2015年09月21日

週刊少年ジャンプ2015年43号 感想<後編>

 では後半戦にまいります。
 相変わらずのワートリ長文感想でなんかスイマセン!

■前編の感想はこちら





 後編の感想は、

・背すじをピンと
・【特別読切】バクマン age13 前編
・トリコ
・ワートリ
・ブリーチ
・カガミガミ

 の 6 本でお送りいたします。


背すじをピンと

 どぅわあああああああ!! 
 土屋のくせになまいきなーーーッ!!
 なんってカッコイイことを言いやがって!!
 好きな人にひどい事言われて、たいしたことないわけがない。
 昔のことをずっと気にするのもあたりまえ。
 頑張って忘れようとしてるのに、どうして忘れられないのか苦しむわたりちゃんに、痛いことを一度全肯定しちゃうつっちー。
 そうだよね! そうなんだよね!
 痛みに背を向けるんじゃなくて、一度正面から向き合っちゃうことなんだよね。
 つっちーも、プチトラウマの子ともう一度会って話した事で、あ、いつの間にかなんでもねーやって再確認できたんですものね。

 そして、そんなわたりさんを、僕が支えていく宣言!!
 いやー、もう! たまらんッ!!
 どんだけひとの涙腺破壊させれば気が済みますか!!(笑)
 もうつっちーったらマジイケメン!
 今週は八巻先輩の遠まわしなイケメンが前フリとなっているように、つっちーのド直球イケメンっぷりがみごとに大炸裂してくれました。
 いやー、これはたまらん!

 さあ〜、これでわたりちゃん、立ち上がってくれるといいですね〜!
 希望がメキメキ見えてきちゃいました。

 あと今週は軽音部のひとたちがじつにきたない!
 出番少ないのに、美味しい笑い持って行きすぎであります(笑)。



【特別読切】 バクマン。 age13 前編

 劇場版公開記念として、あのバクマンが前後編で帰ってきた。
 今回は物語の前日譚として、シュージンにスポットを当てての物語。
 シュージンが漫画原作者になる夢を見つけるまでのちょっと憂鬱な青春っていう風景なのですが、いやー、岩瀬さんがこんなに可愛かったとは(笑)。
 そこが一番のオドロキでした。
 本編の序盤ですと、岩瀬さんってたしかシュージンにかなりバカにされてたような記憶があるんですよね。
 ただ頭がいいことを鼻にかけてるような、勉強だけの薄っぺらい女、みたいな感じで(ぼんやりとした記憶ですが)。
 でもこれ、ぜんぜん違うじゃないですか。
 シュージンにはそう見えたかもしれないけど、完全にシュージンにお近づきになりたくって、緊張のあまり奇行に走っちゃってる感じです。
 恋に恋する乙女ビーム全開じゃあないですか(笑)。

 ところが、そんなシュージンにメロメロな岩瀬さんは見向いてもらえず、シュージンがちょっと気にしていた亜豆美保は親友と結ばれて、むしろ「そこのポニテ邪魔」って完全に眼中になかった子と結ばれてしまうんですからねー。
 いやー、人生って皮肉ですねー。



トリコ

 うーん、モンスター化したアカシア、これは気持ち悪いわー。
 いかにも怪物然とした顔ではなく、へたに知性を感じさせるおじさんの風貌が残っているぶん、逆になんか理性のぶっ飛んだ狂気の怪物を思わせてくれます。
 これで意外と理性が残ってたりして、会話が成立したりするんでしょうか。
 あるいは、純粋な食欲のモンスターになっちゃてるんですかねー。
 なんとなく後者っぽさを感じます。



ワールドトリガー

 やっぱり迅さん断りましたねー。
 そのへんはまぁ予想通りというか、予定調和かなっていう感じだったのですが、その部分以外のところで、今週は衝撃の連続でありました(今週も、かな)。

 まずは修の、なぜ遠征行きを急いでいるかの理由。
 それは遊真の残り時間(!)。
 これは完全に盲点でした。
 読み手としては、遊真は主役の一人なんだから、漫画が完結するまで死ぬことはないっていう勝手な思い込みがあったもので、そういう心配があるっていうこと自体が頭からスッポリ抜け落ちておりました。

 そうだよなぁ。
 遊真の現状をかんがえたら、明日にでもヤバイことになったっておかしくない。
 修としては気が気ではないし、気がせいてしまって当然ですわ。
 遊真自身は相談しにくいところだし、修がひとりで最近抱え込んでいる感じだったのも非常にうなずけるところでした。
 修が抱え込んだ胃の痛くなるような切迫した焦り、すっごいわかります。
 このあたり、完全にわたくし不意打ちだっただけに、かなりの衝撃でありました。

 そして衝撃もうひとつ。
 迅さんのかかえていた責任の重さ、ですね。
 優秀なサイドエフェクトで人々のちょっと先の運命が見えてしまうがために、そこにどうやって介入していくかの選択肢を迫られてしまう迅さん。
 まるで、人々の運命を一手に握らされてしまうような重荷ですよ。

 たとえば、目の前で倒れている人がいたら、人は時に手をさしのべたりもしますが、自分の知らないところで倒れている人には、手をさしのべることはそもそもないわけです。
 でも、迅さんは違う。
 町の通りのどこで、どのタイミングで人が倒れるかもしれないか、知っている人の範囲でならその大体がわかってしまう。
 でも、全員に手を差し伸べることは物理的にムリ。
 誰に手を差し伸べたら、そのぶん誰には手を差し伸べられなくなるか、そういう選択を絶えず迫られてしまうんでしょうね、迅さんのなかでは。
 擬似的に、それは神の責任を負わされることかもしれません。
 時に今回のように、人命にかかわることまで選択を迫られてしまうわけです。

 おっそろしい。
 それは、本当にとんでもない重責でしょう。
 神ならぬ人の身に、これは重すぎるプレッシャーかもしれませんよ。
 ひょうひょうとしているようでいて、迅さんって本当はとてつもない重荷を耐えているんだなぁと、あらためてズーンときてしまいました。
 ツライなぁ、迅さん。
 サイドエフェクトを持って生まれた人の、サイドエフェクトゆえの苦悩がよく描かれるワートリですが、この超がつくほど優秀な未来視も、超がつくほどリスクがでっかいものなんだなぁと。

 別れ際、迅さんの言葉がまた印象的でした。

「……

 メガネくんは

 そう言うだろうと思ったよ」


 これ、「おれのサイドエフェクトが言ってたよ」とか、「知ってたよ」ではないんですよね。
 迅さんの、素の「思ってたよ」なんですよ。
 迅さんは、修のことを「信じてた」んでしょうね。
 だから「思ったよ」ってなったわけで。

 ここ、ある種の迅さんの救済、だったんじゃないかなぁ。
 迅さんの心の重荷、罪の意識を、修の言葉がちょっとだけ軽くしたのではないでしょうか。
 迅さんは謝罪の気持ちを持ちつつも、修を信じて、きっとメガネくんなら……と願って、祈る気持ちでいたりして、そしてその求めていた言葉をここでかけてもらえた。
 そういうことなんじゃないかなぁと、なんだかここ、じんわりと胸が熱くなってしまいましたわ。

 迅さんの人生って、けっこう重いものがあるよなぁと想像してはいたのですが、なんだかその想像をはるかに上回る辛さがありそうだなぁと。
 今週は、そんな迅さんの姿をあらためて見つめなおさせられるような感じでありました。

 そして、修はあらためて仲間探し編に入るのかなと思ったら、なんとここで新展開!?
 ボーダー本部で、メインどころの隊長格が集められ、「緊急防衛対策会議」なるものが開始されました!
 おおお、ひさびさに来たんでしょうか、大規模侵攻的なもの!
 あるいは、まったく違ったタイプの防衛戦が始まっちゃうんでしょうかねー。
 迅さんが「他にやらなきゃいけないことがある」って言ったのは、きっとこっちのことだったんでしょうね。
 奇しくも、TV アニメ版は 10 月からオリジナルの乱星国家襲来編が始まるところですが、同じような感じなんですかね〜?
 新展開の予感に、自然と心拍数が跳ね上がっちゃいます(笑)。

 しかし、この隊長たちの顔ぶれ、こちらもなかなか面白いですねー。
 A 級の隊長たちかと思ったら、東さんがいるし、逆に加古さんや草壁さん(未登場)はいない。
 どういうことで集められたメンバーなんでしょう。
 大規模侵攻で貢献度の高かったチームの隊長かな?とも思いましたが、天羽とか、鈴鳴第一の来馬さんとかもいないんですよねー。
 単に加古さんたちが非番だったりするのか。
 そんへんも気になるあたりです。

 さー、一体どんな新章がはじまるんでしょうか。
 修たちの B 級ランク戦はいったんお休み、もしくはダイジェスト処理化でしょうかね。
 新章の戦いのなかで、修はあらたな仲間をみつけていくような流れになるんでしょうか。
 なんにしても、めっちゃワクワクしてまいりました。
 来週は休載ということですが、これはちょうど切れ目のいいタイミングじゃないですかね。
 葦原先生もしっかり体調をととのえられて、次なる戦いの鋭気を養っていただきたいなーと思います。



BLEACH

 やりおったーーーーっ!
 ネム、爆散!!
 これをやってしまうから凄いですわブリーチは。
 しかもそこからのザエルアポロ!(笑)
 煽りまくりのザエルアポロ、なんかもうここ、楽しくってしょうがなかった。
 まさかの敵に脳裏で煽られて、あらためて科学者としての矜持で己を立て直したマユリさま。
 いやー、ようやくこれにて決着ということになったようですが、今回の戦いは、まさにマユリさまとはなんぞやっていうエピソードでしたねー。
 バトルを描きつつ、キャラクターの生き様そのものをも描き出す。
 そういうところが大事なんだよなーと、あらためて気付かされました。



カガミガミ

 おー、なんだかホローラビット一味が熱い。
 狂信的な子供達の自己犠牲作戦は、自爆テロをほうふつさせるものがありますし、サイノカミという協会最強のセキュリティを逆に乗っ取ってしまう手口も手際がよくってなかなかそれらしくってカッコイイ。
 さー、ここからどう盛り上げてくれますでしょうか。
 いよいよクライマックスっぽくなってきました。



感想後記

 といったところで今週の感想もここまで。
 今週はなんだか妙に涙腺に来るジャンプでありました。
 ワンピの大船団結成式は、本来ならウオーッと盛り上がりところだと思うんですが、妙に私は感動してしまいましたし、ワートリの修と迅さんの吐露したものもグッと来ちゃいました。
 そして強烈だったのはすじピン。
 つっちーのかっこよさにこちとらメロメロです(笑)。
 いやー、こういう、ちょっと湿り気のあるジャンプってのもまた、オツなものがありますわー。



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