ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第803話 “登象”: 少年、グリグリメガネを拾う

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2015年10月11日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第803話 “登象”

　週刊少年ジャンプ 2015 年 46 号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意！】

【感想小タイトル】
■バルティゴの予兆
■カライ・バリ島

■バルティゴの予兆

　“ロメ男”って、これまたいい名前つけられましたねー。
　ちょっと男前風。
　ローはトラ男だし、最近の○○男っていうパターンはなかなかイカしてます。

　そして、完全スルーされてもそれが嬉しく思えちゃうロメ男たち、なんとまぁ幸せなヤツらなことか（笑）。
　ロメ男だけじゃなくって、部下の面々もみんなそろって幸せそうっていうのが微笑ましいことこの上ない。
　この息ぴったりのヤツラは、今後も幸せにやってってもらいたいなー。

　場面変わって革命軍の本部があるバルティゴ。
　ドラゴンが各地の革命軍全軍のリーダーに召集をかけるそのかたわら、なんとそのバルティゴに、バージェスが忍び込んじゃっておりましたか！
　サボの船に忍び込んでいたんですね！
　サボ、ちょっと迂闊！
　あるいは、転んでもただでは起きないバージェスがさすがってところか。

　これはかなり大変なことになりそうですねー。
　黒ひげ軍団 VS. 革命軍の正面対決ということになるのか。
　それとも、黒ひげがたとえば世界政府にこの情報を売ったりなんかして、より巨大な戦争が始まっちゃったりするのか。
　ともあれ、これは革命軍本体にはじめてスポットのあたる、大きな戦いが始まっちゃいそうです。

　あと、ドラゴンは、この気配をなんらかの方法で察知して、召集をかけたんですかねー。
　それとも偶然、なにかの作戦を発動するタイミングだったのでしょうか。

　武器の密輸の件は、ドフラミンゴが倒されたことで終わりではなかったんですね。
　どうやらさらに黒幕がありそうな感じ。
　製造元というのははたしてどこなんでしょうか。
　意外と犯人が天竜人だったりしたら面白いかもしれませんね。
　国々を争わせ、それぞれに武器を売りさばくことで私腹を肥やし、同時に国々の力を殺ぐのに利用していたりなんかして。

■カライ・バリ島

　場面かわって、バギーたちが拠点を置くカライ・バリ島（空威張り島っていいネーミングだｗ）。
　やー、バギーが意外とカッコイイことになってて惚れ直しました（笑）。
　黒い布で体をつくり、バラバラの実で頭と両手を飛ばすことで巨大な魔王然とした感じに演出しているんですねー。
　これは見栄えがしてカッコイイ。
　いかにも派手好きノリ大好きなボスっていう感じですよ。
　
　そんなバギーですが、ドフラの武器密輸産業が崩壊したことで、空前の好景気に沸き立っておりましたか。
　ドフラの密輸等々は違法だけども、バギーの海賊行為は合法っていう、これぞ七武海制度の矛盾っていう感じです。

　実際、バギーはどこまでやっていい感じになってるんでしょう。
　国同士、勢力同士の戦闘行為をどこまで世界政府が認めているのかよくわからないんですが、どんな戦いでも七武海には許されているっていうことなんですかねー。
　武器の密輸と言うからには武器の輸出入には制限が課せられているのだと思いますが、そのへんの世界の法制度等が、今後レヴェリー編あたりで描かれていくことになるのかもしれませんね。

　しかし、この流れだと、バギーはゾウに押しかけてきちゃいそうだなー（笑）。
　バルティゴでは革命軍と黒ひげが激突し、ゾウではルフィとバギーが再戦するっていうことになるのか。
　これまた楽しそうなことになってきました。
　バギーの戦力自体はそんなに恐ろしいとは思えないのですが、なにか起こしてくれちゃいそうな、妙なワクワク感があるんですよね（笑）。
　期待してしまいます。

　そして、やっぱりニンジャは男子のロマンなのか。
　あのローまでが目をキュピーンさせているのにはさすがに笑ってしまいましたわ（笑）。
　ドフラを打ち倒し、心も軽くなったのかな。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

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