培ってきた男だったんですものねー。
「お前の知らぬ辛酸で研いだ
心・技・体――」
この言葉、すっごくいいわー。
今週は特にこれといって天王寺を破る具体的なビジョンが見えてきたわけではないのですが、これだけ完璧な王者を相手に、まったく折れるどころか高ぶりまくる鬼丸陣営のテンションの高さに、こちらまでウオオオオオッとならざるをえない一話でありました(笑)。
鬼滅の刃
ついに来た!
禰豆子ちゃんが大活躍するその時が!!
それもなるほど、これをやりたかったのかー!!
先週は「陸ガン」に例えた背中の箱ですが、「陸ガン」ではなく「セラヴィーガンダム」だったんですな!
背中からセラフィムガンダムが分離して、さらにはツープラトン攻撃すらやっちゃうぞって感じでしょうか!
いやー、これは面白い。
思わず「そういう仕掛けだったかー!」と。
これまでこの作品が積み上げてきたパーツパーツがガガガシッと組み上がっていくのを目の当たりにした気分です。
また箱から突き出した足キックとか、箱から登場の 1 ページ大ゴマとかめちゃくちゃ素晴らしい。
美しいし、なによりエロい!
禰豆子ちゃん、和装なのになんてエロい太ももでしょう!(笑)
人間がみんな家族に見えるように暗示をかけたっていうのも、とっても都合がいいようでいてやっぱりちょっと怖い設定なのがいいなーと。
人間に犠牲者が出るたび禰豆子ちゃんは家族を失う痛みを背負っちゃうことになっちゃいそうですし、今後禰豆子ちゃんの精神がすっげー心配です。
また、人間にだってクズや悪人はいっぱいいるでしょうから、そういった意味でも禰豆子ちゃんの今後がヒヤヒヤ。
この設定、今後禰豆子ちゃん関係のドラマをいっぱい発動させそうなトラップの匂いがいたします(笑)。
ともあれ、かねてよりこの漫画の最たる魅力は禰豆子ちゃんのキャラクター性(かわいさ恐ろしさ背徳哀愁などなど)だと思っている私としては、待ってましたー!ってな一話でありました。
背すじをピンと
ひらりんちゃんかわえええええええ!!
直前にヒッヒッフー言い出した時はどうしようかと思いましたが(笑)、八巻先輩の思いのほかのリーディングのおかげもあってお見事、ちゃーんと観客にアピールが決まっちゃいました。
客席からの拍手を浴びて
「うぐぅ〜〜〜
勇気出して よかったぁ〜!!」
と感無量のひらりん!
思わずこっちまでグッと来ちゃったではないですかー!
BLEACH
「少し老ける」
ってなんやねーーーーん!!(笑)
いやー、ページをめくって笑った笑った。
こういうセンスにやっぱり久保先生は天才だわーって思わされちゃいますわ。
そしてバトルはそんな日番谷隊長のひとり舞台というわけではなくて、めずらしく隊長たちの合体攻撃というのも面白い。
でっかい敵にはこういう合体攻撃が似合います(笑)。
感想後記
尾田先生の松井先生へ送る巻末コメ、
松井君、「暗殺教室」4年間、連載お疲れ様でした!!
また一緒に連載しましょう。すぐ
って、ヤンデレか!(笑)
心底連載仲間に飢えてる感がすごい尾田先生らしくて素敵なコメントですわー。
あと鬼滅の吾峠先生の扉絵を指してのコメントが悲しくも笑える。
パントマイムねずこって(笑)。
たしかにそうかもしれないけど、今回の話にも通じる深いものが表現されてるのにね!
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レディジャスティス以来のエロ枠
個人的に嬉しいんだけど
こゆずちゃんと仲居さんのシーン
幼女系に厳しい時代なだけに
PTAからの苦情が怖いな〜w
あの首切りシーンはちょっと・・・
北斗の拳やGANTZみたいに
リアルっぽい絵のほうがまだ見れる
ワートリはザ・少年漫画って画風なだけに
逆にえげつなくかんじるのは
自分だけでしょうか?
ゆらぎ荘、なかなか冒険してますよね(笑)。
どんどん頑張ってほしいと思います(笑)。
ワートリ斬首シーン、わたしなんかは慣れっこになっちゃってあまり考えたこともなかったんですが、言われてみればかわいい絵柄だけに、やってることのグロさはギョッとさせることもあるかもしれませんねー。
低年齢層読者はビックリかもですね。
おっしゃる通り、北斗の拳やGANTZは「グロイものを見せるよ」ってことが最初から宣言されてるような絵柄ですから、読者も心構えもちつつ読む面もあると思うんですが、ワートリの場合はちょっと油断をさせる絵柄だったりするのかも。