2015年04月21日

週刊少年ジャンプ2015年21号 感想<後編>

 さーて後半戦

■前編の感想はこちら





 後半の感想は、

・ワールドトリガー
・火ノ丸相撲
・【読切】蠅庭のジグザグ
・カガミガミ
・【読切】マスターマン対懇親会
・磯部磯兵衛

 の 6 本でお送りいたします。




ワールドトリガー

 白熱の対鈴鳴第一&那須隊戦、いよいよ佳境って感じでしょうか。
 東岸ではまたもや修が「曲者」っぷりを発揮し、那須隊長を鈴鳴と挟み撃ちのいやらしい陣形。
 ほんと修ってばこういういやらしい戦術得意ですねー(褒めてますw
 しかも那須隊長には自分の素人臭い動きを徐々に「釣り」ではないかと疑わせることも計算のうちっぽい。
 いかにも隠れている千佳ちゃんに狙撃させる作戦と見せかけて、しかも千佳ちゃんは実は修を援護してないらしいというから驚きです。
 いやー、修、どんどん智将っぷりが上がってきてますねー(笑)。

 でも、そうすると千佳ちゃんは、いまはどこを狙っているんでしょう。
 狙いが那須隊長でないとしたら、対岸の村上さんか、もしくは鈴鳴の来馬別役コンビかということになるわけですが。
 せっかく遊真にタイマンを許可したわけですから対岸はなさそうですし、そもそもこの嵐で視界が悪いのでそこまでの距離の狙撃はムリっぽい。
 そうなると来馬別役コンビを狙っているってことなんでしょうか。

 うーんなるほど、先にこの2人を千佳ちゃん砲で消し炭にしちゃえば、玉狛第二は合計 3 点ゲット。
 その時、那須隊長から千佳ちゃんが 60 メートル以上離れていればベイルアウトできますから、那須隊長が東岸で取れる点は修の 1 点のみ。
 こうなれば実質、玉狛第二が那須隊に「倒したポイント」で負けることはなくなるわけですねー(生存点ではひっくり返ることもありえますが)。
 修はそいういう計算を狙っているんでしょうか。
 若干後ろ向きな気もしますし、修は自分で点を取りにいくって言ってましたし、今週来馬さんたちを援護したところとも齟齬をきたしそうなので、これはちょっとちがうような気もしますがね〜。
 はたしてどうなるんでしょう。

 一方西岸では遊真と村上さんの勝負が過熱!
 次々と繰り出す遊真の技を、着実に見切って対処する村上さんがすごい。
 この、なにをやっても無駄だぜ感が恐ろしいですわー。
 あのヴィザ翁とタイマンで勝ってる遊真が、ですからね(もちろんあれは黒トリガーありですが)。
 さすがアタッカーNo.4はダテじゃない。

 太刀川さんの分析によると、遊真の技は冴えも使いどころもいいんだけど、まだ軽いとのこと。
 軽いというのは、威力うんぬんの話ではなくて、まだまだ自分のものにはしきれてないってことなのかもですね。
 遊真がこれまで使ってきた黒トリガーと比べて、現状のボーダーのトリガーは使い始めてまだ 2 ヶ月がいいところ。
 今回使ったもぐら爪も、脚ブレードも、枝刃も、ぜんぶ先週村上さんの言っていた「付け焼刃」と言われても仕方ないのかもしれません。

 しかし、今週はここからが熱かった。
 『今までの強敵との戦いの経験が全部乗っている』と評される村上さんに対し、

『あいつの剣にだってちゃんと乗ってる

 積み上げてきた

 重みってやつが』


 と迅さんが確信を持って保証する言葉とともに、遊真の背後に浮かび上がる、レプリカともうひとりの人物の影!
 レプリカ先生ー!!と思わず叫びそうになってしまったのですが(笑)、あともうひとりはこれは遊真のお父さん、ユーゴさんでしょうね。
 一瞬ヴィザ翁かと思っちゃいましたが、単行本で確認してみたところ、襟の形がちがいました。
 いやー、熱い絵だなー、これは。
 遊真のスコーピオンから放電がほとばしり、そこから浮かび上がったふたりの面影って感じにも見えますし、うす暗いトンネルの向こうに、明るい日差しが見えて、遊真の未来を暗示しているかのようにも見える。

 さぁ、普段ひょうひょうとしている遊真が胸のうちに秘めた、熱いものが吹き出るのか。
 ぜひぜひ太刀川さんが大好物だという、熱い勝負を見せて欲しいものです。



火ノ丸相撲

 おー、正ヒロイン登場かと思ったら、なんと前インターハイ王者の妹でしたかー(笑)。
 最後の別れ際、ちょーっと悪そうな顔になりましたねー(そう見えただけかな?)。
 そう簡単に少年に都合のいいようなヒロインは出さない、実に火ノ丸相撲らしい女の子だったのかもしれません(笑)。
 これからに期待ですな。

 一方大太刀高校相撲部は石神高校相撲部に出稽古。
 おおおおー、部長さん、なんつー少年漫画的ベタなかっこよさ!!
 パワー系キャラの真価開眼!って感じでしょうか。
 この漫画、しっかりと成長の気持ちよさが描けてますわー。



【読切】 蠅庭のジグザグ

 昨年の金未来杯で『肋骨さん』を描いた吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)先生による読切登場。
 植物を使った呪術を武器に、正義漢じゃないのに呪いで正義のヒーローをやらされちゃってる奇妙な男を描く奇妙なストーリー。
 うーん、これは面白い。

 利己的なキャラクターでありながら呪いによって人を守らなきゃいけないっていうネジレたキャラも中二心を刺激しますし、悪を成敗したところで結局人なんてそんな簡単に心を入れ替えたりしないんだよねっていう着地点もまた面白い。
 だいぶんシニカルな世の中の見方で、だからこのくらい折檻しとくくらいが丁度いいのよっていうことなんでしょうが、なんだか読後感はそこまでダークではないんですよね。
 むしろ暖かくて平和な感じすらしちゃう。
 主人公じぐざぐ氏の京都弁がかもしだす、おっとり感の効果もあるでしょうし、着物の女の子や序盤登場する近所のおばあさんの人の良さそうな雰囲気も大きいと思います。
 特にこの着物女性が控えめに突っ込む場面が大きくて、わたしみたいなのが遠いところで小声でつっこむくらいの力加減をいい感じで再現してくれました(笑)。
 以前の『肋骨さん』もそうですが、この作家さんはほんといい雰囲気を持ってますわー。

 しかも今回は以前より話が面白かったと思いますねー。
 わくわく読ませる構成をしているし、シーンのつなぎも断然上手くなってる感じがします。
 少ないページ数で若干多めの登場人物をまとめきっていますしね。
 やはりこれからが楽しみな作家さんだなーと再認識いたしました。

 しかし、この女子の飛び降りた直後、木に助けられてるシーン、これすっごいエロいわー。
 パンツとか見えてなくてもいいんです。
 着物の裾がはだけてむき出しになる白い脚と、そしてこの白足袋ね!
 これ、実にすばらしい。
 今回の読切でこの子が着物であることの物語上の必然性なんて、もしかしたらカケラもなかったような気もしないでもないんですが、もう、このひとコマを見たらそんなのブッ飛びます。
 ビバ!着物!!



カガミガミ

 おー、白天丸、実は偉い御神体だった!
 今はあんなもふもふなのに(笑)、設定的には、封印されていた古代の最終兵器ロボが世界を救っちゃうぜー的な存在だったわけですか。
 あなどっていたぜー。



【読切】 マスターマン対懇親会

 ブリーチ緊急代原で、今井サーモン先生によるギャグ読切。
 ウルトラマン的ヒーローを懇親会に強引に誘う少年が、実はめちゃくちゃ強かったというかなりカオスな作品。
 いやー、この少年のグイグイ来る強引さと、あまりにかわいそうなマスターマンに笑わされてしまいました。
 少年、どんだけ強いんだと(肉体的にも精神的にもw)。
 ただこのひとネタで全ページ貫き通したことについては、一貫性があって良いと見るか、若干飽きる単調さと見るかは意見が分かれそうなところではないでしょうか。
 私なんかは、途中でひとひねり何かが欲しかったかな〜?と思うほうですねー。



磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜

 なんだこの自由すぎる展開は(笑)。
 ウソの大名行列で本当に将軍さまの前まで来ちゃったところまではまま普通なのに、磯兵衛が「火を吐く」とか言い出してからの超展開の連続。
 いやー、磯兵衛ワールド、怖すぎです!!



感想後記

 といったところで今週の感想はここまで。
 次週からはナルト外伝の短期連載&新連載3連弾がスタート。
 新連載では、以前わたしが個人的に超クリーンヒットだった読切『競技ダンス部へようこそ』横田卓馬先生が、ほぼ同タイトルで登場というのが嬉しいオドロキ!
 また、昨年の金未来杯でグランプリ受賞の『デビリーマン』も登場ですが、これもまたけっこう面白かった記憶がありますし、今度の新連載もなかなかに楽しみなものになりそうです。



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