2015年08月03日

週刊少年ジャンプ2015年36号 【ブラッククローバー巻頭カラー<金未来杯『GALAXY GANGS』>掲載号】 感想<前編>

 夏まっさかりー!
 いやー、暑いったらないですねー。
 暑さと湿度の高さで息苦しくなってくるくらいなんですが、とりあえず通勤中はちょこちょこコンビニとかに立ち寄って、一瞬だけでも涼みつつ会社に向かう今日この頃です。
 そのたびに甘いものとか思わず買っちゃうんですけどね(笑)。
 そんなこんなで今週の感想にまいりましょー。





 前半の感想は、

・ブラック・クローバー
・ワンピ
・暗殺教室
・火ノ丸相撲
・食戟のソーマ
・【金未来杯】GALAXY GANGS
・ハイキュー

 の 7 本でお送りいたします。



【巻頭カラー】 ブラック・クローバー

 先週のアスタの見事な啖呵から、今週はちょこっとバトルで魔法騎士団エース級の力が垣間見えるの回。
 現状のアスタの力でもだいたいのメンバーには対抗していけるような感触だったのですが、ノゼル兄様だけは超別格というオーラでしたねー。
 よしよし。
 やっぱり先達や国家のエース級、隊長級はこのくらいの貫禄は見せてくれないと。

 しかし、ノゼル兄様とヴァーミリオン家のフエゴレオンさんの会話がちょっと気になったのですが、どうも魔法帝ユリウスさんって、王家とはまったく血のつながりがないんじゃないですかね?
 なんかそういう描写ってあったでしょうか。
 実績を積んでいけば魔法帝になれるということは、魔法帝という地位は血筋による継承ではないんですよね。
 そういう魔法帝という権力がひとつこの国にはあって、それとはまた別に王族がいる……つまりは王様っていう二つ目の権力者がいることになるわけです。
 このへんの王国の権力構造ってどうなってるのかなーと気になりました。

 そして、この漫画が初期からそれとなく仄めかしている国内での暗闘的な政治闘争は、このへんの権力二重構造が原因だったりするんじゃないかなー?と、ふと思わされました。

 あるいは、たとえば魔法帝ユリウスさんがそれこそ下民出身だったりして、オイオイ、おれら王族は下民のしたで働かなきゃいけないのかよーとかいう不満がブスブスと騎士団の中にくすぶってたりして。
 それでノゼル兄様たちのストレスが高まってて、今回のこういう言動につながってたりするんじゃないかなーとか。
 今回はそんなふうに勝手に読み取っておりました。



ONE PIECE

 別エントリーにて。



暗殺教室

 殺せんせーを救う手立てをどうやって探すのかと思ったら、まさかの宇宙教室編!
 日本人宇宙飛行士、油井亀美也さんがちょうど ISS に滞在しているのにピッタリ合わせてきた感じですねー(笑)。
 はたして、宇宙でも E 組生徒たちの技術は役に立つのか。
 いやー、これは夏休みらしくてワクワクですわ。
 学研の教材だかなんだかみたいな絵に笑わされます。

 それにしても今週は律さんがやたらとエロ可愛かった。
 サバゲー編とかでほとんど出番がなかった分、取り返しに来た感じですかね(笑)。



火ノ丸相撲

 ぬわー、敵わなかったかー。
 突き合いを制するも、組み合ってしまえば敵うはずもなく。

 まぁしかし、金森主将もすごかった。
 例え脳震盪寸前のような状態になったとしても、勝利にとことんしがみつくそのど根性こそが勝負を分けたといったところでしょうか。

 そして、破れたとはいえ佑真さんもあの突きの方向性は間違ってはいなかったんじゃないでしょうか。
 トップクラスの実力者である金森主将ですら、しとめる寸前まで追い詰めることに成功したわけですからね。
 今回はまぐれのような成功だった足掛けからの加速突きも、今後の精進によって紛れもない実力にしていって欲しいものです。

 あとは、やっぱり最大の課題は組んでから、ですかねー。
 突きだけでは今後はさらに苦しくなりそう。



食戟のソーマ

 汚ねぇーー!(笑)
 こんなの笑うしかねぇー!!
 美作くんのトレース芸にはもう、呼吸困難になるかってくらい笑わされてしまいましたわ(笑)。
 いやー、この前の創真のキメ顔が、美作くんがやるだけでこうなってしまうのかと(爆)。
 もー、ヒーヒー笑っちゃいましたわー。

 それにしても創真、素晴らしい援軍を呼びましたねー。
 自分の料理を寸分たがわずコピーできるわけですから、人手を単純に倍増するには最高の助っ人ですよ。
 なるほど、美作くんの才能はこういう風に使うのかと、思わず感心してしまいましたわ。



金未来杯エントリーNo.3 GALAXY GANGS

 馬上鷹将(もうえ たかまさ)先生によるスペースオペラ的ギャングヒーローバトル。
 ワクワク感のハンパない引用から始まり、おお、これは作者自身が古典的な SF マニアだな?と、大いに期待を膨らませてくれる序章です。

 宇宙にはたくさんの勢力が跋扈して、宇宙人もさまざま。
 文化もさまざまあって、女子向けファッション雑誌では手足 10 本系女子の最新コーデとかを特集していたり。
 さらに今回舞台となるのは、いくつものギャングの勢力にかこまれながらも、誰もが手を出せない微妙な政治的均衡地帯となっている重要資源惑星という複雑さ。
 ページ数に制限のある読切でありながら、とっても SF らしい、広大無辺な世界観と、複雑な政治パワーバランスのドラマを予感させてくれる始まりかたでした。
 オープニングタイトルが出てくる直前、キャラ紹介がスパーンと挟まってくる感じの演出もかっこいいですしね。
 これは素敵にセンスのある読切がきたぞーという期待感が高まりました。

 こういう始まり方をしたからには、おそらく複雑な事情をかかえた資源惑星に、なにかとんでもない事件が巻き起こってて、それをブッとばすことで本来なら均衡の崩壊を銀河中に巻き起こしてしまうところが、なにかのマジックか深謀遠慮によって見事に均衡をたもってしまうんだろうなーと予想されるわけです。
 この序盤までの持っていきかたはすごくいいと思うんですよ。

 しかし、実際その惑星についてからが私は残念でしたねー。
 序盤でやった問題提起に対して、後半が答えていないというか、なんというか別の作品を読んでいるような印象。
 惑星に到着してからの展開は、厳しい言い方をしてしまえばとってもよくある読切テンプレートです。
 悪いヤツがかわいそうな子供を騙して働かせてて、しまいに遊びで殺そうとしているからブッ飛ばす。
 それこそコイツ、惑星を統治経営するほどの頭もなければ、当然周囲の勢力と折衝を繰り返して絶妙なバランスを保つとか、とてもじゃないけどそんな芸当できないよねっていう雑魚っぷりです(笑)。
 後半は SF でなくてもいいんじゃないでしょうかね。
 たとえばファンタジー世界の片隅のちいさな鉱山の事件でも、なんの差し支えもないドラマだったと思います。

 また、この鉱山惑星を主人公は「俺の星にする」と最後に言いますが、それだとキレイに銀河の均衡が崩れちゃいますねー。
 このあと、大変な宇宙戦争が起こっちゃったんじゃないでしょうか。
 序盤から読者に対して提起していた問題に、ここはちゃんと答えたほうがよかったのではないでしょうか。

 あるいは逆に、均衡なんかクソくらえ!これから大宇宙戦争の時代なのじゃー!とか、大見得切ってしまうとか。
 この少年、実はのちの全銀河に君臨するギャング王である、なんてナレーションしちゃうとか。
 それくらいやったほうが逆に痛快だったかもしれません。

 もしかしたらという邪推にすぎないんですが、この作品は途中で担当にボツを食らって、中盤からシンプルで子供向けな話に書き換えろっていう指示がでたんじゃないですかね〜。
 最初は非常に複雑な話を予定していたものが、担当が「これじゃあ情報量が多すぎる」と言い出したとか、そういう可能性もあるのかなーと。
 個人的には、序盤の方向性のままで突っ走ってほしかったところだなーと思います。
 複雑な事情を抱えた話を描きつつ、でも子供にもわかりやすい少年漫画らしい痛快さでしっかり描く。
 非常に難しいテーマだとは思いますが、そういった技術の研鑽が求められるところではないでしょうか。



ハイキュー!!

 最近ハイキューでよく言及されるのが、「高校生の範囲での強さ」っていう面だと思うんですよねー。
 高校生活のたった 3 年で、バレーを極めることなんてとてもじゃないができないと。
 今回、観客席で島田マートさんたち OB と、烏養元監督との会話でもそうでした。
 高校時代はひとつひとつのプレーで精一杯だったりする。
 高校卒業後、長いことバレーをやっていると、次第にみえてきたりすることもあったりする。
 そういうものなのでしょうね。
 高校時代なんて、ほんの過渡期、もしかしたら単なる入り口でしかなかったりするのかもしれません。

 個人技だってそうだし、一年から三年まで混合で組まれるチームなんてよっぽど。
 そういう高校バレーで、勝つのははたしてどういうバレーなのか。
 そういうところが今回の白鳥沢戦でクローズアップされてきているようですねー。

 いやー、スポーツ漫画でそういうところに着眼点を置く漫画って、ちょっと珍しいかもしれませんね。
 青春らしさを押し出すハイキューならではといったところなのかもしれません。



 といったところで前半はここまで。
 続きは後編にてー。



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posted by BOSS at 22:17| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
多分思うに、ナルト風でいう大名と各国影の関係な気が…
Posted by 某県人 at 2015年08月09日 16:20
>某県人さん

 ブラクロの王と魔法帝についてですよね?
 NARUTOの大名は、権威はあるけど実権はほとんど各里の影にまかせっきりな感じでしたっけねー。
 ブラクロの魔法帝は、主に軍事面での統率権のみっていう印象が今のところありますが、はたして実体はどんな感じなんでしょうね。
Posted by BOSS at 2015年08月12日 18:28
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