2014年10月29日

週刊少年ジャンプ2014年48号 感想<後編>

 ではでは後編です。

■前編の感想はこちら






 後編の感想は、

・トリコ
・磯部磯兵衛
・モロモノの事情
・こち亀
・ハイファイクラスタ
・ワールドトリガー

 の 6 本でお送りいたします。



トリコ

 カカさまチチさまジジさまって、家族か!
 味仙人のネーミングのセンスに嫉妬(笑)。

 しかし、トリコも頑固だなー。
 カカの言うとおり、小松を置いていけばいいものを。
 ただでさえかつてない無理ゲー的難関に、さらに小松という生死をさまよってる守らなきゃいけない人間を連れて行っちゃうなんて。
 まぁさすがに会ったばかりのニトロを信じろというほうがムリかもしれませんが。
 しかし、この無理ゲーにさらに無理ゲーを重ねるような無茶っぷり。
 引き締まるものがありますねー。
 期限は一週間ということですが、これまた壮絶なことになっちゃいそうです。

 つか、ペアが猿王バンビーナの体の一部って……。
 いったい「どこ」なんでしょうね!



【センターカラー?】 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜

 磯兵衛一周年記念&100話達成の記念すべきセンターカラーなのですが、なんというカラーページの使い方!
 なんだかんだやりつつ最後の最後で色がつくのかと思ったてら、結局最後までつかなかったし(笑)。
 これしかも、スクリーントーンじゃなくて、薄く墨を使ってたりするんですよね〜。
 手間的数にはカラーとあまり変わってないんじゃないでしょうか(笑)。
 なかなか思い切ったことをなさいます!

 そして後半では、途中から唐突に始まる熱血風展開がすばらしい。
 なぜ磯兵衛は、自力で机まで到達しなければなからなかったのか!
 この脈絡のない唐突さ、謎の爆発力があります(笑)。
 


【短期連載最終回】 モロモノの事情

 というわけで、短期集中連載のモロモノ完結。
 最終話は、ふたりだけの夜の語り合いの青春っぷりが絶妙にすばらしかった。
 いいですねー。
 捕まると分かっていても、捕まるまでだぜって口では割り切りつつも、ひたすら逃げようって言っちゃうこの若さ。
 ムリだと知ってても、やらなければ自分に嘘をつくような気がしちゃう若さ特有のまっすぐさ。
 なんかちょっと、どこぞの青春ドラマかっていう素敵さでありました。

 最初は、主人公の男の子があまり魅力的に感じられなかったのですが、こういうちょっとクサい青春ができちゃうキャラなら、これはこれでアリじゃないかと最後は見直しましたねー。

 てなわけで、これにて三話完結。
 いろいろと面白いところを見せてくれた、なかなかの良作品だったとおもいます。



こちら葛飾区亀有公園前派出所

 「李下に冠を正さず」という言葉がありますね。
 スモモ(李)の木の下で冠をかぶりなおそうとすると、スモモの実を盗んでいると誤解される危険があるからやめておけっていう言葉です。
 悪いのはノンアルコール飲料じゃなくって、誤解されるような飲み方をしてしまう人間ですよ。
 車に乗りながら、警察にこれ見よがしにノンアルコールビールを飲んでみせるなんて、明らかな悪意があるじゃないですか。
 そういうのは注意されて当然ですって(笑)。
 売るほうや作るほうは、堂々とノンアルコール飲料だって売ってればいいんですよ。



ハイファイクラスタ

 おー、今度は分かりやすいヤツがきたー。
 聖徳太子とかソクラテスをバトルに応用するよりも、圧倒的にバトル直結な呂布が出てきちゃいました。
 そりゃもう、呂布なら強さは文句なしに【S】クラスでしょうて。

 しかし、それと比べて佐々木小次郎が【B】って、ちょっと日本人としては悲しいなぁー。
 たしかに、佐々木小次郎は戦国時代が終わった後、剣豪としての決闘が有名なだけで、武将として戦場で一騎当千だった呂布とは強さの評価が違ってきちゃうのも当然かもしれませんが。
 ここは貫寺さん、日本人の意地ってものを見せて欲しいなー(笑)。



ワールドトリガー

 ついに来ました、ワールドトリガー、大侵攻編クライマックス!
 先週はとんでもない熱さを見せてくれたワルトリですが、今週もまた熱かった!
 まずは、最後のトリオンを振り絞ったミラが修に攻撃。
 これまでのバトル描写がずっとトリオン体だったぶん、こういう生身のダメージが強烈に新鮮に見えますねー。
 足や腹を貫かれた修が実に痛々しい。
 
 と、ここでついにレプリカ先生の作戦が発動。
 なんと、アフトクラトルの遠征艇を、ハッキングしてしまう作戦でしたか!
 修たちが目指しているのがボーダー本部のゲートではなく、ミラがつくったゲートであろうことは予想がついてはいましたが、そこからがまったくわかっていませんでした。
 たとえそこに修が駆け込んだところで、袋のネズミなのは明白。
 だったらどうするのかと思っていたら、まさかの「帰還命令」だったとは!
 いやー、その手がありましたか!
 これは完全に予想外。やられましたわー。

 そして最後に、ハイレインに畳み掛ける、ボーダー側の連携攻撃もすばらしかった!
 米屋さん指揮する C 級隊員の援護を受けつつ、発動する三輪先輩の風刃!
 ついにハイレインに与えられた右腕切断という大ダメージに、思わず声が漏れてしまいました(笑)。
 迅さんはたしか風刃のことを、見える範囲はだいたい攻撃範囲みたいなことを言ってたと思いますが、レプリカ先生の援護があれば見えないところでも攻撃範囲だったんですねー。
 あらためてチートな黒トリガーですわー(笑)。

 そしてやっぱり大本命、遊真の狙撃がハイレインにダメ押し大ダメージ!
 右腕を失いガードの甘くなった右からさらに!ってことで、期せずしてこれ、三輪&遊真の連携コンボになっちゃってるんですねー(笑)。
 いやー、よくやった、ふたりとも!!

 そしてまた、修も考えてましたねー。
 例の気になる攻撃は、ハイレインの能力で千佳ちゃんキューブのダミーをつくるためだったんですね!
 修、やるじゃん!!

 それぞれがそれぞれの状況で知恵を絞り、情報を伝達しあい、連携し、前者からうけとったものをしっかり役立て、後者に伝え、そしてついにもぎ取った大勝利!
 長い長い戦いの決着に、ホッと脱力するものも覚えつつ、スゴイ戦いだったーと、とにかく震えるものがありますわ。

 しかし、ここでレプリカ先生とお別れとは、なんともさみしいものがありますなぁ。
 いつか再会できることがあるんでしょうか。
 それとも、次会うときは、たとえばアフトクラトル側に改造&洗脳されちゃってたりなんかして。
 ああ、そういうのもありそうだなぁ。

 そしてまた、重傷を負った修も心配です。
 なんかもう、このまま意識不明の重態……なんてなムードじゃないですか。
 うーん、来週、ケロッとベッドに起きててくれたらいいんですけどねー。



感想後記

 といったところで、今週の感想はここまで。
 次週は、西尾維新先生×暁月あきら先生という、めだかボックスのふたりがふたたびコンビを結成。
 読切『娘入り箱』が掲載されるとのことですが、さーて、今度はいったいどんな作品をひっさげて来てくれるんでしょうか。
 なかなか個性的な作品を作ってくれるふたりだけに、期待しています。



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