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【コミック派ネタバレ注意!】
【感想小タイトル】
■地獄の断頭台
■スプリング・バズーカ
■地獄の断頭台
先週ラスト、ついにいいのが入ったローの攻撃でしたが、ドフラはやはり強かった。
巨大構造物を使った、ローの怒涛のラッシュもなんのその。
それらすべてをかわし、裏をかいてのローの攻撃も軽々と受け止めてみせる。
能力の強さも当然ながら、肉体のパワー、格闘での強さもハンパじゃないですねー。
そして、そんなハンパじゃないパワーが実現させた結果も凄かった。
まさかの、ロー、右腕切断!
いやー、これは衝撃でした。
ローだって武装色の覇気で硬化してたでしょうに、それごとってことですからねー。
ものすごい破壊力です。
ドフラの武装色は、ローのものよりも遥かに上っていうことなのでしょうね。
また、糸で、アキレス腱で、ドカーンというのも感覚的にすごいです。
むちゃくちゃな力技って感じで、鋭利な刃物でスパッとやられるよりも、よっぽど痛々しく感じてしまいますわ。
もちろんローの能力でこの腕を繋ぎなおすことは可能でしょう。
でも、切断面がそのままくっつくかは疑問が残るので、ちょっと短くなっちゃうことだってあるかもしれませんし、痛みや感覚だってすぐには元には戻らないでしょうしねー。
多少のリスクはありそうです。
いやいや、恐ろしいことをしてくれますドフラミンゴ。
その残酷さ、無慈悲さを、改めてパワフルに教えてくれちゃいました。
ところで、そんな戦いのさなかに交わされた言葉ですが、
「そうさ!
どんな悲劇も 失態も!!
起きちまった事だけが現実っ!!!」
コラさんやローの行動とその結果について語っているドフラミンゴですが、どうもその言葉の裏には、ドフラの父親を暗示しているようなものを感じてしまいました。
ドフラパパが良かれと思って天竜人の地位を捨てたことが、結果招いてしまった悲惨なあの事件。
やはり、あの悲惨な事件が、いろいろとドフラという現在の人格を作り上げているんだなーと感じてしまいます。
処刑について“鉛玉”にこだわるのも、その過去がさせることのようです。
一度ローに鉛玉をバンバン打ち込んで今があるっていうのに、またやるのかいっていう話ですし。
なにか儀式的なものを感じます。
父親と実の弟をその手にした銃で処刑したことは、やはりドフラにとって、大きな心の傷を負わせることだったんじゃないですかね。
でなければ、鉛玉にこだわる必要なんてないわけですからね。
処刑という儀式を、あえて鉛玉にこだわり、そのスタイルを繰り返したがる理由。
それは、自分を正当化し続けなければいけないという、強迫観念のようなものがさせていること、なのかもしれません。
ほんと、一番過去にとらわれているのって、このドフラじゃないですかね。
ところでドフラ、ほんとうにローを処刑するつもりなんですかね?
オペオペの能力で不老不死の計画はどうするつもりなんでしょう。
また別の実にコピーすればいいやとか、そう考えてるんでしょうか。
■スプリング・バズーカ
衝撃の展開のローVS.ドフラは、なんとここでお預け。
めっちゃめちゃ先が気になるんですが、しかしここからのルフィパートもすばらしかった。
過去を振り返るベラミーですが、裕福な町出身で、退屈だったから海賊になったって。
ここまでのローやドフラの過去編と、あまりに極端に違いすぎて、ガクッてくる落差すら感じてしまいます。
いや、もちろんベラミーにだって、憧れとする海賊像みたいなものがあったり、目指す生き様の理想像みたいなものがあったんだと思います。
でも、ベラミーはそこで、シンボルを借りる男を間違ってしまった。
誇りとする男を間違ってしまった。
最初にかけちがったボタンが、すべてを狂わせてしまったってことなんですねー。
いやー、なんというか、悲しいなぁ、ベラミーって男も。
たしかにベラミーは愚かなのでしょう。
海賊になった若かりしころも、ルフィと最初にぶつかった時も、そしてそこから這い上がろうとドフラの下で頑張ってきたことも……。
いろいろとボタンを掛け違っていたのでしょう。
すべては、ベラミー自身の不明のなせる技と言っていいのでしょうねぇ。
でも、そういう賢くないのもまた、人間ってヤツなんだよなぁ。他人事じゃないよなぁって、私は最近こういうのを見ると、とみに思いますわ。
ベラミーを、私は笑えません。
だからこそ、この最後の意地のスプリングホッパー、私はめっちゃカッコイイって思いますねー。
動いたら命もやばいというこの身体で、そんな身体など張り裂けてしまえとばかりに飛び跳ねる、男の意地の必殺の技。
ドフラを信じたのは自分だと。
それを、思ってたのとは違ったからと、サックリ裏切るのは自分にはできないと。
愚かなのはわかっているが、ならば最後まで貫き通すのみと。
もちろん、ルフィにはとうてい通じないでしょう。
いまにも、あのジャヤのワンパンノックアウトの名場面が、ここにふたたび再現されるのが目に見えるようですよ。
でも、それをルフィがどう受けとめるるか。
そこがすっごい楽しみというか、どうするんだろうと、めちゃくちゃワクワクするんですよね。
あの時ルフィは、「このケンカは絶対買うな」と、そうゾロに言った因縁の相手でもあるベラミーです。
そのベラミーが、ルフィにのされ、そこから立ち直り、生まれ変わって、でも結局己の愚かさを知り、その自分にケジメをつけるために炸裂させた、あの因縁のスプリングホッパーです。
ぜひともルフィ、力一杯の男の拳で、これに答えて欲しいって思いますわ。
なんかもう、そういうのって理屈じゃないんですけどね。
なんで殴らなきゃいけないんだって、理屈じゃ到底ないんですけども。
ベラミーの全身全霊の意地に、正面から答えて欲しいと思いますわ。
熱いなー、ベラミー。
まさかあのベラミーが、2 年の時を越えて今再び、こんな見事な姿を見せてくれるとは。
ちょっと思いもしませんでしたわ。
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ベラミーの思いを受け止め、初めて人を殺すのか
殺したくないからと再びケンカを買わないのか
ルフィがどちらの選択肢を選ぶのか再来週が凄く気になります。
ローの腕の切断はビックリしましたね。
ただ、もしかするとこれもローの策なのかもしれないと思ったりもします。
丁度ドフラミンゴが格上の相手に挑む時の話をしていましたので。
たしかにベラミーはあと一発受けたら死ぬみたいなことを言われていますが、ワンピ世界の住人たちは本当にタフですからね。
実際に死ぬかどうかは、うーん、どうなんだろうって思っちゃいました。
でも、あそこまでハッキリ言われちゃってますしね。
ともあれ、腹をくくったベラミーにどう答えるのか。
ルフィの覚悟と男気が試されてる感じですねー。
楽しみです。
なるほど、腕切断はローの作戦である可能性ですか。
それも面白そうな展開だ。