2015年11月03日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE(ワンピース) 第805話 “ミンク族”

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 週刊少年ジャンプ 2015 年 49 号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意!】





 新しい扉絵シリーズがスタートしましたねー。
 今回のタイトルは“5億の男編”
 ニュース・クーが各地にルフィの懸賞金が 5 億に跳ね上がったニュースを伝えるっていう感じでしょうか。
 あの人は今って感じで、いろんな人たちの近況が描かれそうですねー。
 そんな場面のなかで、意外と後々重要となる伏線がサラリと描かれたりするのがワンピですから、これは楽しみになります。



【感想小タイトル】
■仲間の死体
■侠客団
■“ジャック”


■仲間の死体

 先週、ゾロに襲い掛かったミンク族のキャロット。
 手から電撃を発したように見えましたが、ゾロは「武器」だと発言。
 自前の手ではなくって、これは手袋型の武器なんでしょうか。
 ミンク族は、こういう電撃を発生させるスタンガンのような機械を、独自の技術で開発しているんですかねー。
 なんだか、ワニを乗り物にしていたりする原始的っぽさと、ちょっとギャップを感じてしまいます。
 それこそ、手袋の中に電気うなぎでも握り締めてたりして。

 あるいは、このゾウの 1000 年前の古代文明の超遺物だったりするのか。
 空島のダイヤルみたいな、この地域独特の技術って可能性もあるかもですね。

 また、犬型のミンク族の口から衝撃のセリフが。

「「右腹の森」へ行け!!

 ゆティアらの仲間の死体がそこに!!」


 「ゆティア」っていうのは「おぬしら」とか「君ら」みたいな意味だと思うのですが、まさか「死体」ってハッキリ言っちゃいましたか!
 やー、これはただ事ではないですねー。
 まあでも、そう言えば麦わら一味には我らがブルックさんがいたのでしたっけ。
 よく死体と勘違いされるブルックさんだけに、今回もまたそのパターンなのかも?
 「仲間の死体」っていう、単数形とも解釈できる言い方からも、そんな希望が持ててきます。

 しかし、「ぐる眉」呼ばわりではありますが、ゾロがサンジにしっかり信頼を表しているっていうのは、ちょっと珍しい事なんじゃないかなー。
 雪でも降りそう(笑)。

 あと、ベポのビブルカードは持っていても、電伝虫とか連絡手段を持っていなかったロー。

「また会えるとも思ってなかったからな…」

 って、本当にあなた死ぬつもりだったんですねぇ。
 もー、ベポたち泣くぞこら〜。

 ところで、「右尻(ウシリー)の森」とか「右腹(ウバラ)の森」とか、ここの地名って象の体の部分で示されるんですね。
 なんとなく全体図が想像しやすくていいな〜(笑)。



■侠客団

 場面変わっていきなりはぐれたルフィサイド。
 こちらはくじらの森でさっそくイザコザを起こしてましたか(笑)。
 さすがルフィ。
 といっても、ルフィのほうからつっかかったわけではなくて、森の警護団的存在らしき「侠客団(ガーディアンズ)」がルフィを追い出そうとしたようですね。

 侠客団に手伝いで入っていたベポたちが止めに入るものの、ゴリラ(片腕負傷中)に軽くのされてしまうジャンバール。
 おいおいジャンバール、君はもっと強そうな感じでローにスカウトされたんじゃなかったっけ?(笑)
 ジャンバールのすごい形無し感が出ちゃいましたが、ああもちろんこの侠客団ってのが、とてつもなく強いってことなのかもですが。

 この騒動を収めたのは、ゾロたちと会ったのと同じ女性ミンク族ふたりぐみ。
 なんかすごいさりげなくルフィの額をぺろっと舐めちゃってますが、これがミンク族の挨拶なんでしょうか?
 じつに羨ましい(笑)。
 あるいは、この犬型ミンクのワンダだけの習性だったりするのかもですねー。
 なんだかとっても犬っぽくてかわいらしい。

 しかしこの瞬間、ルフィの頭上の森で無数の軍勢が動き出す。
 おおお、ずっと見張っていたってことですか。
 見聞色のルフィですら気づけないって、けっこう凄いことなんじゃないでしょうかねー。
 動物の血が半分流れるようなミンク族は、野生の力で身を潜ませて気配を消すのがとてつもなく上手ってことなんでしょうか。

 ここ、ワンダの言葉も気になります。

「――今が月夜でなかった事に感謝しろ」

 これはどういう意味なのか。
 月夜には、今の軍勢が手のつけられないほど強くなるってことなんでしょうかね?
 だとしたらいったい何のミンクなんでしょう。
 夜行性の木の上の動物って言うと、コウモリかな?とか思いますが、でもコウモリだとここの擬音が「ザザザザザ」じゃなくて「バサバサバサ」とかなりそうな気もするしなー。
 この「月夜」っていうのはミンク族の種類に関係することではなくて、このゾウの地の秘密自体に関係していることだったりするのかもしれませんねー。

 

■“ジャック”

 一方、ゾウの背の中心街である「クラウ都」(雲のクラウドからきた名前?)では、衝撃の事実が判明。
 なんと、この都は、ほんの1、2週間前に滅ぼされたばかりでしたか。
 住民達は完全にもぬけのカラ。
 いったいどこへ行ったのか。

 滅ぼしたのは、巨大な鉤爪っぽいものや、象の足のような痕跡を残す巨大な勢力。
 外部からの襲撃者と言うよりは、ローの推測するとおり、ミンク族の仲間割れみたいな感じなんでしょうかねー。

 そして、この国(名前は「モコモ公国」と判明……モコモコ王国?w)を滅ぼした張本人の名は、ルフィのところにいるワンダの口から明らかになりました。
 なんと、あのジャックでしたか!
 ドフラミンゴを奪い返すため、おつるさんやセンゴクさんの軍艦に襲撃をかけようとしていた、あのジャックですよね!
 うわー、そうでしたか、それほどの大物でしたか。
 てっきり私はおつるさんやセンゴクさんに一蹴されるだけのただの小者だとばっかり思っていましたわ。
 いや、もちろん一蹴される可能性もあるとは思うのですが、ここでメインストーリーに繋がってくるほどの重要キャラだとは、カケラも思ってませんでしたわ。

 こうなってくると、“ジャック”っていう名前の見え方も微妙に変わってきます。
 これまではジャックというのは、ドフラミンゴファミリーのトランプ関連の名前なんだろうなって見えていたんですが、もしかして“ジャックと豆の木”のジャックという可能性も出てきたのではないかなーと。
 「ジャックと豆の木」と言えば、思い出すのは空島の巨大な豆のツル、その名も「巨大豆蔓(ジャイアントジャック)」です。

 今回のゾウ編は、空島編のオマージュでもあるんじゃないかというのは、いろんなところで言われていることのようなんですよねー。
 誰も存在を信じなかった天空の国・空島と、1000 年生きる象の背中の不思議な国、ゾウは、どこか似ているものを感じさせます。

 また、前回のドレスローザ編は、いろんな意味でアラバスタ王国編のオマージュでもあり、さらに一歩踏み込んだ先の話でもあったかと思います。
 王国を乗っ取る前で止めることができたアラバスタと、乗っ取られた後のドレスローザって感じですね。
 裏のテーマは、騙され、踊らされる民衆っていうところだったかもしれません。

 だとすると、今回のゾウ編は、空島編のもっと先に踏み込むのかもしれません。
 空島編が、国ひとつが滅ぼされる寸前で止めることができた物語であるとしたら、今回は、滅ぼされた先の何かを描こうとしている、ということだったりするのか。
 そこで、空島と同じように空高い秘境のこの地で、どんな物語が描かれるのか。
 どんな裏のテーマが隠されているのか。
 敵が、空島も連想させるジャックと豆の木のジャックだとしたら、そいつがいったい何をしたのか。
 どんな問題にルフィたちは巻き込まれていくのか。
 そんな空想が広がっていってしまいます。

 また、なぜこのモコモ公国崩壊がこのタイミングだったのかってところも気になるところですねー。
 ドレスローザで、あのタイミングで小人達が決起したのは、たんなる偶然ではなくて、ちゃんとルフィたちに遠因がありましたからねー。
 今回もまた、なにかの関連があったりするんだろうかって考えてしまいます。

 ともあれ、わくわくの秘境探検モードから、大きな戦いが発生しそうな、そんな暗雲がたれこめて参りました!
 さー、今回はどんな騒動が巻き起こるんでしょうか。



■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編



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posted by BOSS at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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