2016年01月06日

週刊少年ジャンプ2016年05・06合併号 感想<後編>

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 それでは後半戦。

■前編の感想はこちら





 後編の感想は、

・僕のヒーローアカデミア
・トリコ
・ものの歩
・背すじをピンと
・食戟のソーマ
・斉木楠雄のΨ難
・ワールドトリガー
・ニセコイ

 の 8 本でお送りいたします。



【センターカラー】 僕のヒーローアカデミア

 なるほど、よくある「お前には言われたくねーよ」っていうセリフに似てますねー、轟くんの言ってることは。
 言ってることは正しいけど、でもそれを言う資格がお前にあるのかよってなっちゃうやつですね。
 私的には「お前には言われたくねーよ」って言葉はあんまり好きじゃなくって、どんな人が言っていようがそれが正しい言葉ならそれは正しい言葉として認めなきゃいけないんじゃなかろうかっていう感覚はあったんですが。
 でもたしかに、より人の心を打って動かすのは、行動を伴っている人が発する言葉ですね。
 行動を伴わない言葉ででも動ける人は、それはもとから動ける素養のある人で、逆にガッシリ固まってなかなか動かない人を動かせるのは、行動が伴っている言葉かもしれないってことか。
 うーむ、たしかに。

 それはさておき、肝試しを普通に楽しみにしていたら、ここでヴィラン登場ですか!
 お茶子ちゃんとデクのキャッキャウフフを期待していた私、完全に裏切られましたー!
 ヴィラン、お前ら許せねぇえ!!
 青春の、大切な一ページを返せえええええええええ!!

 てなわけで、雄英たちには全力でヴィランを撃退し、すみやかに青春モードを取り返して欲しいところなのですが、しかし、いきなりワイルドキャッツのひとりがやられちゃうとは!
 しかも、生徒達には疲労がたまっちゃってるところですしねー。
 オールマイトたち他の先生がたが都合よく助けに来る可能性も、ご丁寧に摘み取られちゃったところですしね。
 これはけっこうヤバイことになちゃいそうです。
 とりあえず、お茶子ちゃん&梅雨ちゃんに忍び寄る例のクレイジー女子高生がオッソロシイ!
 まさに、闇の狂宴(by常闇)が始まる予感ヒシヒシです。



トリコ

 世界中に飛び散ったアカシアの細胞の化け物、八王たちの引き立て役だったんですね〜。
 鎧袖一触ばりの勢いで倒されていく化け物たち。
 いやー、八王の強さ、あいかわらず神クラスですわ。
 しかも、だんだん理不尽な攻撃になってきてますよね(笑)。
 馬王とかバンビーナあたりは純粋なパワーって感じで、蛇王もスケールのでっかい丸飲みだからまだ分かりやすいんですが、鹿王の時間操作っぽい攻撃とか、烏王の思考を停止させる攻撃とか、いったいなにが起きているやらサッパリ。
 まさに神のような理不尽さって感じで、うまく極限の存在っぽさが出ていたと思います。

 そしてそんな神クラスの八王の、さらに最強の一角と思われる狼王バトルウルフに対し、勝てると言っているトリコ!
 お前はいったい何者なんだー!と(笑)。
 アカシアの細胞の化け物が各地の八王を引き立て、そこから間接的にトリコを引き立てたと言うか、本当にそこまでトリコはレベルアップしているのだろうかという、疑惑と期待をモリモリもりたててくれました。
 そんな感じの一話でしたねー。
 いやー、どんな戦いが始まっちゃうんでしょうか。



ものの歩

 十歩くん来ちゃったー。
 これは意外だったけど、でもこの「唯一のライバルでいたいんだ」って、完全に信歩くんの正妻の座、独占宣言って感じじゃないですか(笑)。
 いやー、いい感じに面白くなってきました。
 べつに私はいわゆる「腐」っぽい趣味があるわけじゃないですが、「腐っぽく見える笑い」ってのはツボだったりしますね〜。



背すじをピンと

 金龍院さん、痩せてるぅううう!!(爆)
 どこまで面白人間なんですかこの人はー。
 でも、振ったお顔のお肉がぷるんぷるんしなくなったりしたら、これまでみたいに面白い注目の集め方ができなくなっちゃいますよね。
 若干そのへんが心配なんですが、でも、そこでまた新たな面白ミラクルを起こしてくれるのかもしれないなと。 
 だんだん、変な信頼感が出てきちゃってますよ、金龍院さんには(笑)。

 そして、つっちー&わたりちゃんは、スロー・フォックス・トロットの苦手感克服のため、キツネ作戦発動!
 苦手だと思う種目こそ、楽しめる工夫をっていうのは、これはなにごとにも通じることじゃないでしょうかね。
 いやー、心から楽しそうに踊るつっちーとわたりちゃんを見ていると、こっちまで笑顔になっちゃいます。
 審査員が表情にマルっとしたり、観客がヘタクソでハラハラしつつも思わず応援しちゃってるとことか、メッチャ嬉しくなりますね!

 人の目を集めることがダンスのひとつの才能だとしたら、つっちーたちはその笑顔こそが最大の武器になっているっぽいではないですか。
 やー、この感じで、最後のクイックステップ、最高の踊りを見せて欲しいですね!
 技術点的にはまだまだでも、その笑顔と懸命さで、会場にたっくさんの笑顔と拍手を巻き起こして欲しい!
 そう願ってやみません。
 やー、すっごい楽しみですわ!



食戟のソーマ

 おかしい、裸にエプロンがまったくおかしな光景だとは思えなくなってる自分がいる(笑)。
 むしろ秘書子の衝撃にこそ衝撃を受けてしまった。
 そうだった、これって正気の沙汰じゃないんだった!

 そんなこんなで勝利に沸く極星寮でしたが(どんなんだw)、最後の最後で来ましたねー、薊さんご本人!
 ページをめくって、ドーンとこのホラー顔!
 恐怖以外のなにものでもありません!(笑)
 天国から地獄へ、この温度差、すばらしいものがありますわー。
 叡山先輩の顔芸も楽しかったですが、これまたまったく違うベクトルの顔芸劇場が始まっちゃいそうですね!



斉木楠雄のΨ難

 照橋さんが凹まされたところで、素直に可哀想っておもっちゃったんだけど、いやー、そこからまさかの美少女究極奥義が発動(笑)。
 完全に騙されましたね〜!
 照橋さん、ときどきハンパなさを思い知らされます。
 まあでも、斎木楠雄と二人きりになれて幸せそうな照橋さんはやっぱり可愛いな〜と。



ワールドトリガー

 さー、ついにバチバチ近接戦のはじまったガロプラ戦。
 まずは三輪隊VS.コロスケことコスケロ副隊長ですが、ベトベトシールドとか、面白いものを持ってきましたねー。
 このへん、属国とはいえ、さすがはトリガー本場っていう技の多さです。
 でも、それに対して即座に対応してみせる米屋先輩もさすが。
 まずは足一本ってとこですが、でもこれでもまったく動じてないコスケロは、さすが副隊長ってとこですかねー。
 こちらはいい勝負になりそうな予感です。

 と、ここで、ボーダー側にさらなる増援として二宮隊と加古隊が現着!
 おおおおお、こーれは頼もしすぎる!!
 なんつーか、もうこの局面は負ける気がしませんわ!
 二宮さんのオサレアステロイドに、加古さんの「ファントムばばあ」命名の秘密などなど、こっちはこっちでどういう戦いが見られるのか。あっちこっち楽しみが増えまくりです(笑)。

 また、そんな感じで押されだしたレギーのほうですが、こちらは基地からやや距離をとったところでヒュースと遭遇って感じになるんでしょうかね。
 バトル外でのドラマも動き出しそうで楽しみです。

 一方、カメラは基地内へ。
 いやー、那須さん、してやられましたねー!
 まさかウェン・ソーさんが戦闘中に敵にバケるとは、これは思っても見なかった。
 直前に熊ちゃんに接近戦を挑み、胸あたりに「チチチチ」と機械音が鳴って文字っぽいのが浮き出していますが、これによって熊ちゃんの戦闘体を「コピーした」っていうことなんでしょう。
 やー、ガロプラのトリガー技術、かなりのものですね!

 また細かいことですが、ここまで那須隊のふたりは内部通話で会話しているんですよね。
 おかげで肉声の聞こえる位置で互いの位置を知るってことができず、おかげで騙されたってケースなのだと思います。
 こうなったのはウェンさんの計算ではなくてあくまで偶然だとは思いますが、内部通話の弱点が初めて露呈した、ちょっと珍しいケースだったんじゃないでしょうか。
 細かいけれどもこういうところ、ニクイねーって思いますわ、ワートリ。

 さあ、ダメージは負ったけれども熊ちゃんの姿を冒涜されたことに怒りを覚えた那須さん。
 ここからが本領発揮となるのか。
 気持ちは関係ないと言われたばっかりですが(笑)、でも、頑張って欲しいですねー。
 ああでも、那須さんはちょっとトリオン切れの悪夢もよぎっちゃうところでもあります。
 うーん、こちらもスリリングだわ。

 またここで忍田本部長による考察で、ガロプラ遠征隊の動きの違和感が指摘されましたね。
 これはやっぱりガロプラも「ベイルアウト」を開発したってことなんでしょうか。
 これだけ進歩したトリガー技術を持っているガロプラです。
 アフトクラトルの情報を受けて、数日で試験段階のベイルアウトシステムを開発してみたよってこともないとは言い切れません。
 ベイルアウトがいつまでも玄界のみの技術でいられるとも思えませんしね。

 そして、遠征艇直前、最後の防衛線を張るのは、なんとボーダーの攻撃手 1 位〜 4 位そろい踏み!!
 なんっつー豪華メンバーか!!
 て言うか、3 位って小南先輩だったんですね!
 てっきり玉狛所属はランク戦別枠扱いだとばかり思ってましたわー。

 アタッカー同士の連携がシューター、ガンナー、スナイパーとは違って取り難いというのは以前風間さんが言ったことですが、それにしてもこの四人ってのは反則的なものすら覚えるメンツです(笑)。
 いやー、これはめっちゃ楽しみ。
 小南先輩から気合を入れなおされて、やる気ムンムン出しちゃってる太刀川さんとか、いったいどんな本気が見れちゃうのか、思わずゾクゾクしてくるレベルですわ。

 で、ここで来ました!
 我らが陽太郎!!
 正直こんなことになるんじゃないかと思ってた!(笑)
 つーか、陽太郎に見張りを指示した段階で迅さんの予想の範疇だと思ってたんですが、そうじゃなかったんですね!(笑)

 迅さん、「おまえがそっち行くのかよ」と焦ってますが、さあ陽太郎、どっちへ行ってくれるのか。
 思わぬドラマを生んでくれそうです(笑)。
 私的には、基地からやや距離をとったレギーとヒュースが遭遇し、そこに陽太郎が絡んでいくことで事態が混乱…レギーが陽太郎を切ろうとしたところでヒュースが陽太郎を守ってレギーを瞬殺……な流れを期待しちゃいます。
 いやー、オラほんとワクワクしてきたぞー!(笑)



ニセコイ

 おっとー、まだわからないのか!
 前回、千棘に対するニセコイがホンコイだったことが判明して、だったら今までの小野寺さんに対するホンコイがニセコイだったのかーと解釈して絶望していた私だったんですが、それは早計だったのかもしれませんねー。
 とりあえず、ホッと一安心。
 勝負はここからってことか!



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