2014年12月22日

週刊少年ジャンプ2015年04・05合併号 【キャラ人気投票結果発表ワンピ巻頭カラー<年忘れギャグ大乱闘企画>掲載号】 感想<前編>

 早いもので、これでいよいよ今年も最後のジャンプ感想なんですねー。
 ほんと一年たつなんて、あっという間のことですわ。
 とはいえ、別に今週号だけなにかやるってこともなく、さらっと普通にお送りしたいと思います。
 ではでは。





 前半の感想は、

・ワンピ
・暗殺教室
・僕のヒーローアカデミア
・火ノ丸相撲
・食戟のソーマ

 の 5 本でお送りいたします。



【巻頭カラー】 ONE PIECE

 別エントリーにて。



暗殺教室

 相変わらずこの漫画の“試験描写”は独特ですねー。
 本来は絵的に面白くしにくい試験というものを、モンハンのようなバトルに見立て、しかも今回は時系列をごちゃ混ぜにして「試験中の会話」までやっちゃってるんですよね。
 この会話、もちろん実際は試験中に行われているものではなくて、試験前や試験の合間、もしくは試験後に行われているものを試験のバトル中に織り込むことで、面白いドラマや絵になるようになってるんでしょうねー。
 毎度の事ながら、暗殺教室の表現力の幅には驚かされます。

 ところで今週ちょっと思ったんですが、この試験、どうもこれだけ中学レベルを大きくはずれた難易度になっているとすると、A 組と E 組はよいとしても、それ以外のクラスが大変なことになっちゃいそうですよねー。
 とんだとばっちりもいいところで(笑)。
 理事長としては、A 組が E 組をコテンパンにするところを一般生徒たちに見せ付けるということでしたが、実際コテンパンにやられちゃうのは B、C、D の人たちなんじゃあないでしょうか。
 もしかしたら、それが理事長の計算外の事態を引き起こしたりして、理事長失脚の原因を作ることになるのかなー、なんて思ってしまいまうのですが。
 さてさて、この勝負、どういう結末になるんでしょうか。



僕のヒーローアカデミア

 さー、ついにはじまった雄英体育祭!
 進行役らしきミッドナイトが“18禁ヒーロー”って(笑)。
 あらためて見るとすんごい格好してますねー!
 これ、おっぱいどうなってるんだろう!!

 第一の予選、障害物競走では、しょっぱなから轟くんが大暴れ。
 いやー、気持ちのいいくらい大暴れしてくれちゃいましたねー。
 もうこれ、ほとんど一線級のヒーローレベルじゃないですかね。
 さすがクラス最強レベル。

 こんな凄いライバルを相手にして、さらにはメラメラ闘志燃やしまくりのかっちゃんたちを相手にまわして、さぁそうしたらデクはいったいどうやって戦っていくのかと。
 もうほとんどムリゲーじゃないのかとすら思えてしまいます。
 今のまま、能力を使ったらバキバキってなってるようじゃ、まずもって勝てない勝負ですって。
 今度こそ力のセーブをモノにしないとですね。
 いかにしてオールマイトの期待に答え、「緑谷が来た!」って世間に言わしむるのか。
 デクの成長と爆発力に期待しまくりです。

 しかしこの、ラストのデクの顔!
 い〜い表情をするようになったじゃないですか!
 ドキドキ緊張し、怖がっているところはもちろんまだあるとしても、でもそれだけじゃない。
 武者震いしつつ、勝利のイメージをしっかり目の中に持っているような、そんな表情ですよね。
 あのビビリだったデクが、ほんっと大きく成長したものですよー。
 思わず胸がカーッと熱くなってしまいましたわ。



【センターカラー】 火ノ丸相撲

 毎週が最終決戦!な勢いの気持ちいい火ノ丸相撲ですが、今週はまさに最終決戦!な大迫力。
 息をするのも忘れそうな勢いでした(おおげさw)。

 ちょっと下がれば土俵を割って負け。
 ちょっとバランスを崩せば膝をついて負けという、一瞬の油断が「即死」という相撲の緊張感ってやっぱりすごいなと。
 いつ勝負がついてもおかしくない恐ろしさとして、おおいにこの最強同士のバトルを面白くしてくれてます。
 一瞬たりとも目が離せないぜーって感じですわ。

 さーしかし、こうなってくると、どう決着がつくのか、そこが気になってきますねー。
 ここまで盛り上がってしまうと、逆に鬼丸が勝ってしまうのがもったいなくなってしまうくらいです。
 この久世草助を、今後も最強のライバルとして話を盛り上げていくのなら、ここで鬼丸に勝たせちゃったらもったいないんじゃないかと思ってしまうんですよねー。
 でも、この火ノ丸相撲の面白さは、そういう美味しいところすらガンガン消化していっちゃう思い切りの良さって所もあると思うんですよね。
 うーん、どうなるんだろう。
 とにかく次回、決着(?)がたのしみです。



食戟のソーマ

 うほ! これはベルセルクか!!(笑)
 青春時代のガッツ対グリフィスのパロディですかねー!
 この漫画はジョジョだったり磯兵衛だったり、突然思い切ったパロディをやってくれますが、今回のもそれなのかなーと。
 さすがに他社の他誌作品では明確には描けなかったのかもですが、でもこれってそうなんでしょー?って思わずニヤリとしてしまいました。
 いや、もちろんベルセルクファンの思い違いかもしれませんがね(笑)。

 さてさて、そんなこんなでついにソーマの出番。
 「こいつで〆だっ!」なんてセリフから、〆鯖みたいな〆秋刀魚を想起させてくれますが、はてさて、どんな料理が出てくるんでしょうねーっ。
 この大会の最後のクライマックス。
 たっぷりと見せつけて頂きたいと思います。



 といったところで前半はここまで。
 続きは後半でー。



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posted by BOSS at 22:17| Comment(4) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
複数のブログで勘違いされてますが、ソーマの言う〆はコースの最後に出るご飯物の事だと思います。
Posted by だいまおー at 2014年12月25日 04:22
 「勘違い」ってことは、もうどこかでネタバレが出たってことなんですかね?
 ネタバレはこちらのブログでは禁止させていただいてますので、正式な発売日まではご遠慮くださいませ。
Posted by BOSS at 2014年12月27日 16:03
いえ、料理を少し知っている人だったらこの流れや言い方で〆を〆サバや〆さんまとは決して受け取らないと思います。まあ、ソーマの場合ギャグで落としてくる事もあるので、可能性が0ではないですけど。
Posted by だいまおー at 2014年12月28日 02:32
 〆がご飯ものというのは定番の話ですが、それは言葉の意味を直接とらえた場合の話ですよね〜。

 ただ、漫画のヒキっていろいろあって、さぁAでしょうかーってひいた次の週で、そのまま素直にAのこともあれば、まったくちがうBでビックリ!みたいなこともありますね。

 また、日本語にはひとつの言葉にふたつの意味をかける文化もあったりすることですし、「〆」って言ったら、普通はご飯ものと考えるけど、はたしてそうなのかな〜?と。
 別の意味も隠されていたりするんじゃないのかな〜と。
 わたしみたいなヒネクレものは、他に可能性はないだろうか?って考えていったりもするんですよー。

 ま、わたしとしては、実際それが当たっていてもハズレていても、どっちでもいいんですけどね(笑)。
 どうなるのかな?と予想してドキドキすること自体が、「漫画を楽しむこと」のひとつの要素だと思っております。

 まぁそんなかんじで、「〆」予想の結論だけを書かずに、そのへんの思考過程も文章化して、わかりやすく感想に書いておくべきでしたね〜。
 面倒がって易きに流れた結果です。
 失礼いたしました。
Posted by BOSS at 2014年12月30日 15:37
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