2014年10月06日

週刊少年ジャンプ2014年45号 【こち亀38周年記念 表紙&巻頭カラー<「最強」漫画読切4本立て>掲載号】 感想<前編>

 ちょっとアッサリした表紙だなーと思ってよく見たら、寄せ書きだったんですね、これ。
 ジャンプ作家さんたちに寄せ書きしてもらえるなんて、こんなことができるのは両さんくらいだわ〜。





 前半の感想は、

・こち亀
・ワンピ
・僕のヒーローアカデミア
・食戟のソーマ
・銀魂
・火ノ丸相撲

 の 6 本でお送りいたします。



【巻頭カラー】 こちら葛飾区亀有公園前派出所

 そんな 38 周年を祝う巻頭カラーでは、これは秋本先生、京都旅行でも編集部からプレゼントされたんでしょうか(笑)。
 伏見稲荷からはじまる京都旅行で、ちょっと不思議なエピソード。
 一切しゃべらない七尾ちゃんがなかなか可愛いのですが、それにしてもこの七尾ちゃんがしっかりスマフォを操作できてるところが面白いじゃないですか。
 たしかに江戸時代生まれの妖怪だって、現代まで生きていれば、いつまでも江戸時代の頭じゃないでしょうからね。
 しっかり現代っ子と同じ感覚も身につけて、だからイケメンの審美眼だって現代風だったりするのかもしれません。

 それにしても、最近両さんが不在でも成り立つお話が続いていますなー(笑)。



ONE PIECE

 別エントリーにて。



僕のヒーローアカデミア

 バスの中で和気あいあい(?)とするクラスのみんな。
 うーん、なかなか楽しそう。
 かっちゃんがいじられてるっていう絵も画期的ですし、ちょっと前までいじめられてたデクが会話の輪にいるっていうのがいいですねー。
 この幸福感があるからこそ、この後の急激な暗転が引き立っているんでしょうねー。

 そんなわけで、突如急襲のヴィランたち。
 いやー、全身「手だらけ」男がドーンとあらわれる、この絵!
 めっちゃくちゃに衝撃的でありました。
 これまでの明るい学園生活はどこへやら。
 一気に命がけのダークワールドに落とされた感じですねー。
 見事に引き込まれる急展開でありました。

 さー、ここからはワクワクのバトル漫画モードですねー。
 トップヒーローのイレイザーヘッドや 13 号がいても、やはりそこは多勢に無勢。
 生徒たちも直接戦わざるを得ない状況になるでしょうしね!
 プロである大人の犯罪者ヴィランたち相手に、はたして子供たちがどこまで太刀打ちできるのか。
 太刀打ちしすぎても緊張感がそがれてしまう危険があるわけですが、そこはそれ、どこまで彼らがやれるのか、楽しみになってまいりました。
 そしてまた、ヴィランの恐ろしさ描写にももちろん期待しちゃいます。



食戟のソーマ

 うむ、これは見事に気持ちのいい決着。
 試合の敗北だけじゃなく、精神的にも完全に折れた美作昴でしたが、童心も思い出したことで更正の兆しも見えてきましたしね。
 料理を辞める宣言まで引き出したことで、これで完全に私は気が済みました。
 あれだけクズ行為をしてきた美作昴でしたが、ここまでケチョンケチョンになれば言う事はありません(笑)。
 いやー、すっきりしました。
 これぞまさにカタルシス。

 しかもそこからのソーマが気持ちいい。
 自らは料理人を辞めることまで賭けた食戟で、伝えたかったのは料理人の生き様。
 どんなに屈辱を味わい、へこんだとしても、明日も絶対店は開けなきゃいけない。
 それが料理人というものだと。
 一度の負けくらいで辞めてられないのが料理人だと。
 逆に言えば、本当に料理人を辞める時というのは、客からも誰からも、見向きもされなくなった時なんでしょうねー。
 誇り高き、大いなる覚悟を背負った料理人のかっこよさを垣間見せられた感じで、なぜだか知らずジーンとしてしまいました。
 いやいや、すがすがしいじゃないですか。

 この美作昴編、最初から最後まで、わたくし文句なし。
 美作昴というこれまでで最高の悪役を迎え、こちらまで一緒になってムカーッとなったり、一喜一憂したり。
 勝負からその決着まで、見事に盛り上げて楽しませてくれました。
 いやー、楽しかったー。



銀魂

 ほんと銀魂はこういうアクションがうまいなー。
 ほぼ説明なしで状況がよくわかる上に、彼らが特に打ち合わせをしたわけでもないのに、勝手に動いた結果しっかり連携が取れちゃっているってのが伝わってくるんですねー。
 気が合わないはずなのに、戦場では無二のチームになれちゃうんだよ的な面白さがビシバシなのです。

 それにしても、百地さんのカラクリ人形、どんどん変形パターンを増やしていっていますが、これはどこまでいっちゃうんだろうか(笑)。



火ノ丸相撲

 おー、潮火ノ丸の横綱相撲は、あくまで真っ向勝負ときましたか!
 変化は横綱相撲じゃないとまで言い切ってくれましたねー。
 たしかに、相撲をスポーツという面で考えれば、変化も立派な戦法の一つ。
 しかし、横綱という存在は、スポーツという枠だけではくくれないものもあるっていうことなのかもしれませんねー。
 最近ちょっと大相撲を見る機会があったのですが、親世代はとある横綱が変化してばっかりなのを文句ぶーぶー言ってましたっけ。
 なにげに、川田先生もそのへんを批判してたりして(笑)。



 といったところで前半はここまで。
 続きは後編にて。



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