2015年05月18日

週刊少年ジャンプ2015年25号 【新連載『レディ・ジャスティス』デビュー号】 感想<前編>

 わたしの子供の頃は、こういうオッパイどーんな表紙ってとにかく買いにくかった覚えがあるんですが、今時の子供達は平気なのかなー。
 最近は子供向けの漫画でも発育ばんざーいなやつが普通に多いですからねー。
 いい時代であります。





 前半の感想は、

・【新連載】レディ・ジャスティス
・ワンピ
・背すじをピンと
・暗殺教室
・ハイキュー
・僕のヒーローアカデミア

 の 6 本であります。



【新連載】 レディ・ジャスティス

 5 月の新連載 3 連弾、第 2 弾は、荻野ケン先生描くキュートな恥じらい系スーパーヒーロー女子の活躍を描くアクションもの。

 設定こそ斎木楠雄か!な突然変異系超能力女子ではありますが、やー、これはなかなか可愛いですねー。
 黒髪ロングストレートで、目はぱっちり大きく、性格はおしとやか系(?)。
 ワタクシ同様、多くの男子が好みとするところではないでしょうか。
 しかもこの巻頭カラーにあるコスチュームのなんともエロいことよ。
 露出を極端に恥らう性格にもかかわらず、どういういきさつでこんなあられもないスーツを着込むことになってしまうのか興味のわくところであります。

 ともあれ恥らう乙女というはやっぱりとにかく可愛いものでありまして、そこを売りにしてきたというのは戦略としてまことに正解だと思いますねー。
 個人的には、最後のほうの「確かめさせてやれなくて悪かったな!」の複雑な表情が一番好みでありました。

 しかし、この漫画の大きな魅力はそういったヒロインの魅力もさることながら、全体からかもし出されるえも言えないシュールさも大きいんではないかなーと思いますねー。
 車をまっぷたつにされたギャングが、「な…何だ…? 今の怪力は…」とか、「テメェ!!! 無茶苦茶な事しやがって!!」とか。
 0歳児が車を片手で持ち上げて「まさか天利が怪力だとでもいうの…?」とか。
 各所で反応や言動がそこはかとなくシュール。
 いや、もうちょっと普通ならちがう表現をつかわないだろうか?という疑問がわいてきてしまうのですが、でもそういうシュールさもこの漫画の笑える魅力のひとつなのかなーと。

 右目が悪人を判別できて左目が透視できるから、両目で見ればどこにいる悪人でもみつけられるよ!っていうのも、きっと深く考えちゃダメなんですね。
 それもシュールな笑いのひとつ。
 長い回想シーンのあいだ、ぜんぜん逃げてなかったギャングもシュールなネタなのです(笑)。

 そんなわけで、ツッコミはじめたらキリがないくらいシュールな笑いが満載。
 一昔前におおいにジャンプ感想界をにぎわわせてくれた「玄人好みのあつかいにくすぎる刀」の『斬』のように、私達をたくさん楽しませてくれるかどうか、まぁそこまではさすがにわかりませんが。
 この作品については私は愛すべきシュール漫画として追っていきたいなーと思います。
 あと、もちろんヒロインのキュートさとエロスもね(笑)。



ONE PIECE

 別エントリーにて。



【センターカラー】 背すじをピンと

 青春じゃのー(笑)。
 ラッキースケベにしゃがみ込んでしまったところの部長たちの優しさに思わずニヤリ。
 青春ってのは胸キュンの青春や熱血スポーツの青春もあれば、こういう生理的反応と戦うのだって男子ならだれもが覚えのある青春なんですよ!(笑)

 また、帰りの駅のホームでは、2人で覚えたばかりのステップをやってみるものの、二人で組むわけではない微妙な距離をとってたり。
 なんつーか、すでにこの空気感がリア充青春爆発しろ!的なうらやましさで一杯でありますわ(笑)。

 強引に練習をさせた猛烈キャラ土井垣部長も、最後は「悪かったわね」「気が向いたらまたいらっしゃい!」と常識人っぷりを見せてくれて好感度ぐっとアップ。
 あくまで部活なんだよっていう、このへんの力加減も気持ちよかったです。

 部長さんもいい人そうだし、女子の先輩はエロくて魅力的だし、なにより同級生の女の子には頼りにされちゃってる。
 これで入らないわけはない!ってなものですねー。
 主人公として主体性まったくなしの入部エピソードではありますが、そんな入り方もまた一興。
 というか、背伸びしていない、等身大の高校一年生男子像というかんじですわ。

 もちろん、ここから競技ダンスの勝負の世界の中で、だんだんと主体性を持ち始め、競技ダンスの魅力に取り付かれていくんでしょうけどね。
 読んでてなんだか気持ちの良い、居心地の良さをバンバン感じる第二話でありました。
 つーか、おれもこの部、入りてーーっ!!



暗殺教室

 なるほど、そういうカラクリでしたかー。
 あぐり先生を貫いたのが触手を利用した地雷兵器では、犯人が殺せんせーだと思われても仕方なしというものか。

 この一連の回想で、やっぱり殺せんせーは月も破壊してなければ、あぐり先生だって殺してないことが判明しました。
 あとは、どうして殺せんせーが殺せんせーとなったのか。
 どうして E 組の教師となったのかってところの謎ですね。
 繰り返し語られている「見る」がそのキーワードなのかな?



ハイキュー!!

 おー、言ってくれるなーツッキー(笑)。
 腹立つと言われて「どうも」なんて笑っちゃうところが最高に挑発的で頼もしいのですが、しかしそんなツッキーもウシワカには完全に打つ手なしか。
 観客席はもはやお通夜、絶望的なムードになっちゃってきてますよ。
 この試合、最大のキーマンがツッキーということのようですが、そうそう簡単にはこの壁、越えられそうにないですよねー。
 どうしたものか!



僕のヒーローアカデミア

 かっちゃんVS.常闇くんはかっちゃんの圧勝!
 能力の相性がよかったとはいえ、勝負の中でしっかり相手の弱点を暴いてサックリ攻略しちゃうという、かっちゃんの才能がやっぱり浮き彫りになった感じですねー。
 やっぱかっちゃん、戦いの天才だわ。

 しかしこの、ラストのバーサス!なこの絵!
 このかっちゃんの悪人ズラがなんとも素晴らしい!(笑)
 正直わたしはかっちゃんに勝ってもらって、有限実行、本当にナンバーワンに輝いてもらいたいと思っているんですが、しかしこの顔は酷い(褒めてますw)なー。
 ヒーロー殺し“ステイン”(屋上の絵がすげーカッコイイ!シビレる!)に例のワープヴィランが接触して、今にも会場にヒーロー殺しが乱入してきそうな雰囲気になってきてますが、この2人にはしっかり試合をやってもらいたいものであります。



 といったところで前半はここまで。
 続きは後半にて。



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