週刊少年ジャンプ 2016 年 19 号掲載分の感想です。
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
【コミック派ネタバレ注意!】
【感想小タイトル】
■千年の旅
■魔法のステッキ
■ビビ!!
■千年の旅
おー、薬を塗るとかはまだともかくとして、この包帯はどうやって巻いたんだスゲーー!
これだけ巨大な包帯ロールをここまで下して巻いていくって、サラリと描かれてますけどかなりとんでもない技術、もしくは力技ですよねー!
ほとんど巨大建造物のレベルなわけですから。
これもまた、ミンク族の身体能力なればこそって感じなんでしょうか。
そもそもこれだけでっかい包帯をどこから持ってきたんだと(笑)。
ウソップがポップグリーンで包帯的な巨大植物を出したってところでしょうかね?
「千年もの時間をかけて
一体どこへ向かっているのか」
という疑問には、ズニーシャ自身が聞きたいよって思っているかもしれませんね(笑)。
ただただ歩くことのみを命じられている罰だってことは、ミンク族も知らないみたいです。
おそらくあてもなく彷徨ってるだけなんだと思うんですが、いや、もしかしたらズニーシャ自身はなにかを捜し歩いているっていう可能性はあるのかな?
それが実はラフテルだったり?
だとすると、このズニーシャがのちのち麦わら一味の旅先で再会しちゃう、なんてなこともあったりするかもしれませんね〜。
■魔法のステッキ
ここでルフィはペコムズを回収。
なるほど、ライオンの顔は自前のミンクのもので、亀の甲羅が悪魔の実の能力だったと。
なんとまぁわかりにくい体か(笑)。
しかし、甲羅の硬度がダイヤモンドって、それなんてキン肉マン的ロマン(笑)。
まぁでも、そんなダイヤモンドの硬さもカイドウあたりのカマセとして砕かれる運命なんじゃないかなーなんて思ってしまいます。
漫画においてめっちゃ硬い防具ってのはだいたいそういう運命ですからね〜。
またここでサンジ救出に我こそはと名乗り出るミンクたち。
事ここに至ってなんでまたこんなにゾロゾロ自己紹介みたいに出てくるのかと(笑)。
結局ついてくるのはペドロひとりだったわけですが、こうやって紹介されたってことは後々重要なメンバーだったりするんでしょうね。
それこそ、ドレスローザの時みたいに後々ルフィの傘下に入るメンバーだったりして。
ここでナミの天候棒もバージョンアップ。
男子にとってロボットや忍者が憧れであるように、女子にとっては魔法のステッキが憧れなんですな(笑)。
材料費を請求しようとするウソップの前でサラリと消えちゃうナミが不意打ちすぎてゲラゲラ笑ってしまいました。
■ビビ!!
そんなこんなでいよいよ旅立つルフィたち……なんですが、下象は飛び降り一発って、あいかわらずやることがムチャクチャな(笑)。
しかし、一瞬で下までつかずにしばらく落下し続けているっぽいのがスケール感があっていいですね〜。
実際どのくらい時間がかかるんでしょう。
そんなわけで四手にまで別れた今回の旅。
またひとつになれるのはいつのことなんでしょうね!
これまた、長い長い大冒険になりそうです!
と、今週はここまでわたくし、「つなぎ回」的な感じでさらりと読んでいたのですが、いやー最後にとんでもない爆弾が待っていました!
油断していて、フゴッ!とか変な声がでてしまいましたよ!(笑)
ここでまさかの、ビビ!!再登場!!!!
あのアラバスタ王国のビビが、まさかのメインストーリー再登場です!!
父親であるアラバスタ王と船に乗り込むところっていうことは、いよいよ噂されていた世界会議「レヴェリー」に出席するため出発しようとしているところなんでしょう。
いやー、懐かしいのと同時に、めっちゃワクワクしてきましたわー。
なんたって、ルフィたちの「仲間」のひとりなんですもんね!
いったい彼女がメインストーリー(だと思うんだけどな!)に返り咲き、どんな活躍をしてくれるのか。
そしてまた、彼女の目を通してレヴェリーがどんなふうに描かれるのか。
レヴェリーを舞台に、きっとまたとんでもない波乱が巻き起こるんでしょうし。
思ったよりもレヴェリー早かったな〜!っていうのがわたしの正直なところだったのですが、いやー、これは驚きました。
ほんっと毎週のようにワンピは衝撃を与えてくれます。
ああでも、このビビのことを、若い読者たちはけっこう知らなかったりするのかなー?
調べてみたら、ビビが活躍したアラバスタ編って最後のクライマックスである 23 巻が発売されたのが 2002 年 4 月だってー話じゃあないですか!(笑)
いやービックリですよ!
いま二十歳のひとだって知ってるか知らないかギリって話ですもんね(笑)。
まぁ天下のワンピースのことですから、若いファンもちゃんと再放送とかコミックスとかで知っている人が多いのかもしれませんが。
それにしても「そんなに昔のことだったのか!」っていう衝撃がほとばしりましたわ〜。
歳をとるはずだなーって(笑)。
ともあれ、リアル時間にして 14 年ぶり(!)、単行本にしておよそ 60 冊ぶり(!!)に表舞台に帰ってきたビビ。
今すぐメインストーリーを担うってわけではなくて、おそらくこのだいぶ後に行われるであろうレヴェリーに向けての前段階として、今回ちょろっと顔出しをしただけだとは思いますが、それにしてもこれからの彼女の活躍にどうにも期待せざるをえませんね!
紛れもなく麦わら一味の正式な仲間(なのです!)であるヒビの、勇気と、愛と、どこまでもまっすぐなひたむきさを、またまた見せてもらいたいものであります!
いやー、しかしほんと、ワンピほどの大長編ともなりますと、初期のころの人気キャラが再登場した瞬間のヒートアップはとんでもないものがありますね!
超大作ならではの楽しさのひとつってやつですね!
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