ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第788話 “私の戦い”: 少年、グリグリメガネを拾う

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2015年06月02日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第788話 “私の戦い”

　週刊少年ジャンプ 2015 年 27 号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意！】

【感想小タイトル】
■運び手交代
■私たちの戦い

■運び手交代

　ということで引き続き鳥カゴは狭まり続け、ルフィ復活までの時間を稼ぐ展開継続。
　まずはルフィの運び手がギャッツからローに交代したのが朗報でしたねー。
　さすがにギャッツさんではドフラにせまられたら一瞬でアウト。
　もちろんローだって現状、なんとか繋がった腕のつなぎ目からは血がドバドバいってるような状態ですし、そんな耐えられる状態でもないんですが。
　それでも能力を使って小細工ぐらいできるんじゃないかっていう希望はあるわけで。

　まぁそれにしたってこんな状態でふんばるローさん、わたしゃー大好きだ。
　あ、あとキャベンディッシュはどこいったんだろう。

　そして、先週ラストで気になってた空中の光る物体風のもの、マンシェリー姫の能力だったことが判明しましたねー。
　超広範囲の無差別ベホマラーといった能力。
　これはまた強力です。
　刹那的な回復とはいえ、これだけの人数を無差別に回復できるというのはスゴイ。
　結果的にドフラファミリーの幹部たちは、復活させようとして屋内に集められたために、逆に今回復活できなくなったんじゃないでしょうかね。
　なかなか皮肉で素敵です。

　あ、しかし、これってドフラにもかかったりしませんよね？
　ルフィのほうはどうでしょう。
　おたがい多少の回復にはなったりするんじゃないでしょうか。

　まぁ、一般人の HP が 10 点くらいで、コロシアムの戦士たちが数万点レベルだったとして、ルフィたちは軽く数百万とかいってそうですからね～（笑）。
　コロシアム戦士たちが復活する回復量でも、ルフィたちにはぜんぜん十分ではないかもしれませんが。
　それにしても、実は今回の戦いで、ドフラもルフィもすっごいタフなことの裏には、マンシェリー姫の無差別回復が多少はあったりしたのかも？なんて思いました。

　

■私たちの戦い

　そして、そんな「私の戦い」を頑張るマンシェリー姫だけじゃなかった。
　たくさんの人が今週は「私の戦い」をはじめてくれましたねー。
　ハックの背中から群集に檄を飛ばすウソップに、もしも鳥カゴが止まらなかった場合を想定して走るレベッカ。

　そして、ハッとさせられたのがヴァイオレットの戦い。
　情熱的なお姫様は、守られていることをよしとはしなかった。
　自ら刺し違える覚悟でドフラミンゴに立ち向かう！
　もちろんこれは、ルフィ復活までの足止めを買って出てのことのだとは思うのですが、半分は自分で言っているとおり、幹部だった自分へのケジメって部分もあるんでしょうね。
　やばいわ、ヴァイオレットねえさん。
　渋いわ。かっこよすぎだわ。

　また、鳥カゴを押すゾロたちですが、錦えもんたちも武装色が使えたんですね！
　もう、最近ではバトル担当は武装色が常識となった感があります。

　そして、そこに参戦してくれた藤虎さんも意外でありました。
　このひと、バトル自体は静観の構えですが、こういうところでは参加してくれるんですね。
　いやー、これは頼もしい。
　残念ながら隕石はイトの刃に無力なことがわかってしまったので能力自体は期待できませんが、それにしたって武装色のパワーは大いに期待できそうです。

　さらに、海兵たちばかりか一般人のおじさんたちまでが鳥カゴ押しに参戦！
　バルトロメオのバリアーを使って、まさに国家総力の相撲がはじまりました。
　いやー、アツイなー今回は。
　その国の国民達自身が直接戦う姿勢を見せてくれていることに、無性に熱さを感じます。
　やっぱ、守られているだけじゃなくて、自分達でも頑張っているひとたちって、守ってあげたい、救ってあげたいって思いますわ。
　さすが情熱の国！ってところでしょうか。

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