ということで金曜アップになってしまいました後編感想。
さっそくまいりまーす。
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・ものの歩
・左門くんはサモナー
・背すじをピンと
・ニセコイ
・トリコ
・ブリーチ
・【打切】バディストライク
・磯部磯兵衛
の 8 本でお送りいたします。
ものの歩
将棋の詳しいことはさっぱりわからないけど面白い。
たった3手の間にどんな熱いやりとりが繰り広げられたのかバッチリわかる。
その熱さがギャラリーの反応を中継して黒髪メガネちゃんにまで伝わって、将棋の凄さを読み手にさらに明確に伝える役目を担ってくれているんですねー。
ものの歩、なかなかやるじゃあないですか。
今週はとっても少年漫画らしいアツさだったと思います。
考えてみれば、ボクシング漫画だろうが剣と魔法のファンタジーだろうが、勝負の趨勢の機微とかは読者は説明されなければわからないわけで。
読者が知らないものを伝えて面白いと感じさせる、その原理的なところは題材がなんであれ同じことだったりするのかもしれませんねー。
映像的に表現しやすいかどうかっていう差はもちろんあるにせよ、なるほど、将棋漫画でもしっかり熱く少年漫画ができるんだってことが改めて示された今週だった気がします。
左門くんはサモナー
謎過ぎる!
頭の上でハテナマークがずっと表示されているだけでなぜこんなにも笑えてしまうのか(笑)。
沼駿先生、あたらしい笑いを開発しちゃいましたねー。
頭に連動してハテナマークが動いちゃったり、おしなべて部下たちもハテナマークつけてたり、どんどん天丼の勢いで笑わされてしまいましたわ。
そしてこれでもかと一昔前の不良漫画のテンプレート。
でも、一番テンプレートだったのは左門君だったっていうのが素晴らしい。
ギャグとはいえてっしーがピンチだったのはピンチだったので、それが救われた解放感とあいまって、この笑いはたまらんものがありましたわー。
いやー、いかんなー。
今後普通の漫画でこういうテンプレな場面が出るたびサモナー思い出してちょっと笑ってしまいそうだ(笑)。
背すじをピンと
やべー柏さんめっちゃカワイイ!
「これからもずっと僕のパートナーでいてくださいね」って言われて自動翻訳機のように「一生」をさしこんじゃう柏さん(笑)。
いやー、カワイイわー。
でも実際宮大工くんって本当にプロポーズするときもこんな感じなんでしょうね。
やー、こちらもやっぱりナイスカップルですわ。
ニセコイ
お、今度は鶫のターンですかー。
次々とヒロインが始末されていく本格的な終盤戦って感じです。
しかし、鶫って千棘たちが偽恋人だってこと、まだ知らなかったんですね!
それが一番のビックリでしたわ!
もう女子連中は全員把握しているものだとばかり思ってました(笑)。
う〜ん、わたしもイイカゲンに読んでるものだなぁ〜。
トリコ
扉絵コエエよ!(笑)
ラスト見開きはもっとコエエよ!!(爆)
いやー、ネオの正体編、面白かった。
エモノを精神的にさんざんいたぶってから捕食するのを何より好むっていうところに、とんでもない邪悪さを感じつつも、最初は侮られていた存在が誰も手をつけられない巨悪に成長するっていうのはどこか不思議な痛快さも感じちゃうんですよね〜。
BLEACH
石田くん、相手の「驚いたな」ってセリフを逆手にとって逆煽り。
ただの揚げ足取りにすぎないのかもしれませんが、これは至極痛快でありました。
やー、ようやっと味方モードに戻ってくれた石田くん。
ここからいいところを見てみたいものですねー。
そしてチャド。
霊圧が消えたでおなじみチャドですが、この戦いがチャドの最後の活躍となるのでしょうか。
これまであんまり美味しい役どころに恵まれた印象のない彼ですから、最後くらい華々しく大活躍してもらいたいところであります。
【最終回】 バディストライク
これにて終了、バディストライク。
考えてみたら一回として試合形式の野球をやらなかったってことですかねー。
あっという間の打ち切りでありました。
逆に言えば、野球らしい野球の勝負を描くよりも、この作品は心のドラマに集中したってことだったとも思うのですが、でもそこが裏目に出てしまったっていうことなのではないですかねー。
私が気になったのは、その大事な心のドラマの面なのですが、ちょっとここを複雑にしすぎたのかなーと。
最初に問題になったノーコン問題も、一話では全解決とはならず、3話目くらいでようやく答えらしきものがでて解決をみたのでしたっけね。
でも、その答えもハッキリと伝わってきたとは言い切れない面もあって、私も自分なりに咀嚼してから「こういうことだったのだろうな」って楽しんでいたきらいがありました。
おそらく、そういう読者の咀嚼を必要とする漫画っていうのは、合う人にはすごく合うんだと思うんですが、多くの読者をふるい落としてしまった面もあるように思います。
もうすこしシンプルで、多くの読者に伝わりやすくする工夫が必要だったのではないでしょうかねー。
ともあれ最終回でしたが、いやー、これは思い切りましたね!
まさにやりたい放題!(笑)
本気なのかギャグなのか、ほんとうはこういう戦いを描くつもりだったんだよっていうのをあえてネタ化。
ちょっと開き直りだったのかもしれませんが、嵐のような捨て身っぷりはとても気持ちよかったです(笑)。
めっちゃマッチョになった米倉くんとか、ヒーヒー笑ってしまいましたわ。
むしろ、最初からこっちのネタで行ってたら、どうなってたかわからなかったかもしれませんね!
まぁ、そしたらまったくの別作品になっちゃうか。
磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
この玉千代さん、本当に磯兵衛に恋しているわけじゃなくって、恋に恋しているだけだったのね(笑)。
柱の人物紹介でそれを知ってかなり安心。
これなら磯兵衛の本当の姿を知ってゲンメツしたとしてもそんなにガッカリしないかなと。
それにしてもラスト、磯兵衛が裂けたときはめっちゃビックリしましたわ。
普通にホラーですってば(笑)。
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