2015年09月07日

週刊少年ジャンプ2015年41号 【こち亀39周年突破記念 表紙&巻頭カラー<金未来杯エントリーNo.7『カーボネーター』>掲載<レディ・ジャスティス終了>号】 感想<前編>

 もうすっかり季節は秋の長雨なんですかねー。
 毎日毎日しめった天気が続いています。
 ここ数年ですとこの時期は、まだまだ夏の熱気が長く続いて、おーいまだ秋は来ないのかよー、もう暑いのはまっぴらだよーなんて言ってる頃合だと思ってたんですけどね。
 まあしかし、ジャンプ感想はそんな湿り気とは無関係。
 今週も元気にお送りいたします。





 前半の感想は、

・こち亀
・僕のヒーローアカデミア
・ワンピ
・火ノ丸相撲
・ブラック・クローバー
・【金未来杯】カーボネーター

 の 6 本でお送りいたします。



【巻頭カラー】 こちら葛飾区亀有公園前派出所

 なんと、あともう 1 年で 40 周年なのか!
 しかも休載をまったくせず、しっかり毎週描き続けての 39 周年突破という、まさに神の領域と言っても過言ではない偉業ですよ。
 ネタが浮かばず七転八倒したり、ストレスのあまり胃に穴が開いてしまったり、担当から逃げるために雲隠れしてしまったり、そういうこととは無縁なんですかねぇ。
 それこそゴーストライターが 3 人くらいいないとムリなんじゃないかと思うくらいなんですが(笑)。
 こういう節目になるたび思い知らされますが、やっぱ秋本先生バケモノですわー。

 さて今週はこち亀お馴染みお祭り回。
 現代らしく LED で電飾されたお神輿というのが面白い。
 大昔から変わらないようでいて、そうやってお祭りっていうのはどんどん変わっていくものなんでしょうねぇ。
 考えてみれば、大昔はワタアメもチョコバナナもなかったわけですから(笑)。
 時代を移るごとに、お祭りの姿もお神輿そのものも様変わりしてきたんでしょうね。

 そして最後の見開きで見せてくれたお神輿がまた大迫力。
 このページは躍動感が素晴らしい。
 あふれる熱気とかエネルギーとか叫び声とかが、まるで紙面からダイレクトに伝わってくるようでした。
 いやー、この画面作りは凄いなー。

 秋本先生もまだまだ意外とお若いですからね。
 今週の LED 神輿じゃないですが、新しいものをどんどん取り入れていこうというスタイルがそこらの若手よりもはるかに若々しい。
 このエネルギッシュさで、まま 40 周年、50 周年と、ずんずん描き続けていっていただきたいものです。



僕のヒーローアカデミア

 そういう流れか!
 ステインの思想に影響されて、ヴィラン連合に続々ヴィランたちが集まってくる!
 いやー、これは熱い!
 これまであまり役者のいなかったヴィラン連合が、一気に魅力的な大物組織にグレードアップしちゃいそうですねー。
 やっぱりヒーローには魅力的で超強い敵があってこそ、ヒーローが輝くってものですからね。
 これはめっちゃ期待しちゃいます。

 しかし、この流れって本当にその“オール・フォー・ワン”が作ったものなんですかねぇ。
 これまでの流れすると、死柄木が作った流れのように見えてしまうのですが、その死柄木をさらに後ろから操っているってことなんですかね。
 ちょっとここはひっかかりました。
 今回だとまるで死柄木がめっちゃ頭いい策士、みたいな感じになってましたからね。

 あと、今週は若者達のちょっとしたドラマも面白かった。
 癒えない傷を戒めとするとを誓ったデクと飯田くんを見て、なぜか謝っちゃう轟くんに爆笑。
 ハンドクラッシャーって(笑)。
 轟くん、こういう天然なとこがあったんですね。

 そして突然コイバナなんて話の出てきたお茶子ちゃんにびっくり。
 おお!? もしやラブコメスタートか!?




ONE PIECE

 別エントリーにて。



火ノ丸相撲

 たかがスポーツで「全てをかけた殺し合い」とか、普通ならばチープに聞こえたりしないでもないはずなのに、そんなことを微塵も感じさせないこの迫力!
 かたや猛獣のような闘志むき出しの、まさに烈火のような様子で、もう片方は澄み渡った水面のように穏やかに、しかし何よりも迷いのない集中っぷりというキレイな対比もよかった。
 いやー、ついに始まった大将戦。
 意外と一瞬で勝負がついてしまうかもしれませんが、とにかくお互い全てを出し切った戦いを繰り広げて欲しいものです。



ブラック・クローバー

 うおーーい! ここで魔法騎士団全員退場かーい!(笑)
 なんたる不覚。
 どんなに強くってもこんなトラップにひっかかってちゃダメですねー。
 まぁでもこれは、各騎士団がちゃんとしたフルメンバーではなく、叙勲者だけが集まっていたってところで生まれた弱点なんでしょうね。
 通常時なら各騎士団にひとりずつはいるであろう優れた探知系魔法能力者が、こういうトラップ系にも警戒網を張っていると思いますし。
 今回は残念ながら、そういう探知系は叙勲対象にはいなかったと。
 ま、探知系とかって、なかなか叙勲対象として評価されるような派手な戦勲は残しにくいでしょうからね(笑)。

 そしてめっちゃがら空きとなってしまった王城ですが、これはもしや、魔法帝をこの大食いの女の子が守っちゃう展開なんでしょうかね!
 なんたる奇遇(笑)。
 それだと熱いなー。



金未来杯エントリーNo.7 カーボネーター

 というわけで今年の金未来杯も最後の作品となりました。
 村肝篤仁先生による、炭素系世紀末ヒーローアクション。

 絵はまだ発展途上といった感じですし、キャラ作りやストーリーも大味な印象があるのですが、それでもこの独特のセリフ回しとか、キャラのノリですとか、妙にひきつけられるものがありました。

「見せるしかないようだな 奥の手を!」

「この僕の奥の手を!!」


 のあたりは、正直ちょっとやりすぎ?くどい?とも思わないでもなかったのですが、

「ペットボトル!」

「ロケットの!」

「要領で!!」


 のあたりとか、それまでの解説ともあいまって、画面の勢いと重なってすごいリズム感と勢いを感じましたねー。
 いやー、これはなんかよくわかんないけど面白いぞって思わされる、独特の味がありました。

 ポージングや絵柄、セリフまわしはところどころジョジョ風というか、そのご一門である神海先生の流れを汲んでいるような気もしますし。
 これは面白い才能がやってきたなーという感触です。

 ひとつ気になったのは、主人公が言うほど「ユーモア」をあまり感じられなかったことかなぁ。
 たしかに全編、主人公のひょうひょうとした言動は奇妙で面白みがあるんだけど、それがユーモアで喜劇なのかというとちょっと疑問かなーと。
 特にそれが「世界に対する復讐なんだ!」とまで言える物とは思えなかったんですね。
 このあたり、もうちょっと工夫のしどころではないでしょうか。


 さて、そんなわけでエントリー全 7 作品が出揃った今年の金未来杯。
 皆さんいかがでしたか?
 私的には最初の作品、『少女復旧リカバリーQ』が気に入りました。

 今回のエントリー作品は、どれもレベルが高くて、ちゃんと形にまとまっているんですよね。
 これはダメだなっていうものはなくて、でもそのぶん、飛びぬけたところはあまり感じられないなーというのも多く感じられました。
 ジャンプの少年漫画らしい、王道の踏襲もいいですが、踏襲はしつつも、なにかひとつはこれまでにないことをしてやるぞっていう、そういうインパクトがもっと欲しいなと思います。
 その中では、このリカバリーQが頭ひとつ抜けたエネルギーを持ってたと思うんですよね。

 まあでも、そういう感じ方は受け取り手次第。
 人によってはまったく別の作品が良い!って感じるものですしね。
 いったいどの作品が金未来杯の栄冠を手にし、新連載の枠を手にすることができるのか。
 発表が楽しみです。



 といったところで前半はここまで。
 続きは後編にて。



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posted by BOSS at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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