週刊少年ジャンプ 2016 年 03・04 合併号掲載分の感想です。
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
【コミック派ネタバレ注意!】
扉絵シリーズは海上レストラン・バラティエへ。
サンジの顔の上で怒ってるのは、せっかく手配書にそっくりな顔とかチケットとかを作ったのに、新しい手配書が出てきたからまた作り直しだーッ!とか言ってるんですかね。
ほんともったいない。
この顔の看板をサンジ本人に見せられないのは残念だなぁ。
ま、新バージョンの看板も楽しみだけど(笑)。
【感想小タイトル】
■ジャック人間体
■殺戮
■ぐるわらチーム上陸
■ジャック人間体
やはり斧手のモーガンじゃなかったですね。
冒頭、ジャックの人間スタイルがついにお披露目となりましたが、その姿は巨人と見まがうばかりの超巨漢。
マンモス状態とあんまり変わらないんじゃないかっていうスケールです。
そしてドーンと輝く、
“REWARD 10 億B”
の文字!
前回は部下のハッタリじゃないかと思ったのですが、こうやってドーンと出されちゃうと本当なのかな〜っていう気がしてきます。
懸賞金は単純な強さというよりも、世界政府や海軍が評価した「危険度」の評価ということですからね。
それだけこのジャックは、行動が危険すぎるっていうことなのかもしれないですねー。
そこから始まった、五日にわたる壮絶な戦い。
五日間夜も昼もぶっとおしで戦い続けるって、かなりとんでもないですね!
ミンク側はまだ昼と夜とで交代制ですから、その間に休憩や治療もできるでしょうし、わからないでもないのですが、ジャック側は休みなしに 24 時間戦いながら、倒れたぶんを後から後から補充できるっていうのも、とんでもない兵力だなと。
カイドウ軍団の破格の大勢力っぷりがうかがい知れるというものです。
また、この戦いの中で、話の流れ的には五日間休むことなくブッ通しで戦っていたと思われるジャックもメチャクチャなタフさだな〜と。
タイマンの強さとしては、イヌアラシ公爵やネコマムシの旦那たちとほぼ互角のようですから、さすがに白ひげクラスってことはないと思うんですけどね。
ただ、そのタフネスっぷりは、この話を聞く限り、とんでもない化け物っていうことになりそうです。
それが古代種マンモスの能力ってこともあるのかなー。
おツルさんやセンゴクさんたちに倒されたって聞いた時はただの小モノかな?って思ってたんですけどね。
「「ジャック」あれはやはり 怪物だ……!!」
というのは、本当にそうかもって思えてきました。
■殺戮
そして放たれた、毒ガス兵器。
これをきっかけに、ミンク軍勢は一気に崩壊。
あとはジャック軍団が暴虐の限りを尽くす悲劇となったわけですかー。
シーザー、やっぱコイツはとんでもないものを作っちゃったんですね。
今じゃ、なんとなくルフィの一味と仲間っぽくなっちゃってますが、そうそう簡単に許されていいヤツではないなーと。
シーザーにはどういう決着がつけられたらいいのか、改めて考えさせられるものがありました。
そしてまた、そこから五日間、同じ質問と殺戮が繰り返されるという凄惨さ。
質問しているのは形だけ。
コイツらにあるのは、ただただ殺すという目的のみってことですか。
たとえ口からでまかせで「侍なら何日か前に別の島に行ったぞ」とか嘘をついたとしても、お構いナシに殺されちゃうんでしょうね。
ここまで非道なヤツラもちょっと珍しいくらいですわ。
まさにヒャッハー純粋悪。
ルフィたちにブッ飛ばしてもらうのに、カケラもためらいが必要ないですわ。
そんなタイミングで入ってきたのが、ルフィたちがドフラミンゴをブッ飛ばしたという報せ。
やっぱりね。
ルフィたちのおかげでこの島はかろうじて全滅をまぬかれたってことだったんですね。
となると、ジャックとしてもルフィ達に対してはなんらか思うことがあるって事になるのかな。
もし、ジャックがゾウに引き返してきているとすると、ルフィたちとひと悶着起きないわけがないってことになりそうです。
■ぐるわらチーム上陸
このタイミングでぐるわらチームがゾウ到達。
以前ちょろっとだけ描かれたサンジたちの戦いは、このタイミングだったってことですね。
女の子っぽいミンクが襲われてて、いかにも悪役顔のヤツをとりあえず撃退しておこうっていう単純思考のナミ、シンプルで素敵です。
もしいかにも悪役顔なヤツが味方だったらどうするねーんとも思いますが、まぁこれぞ女のカンってヤツかもですね(笑)。
で、驚きました。
磔にされていたイヌアラシ公爵とネコマムシの旦那。
手足、切断されちゃってるじゃないですか!
いやー、ムゴいことをする!
足切断というと、赤足のゼフとか、最近ですと、レベッカのお父さんのキュロスが思い浮かびますが、奇しくも二人ともが自分で切断したものです。
こうやって敵によって、処刑のようにズンバラリンされているっていうのは、余計になにか来るものがありましたわ。
いやー、容赦ない。
ジャックのクレイジーさ、凶暴さが、ありありと伝わってくる、ひじょーにショッキングなシーンでありました。
これ、アニメ化した際、表現に困っちゃうだろうなー。
さー、そんなわけでジャックの暴虐っぷりが描かれたゾウ過去編。
いまだにサンジ失踪の謎が明かされてないまま、なんと年を越すことになってしまったっていうのが非常に気を揉みます。
なにがあったんでしょうね。
そんななか、先日行われたジャンプフェスタ 2016 で、ちょっと驚きの情報が出たようですね。
イベントの中で、おそらく手紙出演かなにかで尾田先生が「来年はサンジの年です。サンジの出生の秘密に切り込む時がきました」とメッセージされていたらしいんですねー。
もちろん尾田先生一流のジョークっていうこともありえなくもないですし、かなりトラップのかかっているメッセージでもあるかもれません。
以前、ウォーターセブン直前あたりのメッセージでは、「仲間が一人いなくなります」みたいなメッセージを尾田先生出されてたらしくて、でも実際いなくなったのはメリー号だったっていうオチもありましたからね。
なのでいろんな解釈ができるとは思うのですが、でもこれはサンジ、期待してしまいますねーー。
ここまで引っ張られると期待してしまいますよ。
とんでもなく重要なエピソードがここから始まる可能性が出てきたんじゃないでしょうか。
デッドオアアライブではなく、オンリーアライブ(生け捕りのみ)の謎もあることですし。
巷に言われている、「サンジ=天竜人説」が当たっていたりするのかとか。
来年は、一年まるまるサンジの活躍を追って行く年になったりするのかもしれませんね。
ここまで 2 年も待たされたことですし、焦らずじっくり、サンジの晴れ舞台を待とうと思います(笑)。
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
****************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。
にほんブログ村 週刊少年ジャンプ
blogramランキング参加中!
****************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。
にほんブログ村 週刊少年ジャンプ
blogramランキング参加中!
****************************************************
■関連記事
・【ネタバレ】ワンピース未回収「謎・伏線」一覧と考察スレ
・【成人指定!?】ナミの公式フィギュアも凄すぎ!たまらんっす!
・【成人指定!?】蛇姫さまの公式フィギュアが凄すぎ!あんなトコにまで描き込みが!
・映画感想 ONE PIECE FILM STRONG WORLD/ワンピース劇場版ストロングワールド
・やりすぎ!w ONE PIECEが朝日新聞を乗っ取った!
・尾田栄一郎は狙わない ONE PIECE劇場版第10作「STRONG WORLD」公開もうすぐ!
・【動画】海外のファンが描いたワンピースの絶品イラスト
・コミック感想 ONE PIECE(ワンピース) 巻五十四 “もう誰も止められない”
・ONE PIECE 新キャラ『蛇姫様』は9年前すでに登場していた!?
・YouTube 麦わら海賊団を小畑健先生風に書いてみた
・まんがのチカラ 尾田栄一郎先生インタビュー
・YouTube 色んな漫画家が描いたワンピース
・ワンピ 美麗イラスト