2015年06月16日

週刊少年ジャンプ2015年29号 感想<後編>

 それではサクッと後編スタートです。





 後編の感想は、

・【読切】天狗警察
・ナルト
・火ノ丸相撲
・こち亀
・カガミガミ
・磯部磯兵衛

 の 6 本でお送りいたします。



【読切】 天狗警察

 森井祟正先生による天狗対天狗の戦いを描くバトルもの。
 カラス天狗が正義側になり、警察になって悪の鼻天狗をくじく。
 「天狗になる」と比ゆ的に言いますが、まさに天狗な天狗たちの性格にちょっとクスリとさせられました。

 その自己顕示欲による「俺が俺が」という欲求と、「役割を果たす喜び」とを対比させて描こうというコンセプトなんでしょうね。
 本来社会的生物であるはずの人間が「俺が俺が」とワガママちゃんで、本来自己顕示欲の塊であるはずの天狗が「役割を果たす喜び」を教えてくれるという逆転の面白さ。
 そういうところを狙っていたのだと思います。

 コンセプトはなかなか面白いと思うのですが、いかんせんこの視点キャラが好感度低かったんじゃないですかねー。
 逮捕以外にまったく興味なし。
 サッカー漫画でたとえるとしたら、シュート以外サッカーじゃねえ、ドリブルとかパスとかアホらしくてやってられるか、みたいな事を言ってるんですよね。
 ゴメン、何を言ってるんだかさっぱりわからないって感じですよ(笑)。
 まぁこれが人間的な魅力とか、愛嬌とかがあればまだ好きにもなれるかと思いますが。
 たとえば、スラムダンクの桜木花道とか、最初はほぼそんな感じでしたものね。
 なので、まずはキャラクターの人間的魅力をどうやって出すかってところが今後の課題なのではないでしょうか。

 そして、バトルシーンですが、これといって特別なインパクトがなかったのが残念です。
 天狗というギミックをもっとキバツなことに使えなかったかなーと思いますねー。
 カラス天狗のほうはまだ風をいろいろ使えるからいいんですが、敵の鼻天狗のほうはパンチするだけですからねぇ。
 これでは天狗じゃなくて鬼だろうがなんだろうが変わらないんじゃないでしょうか。
 もっともっとインパクトのあるアイデアを出して欲しいところです。

 扉絵のカラーは非常にインパクトがあって、「人をアッと言わせてやろう」「思わず目を惹くような強烈なのを見せてやろう」という気概が見て取れました。
 そういった気概を、ストーリー面でこそ発揮していただけたらば、もっといい作品ができるのではないでしょうか。



NARUTO-ナルト-

 クローン人間の倫理問題とサクラの親子感のぶつかりあいを序盤に描きつつ、その遺伝子技術で後半、サラダの親子鑑定をやってのける。
 いやー、無駄のないうまい構成してますわー。

 しかし、まさかの鑑定結果でしたね!
 一気に話が面白くなってきちゃいました。
 もちろんこの鑑定結果にはなんらかのミスとか取り違いとかがあったりして、やっぱりサラダのお母さんはサクラだったよねってオチが待ってたりするのかもしれませんが。

 ともあれこれにて一気に問題噴出。
 サスケ家最大のピンチってことになりそうです。
 さぁこれはどういう落としどころにしたものか。



火ノ丸相撲

 いいですねー、このギャップ。
 土俵を降りたら別人のように……というか、ちゃんともとの沙田くんぽい感じ。
 ばったり鬼丸と顔を合わせてしまって焦っちゃう感じとか、なんとも可愛くすら見えるじゃないですか。
 でも、そんな沙田くんが一瞬さらけ出す、本音の炎。

「全員倒して 最後に…

 笑ってみせるよ…!!」


 の壮絶なまでの猛りっぷり。
 いやー、これはシビレます。
 この決意、本気っぷり。
 鬼丸にも劣らない土俵の鬼っていう感じじゃないですか。

 さー、勝負前のテンションはお互いマックス。
 いい感じに盛り上がってまいりました。
 勝負の組み合わせはガチンコ真っ向勝負。
 いったいどういう勝負が繰り広げられるのか、めっちゃ楽しみです!



こちら葛飾区亀有公園前派出所

 やべーシビレた。
 遊び人状態で女の子を助けて、教授状態でその話をスマートに聞いて「いいですね」なんて言っちゃう。
 いやー、有栖川教授、かっこよすぎ。
 この「言わない」かっこよさ、大人の渋さに惚れました。
 スマートだぜー。



カガミガミ

 おお、恭介くん、ここへきて新しいモード覚醒か!
 いつものチャラ男状態ではなく、より恭介くんの素に近い状態で獣耳。
 これは正直なかなかキュートではないですかねー(笑)。
 チャラ男状態も強そうでかっこいいのですが、個人的にはこっちのほうが好きになれそうな気がしますぞ。



磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜

 小次郎……なんだか悲しいヤツ……。
 もとはちゃんとした剣豪だったんでしょうに、やっぱり武蔵に敗れたことで歪んでしまったんですかねぇ。
 まぁでも、幽霊ライフをとことん楽しんでいるようで、これはこれで小次郎としては幸せなのかな(笑)。
 それはそれとして小次郎を見守る武蔵の視線が複雑で、妙に神妙な気分になるものがありました。
 うーん、やっぱなんか切ない。



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posted by BOSS at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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