ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第785話 “足が折れても”: 少年、グリグリメガネを拾う

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2015年05月12日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第785話 “足が折れても”

　週刊少年ジャンプ 2015 年 24 号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意！】

【感想小タイトル】
■バージェスの視線
■覚醒

■バージェスの視線

　いよいよ佳境となってきたルフィとドフラミンゴの戦いですが、そこから遠く、この戦況を見守るジーザス・バージェスの姿が。
　また、それをコアラが物陰から監視しておりました。
　コアラがサボに伝えたのは、このバージェスの危険性だったんですね。

　いったいバージェス、何をしでかそうというのか。
　見ると背中に大きな風呂敷包みを背負っているようで、それがまた悪魔の実っぽい模様なのがすごい気になります。
　前からこんなの背負ってましたっけ。
　もともとメラメラの実を狙っていたバージェスのことですし、こいつの目的はこの戦場にいるめぼしい悪魔の実の能力者を殺し、その力を奪うことなのかもしれません。
　もしかしたら、ルフィのゴムゴムの力も殺して奪おう、みたいなことを考えているのかもしれませんねー。

　一方、鳥カゴの糸を止めて時間稼ぎをしようというゾロを見て、なにかに気付いた様子のフランキーも気になります。
　こちらも鳥カゴを止めるナイスアイデアでもひらめいたのか。
　私としては、フランキーにはドリルモグラ戦車的なものに変形してもらって、地下をトライしてもらいたいんですけどねー。
　地下まで糸が切り裂いてたらそれはもう諦めるしかないですが、さすがにそこまではないんじゃないかなと。

■覚醒

　そしてルフィとドフラミンゴの戦いですが、ここへきてドフラ、驚きの隠し玉を持っていました。
　その名も「覚醒」！
　悪魔の実の能力は、稀に「覚醒」することで、自分以外にもその能力の影響を及ぼすのだとか！
　ドフラの糸の能力が、建物や地面までを糸に変化させ、膨大な量の糸がルフィを襲い始めました。
　悪魔の実の力に、まだまだそんな奥の手がありましたか！

　覚醒といえば、たしかインペルダウン編でゾオン系の獄卒獣が、「覚醒」しているというセリフがありましたっけ。
　あの時は詳しくは説明されなかったと思うのですが、なるほどー、悪魔の実の能力を一段階パワーアップしたのが覚醒ってことなんですねー。
　ああ、でもあのゾオン系の場合には、自分以外にも影響を与えるうんぬんとはちょっと現れ方がちがうようですから、ロギア系、パラミシア系、ゾオン系など、系統によって覚醒のタイプがちがったりするのかもしれませんね。

　もしルフィが覚醒したらどうなるのか、想像するのも面白そうです。
　そう言っているあいだに、この戦いの中で覚醒しちゃう、なんてこともルフィならあながちないとも言い切れないですね（笑）。
　そこらじゅう、建物や地面やなにからなにまでゴム化しちゃったりして。
　
　さあ、そんなこんな言っているうちに、ルフィ、ギア4による最後の一撃が決まりました。
　首を亀のように一度ひっこませて砲弾のように打ち出すという、なんだかもう面白ビックリメカみたいなことになってますが、そこから決まった“獅子（レオ）・バズーカ”。
　いやー、でもこれ、まだまだトドメにはなってはいない感じだなー。
　どうやったらドフラを倒しきることができるのでしょうか。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

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