■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・火ノ丸相撲
・ハイキュー
・銀魂
・ベストブルー
・ワールドトリガー
・カガミガミ
・こち亀
・デビリーマン
の 8 本でお送りいたします。
火ノ丸相撲
なんっつー激しい打撃戦!
佑真さんの捌きからの突きを、頭突きで受け止めてそのまま突き放すってのもカッコよかったし、下段蹴りと思わせて足をひっかけて突くアクロバティックな大技もオオッと思わされました。
ひっかけた足で加速してパワーを上乗せした突きを放つって、かなりファンタジー度の高い技だと思うんですが、絵の勢いがちゃんと「いけそう」感を演出しているんですよね。
いやいやしかし、相撲ってここまで激しく打撃戦くりひろげるのも「アリ」なんですねー。
これまでと打って変わった感じがあって面白かったです。
しかし、これで決まったのかなぁ。
また額で受け止められてそうな予感ひしひし……。
ハイキュー!!
研ぎ澄ました個の力を強みとする白鳥沢と、荒削りながらも集合の力を強みとする烏野。
この試合はそれぞれの監督の、バレーに対する矜持のぶつかりあいでもあったんですねー。
試合開始前、烏養コーチは白鳥沢を「もっとも未完成なチーム」というように言いましたが、あれはそういうことだったのかと。
烏養コーチの視点では、白鳥沢はコンビネーションのなっていない未完成品に見えたということなんでしょうね。
でも、白鳥沢の監督からすれば、この白鳥沢こそが完成品だと。
実際、どちらが正しくてどちらが間違っているとか、そういうことなんですかねー。
この試合に烏野が勝った時に、白鳥沢の監督が「おれの考えが間違っていた」みたいな感じになるんでしょうか。
それもちょっと違うような気もするんですよね。
どちらもひとつのバレーの姿で、どちらが正しくてどちらが間違っているとか、そういうことはないんじゃないかなーと。
特に白鳥沢のセッター白布くんの姿勢を見ていたりすると、そういう風に思えてきます。
それはそうとしかし、月島、もうすっかりブロックの司令塔ですかー(笑)。
見違えるような覚醒っぷりにニンマリです。
ネットを挟んでライバルブロッカーと挑発しあうあたり、嬉しくなっちゃいましたわー。
銀魂
さらば真選組の回。
銀さんと土方さんがいつものゲテモノ丼を互いに交換して食うっていうのは笑っちゃいましたが、いやー、すべてが壮大な真選組死亡フラグ、全滅フラグなのではと戦々恐々としてしまいましたわ。
ここまで運命に抗い、必死に戦ってきたんですから、なんとか頑張ってほしいものなんですが。
それに、これだけ史実から離れてきているわけですし、この勢いで真選組が倒幕を果たしたっていいと思いますしねー。
さてさて、来週からいったいどんな展開が始まるのか。
ベストブルー
スポーツものでよくある、主人公をバカにするイヤなヤツをブッ飛ばしてスカッとする展開かと思いきや、イヤなやつというより痛々しいヤツって感じですねー。
全国大会に出場したくらいで、なんてそんな天下取ったみたいに思いあがれるんだか(笑)。
そして、そんな恥ずかしいヤツの勝負前の大声での宣言が、東京流はそういうものだと勘違いして青野くんもやっちゃうというネタ、笑ってしまいました。
青野という名前がここから売れ出す流れになっているみたいですし、ちゃんと島育ちの世間知らずという設定が生きていますねー。
ワールドトリガー
唯我おもしろっ(笑)。
普通なら鼻持ちならない系キャラの筈なのに、A 級 1 位の太刀川隊でミソッカス扱いされることでちょっと面白いヤツな感じになってるんですねー。
しかもけっこう分かりやすくて単細胞。
裏がなくていいヤツなんじゃないかと思えるくらいなのが、葦原マジックといったところでしょうか(笑)。
しかしなるほど、ボーダーのスポンサーの息子だから無茶を言って A 級入りをしてきたということでしたか。
そこであえて 1 位の太刀川隊にブチこんじゃうところが城戸指令たちの凄いところですねー。
太刀川隊なら、足手まといの一人くらいどうということはないでしょうし、むしろここまで実力者のところでなら唯我もデカい顔はできなくなる。
スポンサーの子であれば遠征には行かせられないでしょうし、以前の黒トリガー争奪戦のような、実戦では控えって形だったでしょう。
無茶を通そうとする子をいい感じで封殺しているんですねー。
でも、そんな唯我を太刀川さんや出水さんは、なんだかんだで可愛がってるっぽいのがいいなーと。
今回修の対戦相手にしたのだって、半分はこの唯我にみっちり戦闘訓練をさせるいい機会って思ってるんじゃないでしょうか。
自分でもすっかりミソッカス意識のある唯我に、勝てるイメージを持たせるっていう意味では修と同じような意味をもつ特訓だったように思えてなりません。
ま、それで調子に乗って次のランク戦でボコボコにされたりするのもありそうなんですけどね(笑)。
しかしここ、
「A 級に入るだけならな
実力が伴ってなきゃ
後がきついだけだ」
という烏丸先輩のセリフには、修や千佳ちゃんのことをどうしても連想させられてしまいますなー。
A 級はまだまだ早いと、そういうことのように思えて仕方ありません。
今回の修行編であらためて分かったのは、数日でポンと強くなれるようなそんな都合のいい話はワールドトリガーにはなかったということではないでしょうかね。
時間をかけてじっくりと、一歩一歩ステップアップしていくしかないんじゃないかなーと。
そういう風に思えてきてしまいました。
それこそ、期待してくれている風間さんやきくっちーの手前、かっこ悪い試合はできないんですけどね。
どうなることか、修たち。
しかし、ここまで先行きが心配になる主人公たちってのもちょっと珍しいですわ(笑)。
一方、今週は東隊の作戦室も描かれましたねー。
いやー、楽しそうだわー、「東教室」。
きっとそうなんだろうなとは思っていたのですが、東さんは後輩育成のためのチームを作っていたみたいですね。
東さんが担任の先生で、オペ子の人見さんが副担任。
奥寺くんと小荒井くんが互いに競いながら先生の教えを吸収しているって感じです。
これまた今まで描かれてきたチームとは、まったく違うチームのありかたで、これもまた楽しそうだなーって思いますねー。
また、東さんが率先して作戦を立案していないというのは修たちにとってはうれしい情報ではありましたね。
でも油断は禁物。
奥寺君と小荒井君も、
「敵の戦術レベルを計算に入れる」
という東さんの極意をマスターしている様子。
これは修のこれまでのやり方は、完全に読まれていると思っていいようです。
うーん、こわいなー。
また一方、影浦隊の作戦室では新キャラ、ゾエさんこと北添さんが登場。
うーん、これまたいい人そう(笑)。
この影浦さんと一緒にやってけてるってことは、心の底からいい人なんでしょうねー。
すっかり千佳ちゃんのことが気になってしょうがないらしいユズルくんも微笑ましいし、影浦さんもほとんどツンデレモードじゃないですか(笑)。
影浦隊、これは微笑ましいチームだわ〜。
そんなこんなでついに試合の日。
前日までに 100 勝どころか、半分の 50 勝もとれなかった修ですが、まぁ当初の 8 対 2 からすれば、ちゃんと 3 対 1 くらいの比率には巻き返してるんですね。
ちょっとずつちょっとずつ強くなってる感があるのが地味ながら修らしい。
期待の実況は、なんと大人気綾辻さん!
そして解説席は、予告どおり風間さんと、これまでほとんど露出のなかった加古さん。
前回の第三試合など、この実況や解説にもドラマ上の重要な役割があっただけに、今回はどんな実況と解説がおこなわれるのか、興味津々です。
つか、黙ってバレンタインチョコをもぐもぐする風間さんと、それを見てニッコリな加古さんが謎の可愛さでありました(笑)。
新ステージは、積雪の市街地!
おー、これはいろいろと戦術を動かしそうな地形効果ですねー。
屋根をぽんぽん飛び回ることがおおいワートリ戦闘ですから、足を滑らせるような場面があるかもしれないですし、雪に埋もれて隠れて奇襲、なんていう自力カメレオン作戦だってできるかもしれません。
これがいったいどんなドラマと戦術効果をもたらすのか、おおいに期待しちゃいますねー。
雪原迷彩をほどこしているっぽいバッグワームをかぶった東隊の腕前に、まずは注目といったところでしょう。
しかし、ここまでまったく顔を見せなかった二宮隊、ごめんなさい、笑っちゃいました。
おまえら、スーツか!!
うわー、オシャレでかっこいいけど、なんかちょっとキメすぎてて笑ってしまいます(笑)。
誰だったかが言ってましたが、ホスト隊というのがいかにもピッタリです(笑)。
さぁさぁ、いよいよ始まった運命の第四戦。
修たちには悔しい敗北イベントとなってしまうのか、それとも奇跡の大勝利となるのか。
ドッキドキの戦闘開始です!
カガミガミ
おー、トーナメントでいきなり烏丸さんが相手って!
ちょっと意外でした。
私的には烏丸さんが優勝して、部隊長は烏丸さんってことになるんだとばかり思ってたんですよねー。
ここでいきなり恭介くんが敗退ってことになると、そこからドラマ展開どうするの?とも思いますしね。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
めちゃくちゃなマラソン大会で両さんが散々な目にあうの回。
小難しいことは忘れてバカをやりまくるのもこち亀ですねー(笑)。
シンプルで笑いました。
しかし、なんでそんなところに廃油のプールがあるんだよーぅ(笑)。
デビリーマン
くそうやられた!
こんな話もできるんじゃないですかデビリーマン!
これまでとは打って変わった、涙腺直撃系の母子のドラマ。
完全に予想外の方向からの攻撃に、わたくしすっかりやられてしまいましたわ〜。
しかも、二つの能力をうまーく絡めた、テクニカルさもしっかりあるというね。
いやいやどうしたんですかデビリーマン。
掲載順位が落ちて来て、ちょっとテコ入れというか方向転換をしたのか。
それとも一話限りの気分転換的話ってことなんですかねー?
わたしはこの方向性もおおいにアリだと思いますよ。
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史実は吹っ飛ばしてくれ
でないと坂本さんのフラグにも繋がるだけに心配…
(なんか何となく)真撰組や桂さん等とほぼ同じ位
いっぱい関わり続けた!!?だけに何故か感情移入もひとしお
[デビリーマン]
…とはいえ彼も契約済み
なだけに善人寄りという訳ではないですし…(嘆)
流石に和クンまで悪い“人”ではないと信じてたい…
今回のデビリーマンは、悪人の中にも人としての情が熱く隠れていたっていうギャップのオチがなかなかたまらんものがありました。
そう言えば、和くんの写真立ての伏線がまだその後ノータッチで残されていましたねー。
あれはどういうことなんでしょうね。