2016年04月06日

週刊少年ジャンプ2016年18号 感想<後編>

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 ではでは後半です。

■前編の感想はこちら





 後半の感想は、

・左門くんはサモナー
・【出張読切】双星の陰陽師
・ワートリ
・背すじをピンと
・火ノ丸相撲+番外編
・鬼滅の刃
・トリコ
・斉木楠雄のΨ難
・ブリーチ
・磯部磯兵衛

 の 10 本でお送りいたします。



左門くんはサモナー

 おー、ここでさらに新キャラ投入してきましたかー。
 今回はてっしーのお母さん&妹が登場。
 しかもそれぞれ大きく違う二面性を持っていて、お母さんの環(たまき)さんは暢気な天然系かと思いきや、まさかの魔王の貫禄が。
 妹の輪(りん)ちゃんは暴力ヤンキー娘かと思いきや、姉に扱わせれば子猫のかよわさという大きなギャップ。
 お母さんのアラウフフ、略してアラフ。アラフアラフとかウザ微笑ましすぎて笑うしかないですし、妹も涙目状態になると可愛いとしかいいようがない(笑)。
 これまた火力の高い女性たちが投下されたなーと、アラフアラフっていう感じです(笑)。

 あと、なにげに密室の接近戦だとゴミ化するっていう弱点が暴かれた左門くんも笑ってしまった。
 「ヘケッ!!」っていう無様すぎるやられ声、もしかすると今週一番笑ってしまったかもしれません。
 「弾け飛ぶっけ…?ボウリングの玉…」もジワジワきましたし、こういうちょっとこまかいとこまで上手いんですよねー、この漫画。

 いつのまにかナチュラルに飼いならされちゃってたブーヤンも不意打ちでした(笑)。
 そうすると、ベヒモス先輩も馴染んじゃってたりするのかな?



【読切】 双星の陰陽師

 TVアニメ化直前企画として、ジャンプSQから出張読み切りで登場。双星の陰陽師。
 優れた陰陽師の力を持つものの昔の事件がもとで陰陽師になるつもりのない少年ろくろと、最強の陰陽師を産むためにカップルにさせられた陰陽師娘・紅緒のふたりがおりなすラブコメ陰陽バトル……ってところでしょうか?
 私はまったく事前の知識がなかったんですが、これはなかなか面白そう。
 とりあえず喧嘩しまくってる二人の様子がイチャイチャして見えて可愛いですし、なんだかんだ言いつつ陰陽師として敵を倒しちゃうろくろの活躍は普通に痛快でした。
 美少女と子供を作らねばならぬ、なんていう最高のドキドキシチュエーションを与えられて、本編でいったいどんな状況が繰り広げられるのか、否が応でも興味が沸いちゃいます(笑)。

 今回の読み切りで若干わからなかったのは、陰陽師になりたくないと言いつつなんでろくろはこの陰陽師の寮にいるの?ってところくらいなんですが、まぁそのへんも本編でしっかり描かれているんでしょう。

 あと、ウエディングドレスを着せる流れが強引ではないかなーと思わないでもないんですが、もうこれは目的が手段を正当化してもよい典型的事例ってことでいいんじゃないでしょうか(笑)。
 純白のウエディングドレスを着せられて胸の隙間気にして顔真っ赤→さらに相手を思わず脳裏に浮かべて頭ブンブンブン!とか、あまりにテンプレな絵面ではありますが、これだけでわたしゃニヤニヤの満足ですよ。



ワールドトリガー

 試合開始早々タイマンを開始する遊真と香取葉子ちゃん。
 遊真が引き込み役として動いていたために本気でバトッてはいなかったんだろうなとは思いますが、遊真相手に接近戦してこれだけやってのけるんですから、葉子ちゃんもかなりの腕前じゃないですか。
 両手に持ったハンドガンに両腕のスコーピオンと、計四つの武器を使い分け、さらに同時にグラスホッパーで飛んでいるわけで。
 同時に二つしか使えないトリガーでこれだけの複雑な切り替え使用をしているだけでも、その腕前は大口を叩くだけはあると思わせてくれます。

 しかし遊真もやっぱりすごい。
 ほぼゼロ距離で見舞われた銃撃を表情一つ変えずにシールド防御。
 やっぱり一枚上手ってところでしょうか。

 そんなこんなで陣形はうまいこと玉狛第二のいい形に。
 修が「ヒョロヒョロ弾(ひどいなw)」で葉子ちゃんをうまいこと釣り出して、ついに作戦決行!
 これまで修たちがいくつもの苦難を乗り越えて、迷走を乗り越えてやっと手にした新たな力が、とうとう花開く瞬間です!

 取りやすい駒から取るの基本どおり、修を取りに行く葉子ちゃん。
 そこで期待どおりやってくれました! 炸裂、スパイダー!!

 バイン(笑)(笑)(笑)

 この葉子ちゃん、たまんないっすねー!!
 何度見ても笑っちゃいます(笑)。
 ギャグみたいなふっとびかたが、これまでの険しげな葉子ちゃんのキャラクターとの大きなギャップで笑わせにかかってくれてます。

 すかさず黒いライトニングに換装する千佳ちゃん!
 この太ももの眩しさは完全に不意打ちでありました!
 最近の千佳ちゃんの太もも押しは、いったいなんなんでしょうかね(笑)。
 14 歳の未成年にいったいなにをさせようとしているんでしょう(笑)。
 つーか今回の場合、いつもの狙撃ポーズではあるんですが、バッグワームが消えてるから太ももがあらわになっちゃってるんですよね〜。
 ってことは、これはすべてユズルくんの陰謀か!!
 ライトニング+鉛弾のコンボを使用したらトリガー二枠が埋まっちゃうからバッグワームが使えない。
 イコール、この太ももを露出せざるをえなくなる。
 この今ある千佳ちゃんの映像は、すべてユズルくんの策略によってもたらされたものだったということか!
 お〜〜〜、なんたる策士ですか〜〜〜。
 いまごろユズルくん、映像を永久保存版にコピーしまくってるんじゃないでしょうかね!(爆)
 こぉ〜のムッツリめ!!

 しかし、初さく裂したライトニング鉛弾ですが、いやー、惜しかった!
 というか香取隊もさすが B 級上位常連と褒めるべきか。
 葉子ちゃんの頭がもうすこしでハンマーヘッドになるとこだったのに、ギリギリで三浦くんの腕一本で済みました。

 またなにげにそこからの修の立ち回りかたがウザいですね〜(笑)。
 すかさず広く散らかしたアステロイドで嫌がらせをして、意識を引っ張り、次の遊真の突撃を援護する。
 さらっと高度をとるジャンプ機動もこなしてますし、こんなところにもこれまでより成長してるな〜感が出てますねー。

 つか修、今週はほとんど汗をかいてないのでは?
 すっごい落ち着いてる感がありますよ、今週は。
 こんなところにも修の成長っぷりが表れてます。

 そして遊真の変態機動!(ガンダムEXVSなどのゲームで尋常じゃない機動性能を一部こう呼ぶ文化があるようです)
 これは予想以上だった!!
 せいぜい私の想像力ではグラスホッパーのピンボールとか、木虎が使ったぐるぐる攻撃とか、そういうのくらいしか考えてなかったんですが、こういう突撃の途中で軌道を急激にブレさせるいやらしい攻撃をしちゃいますか!
 これは防ぐのはヤバいくらい難しいでしょう。
 目で反応するのはよっぽど高速戦闘が得意なタイプでないと無理に近くて、ほとんど予想してバクチで対処することを強制するレベルではないでしょうかね。
 遊真ならどんどん面白い攻撃を編み出してくれそうですし、これは今後とも目が離せないコンボになりそうです!

 そんなわけで今週は、香取隊からとりあえず1ポイントも奪うことはできない結果ではありましたが、スパイダーもライトニング鉛弾も初運行としては上々。
 「ちょっと外れた」と言いつつ並び立つ遊真と修が、えもいわれない高揚感を誘います!
 おお、ついにこの二人がここまで来たか! ここまで成長したか!っていうね。
 むしろ遊真の相棒として並び立てる、すばらしい力を修が手にしたぞ!っていう感じですかね!
 長い長い暗黒のトンネルを抜けて、とうとう光の爆発するステージに上がったぞ!っていうワクワク感がたまりません。
 本当だったらこの二人の向こうに千佳ちゃんの姿があったりするとベタな絵になったんでしょうけども、撃ったらすぐ走るレイジさんの教え通り、とっくにどこかに移動しているんでしょう(笑)。
 やー、ほんっとこの絵の痛快さはたまらんものがありました。

 さー、そんなわけで華麗にお披露目された玉狛第二の復活劇。
 新技お披露目回として実に痛快に楽しませていただいちゃったわけですが、まだまだ試合は始まったばかり。
 香取隊はちょこっとダメージを受けただけですし、柿崎隊はこれからです。
 柿崎隊としては「敵の戦力が削れたところを(中略)叩く」ということですから、次週は香取隊に一丸となって襲い掛かっていく流れがありそうですねー。
 修たちとしては一度さがって陣形をたてなおし、修はあらたにスパイダーを設置して、そして次の作戦行動にってところでしょうか(まさに三“蜘蛛”修って、今週はほうぼうで言われてるんだろうなぁw)。

 今回修たちの新技披露はいわゆる「初見殺し」であり、修たちがそんな技を持っているとは知らない人間をハメていく、一番ハメやすい形でした。
 ですが次からは敵もこの新技を知っているんですよね。
 柿崎隊はこの光景を見てないかもしれませんが、オペレーターが情報を伝える可能性はあるかもしれません。
 次は、「玉狛第二はこういうことをやるかもしれない」と警戒していることを逆に利用して釣っていく、そんな修らしいイヤらしい戦い方が見られるかもしれませんね!
 いやー、めちゃくちゃにたのしみです!!

 そしてラスト、桜子ちゃんの実況が素晴らしいアオリになっていました。

「ROUND 4 からわずか数日!

 玉狛第二が新技をひっさげて帰ってきた!

 敗戦が部隊(チーム)に進化をもたらしたのか!

 対する 2 部隊はどう戦う!?」


 なんかもう、背筋がゾクゾクしてくるほど熱い名実況ですよ!
 桜子ちゃん、よくわかってる!!



背すじをピンと

 舞台はついに夏の全国大会へ。
 今回はテレビ中継のスタッフが入ったことで、そろった役者を改めてひととおり、新規読者にもわかりやすく紹介するって感じの回になってましたね〜。
 漫画連載ではこういう節目節目をしばらく離れていた読者を引き戻すきっかけの回にしたり、それまで気にはなってたけど読んではいなかった読者を読み始めるきっかけにしたり、そういうことってあるみたいですからね。
 今回はそういう回でもあったんだと思うんですが、いやーそれにしても面白かった。

 今回新登場ペアその1として、アイドルコンビのふたりもなかなかいいひとたちそう。
 よくライバルのアイドルチームって、見た目はいいけど性格最悪だったりするヤラレ役だったりしますが、この二人はふつうにいい人そうですね。
 まぁ女性のほうは御木くんのお姉さんなので推して知るべしですが、男性のほうのアイドルも驕るのとはまるで正反対のようでむしろ応援したくなる弱気さ(笑)。
 案外つっちーと気が合っちゃうかもしれませんね〜。

 そして初登場となる永島沙羅さんを加えた最強ペア、咲本ペアがついに登場!
 おおー!ここまで引っ張ってきましたが、ついに最強が登場しますかー!
 この咲本さんを加えてトップ選手たちの外見があまりにあまりなことに反応していた報道陣には吹き出してしましましたが、格上との戦いを土井垣部長たちがどういうふうに戦うのかとか、そもそも最強ってどんなふうに最強なのよとか、興味はいろいろつきません。
 できたら、その最強ペアとの戦いの中で、リオ先輩が自分に自信をとりもどして、今後も土井垣部長のパートナーを続けるきっかけになってくれたりするといいんですけどねー。
 どうなんでしょう。そのあたり。



火ノ丸相撲+番外編

 今週から四週連続で部活漫画超番外編が掲載。
 今週はその皮切りとして火ノ丸相撲の番外編、体育祭編。
  
 普段はシリアスなのに、火ノ丸相撲はなにげにギャグをやらせても面白いんですよねー。
 あれだけ熱く燃え上がらせておいて紅組負けるんかーい!とか、火ノ丸アニキから火ノ丸先生とか、ナチュラルに面白いネタをバンバンぶち込んでくるこの才能がズルいです(笑)。
 ほんと本職でギャグをやってる作家さんが嫉妬しかねないって思っちゃいますわ。

 そしてなによりうまいなーと思うのは、やってることはほとんど本編と変わらない、火ノ丸が本気で勝負にぶつかっていく時代錯誤なほどのド熱さを描いているってことなんですよね〜。
 そのド熱さが、相撲を舞台にしてたらあんなにかっこいいのに、ただそのままのテイストを体育祭に持ってくるだけでこれだけ笑いになっちゃうのかよと。
 やー、この発想の妙、すばらしいですわ!

 そして本編ですが、二本立てでさらにはセンターカラーという極悪ブラック労働なくせになんって熱い一話か!
 国宝と呼ばれる設定紹介から、鬼丸の墓前での決意表明(あれ!?お母さん!?お母さん病気だけど生きてなかった!?死んじゃったの!!?)。
 期待感で盛り上がる会場に、並みいる強豪たち。
 しかしてそれらを黙らせるような、烈火のような鬼丸の一撃!
 この大迫力!!まさに鬼丸!!っていう一撃でしたねー。
 墓前での「見とるか?」に応えるように、「みんなが君を見てるよ」とくるのも泣かせます。
 暗黒の数年を乗り越えて、今ここに誰もが認める国宝・鬼丸国綱が帰ってきた!
 たまらんほどに熱いインターハイ開幕であります。

 今週のジャンプには出張読み切りとして『双星の陰陽師』が掲載されているわけですが、まるでこちらも出張読み切りかなにかのような凄いまとまり感の一話でした。
 むしろこれで打ち切りになっていたとしてもおかしくない、打ち切り最終回のようなきれいなまとまり感(不吉な!!w)。
 くしくも今週は筋ピンも大会開幕回が重なっててそちらでも同じようなことを書きましたが、こちらの鬼丸も読者をもう一回引っ張り込むことを意図した、そういう回だったのかもしれませんねー。
 やー、たった一話の凝縮感、密度感が素晴らしい。
 めちゃくちゃ濃厚な回でした!



鬼滅の刃

 生き残った子供たち。
 どの子もなかなか気になる子たちだなー。
 とにかくネガティブ思考な子はカスガイガラスがスズメで笑わせてくれちゃうし、蝶とたわむれて微笑んでる美少女は、可愛いけれども何を考えているかわからない不気味さ。
 不気味と言えば、この試験官の双子の娘みたいな子たちもかなり不気味。
 殴られて目には痣、口から血を流しているのにいたって無表情とか、人間かどうかも怪しくなってきます。
 刀刀とギャースカうるさい子は、もしかしたら今すぐ刀が必要な切実な事情があるのかもしれないですし、どの子もなかなか興味をそそります。

 そして最後に謎の「5人」発言。
 おー、いい謎めき加減のひっぱりだ。



トリコ

 まさに異次元バトル!(笑)
 今週は次郎さんの超絶な強さに惚れ惚れしっぱなしでした。
 ダメージノッキングで後ろにそらしたらしきダメージが地球の表面をガンガンに抉っていったり。
 次郎さんのギネスパンチ(まさか狼王に育てられたとは!)の衝撃を節乃さんが鬼のような形相で防いだり。
 つーかここの節乃さんの本気モードの見た目ですけど、笑いとシリアスがギリギリのところでせめぎあってる感が素晴らしい(笑)。
 こういうセンスを出せるの、しまぶー先生のすばらしさですねー。

 さーて、ついにすべてのノッキングを解放して 100 パーセントの力を出せるようになった次郎さん。
 敵もなにやら缶詰”を使うとか言ってパワーアップフラグを立てましたが、さてさてこの戦い、どちらに勝利の女神は微笑むんでしょうか。
 この一戦はちょっと読めないなー。



斉木楠雄のΨ難

 おお、そんな設定が!
 今回からすぐに最終回ってわけではなくて、今回はあくまでいずれ来るであろう最終回への道筋を作ったってだけだと思いますが。
 それでもこういうのが示されるとドキドキしてきますねー。

 しかし、同じ一年を繰り返す「ぐるぐる漫画」の特性でさえ、楠雄の超能力だからで説明しちゃうんですね!
 ギャグ漫画だからっていう説明にはせずに、とにかく超能力に結びつけて説明してしまうのが凄いですわ。



BLEACH

「剣ちゃんがあたしをちゃんと使えば」

 って、やちるが剣八の斬魄刀だったってこと!?
 ホワッツ!?

 とにもかくにも、とうとう剣八の卍解が拝めそうなすばらしい展開になってきましたが、やちる(本人ではないのかな?)の「あたしをちゃんと使えば」の真意が気になりまくるヒキでありました。
 どういうことだってばよ!!



磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜

 おお、ついに神の春画が!!
 最終回までひっぱったりしてお北ちゃんの貴重な幼女時代がすべてじーちゃんの春画制作に支配されるとかかなり凄いシチュエーションだな!とか思ってたんですが、そんなことはなかったんですね!(笑)
 お北ちゃんのためにも完成して本当によかった!
 北斎先生、ご冥福をお祈り申し上げますね(まぁ、またすぐ戻ってくるかもだけどw)。

 しかし、中島爆発に始まり最後はまさかのペリーって!(笑)
 歴史を変えた神の春画! さすが神の春画です!
 鼻血流したペリー肖像にはもう笑うしかなかったですわ(笑)。

 やー、今週は人物設定が大きく動いた爽快感と、歴史スケールの爆発力が重なってけっこうな読み応えでありました!



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posted by BOSS at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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