2016年04月20日

週刊少年ジャンプ2016年20号 感想<後編>

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 ではでは後半戦。

■前編の感想はこちら





 後編の感想は、

・ゆらぎ荘
・ワートリ
・ハイキュー
・トリコ
・左門くんはサモナー
・鬼滅の刃
・火ノ丸相撲
・背すじをピンと
・こち亀
・磯部磯兵衛
・ブリーチ

 の 11 本でお送りいたします……ってちょっと後半に偏ったー!



ゆらぎ荘の幽奈さん

 今週は呑子さん編。
 押し倒された呑子さんをコガラシくんの主観視点で描いた見せ場。
 これこれ!このアングルが最高なんです!
 えっろいわー。
 まさか少年誌でこのアングル見ることになるとは思わなかった。

 でもその直後に変な雰囲気になることもなく、仕事人モード一直線な呑子さんがとってもカッコイイ。
 なかなかいい人そうじゃないですか。

 あと今週気づいたんですが、担当さんのつけたアオリとかがけっこうおもしろいんですね、この漫画。

この漫画はフィクションです。呑子先生の魂の叫びは実在のミウラタダヒロ先生とは何の関係もありません。


 とか、

正直、担当になりたい。


 とか、思わずプッと吹き出してしまいました(笑)。
 これまでは盲点でしたけど、今後はこの担当コメントも要チェックかも。



ワールドトリガー

 千佳ちゃんの鬼のような砲撃連発に大笑い。
 ここまで徹底的に撃ちまくるとは思ってもみなかった。
 相手にスナイパーがいない上に、敵をスパイダー地帯に引きずり込む作戦となるとここまで猛威を振るうことになるんですねー。
 いやー、末恐ろしいぞ千佳ちゃん! まさに破壊神!

 これに対して柿崎隊と香取隊が選択したのは、二部隊が連動しての二方向からの急襲作戦。
 やっぱりそう来ましたかー。
 もうほとんどそれしかないっていう感じですし、でも、そうやってわたしなんぞの予想通りっていうことは、すでにこれもまた修の手の平の上ってことなんでしょうねー。
 もはや完全に玉狛が先手先手。
 二部隊は玉狛が作った状況に対して後手後手にまわっている印象が強くなってきました。

 これを迎え撃つは、柿崎隊には遊真。
 ワイヤーとグラスホッパーを駆使して柿崎隊の三人を翻弄するこの姿、主人公の一角なのにもはや怪物的な怖さで見えてしまいます(笑)。
 いやー、これは柿崎隊、瞬殺されちゃうんじゃないですかねー?
 千佳ちゃんの砲撃(おそらく鉛弾)のサポートもあるわけですし、スパイダー地帯で固まってぶつかったのはかなりマズい状態かもしれません。
 このままだと柿崎隊隊員たちにまったく見せ場がないままってことになってしまいそうですから、遊真を落とせないとしてもなんらかの頑張りは見せてもらいたいところです。
 少なくとも柿崎隊長には意地を見せてもらいたいなー。
 やられるくらいならメテオラを使った自爆攻撃とか、なんらかのあがきっぷりを見せてほしい。

 一方香取隊にはなんと修が堂々と!
 前回の試合では犬飼先輩に一方的になぶられるような展開だった修が、今回は汗もかかずに格上三人を迎え撃つ。
 いやこれ、ちょっと熱すぎではないですか!
 自分が落ちるのも計算の内。
 やるべきことに迷いがなくなり、確信を持って口を真一文字にしている修の、なんと頼もしいことか!

 その手に持つのはアステロイドではなくて、よく見るとなんとスパイダーの八分割状態。
 こんな使い方もできたんだーとちょっと驚きましたが、これで網でも作ろうというのでしょうか。
 やられるのは計算通りとして、これで一瞬でも足止めをして、千佳ちゃんの鉛弾への援護をしようっていう計算ではないですかねー。

 玉狛第二の作戦は、おそらく「総取り」なんでしょうね。
 修が千佳ちゃんの援護を受けつつ香取隊を足止めしている間に、遊真が柿崎隊を全滅させ、返す刀で香取隊を全滅させるっていう寸法でしょう。
 香取隊が修と千佳ちゃんを落として遊真に迫るその前に、遊真が柿崎隊を全滅させていれば大成功っていう作戦だと思われます。
 それさえこなしてしまえば、あとはスパイダーエリアで、千佳ちゃんの鉛弾が何発か当たっているであろう香取隊を刈り取ればいいっていうことになります。
 これはうまい作戦ですわー。

 ひとつには千佳ちゃんの鉛弾の弱点である、当たった敵をもう一方の敵がポイントにしてしまう可能性を綺麗につぶしているんですよね。

 またもうひとつ、すっげーなー!って思ったのは、ポイントを完全に総取り体制に入ったってところです。
 敵二隊のターゲットを自分たちに仕向けたことで、敵部隊同士がポイントをつぶしあう心配がなくなったんですよね。
 この作戦が当たれば、玉狛第二はポイント 8 点満点。
 まさに「貪欲!」です(笑)。
 修たちの目標のためには、とにかく大量得点が必要。
 大量得点をしたいなら、B 級中位にいる今か、それとも B 級上位に上がってからのどっちがいいのかって言ったら、当然中位にいる今がいいのは当然なわけですよね〜。

 いやー、今週は修たちの覚悟をまのあたりにした気分です。
 三人のできることががっしりと合わさり、目標を明確に見据えて迷いもなくなり、安全な策に甘んじず、大胆に不敵に挑戦していく。
 ドッカンドッカン撃ちまくる千佳ちゃん砲や、ビシバシとハマる戦術も爽快ですが、この修たちの目線の鋭さ、眼の光みたいなものがすっごくカッコよく見えてしまいました。
 つか、この汗をかいてない修、おまえは誰だ!って感じですねー!(笑)
 めっちゃかっこええ!



ハイキュー!!

 ノリにノッてきたリエーフの影で、ちょっと目立たなくなってきたかと思われていた猛虎さんですが、いやー、なんつーかっこよさか!
 サーブレシーブの職人のようなその姿から、おお、音駒のエースはスパイクしなくてもレシーブに徹することでもエースたりえるんだな!って思っていたら、ちゃんとスパイクも決めてくれちゃうって!
 しかもこれ、さんざん挑発されてたストレート打ちですよ!!(笑)
 挑発につきあうほどの余裕もないとかモノローグしつつも、とんでもない集中力ですよ〜。
 田中さんと気の合う猛虎さんですが、このひとも田中さん同様、ハートの強さはとんでもないものがありますな!
 いつか田中さんとの正面衝突、見てみたいなー。



トリコ

 次郎さんでもアカシアには届きもしなかったかー。
 まさかノッキングで停止していた体内のダメージを、ぜんぶ一気に解放されちゃうとは。
 ノッキングというのも、どでかいリスクを背負うものだったんですねー。
 次郎さん、ノッキングに生き、ノッキングに死す。
 最後まで家族のことを、三虎のことを思ういい人でした。
 合掌。

 しかし、次郎さんがいい人っぷりを上げている反面、このアカシアのゲスっぷりもハンパないなー。
 次郎さんの「言うなよ!言うなよ!」もほとんどダチョウ倶楽部の「押すな押すな」にしか聞こえない。
 次のアカシアの犠牲者は、三虎で決まりでしょうか。
 悲しい結末が待っていそうだなぁ〜。



左門くんはサモナー

 ライバルエクソシストとして登場した祓君、クローズアップ回。
 って、一気にボロが出まくってかわいいキャラになりましたねー。
 そういえば左門くんも最初はちょっとイヤナヤツ度が高くて頭脳派な印象が高かったのに、今ではすっかりカス虫呼ばわり。
 そうやって好感度……って言っていいのかな?……面白度を上げてきたわけですが、その過程を祓君は怒涛の勢いでやってしまった気がします(笑)。

 いやー、今週もネタのオンパレードでした。
 祓君の、恐怖に対して塩を耳に叩きつけたり目に叩きつけたりする奇行の数々。
 「目がァーッ!!」って、さりげなくラピュタパロ(笑)。
 ピアノを華麗に奏でるベヒモス先輩もマジダンディー!
 このひと、なにをやらせても可笑しいから汚いなー(笑)。
 そして「盛り塩」「もこみち」と来て、最後に「つけもの」になってしまう祓君のあだ名遍歴。
 いやもう、誰がそんなうまいあだ名つけたんだか(笑)。
 てっしーのツッコミのキレっぷりも終始すばらしい回でした。

 いやー、これにて一気にヘタレギャグキャラへと昇格(?)した祓君。
 愛されるギャグキャラとして人気が出るといいですな〜(笑)。



鬼滅の刃

 おー! これからは禰豆子ちゃんといつでも一緒か!
 これはよかったなー。
 しばらく禰豆子ちゃんが出てこなかったのがなんとも寂しかったので、背負った箱のなかにいつでもいるよっていうのはとっても嬉しいものであります。
 炭治郎も安心でしょうしねー。
 あの籠のなかにちょこんと入ってた禰豆子ちゃんもとっても可愛かったんですが、この木箱のなかっていうのもなんかシュールで面白い。
 ちょっと陸戦型ガンダムっぽくもありますな(笑)。
 これから炭治郎がピンチになると、ウェポンコンテナが開いて禰豆子ちゃんが飛び出てくるっていう展開が目に見えるようです!
 やー、たのしみだわー。



火ノ丸相撲

 相撲の神様に愛されまくる天王寺と、反対に愛されるどころか突き放されるばかりの鬼丸ってところですか。
 でもだからこそ、相撲の神様に誰よりも挑戦し続けてきた鬼丸の力が勝つ!ってことになってくれればいいんですけどねー。
 最後、まわしを取った鬼丸にもまったく動じてない様子の天王寺が恐ろしい。
 さーて、ここから鬼丸はどう攻めるのか、天王寺はどう応えるのか。
 一瞬で決まってしまうような緊張感がバリバリですわー。



背すじをピンと

 咲本かんかっこええーー!
 問答無用のジュニアチャンプってことだからいったいどんな踊りを見せてくれるのかと思ったら、こういうことでしたか。
 目を奪うことがとにかく重要となる競技ダンスにおいて、これまた土井垣部長とも金龍院さんとも違う、強烈な猛者だってことがわかりました。
 会場の興味を一発で奪い、その後も会場に中心に居続ける「主役感」。
 もちろん単なるエンターテインナーってところだけじゃなくって、技術面もピカいちでしょうし。
 たしかにこれに勝つのは難しそうですねー。
 いったい土井垣部長たち、どういう策に出るんでしょうか。

 そしてまた、曲が流れだす前に、まわりが躍り出す前に先に目立っちゃおうっていうこのやりかた、これってつっちーたちの必殺技とそっくりじゃないですか。
 つっちーたちの正しさが証明されたような、そんなうれしさもありましたよー。
 もちろん咲本さんたちの完成度にはまだまだ遠くおよばないでしょうから、ここまで会場を爆発させるってことはできないんでしょうけどね〜。
 でも、方向性は間違ってないんだな!っていう確かな感触があった気分です。
 がんばれ、つっちー、わたりちゃん!



こちら葛飾区亀有公園前派出所

 科学技術の未来をつくる、新世代への希望っていう感じの今回。
 くりかえし行政のやることは遅いからとかの批判が描かれていましたが、そういう行政を変えていけるのも新世代たちですよって、そっちの希望もわたしなんかは忘れてもらっては困るなーって思いますね〜。
 政治や行政は腐ってるとか、早熟したみたいに斜に構えてしまわずに、自分が議員になって変えてやるんだと、官僚になって変えてやるんだと、そういう希望を持った新世代にも表れてもらいたいものだと思いますわ。



【センターカラー】 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜

 センターカラーでやりやがったーーーー!!(笑)
 ハンター復活号でまさかのネタ!!
 磯兵衛と中島と犬はいいとして、キルアとかまんまキルアじゃないか!!(笑)
 誰だよこれ!
 つーか後ろのこれは何!?正体不明の球体兵器何ブリオンだ!?(笑)(参考:HUNTERXHUNTERの謎の兵器ブリオンさんが大人気NAVERまとめさんより)
 「ISOBE×ISOBEE」のロゴとか、なんでこんなとここんなに凝ってるの!!(笑)
 もうすっかりカラー扉でやられちゃいましたわー。
 先週の遊戯王ネタといい、最近の磯兵衛はマジ手加減なしで面白い(笑)。

 そして本編は、磯兵衛でまさかのトーナメント開催!
 こっちもハンター的なノリってことですかねー?
 出場するのはあの磯兵衛道場の子供たちって、そもそも試合がなりたつのか!?(笑)
 いったいどんな勝負が描かれるのか逆に期待しちゃいますわ!



BLEACH

 日番谷隊長、おとなになったーーーーーー!!!
 身長が身長が言ってた最近のネタはこの前フリだったのか!!
 タイムリミットだと思われていた能力は、なんとチャージタイム技(ドラクエ10)だった!
 チャージタイムが完成した日番谷隊長、マジイケメン!
 どこのホストですかーー!!(笑)
 ほんっとブリーチは次々爆弾投下してくれるな〜。



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posted by BOSS at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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