そんな夏にピッタリの新連載がスタートした今週号。
さっそく感想いきましょー。
前半の感想は、
・【新連載】ベストブルー
・僕のヒーローアカデミア
・ワンピ
・暗殺教室
・背すじをピンと
・火ノ丸相撲
の 6 本でお送りいたします。
【新連載巻頭カラー】 ベストブルー
ギャグ漫画『新米婦警キルコさん』の平方昌宏先生が、今回は真面目に青春で熱血な競泳漫画で帰ってきました。
しかもこれ、かなり画力のほうが別人か!ってくらい上がってるんじゃないでしょうかねー。
メッキメキに修行なさってきたんですねー。
競泳は、水の中ではコーチも仲間も、偶然すらも助けてくれない。
完全に己ひとりの実力だけが試される厳しい世界。
孤独に自分を信じて泳ぎぬかなければならないスポーツなのだという特徴を体現するように、離れ小島で孤独に競泳を夢見る少年が主人公。
そこに自分の憧れの人物が偶然現れて、自分の才能を見出してくれて後押ししてくれるという、この構造はヒーローアカデミア的で熱かった。
実際、8 月 30 日までまったく記録が伸びなかったら人間普通は心折れますって。
私だったら最初の 3 日で折れる自身があります(エッヘン!w
たとえそれは単なる意地に過ぎなかったとしても、しっかり意地を通し続けようとする精神力。
誰も助けてくれず、誰も応援してくれなかったとしても、ひたすら己を信じ続けられる意志の強さ。
こいつが単なるバカなのでないとすれば、とてつもない心の強さを持ったやつだわーと思いますよ。
そんなヤツが、自分でできる努力の最後の最後まで、出がらしになるまで頑張ったところだからこそ、こういう救いの手が映えるんでしょうね。
たしかに自分の憧れの人が偶然自分の島の出身で、偶然その人が監視員になって現れてコーチしてくれるなんて、ご都合主義もいいところなのかもしれませんが。
この限界まで頑張った感があったおかげか、まったくそのへんは気になりませんでしたねー。
さて、ここからどんな物語が始まるのか。
ギャグ漫画のキルコさんの頃からけっこう話作りが上手かった平方先生だけに、こういうガチのスポーツストーリーものではどうなるのか。
ひじょーに楽しみなところであります。
僕のヒーローアカデミア
うおー! 脳無いっぱい出てきたー!
あれ、量産されてたのか!
量産といっても、ひとつひとつがなにやらちがう能力を植えつけられている様子。
例の「個性を与える個性」というのは、なかなかに幅広い与え方ができるようですねー。
保須市、これは大変なことになりそう。
そして、そんな保須市に新幹線で通りかかったデク、漏れなく事態に巻き込まれる(笑)。
実にスピーディ!
てっきり保須市は飯田君オンリーの孤独な戦いイベントかと思ったら、こうなってくるとかなりでっかい事態に発展しそう。
デクや飯田君だけでなく、他のヒーローたちもたっくさん登場するかもしれませんね。
楽しみです。
ONE PIECE
別エントリーにて。
暗殺教室
なるほどねー。
勉強でも喧嘩でも、渚くんとカルマくんでは勝負にならなかった。
勝負にならないから渚くんはカルマくんに引け目を感じて距離をとってしまい、カルマくんはどこか得体の知れないものを渚くんに感じつつも、勉強や喧嘩でねじ伏せることに意味がない得体の知れなさからどうにも手出しができずに距離をとらざるを得なかったと。
おたがい、才能のベクトルがまったく違う同士だったからこそ、相手との距離の取り方がまったくわからなかったんですねー。
でも、その 2 人が今回は「暗殺」という共通の、絶好のステージを手に入れた。
互いの長所を存分にぶつけ合えるこの五分のステージで、はたしてどっちが勝てるのか。
顔を上げた瞬間の 2 人の表情。
それまでのいきさつなど、どっかへ吹っ飛んだような、高揚しまくった表情がなんだかたまらないですわー。
好敵手、ついにあいまみえる時を得る!って感じですな!
決着はどうあれ、存分にこの戦いを堪能して欲しい。
背すじをピンと
生まれて初めての戦場に放り込まれた感が凄い(笑)。
中学生たちが中学生に見えないほど上級者様たちに見えちゃったり、控え室の着替えが男女混合の異常事態だったり。
次々押し寄せてくる予想外の事態にプレッシャーを感じるなというほうが無茶な話(笑)。
そして、一緒に出られて心強いなーなんて思ってた御木くんが、一瞬すんごい猛者に見えちゃったり。
未知の世界に飛び込んだつっちーたちのドキドキ感がこっちまで伝わってきますわ。
そしてついに来ました。
わたりちゃんのプチトラウマ発動か。
いったいなぜわたりちゃんの様子がおかしくなったのか、まだわかりませんが、このピンチにつっちーはリーダーとして男らしく振舞うことができるのか。
いやー、面白くなってきちゃいました。
火ノ丸相撲
レスリングでも柔道でもなく、やっぱり相撲なんだから、相撲の技が一番つえーんだ!って事でしょうかね(笑)。
それにしても、余計な思考を削り落としているからこそできた超高速反射反撃と、たくさんのものを背負っているからこそできた仲間の技のコピーといのは、なかなか見ごたえのある対決でした。
少年漫画の王道としてよく描かれる友情パワーに、なかなか面白い回答を示してくれたと思います。
なるほど、背負っているものが多いと、たしかに土壇場で思考は鈍るかもしれません。
友情パワーにもマイナス面はあるんですね。
でも、背負っているものがいっぱいあり、思い出せるものがいっぱいあれば、自分の中だけで解答を探さなくてもいいかもしれないんだと。
あいつならこの難問、どう解くかなって考えられることって、たしかにすごい財産かもしれませんね。
うーむ、これは少年漫画だけにとどまらず、実社会でも通用する賢いやりかたかもなーって思いましたわ。
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