週刊少年ジャンプ 2016 年 13 号掲載分の感想です。
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
【コミック派ネタバレ注意!】
【感想小タイトル】
■光月一族
■赤いポーネグリフ
■霧の雷ぞう
■光月一族
冒頭、やっぱり生きてたジャック。
まぁ死んでるなんて誰も思ってなかったでしょうけども。
でもこのジャックがこのあとどこへ向かうのか、問題はそこですよねー。
ルフィがビッグマムのところに行くのとすれ違いにゾウにやってきたりなんかしたら、ちょっと厳しい戦いになってしまうかも?
さて、場面は前回の続き。
なるほど、イヌアラシ公爵もネコマムシの旦那も、錦えもんたちとおなじく光月家のご家来衆だったわけですかー。
ミンク族ってことで完全にそこは分断して考えてました。
和風の国家、和の国ですが、案外と人種の違いには解放的なんですね。
そしてモモの助は、そんな大大名・光月家の跡取り息子でしたか。
どうやら光月家には大きな騒動があり、それが元でイヌアラシとネコマムシのケンカも始まっている様子なんですねー。
モモの助たちがこのゾウを目指してきた目的もその騒動に関係しているのでしょうし、ジャックがゾウまで侍を探しに来ていたことからも、おそらくその騒動自体がカイドウと無関係ではないはずです。
本当にカイドウとビッグマムと、これで麦わら一味は完全に二正面作戦な形になってしまったんだなーっていうのが思い知らされます。
いったいどうなってしまうんでしょうね!
■赤いポーネグリフ
雷ぞうが隠されていたのは、なんと大胆にもこの国で一番目立つ、あのクジラの巨大な石像(?)のしっぽ。
誰もが最初に目にするからこそ誰も探しに行かないっていうのは、懐かしのガイモンさんの宝箱をちょっと思い出しました。
まぁ、これだけ高いところで、しかも伝っていく蔓の道順があるということですから、探しに行こうとしてもなかなか面倒なところってのもありますし、もし偶然そこまで行ったとしても入り口は隠し扉。
ジャックたちが見つけられなかったのも肯けます。
で、そこに匿われていた忍者・雷ぞう……の話は後回しにするとして、なんとここに“歴史の本文”ポーネグリフがあるじゃないですか!
それも見たこともない赤いポーネグリフ。
普通のポーネグリフとどんな違いがあるんでしょう。
むしろこの雷ぞうの隠れ家は、大昔からポーネグリフを守るためにこそ作られたものなんでしょうね。
背後に大きく記された光月家の家紋は、何百年も前からあるものっていうことですから、実際空白の 100 年の頃からポーネグリフを守りついで来たのが光月家ってことだったりするのかも。
あと、この隠れ家に上ってくる途中ですが、モモの助が気になることを言ってましたねー。
「くじらに近づくほど大きな
“声”が聞こえるのでござる」
って。
最初は見聞色の覇気?って思ったのですが、もしかしたらこれは『ポーネグリフの声』だったりするのではないでしょうか。
空島のポーネグリフの話で、たしかゴール・D・ロジャーがポーネグリフの声を聞いたっていうエピソードがあったと思うんですよね。
それが何を意味しているのかはサッパリわかりませんが、もしかしたらこのモモの助は、そのロジャーと同じ力を持っていたりするのかもなーと思いました。
そして、ここでイヌアラシ公爵とネコマムシの旦那が言っている
「もう 1 人 似た様な事を言う男がいたな」
「――わしもそれを思い出しよったぜよ……」
というのも、ロジャーのことだったりするのかも。
ともあれ、うーん、このゾウの国、思わぬ重要なポイントだったようです。
ロビンの解読が待たれるところですね。
■霧の雷ぞう
そしてついに登場、霧の雷ぞう!
わたしの雷ぞうを見ての第一声は、『なんじゃこりゃぁあああ!?www』でしたねー(笑)。
まるでアラレちゃんに出てくるような面白体型、面白顔面!
千兵衛さんやスッパマンと並べたらきっとちょうどいい絵になりますよ(笑)。
ルフィたちが期待しまくってハードルを上げまくってるぶん、絶対これはカッコイイ忍者は出てこない流れだろーなーとは思っていましたが、まさかのコレ!
やー、完全にしてやられました(笑)。
予想通り展開されたルフィたちの怒涛のリクエストに雷ぞうドン引きっていう、一種のカルチャーギャップの流れも笑わされました。
しかし、雷ぞうさんはそこからが凄かった!
本当の忍者はそうじゃない!と忍者の現実を叩きつけてくれるのかと思いきや、ベタもベタ!
どこまでも王道ドストライクな忍術オンパレードを見せてくれちゃいました!
なんですかこのツンデレは(笑)。
「忍術は芸では……」とか言いながら、すっかりノリノリですよ〜。
しかも最後は、リクエストどおり巻物をくわえ、拍子木の音にあわせて大見得を切って、「忍!!忍!!!(ニンニン)」!!(爆)。
いまこのひとニンニンって言ったーーー!!
ああもう、この人いいひとすぎるわ〜!!
いやもう、今週は尾田先生一流の笑劇場を見せてもらっちゃいました。
馬鹿馬鹿しく笑っちゃいつつも、もしかするとカッコいいんじゃないかとどこか気の迷いが生じちゃうような(笑)。
またそんな気の迷いが起きている自分が自分で面白かったりするような。
絶妙なバランスでブレンドされた尾田ワールドの笑いでありました。
やー、尾田先生、さすがです!
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
****************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。
にほんブログ村 週刊少年ジャンプ
blogramランキング参加中!
****************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。
にほんブログ村 週刊少年ジャンプ
blogramランキング参加中!
****************************************************
■関連記事
・【ネタバレ】ワンピース未回収「謎・伏線」一覧と考察スレ
・【成人指定!?】ナミの公式フィギュアも凄すぎ!たまらんっす!
・【成人指定!?】蛇姫さまの公式フィギュアが凄すぎ!あんなトコにまで描き込みが!
・映画感想 ONE PIECE FILM STRONG WORLD/ワンピース劇場版ストロングワールド
・やりすぎ!w ONE PIECEが朝日新聞を乗っ取った!
・尾田栄一郎は狙わない ONE PIECE劇場版第10作「STRONG WORLD」公開もうすぐ!
・【動画】海外のファンが描いたワンピースの絶品イラスト
・コミック感想 ONE PIECE(ワンピース) 巻五十四 “もう誰も止められない”
・ONE PIECE 新キャラ『蛇姫様』は9年前すでに登場していた!?
・YouTube 麦わら海賊団を小畑健先生風に書いてみた
・まんがのチカラ 尾田栄一郎先生インタビュー
・YouTube 色んな漫画家が描いたワンピース
・ワンピ 美麗イラスト
これからも投稿お願いします(^o^)
ですね^^;誤字です(笑)
応援いただいて元気をもらえました。
これからものんびりマイペースに続けていきたいと思ってますので、ドゾよろしくお願いします^^
しかし、雷ぞうカッコイイと思うんだけどなー(笑)。
カッコイイって言うか、すっごい魅力的に感じましたよ、私は。
まぁ、感じ方は人それぞれってヤツですね!