ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第757話 “切り札”: 少年、グリグリメガネを拾う

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2014年08月26日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第757話 “切り札”

　週刊少年ジャンプ 2014 年 39 号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意！】

【感想小タイトル】
■切り札
■サボ対藤虎
■再会

■切り札

　まずはルフィサイド。
　バルトロメオがバリアを変形して階段を作成。
　一気にルフィたちを四段目へと送ってくれました。
　バリア能力、なかなか便利ですねー。
　バリア形状だけでなく、どんな形にでもなりそうです。
　ただし欠点がないわけでもなく、一度に出せるバリア面積には限度があるとのこと。
　ま、さすがに万能というわけにもいきませんか。
　それにしたって十分強い能力ですよ。

　そんなわけで、自分の身を挺してまでルフィに尽くそうとするバルトロメオを見たロビン、ちょっとテンションが上がった様子。
　珍しく語りだしましたねー。

「私達の船長には

　…命を賭ける価値がある！！！

　ルフィはいつでも

　勝利の“切り札”！！！」

　いやー、こういうふうにロビンが熱くなるのは珍しい。
　しかしそれだけに、ロビンの言葉は重みが違って聞こえます。

■サボ対藤虎

　一方、サボサイドでは、一般海兵たちは逃げ去り、もはや藤虎との正面からの一騎打ち。
　藤虎の繰り出す重力波が、町を横なぎにすれば、サボは体を炎化して一気に藤虎に迫る。
　藤虎の重力の技もさるものですが、サボは早くも己の新しい能力を自分のものにしつつあるようです。
　この勝負、どうなるんでしょうねー。

　しかもサボは、戦いながら藤虎の隠された真意も探ろうとしている様子。
　盲目という藤虎の言葉に“差別”と返したりしたのも、政府や天竜人がしている差別へのあてこすり、挑発でしょうか。
　藤虎が言う「サイコロ」とはいったい何の例えなのか。
　こちらはこちらで、なかなか IQ の高そうな戦いが繰り広げられそうです。

■再会

　そしてそして、四段目のひまわり畑では、ピンチのレベッカの目の前に、ついにキュロス登場！！
　走馬灯のように思い出される兵隊さんとの日々。
　顔をぐしゃぐしゃに泣き崩れているレベッカの前に、兵隊さんの“面影”とともにどーんと現れる父の姿！！
　これが熱くならずにおられましょうか！！

「もう……

　戦わなくていい」

　なんたる安心感！！
　これぞ、子を守る父親ってヤツですよねーー！

　そして同時に、ついにここで、ローの手枷が解放されました！
　なんでしょう、この安心感（笑）。
　一度はドフラミンゴに敗れてしまったローですが、ルフィとローとが並び立つこのツーショット。
　めっちゃくちゃな安心感がありますわー。
　この二人が力を合わせれば、怖いものなんてありません！
　ここはもう、いっちょフルパワーで、気持ちよーくドフラミンゴをブッ飛ばして欲しいものです！

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

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