カレンダーよりも一足早く 2016 年新年号となったジャンプ。
ついに 40 周年を迎えたこち亀や、アニメ配信が決定した磯兵衛がカラーとなって掲載位置がいつもより前倒しになっているためか、全体に掲載順が凄いことになってますねー。
それともこれが新しい 16 年体制だったりするのか。
ちょいと戦々恐々とするものも覚えつつ、さっそく感想まいりましょー。
前半の感想は、
・ワンピ
・暗殺教室
・殺せんせーQ!
・火ノ丸相撲
・こち亀
・僕のヒーローアカデミア
・食戟のソーマ
の 7 本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 ONE PIECE
別エントリーにて。
暗殺教室
ビッチ先生のさすがの神技(笑)によって、うまいこと脱出に成功した生徒達。
しかし、ここから彼ら、ほんとうにどうするつもりなんですかねー。
一体なにを目指して殺せんせーのところに向かっているんでしょうか。
暗殺なのか、救出なのか。
それとも最後の瞬間まで、一緒にいるとか、見守るということだったりするのか。
「決まってるよ」ということですが、本当に彼らには確としたものがあるんでしょうかね。
そのへんが不安になってしまいます。
例の 1 %の問題にしても、彼らの間でどういうふうに消化されているのかも知りたいところです。
しかし、それはさておきとして、渚くんのビルの谷間ジャンプ(!)からの、全員集合しての山中突入というこの流れ。
思わずうおーってなってしまう高揚感を覚えましたわ(笑)。
敵はイヤッてほど多いし、国家権力だし、烏間先生の 3 倍も強いけど、逆に言えばこれほど E 組が全力でぶち当たっていける敵もなかなかないでしょうね。
殺せんせー最後の授業にふさわしい、最高の戦いを見せてもらいたいものです。
殺せんせーQ(クエスト)!
ジャンプ+や最強ジャンプで連載中の暗殺教室スピンオフ企画、殺せんせーQ!が本誌に出張読切で登場。
企画・ストーリーが『メルヘン王子グリム』や『恋するエジソン』の渡邉築先生って、意外なお仕事をされてたんですねー!
その多彩な方向から攻める渡邉先生の姿勢、嫌いじゃないです(笑)。
さて本作は、ドラクエのような世界観で E 組のみんなが魔法学校の落ちこぼれ生徒となり、バグに負けずに魔王・殺せんせーを倒そうとするというスピンオフ。
魔王のはずの殺せんせーが魔王のくせに生徒たちとなあなぁで手を結んでたり、なんだかんだで新しいことを教えてくれたり。
微妙に本編の関係性をなぞっている感じなのが面白かったです。
各生徒につけられた欠点であるバグとか、先生の遊びっぷりとか、それぞれの特徴をよくとらえて拡張利用してますし、なかなかスピンオフらしく楽しめました。
透明な壁に阻まれた各人の表情だけで私なんかは笑ってしまいました(笑)。
あと、殺せんせーの「見たい!見たい!見たい!!」って、そのマジ怒りの表情をこんなところで使うのか!って(笑)。
スピンオフって、本編の魅力をしっかり抽出してアレンジを加えつつ、それでいて損ねてはいけなくて、なおかつ本編ではできないことをやらなければいけなかったりするわけで、かなり難しいと思うんですけどねー。
最近ヒット作にはよくスピンオフが作られる傾向があるようで、私もちょっと楽しんでたりするんですが、しかし作るほうは大変だろうなぁと思っちゃいます。
まぁしかし、打り切りを経験した作家先生にとっても、こういう手もあるんだぜっていう、いい戦場の提供でもありそうですし。
ジャンプとしても、人気作で二度美味しい商売ができるわけですしね(笑)。
アニメ制作会社にとっても原作ストックが尽きたときにスピンオフで稼げたり(進撃の巨人がまさにそんな感かなー、今)。
多方面でおいしいスピンオフは、時代の要請なのかもしれませんね(笑)。
火ノ丸相撲
祝勝会兼女子マネ入部祝いで焼き肉食い放題の回。
へー!高校相撲部って練習後にちゃんこ食うんだ!
ちょっと目からウロコ。
そういう発想がまったくなかったですわ。
今週のノリを見ると、部活後にメシを食って体を作ることも鍛錬のうちなんでしょうね。
やー、日本人のくせにどれだけ相撲のことを知らないのかってことがよくわかりましたわ(笑)。
しかし地味子ちゃんこと新登場の女子マネ・堀千鶴子ちゃん、誰のことが好きなんですかねー。
完全に誰かに一目惚れして入部してきたっていう雰囲気ですが、まさか火ノ丸相撲でラブコメが拝める感じになろうとは思いもしませんでしたわ(まだ決まったわけではないですがねw)。
雰囲気的には、まんま相手は鬼丸なんですが、意外とそう思わせておいて……?っていう変化を見せてくるかもしれませんしね〜。
私としては、なんだかんだ言って鬼丸はレイナとフラグが立ってるんじゃないの?って思っているので(久世戦後のいきさつもありますし)、意外と千鶴子ちゃんは小関部長に惚れちゃったんじゃない?なんて期待してしまいます。
ほんっと前回の部長はマジカッコよかったですもの。
【センターカラー】 こちら葛飾区亀有公園前派出所
こち亀、ついに 40 周年。
単行本は来年には 200 巻を突破する勢いっていう、前人未到のとんでもなさ。
それも一週たりとも休んでないっていうんだからね〜。
もはや人間のレベルではないですわ。
そんなこち亀の魅力のひとつは、話題性のあるものをどんどん作品に取り入れるタイムリーさだと思うのですが、今週もまた、最近ニュースなどで話題の弘前城の移動改修を持ってきましたかー。
最近ニュースを見ていると「お、これってこち亀がネタに使いそうだなーw」とかよく思ってしまうんですが、これはまさにって感じでしたね(笑)。
城だから部長が来るだろうというのも完全にアタリました。
でも、まさかそこで部長の家を移動させようとは。
さらには、部長の勝手さで何度も何度も移動させられて、さらにそこから一段飛躍してトレーラーハウス化して高速を大暴走って(笑)。
いやー、この発想の飛躍を何段もやっちゃうところが、相変わらずの秋本節でありました。
僕のヒーローアカデミア
死柄木との遭遇の後始末として、塚内刑事が登場。
この人、見れば見るほど怪しいって思っちゃうんですよねー。
表情のない見開いた目が、なんだか怖く見えてしまいます。
一説によると、この人の服と黒霧の服が同じ話で一致してた、なんていう話もあるそうですから、本当にそういうこともあるんじゃないですかね〜。
そう考えて見てみると、塚内さんとオールマイトが二人で「今度はちゃんと捕まえよう」って言ってるところで、この二人が違う方向を見ているのが気になって来るんですよね。
同じ事を考えているようで、実は違うんだよっていうようにも見えて、ちょっとゾッとするものを覚えました。
もしそうだとしたら、オールマイト、気づいているのかなぁ。
かくして始まった林間合宿編。
しょっぱなから不意打ちで魔獣の森でサバイバルゲームが発生。
亀仙人の修行みたいな感じになってきましたねー(笑)。
お茶子ちゃんとのロマンスとか、峰田ちゃん大ハッスルとか、林間学校と聞いてそっち系ばかりに目の行っていた私にはおおいに不意打ちでありました。
さあ、この林間学校で彼らはまたどんなレベルアップを果たしてくれるのか。
敵(ヴィラン)は待っていてはくれませんからねー。
青春熱血まっしぐらって感じで、ガンガンにレベルアップを遂げて欲しいものであります。
食戟のソーマ
あー、食っちゃった食っちゃったー(笑)。
審査員たち、まんまと食っちゃいましたねー!
審査員を買収し、料理に箸すらつけさせないことで食戟を乗っ取り、私物化し、台無しにし、それをもって創真の武器をすべて奪ってケチョンケチョンにしようとした叡山先輩の大作戦。
これをもってほぼほぼひっくり返っちゃったっていう感じです。
でもこれ、悪いのは創真の料理があまりにも美味しそうだったからっていう、そういうところ「ではない」ですよね〜。
たしかに美味しそうではあったんですが、ただそれだけで審査員の買収が崩れて彼らが食べてしまったわけではないと思いますよー。
原因は、他でもない、すべて叡山先輩の「顔芸」!(笑)
あんな顔芸見せられちゃったら、食べないわけにはいかなくなっちゃうじゃあないですか!(爆)
なるほど、ここまで叡山先輩の八面六臂の顔芸を毎週毎週畳み掛けていたのは、これをやりたかったからなのかー!と、思わず手を叩いてしまいましたわー。
でもこうなってくると、創真の勝因(まだ勝ってないけど)は、真っ先に叡山先輩をあおりまくって、とにかく叡山先輩一人だけにでも食べさせたことにありますねー。
創真にここまでの計算があったかどうかはわかりませんが、結果、叡山先輩自身がアリの一穴になってしまった(笑)。
叡山先輩、悪どい手法を得意としていながら、お顔があまりに正直すぎたのですね〜。
今回の勝負は、そういうことなのではないでしょうか!
さあ、ともかく審査員は食べちゃいました。
あとは、創真の隠し味の謎と、どうやって審査員に公平に審査させるかってところですね〜。
最後の最後まで、叡山先輩の正直すぎる顔芸が決め手となってくれるのか?(笑)
来週も楽しみであります。
といったところで前半はここまで。
続きは後編にてー。
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確かに待ってくれやしなかった生理現象(ヴィラン)…
アーメン……。
[食戟のソーマ]
ある日、見つけた漫画感想ブログのコメに「どうせ来週
『審査員A:私一人位ソーマにしても…B:私一人ソーマに…
C:私一人ソーマに…』となりソーマ勝ちは目に視えてる」
つぅ予想がありましたが俺もそれはあるなと思う。
(ここからは俺のアレンジで)
更に次話、叡山は始めはそれにすぐには気付かず
高笑いし、天狗なるものの「…ン?」となって二度見し
某神(ゴッド)顔でたまげてその次の回は卑劣な手を
使った事で薊が腹を立て学園追放される目に会い
(一時的とはいえ)一気に老け、顔から色んなものを
垂れ流してる絶望の表情でシリーズ中終始顔芸で占め
有終の美をかざるという展開を期待してますが…
(長文&少々読みづらそうでスミマセン)