ではさっそく。
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・カガミガミ
・斉木楠雄のΨ難
・火ノ丸相撲
・【読切】血界戦線
・ワールドトリガー
・こち亀
・磯部磯兵衛
の 7 本でお送りいたします。
カガミガミ
あらんマコさんついていかないのか。
最近ちょっと出番が減ってる気がするなー。
ダブル主人公だと思っていたのでちょっと悲しいことです。
これは逆に、ためたあとで一気に爆発させる計画なのだろうか。
今週は新登場の相棒、カイトくんの掘り下げ回。
オチこぼれがドロップアウト寸前で逆上して、いい方向に開花しちゃうわけですが、ここで開き直れるのもすごいし、ちゃんと開花できるのもすごいですわなー。
今のエリート坊やっぽい外見や言動からは想像もつかない、血のにじむような努力が隠されてるってことなのかなー。
斉木楠雄のΨ難
そうだった。
照橋さんってそういう人だった。
最近は楠雄の前でアワアワしている可愛い印象ばかりが先行していましたが、元来はこういうキャラでしたね(笑)。
火ノ丸相撲
おー、すげー!
何がすごいって、相撲部屋っていう場所を、ちゃんとユートピア的なものに見えるように描いてるってことですよー。
火ノ丸にとってのユートピア、ご褒美回であることはもちろんなんですが、その魅力が読者にまで(少なくとも私には)伝わってくるってのはすごいんじゃないかなー。
だって、普通に考えたら相撲部屋の生活って、相撲やらない人にとってはそんなに魅力的なものにはうつらないと思うんですよ。
それがちゃんと、ああ、ここにいられて幸せだ! 将来、おれもここで一緒に戦えるようになりたい!って思う火ノ丸に、ちゃんと感情移入できるくらい相撲部屋を魅力的な場所として描けてるんですよね。
しかもそのユートピアの親方に、応援され、ウチに来いとまで言われる。
こんなに嬉しいことはないってなもんですよー。
これまでの火ノ丸の、体の小ささに思い悩み、それを跳ね返すために積み重ねてきた研鑽を思うと、ちょっと目頭の熱くなるものがありましたわ。
火ノ丸、絶対に高校相撲の王者になって、ここに来ないとダメですね。
ここまで言ってもらえるんですもの、期待に応えなくっちゃですわ。
火ノ丸、高校王者を目指すための、またまた大きな原動力が増えました。
やー、技術的なレベルアップを目指すのと同時に、ハート面でも火ノ丸、ひとつレベルアップした感じです。
【出張読切】 血界戦線
ジャンプ SQ からの出張読切で、トライガン作者の内藤泰弘先生による血界戦線が掲載。
トライガンは名前くらいは知っているレベルだったのでどんな作風なのか今回が初だったのですが、意外とホンワカ日常系なんですねー。
もっと血なまぐさい殺伐バトル系だとばかり思ってたので、オチのシーンは意外さにニンマリしてしまいました。
モンスターたちがオエエエエって、なかなか可愛いじゃないですか(笑)。
被害者はかなりの数出ている殺伐とした事件のはずなのに、まとめかたはふわっとした安心感。
なかなか面白い作風で、好感触っていう印象です。
ワールドトリガー
村上さんつえー!
いや、もちろんくまちゃんこと熊谷さんも強かったんですよ。
片腕になっても諦めず、初めて使うメテオラをしっかり戦闘に組み込んだり。
よく見ると、あの弧月の刃で相手の刃をいなす独特の剣術もしっかり使ってますし。
さらには討ち取られつつもメテオラのカケラでトラップを用意するという、土壇場の発想力。
さすがという腕前を見せてくれました。
しかし、村上さんはそれ以上でしたねー。
とにかく冷静だし、レイガストの使い方がいちいち上手い。
シールド先端に切れ込みを作って相手の刀身をとらえ、バランスを崩したり。
はたまた相手のメテオラ射出に、スラスターの押し付けをあわせて自爆を誘ったり。
とにかくこの人の「使いこなしている感」はスゴすぎる。
なんていうか、葦原先生の「しっかり考えてる感」も最近変態じみてきたなーという感じもあるんですけどね(笑)。
さらに村上さん、相手を討ち取った後も油断ナシって。
あなたどんだけスキ無しですかと。
これは遊真、やっぱり大変な相手ですわー。
片腕一本ではやっぱりマズそうだというのが今週示されちゃったわけですが、はたして遊真、どういうふうに戦うんでしょうね。
学習能力対策として、なんか新しいトリガーチップを導入してたとしても、付け焼刃ではこれはまず敵いそうにないですぞってことまで示されちゃいましたよ。
うーむ、どうしたものか。
また今週は、解説の太刀川さんがとってもかっこよかったですねー。
最初はハート面の熱さは関係ないでしょっていう冷酷漢かと思わせておいて、それじゃ、負けたら気持ちが足りなかったからかってことになっちゃうでしょっていうカッコよさ。
気持ちを全否定しているようでいて、実は全肯定していたっていうねー。
やー、太刀川さん、惚れ直しました。
この、落としてから持ち上げるっていうのは、やっぱり効果的です(笑)。
あと、この太刀川さんの言葉の中には、村上さんのことも入ってると思うんですよね。
淡白な表情でいて、村上さんも回想で描かれたように熱いものがあるわけで。
そういう村上さんの気持ちだって無碍にするわけにはいかないよねって、そういうことでもあると思うんですよね〜。
戦うやつには、それぞれ戦う理由がある。
もちろんそういう気合の入ってない人も中にはいるかもしれないけれど。
みんな勝ちたいって思ってることにはだいたい変わりはない、みんな一緒なんだって、そういうことなんじゃないかなー。
いやー、今週はテクニカル面もハート面も、いろいろ充実した話でありました。
さぁ、次週はいよいよ遊真VS.村上戦!
遊真が一対一を望んで熊谷さんが倒されるまで待っていたというのは意外でしたが、はたしてどんな戦い方で挑んでいくのか。
めちゃくちゃ楽しみです!
こちら葛飾区亀有公園前派出所
おー、スタンプラリーのお話が、いつの間にか都会人の勤勉さと鉄道ダイヤの関係考察へとシフトするって。
この展開力はさすがだなー。
しかし、「勤勉すぎるぞ」って、40 年近く休載なしっていう秋本先生こそ一番の勤勉なんじゃないですかねー(笑)。
磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
なんぞこのオチ!
たまらん(笑)。
自分の本の販促やってもらって喜んだり、本当の五輪の書の精神を教えようとして勘違いされたり。
かと思ったらあげく追い詰められた磯兵衛の顔を立てちゃったり。
武蔵さんってばいい人だわー(笑)。
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今回出てきた霊獣はホローラビットが獅土さんに飲ませようとしていたマガツヒの卵という寄生虫にそっくりですね。
成長し、卵を飲んだ即席式神使いの腹を食い破って出てきたんでしょうか。しかもこいつも腹に何かを抱えているようなので、新たに産卵しようとしている?
拳斎は良い父親っぽいので、恭介が父親のことを「先生」と呼んでいるわけではなさそうですねー。
となると、祖父でも父でもない「先生」なる人物と今は暮らしていたことになるので、やはり心斎と拳斎は現在では亡くなっていそうです。
それに、たしかに言われてみればおなかになにかを抱えているっぽい。
ふーむ、ただの怪物退治ってだけでは終わらない、大規模な事件に発展しちゃう可能性がでてきましたかねー。