管理人ちょっとグッタリ気味なので、本日もサックリ感想でまいりますね。
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・ものの歩
・火ノ丸相撲
・【出張読切】なんて古っ代!ファラオくん
・ブラック・クローバー
・斉木楠雄のΨ難
・左門くんはサモナー
・銀魂
・【打切】ベストブルー
・磯部磯兵衛
の 9 本でお送りいたします。
ものの歩
コンピュータゲームっぽい声という外装が剥がれ、人間らしい言葉を取り戻した相良十歩。
これは少々できすぎかもしれませんが、なかなか解りやすくあたたかい演出でありました。
今回は時間切れで敗北(記録上は十歩が引き分けってことにしたみたいですね〜。そういうのいいんだw)となったわけですが、これはいろんな意味で再戦するのが楽しみなライバルになりました。
【センターカラー】 火ノ丸相撲
おー、バトさんやっぱりモンゴル人っぽいですねー。
いまや外国人力士なしには大相撲は成立しなくなっているわけで、その波は高校相撲にもやってきているんですねー。
この日本人としては非常に悔しい問題に対し、火ノ丸相撲はどうぶつかっていくのか。
そのあたりにも注目していきたいポイントです。
しかし鬼丸、決勝をこうもアッと言う間に決めてしまいますか!
しかもこれ、沙田を下したあの必殺の技“百千夜叉墜”ですよね!
あの時開眼したばかりのものを、もうモノにしているってことなんですかねー。
全国出場を決めても緩まないその覚悟のほとど同じく、この鬼丸の天才っぷりもホレボレといたしましたわ。
【読切】 なんて古っ代!ファラオくん
ワートリの代原として、最強ジャンプから出張読切で何度目かの登場となるファラオくん。
しつこいほどに古代エジプト文明ギャグをぶち込んでくる、比較的低学年向けギャグ作品ですねー。
基本的に勘違い行動ばかりのファラオくんが起こす迷惑騒動なのに、それが上手い具合に作用して野球部が強くなっちゃうという黄金パターン。
フンころがしのフンの匂いを“幻臭”してめっちゃうまく中継できちゃうとか、ご都合にも程があるのに笑ってしまいました。
あと、煽られて「返事はこれでしてやれ」って出したのが凶暴な形をしたコピシュ(凶器)とかね(笑)。
刀身の重さで相手の頭をかちわるとかいう、イヤにリアルなものを想像させるエジプト知識がツボでした。
ブラック・クローバー
お、そう言えばこんな人もいたんだっけーと、すっかり忘れていたゴンザレス先輩……じゃなかった、ゴーシュ先輩にスポットの当たるパートがスタート。
この人、ずっと妹妹言ってましたけど、もしかして実はもう存命ではない妹とかで、脳内妹だったりするんじゃね?なんてダークな想像をしていたんですがね、ちゃーんと実在する妹でよかったよかった(笑)。
しかし、そんな妹はもうすでにアスタの手の内に!(爆)
今週はさらに先週のレベッカまではべらせちゃって、まったくもってアスタは隅に置けませんね!
しかも「イイ嫁さんになりますな!」なんて殺し文句をサラリと言ってしまう。
天性のタラシですよ、アスタ陛下(笑)。
で、今週も安定のノゾキ魔ノエル。
きみもどんだけアスタ好きなのよ〜。
ブラクロハーレム、待ったなし!
斉木楠雄のΨ難
斎木楠雄にとっては近寄られるのは迷惑なんだろうけど、やっぱ脳内を「好き好き」でいっぱいにしている女の子ってのは可愛いもんですわー。
ここの相卜さん、ちょっと破壊力高かった。
この超ストレートな攻撃性、ほかの子にはないタイプの魅力がありますねー。
しかし、展開的には、鳥束とサイドキック争いをすることで、鳥束と同じ土俵の争いをするところまで引き摺り下ろされる運命なんですね(笑)。
うーん、ちょっとかわいそうだけどしかたあるまい。
左門くんはサモナー
おー、これはまた複雑怪奇な構図に(笑)。
てこ入れというかなんというか、天使ヶ原さんの恋のライバルと言っていいのか、それともはた迷惑な存在が増えただけと言ったほうがいいのか。
ゾロアスター最強の悪神アンリ・マユという、肩書きに反してなかなか可愛い魔神っ娘さんが登場。
この、肩書きの割にはやることなすこと小者感丸出しっていう、ギャップの天丼がすばらしかった。
そうかー、インフルエンザはこの子が原因なんですねー。
そして悪魔たちもインフルエンザにかかるんだーと(笑)。
で、そんなアンリちゃんの登場で光りだすのは、やっぱり天使ヶ原さんの魅力というのがこの漫画の基本構成。
序盤、「なんか近い」と嫉妬らしい感情を見せてくれたシーンはかなり貴重な嬉しいシーンでしたし、最後の、
「しってる」
の夕日をバックにした笑顔も、めっちゃ破壊力のあるいい笑顔でありました。
やー、なんだろうなーこの二人の通じ合っちゃってる感。
なんかちょっとたまらんものがありますわ。
銀魂
く……もうザクにしか見えねぇ(笑)。
【最終回】ベストブルー
ということで平方先生のベストブルーもこれにて打切り。
キルコさんでキャラの魅力やストーリー作りの上手さを見せてくれた平方先生だけに、けっこう期待していた作品だったのですが、残念ながら今回は先生の才能がうまく爆発せず、といった感触でしょうか。
わたしとしては、どこがこの作品の一番の魅力なのか、どこが平方先生が一番伝えたいところなのか、そのへんがよくわからないまま終わってしまったなぁ〜という印象です。
そもそもの問題として、水泳ってかなり漫画にするのは難しい題材だったのではないですかね〜。
裸+水泳帽でキャラの描きわけも難しくなりますし、そもそも対人ゲームではないので勝負の趨勢を左右する駆け引き、作戦とかのバリエーションが出しにくそう。
まぁそんへんは実際に水泳をされている人に言わせればいっぱいあるのかもしれませんが、それでも他の球技や対人競技のわかりやすい「対戦描写」に比べれば、格段に表現難度の高いものなんじゃないでしょうか。
平方先生、漫画として最初から非常に難しい題材に手をつけられてしまったのではないですかね。
もちろん世の中には水泳を題材とした漫画も、それでちゃんと面白い漫画もいっぱいあると思いますけどね。
そして私が思うに、一番の問題は、主人公・青野の魅力をどう魅せるのか。
そこがちょっと弱かったところにあるのではないでしょうか。
たくさんの同級生やライバルや先輩達が出てきましたが、そのなかで青野はどう違うのか。どう突出しているのか。
特徴的なキャラをいっぱい出せば出すほど、主人公が青野でなければいけない理由ってのは明確に見えてこなければいけないところだと思うんですよねー。
いったい青野の特徴とはなんだったのか。
そのへんが、実はわたしは最後までよくわからなかったんですよね〜。
「スイマー向きの性格だ!」っていう評価は序盤しつこい程に繰り返されていましたが、その性格がどう生きて勝利や成長につながったのかが明確に示されたようには思えませんでした。
高速回転のストロークというのが特技らしいぞっていうのは最近わかってきたことだと思いますが、それが他の選手とどう違うことなのか、そのへんも最後までちょっとよくわからなかったポイントです。
たくさんのキャラクターのなかで、青野がやや埋もれぎみだった感もあるのではないでしょうか。
漫画というのはキャラクターありきだというのは、あちこちで言われていることですが、ベストブルーもそういうことだったのかなーと、そんな風に感じました。
ともあれ、ギャグ漫画から一転してスポーツのストーリー物に挑戦された平方先生のことですから、次はまたアッと言わせるような挑戦をしてくれるものと期待しております。
次こそ、その才能を花開かせて欲しいものであります。
ひとまず、連載お疲れ様でした!
磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
母上さまがどんどん万能のドラえもんになってゆく(笑)。
そして、これはもしや、母上VS.先生の頂上戦争ふたたびなるか!?
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